TISの2026年3月期の提出会社平均年間給与は8,289千円(約829万円)です。平均年齢は40歳8カ月、平均勤続年数は14年5カ月で、賞与と基準外賃金を含みます。2026年3月期有価証券報告書の訂正報告書にある、合併前のTIS単体の数値です。2026年7月1日にTISとインテックが合併してTISI株式会社となったため、合併後の社員全体の平均や中途入社者の提示額には置き換えられません。
現在の応募先はTISIの募集情報で確認してください。給与比較では、応募職種と入社時の役割に加え、基本給・賞与・時間外手当の内訳もそれぞれ確かめてください。以下の会社・事業の説明では、給与の集計対象とそろえて、主に2026年3月期の旧TISとグループの情報を扱います。
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監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
日髙 大志 | HIDAKA Taishi
筑波大学大学院を卒業後、日本工営(開発コンサルティング会社)に新卒入社。官公庁・建設・不動産・総合商社セクターでの国際開発プロジェクトにコンサルタントとして従事。その後、KPMGコンサルティング株式会社に参画し、DXコンサルタントとして、官公庁・不動産セクターでのDX推進に携わる。
コンサルタントとしてキャリアを歩む中で、優秀な人材がポテンシャルを最大限発揮して活躍することが企業の成長へ直結することを実感し、ヘッドハンターとしてリメディに参画。コンサルティングファーム、M&A、不動産・建設業界を中心にハイキャリア層の採用・転職支援を実施。
本記事のポイント
- TISの平均年収はいくらですか?
TISの2026年3月期の平均年収は約829万円です。合併前の提出会社単体の平均年間給与8,289千円を万円単位に丸めた値で、平均年齢40歳8カ月、平均勤続年数14年5カ月も、同じ母集団に基づく数値です。
- TISの平均年収は上がっていますか?
同報告書では平均年間給与の対前事業年度増減率は2.75%です。ただし、会社の平均の増加が各社員の同率昇給を意味するわけではありません。合併後のTISIでの提示条件は、応募する職種の募集要項とオファーを確認してください。
- TISの役職別年収はどう見ればよいですか?
今回確認した有報には、メンバー、リーダー、PM、管理職ごとの平均給与は掲載されていません。役職名だけで給与を判断せず、職務内容、任される人数、顧客との調整や予算に対する責任、募集要項の給与条件を確認してください。
- TISの年収はSIer業界で高いですか?
約829万円を他社と比較する際は、決算期と提出会社単体の対象をそろえる必要があります。合併後のTISI、連結グループ、応募職種の給与を一つの平均として比べないでください。
- TISの年収が安定しやすい理由は何ですか?
旧TISの有報には金融IT、産業IT、オファリングサービスなどの事業と、専門性を持つ人材の確保・育成への取り組みが記載されています。ただし、その事業構成だけから給与が安定する原因を確定することはできません。応募先で給与がどう決まるかは、募集要項と評価・賞与の条件を確認する必要があります。
TISの年収を見るときは、旧TIS単体の平均年収約829万円と、現在の応募職務を分けて確認してください。2026年3月期のグループは、金融IT、産業IT、BPM、オファリングサービスなどを報告セグメントとしていました。自分の経験がどの領域に近いかを整理する手掛かりになります。
会社を比較する際は、平均給与の対象法人と年度をそろえたうえで、自分が応募する仕事を比べてください。金融・決済の仕事を希望するなら、安定稼働に対して何を任されるかを募集要項で確認することが判断材料になります。
TISとはどのような会社で、現在はどう変わっていますか?
2026年3月期の旧TISは、TISインテックグループの中核会社として、金融、産業、決済などのITサービスを提供していました。現在はインテックとの合併後のTISI株式会社が中核会社です。TISIの現会社概要は、単体従業員数を2026年3月31日時点のTISとインテックの合算値として表示しています。下表の6,066人は給与と同じ旧TIS単体であり、両社の合算人数ではありません。
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の従業員数は6,066名、平均年齢は40歳8カ月、平均勤続年数は14年5カ月、平均年間給与は8,289千円です。平均年収には賞与と基準外賃金が含まれるため、残業や賞与評価の影響も受けます。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給与の集計対象 | 合併前のTIS株式会社(2026年3月期・提出会社単体) |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
| 証券コード | 3626 |
| 主な事業 | オファリングサービス、BPM、金融IT、産業IT、広域ITソリューションなど |
| 提出会社従業員数 | 6,066名 |
| 平均年収 | 829万円 |
| 平均年齢 | 40歳8カ月 |
| 平均勤続年数 | 14年5カ月 |
旧TISの有報は金融ITを事業領域の一つとして説明しています。金融・決済案件を希望するなら、カード、銀行、保険など、これまで担当した顧客業務と案件の責任範囲を募集内容と照らし合わせてください。止められない業務を長く支える経験を、会社共通の昇給条件とみなすことはできません。
TISの5つの事業領域
2026年3月期のグループの報告セグメントは、オファリングサービス、BPM、金融IT、産業IT、広域ITソリューションの5つです。これは旧TIS単体の5部門や、合併後のTISIの募集職種一覧ではありません。以下の仕事内容から関心のある領域を選び、現在の募集内容と比較してください。
1. オファリングサービス
2026年3月期の有報によると、グループに蓄積した事例を基に自社投資でサービスを構築し、知識集約型ITサービスを提供する領域です。応募準備では、サービスの企画・導入・改善のどこを担当してきたかを整理し、現在の募集職務と比べてください。
2. 金融IT
金融ITは、金融業界の専門的な業務知識を基に、顧客と事業・IT戦略を検討・推進する領域です。銀行、カード、保険などに関わった経験がある場合は、品質管理、セキュリティ、監査対応、障害時の説明のうち、自分が担った範囲を募集職務と比較してください。
3. 産業IT
産業ITは、金融以外の産業分野の専門的な業務知識を基に、事業・IT戦略の検討と推進を支援する領域です。製造、流通、サービスなどの業務に関わった経験があれば、現場の課題を要件やシステムにどう反映したかを説明する準備をしてください。
4. BPM
BPMは、IT技術、業務ノウハウ、人材などを用いて、ビジネスプロセスの高度化・効率化・アウトソーシングを提供する領域です。業務の設計や改善に関わった経験があるなら、顧客部門と何を調整し、どの業務を変えたかを整理してください。
5. 広域ITソリューション
広域ITソリューションは、地域や顧客サイトを含めてITの専門サービスを広範に提供し、蓄積したノウハウを展開する領域です。2026年3月期の有報にはインテックが主な連結子会社として載っていますが、現在はTISと合併しています。応募先を確認する際は、過年度の法人構成と混同しないでください。
| 領域 | 主な論点 | 転職で見せたい経験 |
|---|---|---|
| オファリングサービス | 決済、クラウド、データ、セキュリティ | サービス企画、導入支援、継続改善 |
| 金融IT | 銀行、カード、保険、決済基盤 | 品質管理、障害対応、監査・セキュリティ意識 |
| 産業IT | 製造、流通、サービス、業務システム | 業務要件整理、基幹システム改善、顧客折衝 |
| BPM | 業務プロセス、運用、標準化 | 運用改善、KPI管理、業務設計 |
| 広域ITソリューション | 地域顧客、基盤、データセンター | インフラ運用、ネットワーク、安定稼働 |
TISの4つの特徴
1. 金融・決済に強い
TISの特徴は、金融・決済領域の実績です。決済や金融は止められないシステムであり、品質や安定稼働への要求が高い領域です。そのため、品質責任を持ってプロジェクトを進めた経験について、過去の案件で自分が担った責任を説明してください。
2. 合併前後のグループ構成と事業領域を確認する
2026年3月期のグループにはTISとインテックがそれぞれ含まれていました。現在は両社が合併しているため、過年度のグループ構成を現在の別法人一覧として読むことはできません。地域顧客、金融、産業、BPO、データセンターなど、自分が担当したい分野と現在の配属先を具体的に確認してください。
3. 安定稼働と改善提案の両方が求められる
旧TISの有報は、ITサービスの提供に加え、顧客との共創やモダナイゼーションを事業方針として示しています。開発後の運用や改善に関心がある場合は、品質改善や運用の役割が応募職務に含まれるかを確認してください。それだけで個人の給与が上がると判断することはできません。
4. 職務の幅が広く、求人ごとの差が大きい
アプリケーション、インフラ、クラウド、セキュリティ、PM、業務コンサル、BPMなど、自分が経験した仕事と募集職務を比較してください。これらを一律の現行求人一覧とはせず、募集要項にある顧客・責任範囲・給与条件を個別に確かめます。
TISの直近業績と年収推移
合併前の旧TISの平均年間給与8,289千円は、賞与・基準外賃金を含む提出会社単体の実績です。約829万円という平均は、現在の募集給与の最低額や上限額ではありません。同業他社との順位や、特定業務に就けば得られる額へ読み替えないでください。
| 決算期 | 提出会社従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | 6,066名 | 40歳8カ月 | 14年5カ月 | 8,289千円 |
平均年収は会社全体の目安として見る
平均年収829万円は、TIS全体の給与水準を知るには有用です。ただし、中途採用で提示される年収は平均値と同じではありません。入社時等級、職種、賞与評価、残業前提で変わります。
役職別年収は責任範囲で見る
確認した有報に役職別の給与表はありません。下表は、役割を比較するための編集部の応募準備例です。実在する募集職種・等級や会社の給与表を示すものではなく、金額の推定もしていません。オファー面談では、提示された職務と責任が自分の経験に合うかを具体的に確かめてください。
| 役職・役割 | 給与の確認先 | 経験を説明する例 | 確認したいポイント |
|---|---|---|---|
| メンバー | 募集要項・提示条件を確認 | 設計・開発・テスト・運用改善を自走できる | 担当工程、顧客接点、リリース対応 |
| サブリーダー | 募集要項・提示条件を確認 | 小規模チーム管理、品質管理、顧客調整 | 任される人数、レビュー責任、障害対応範囲 |
| プロジェクトリーダー | 募集要項・提示条件を確認 | 金融・決済案件の進行、納期・品質・コスト管理 | 顧客折衝、協力会社管理、評価指標 |
| プロジェクトマネージャー | 募集要項・提示条件を確認 | 大規模案件の全体管理、リスク管理、追加提案 | 案件規模、売上責任、管理職登用 |
| 管理職・専門職上位 | 募集要項・提示条件を確認 | 重要顧客の責任者、組織運営、技術・業務の専門性 | 職群、賞与変動、異動可能性 |
年代別年収は昇格と配属領域で差が出る
旧TISの2026年3月期の平均年齢は40歳8カ月です。これは平均給与と同じ母集団ですが、年齢ごとの給与額や、同年齢なら約829万円を受け取ることを示してはいません。20代・30代の転職では、年齢よりも担当した工程、案件規模、顧客との調整範囲を募集職務と比較することが応募準備になります。
| 年代 | 給与の確認先 | 経験を振り返る観点 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 応募職種の提示条件 | 開発・運用改善を自走し、品質意識を示せる | 平均年収をそのまま期待しすぎない |
| 30代前半 | 応募職種の提示条件 | PL経験、顧客折衝、障害対応、レビュー責任を持つ | 配属領域により新規開発と運用の比率が変わる |
| 30代後半 | 応募職種の提示条件 | PM、金融・決済案件、品質管理、協力会社管理を担う | 管理職候補か専門職かで伸び方が変わる |
| 40代以上 | 応募職種の提示条件 | 重要顧客の責任者、組織運営、専門領域の牽引 | 役割期待とオファー額の根拠を確認する |
同業比較では金融・決済型SIerとして見る
| 企業名 | 給与資料 | 比較時の確認 | 比較の見方 |
|---|---|---|---|
| オービック | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 応募職務の担当顧客と工程を確認 |
| 大塚商会 | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 営業・導入・開発など応募職務を確認 |
| 富士通 | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 提出会社の給与と応募職務を区別 |
| 日立製作所 | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 配属先の法人・事業・職務を確認 |
| 日鉄ソリューションズ | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 応募職務の顧客業界と責任範囲を確認 |
| TIS | 8,289千円(2026年3月期・旧TIS単体) | 合併前の給与母集団 | 金融・決済に関わる職務を比較 |
| SCSK | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 開発と運用の担当範囲を確認 |
| DTS | 同年度の提出会社の資料を確認 | 連結人数や求人給与と混ぜない | 顧客業界と新規開発・運用の比率を確認 |
上表の会社名は比較先の例です。平均給与だけでなく、担当する顧客、開発・運用の工程、品質管理の責任まで募集要項で比べてください。提出会社の平均給与と、別のグループ会社の求人給与を同じ数字として扱わないことも必要です。
TISと近いSIerの違い
SCSK、日鉄ソリューションズ、DTS、NTTデータグループなども比較先の例になります。希望するのが金融・決済に関わる仕事なら、会社の平均給与とは別に、担当システム、顧客との接点、運用改善の裁量を確認してください。会社名だけから、自分の提示額や任される責任を決めることはできません。
会社の事業構成が違っても、それだけで個人の昇給や希望年収の実現は決まりません。給与を比較する際には、基本給、変動する賞与、時間外手当と、職務上の責任を分けて確認してください。金融システムの経験を給与の共通評価基準として扱うことはできません。
| 比較軸 | TISでの見方 | 他社と比べるときの注意点 |
|---|---|---|
| 収益構造 | 金融・決済・産業ITを横断するSI/サービス | 給与の集計対象法人と応募職務を分けて比べる |
| 職務責任 | 安定稼働、品質管理、障害対応、顧客説明 | 品質管理や顧客説明が応募職務に含まれるかを聞く |
| 経験価値 | 金融・決済の業務知識、PM、運用改善の経験を整理 | 担当領域が汎用的か、特定顧客に閉じるかを確認する |
| 働き方 | 案件によりリリース・障害対応の負荷が変わる | 平均残業や制度だけでは判断しない |
案件ごとに報酬と責任を確認する
応募案件を比較するときは、所属企業名だけでなく、どの顧客・工程に関わり、どこまで責任を持つのかを確認してください。金融・決済の基幹システム、大規模PM、クラウド、保守運用のいずれでも、会社の平均給与から個別の提示額を推定することはできません。下表は報酬の高低を予測する表ではなく、編集部による職務確認の例です。
運用や限定された開発を希望する場合も、具体的にどこまで担当するかを確認してください。担当工程、顧客との接点、障害対応の責任範囲、改善提案の裁量を質問すれば、自分が伸ばしたい経験と求人内容を比べることができます。
| 案件タイプ | 担当する責任 | 職務を確認する観点 | 応募前に聞くこと |
|---|---|---|---|
| 金融・決済の基幹システム | 安定稼働と顧客への説明 | 品質管理・運用上の役割を確認 | 担当する工程、障害時の役割、顧客折衝範囲 |
| 大規模PM・PMO | チーム・予算・進行の管理 | 人員、納期、品質、コストの決定範囲 | 案件規模、協力会社管理、売上責任 |
| クラウド・セキュリティ | 設計・運用・改善の範囲 | 信頼性向上に関わる業務を確認 | 設計だけか、運用改善まで持てるか |
| 保守運用のみ | 運用作業と改善提案 | 改善や顧客折衝を担当するか確認 | 運用作業だけか、改善・自動化まで任されるか |
| 担当範囲が限定された開発 | 開発工程と判断範囲 | 顧客との接点と責任の範囲を確認 | 要件定義、設計、レビューに広げられるか |
TISの労働環境・福利厚生
働き方は、現在応募するTISIの部署・職務について確認してください。金融・決済案件に応募する場合は、リリース時の勤務、障害対応の担当、業務の引き継ぎにどこまで関わるかを質問します。過年度の会社平均だけでは、応募先の勤務条件は分かりません。
| 確認項目 | 見たい内容 | 転職時の読み方 |
|---|---|---|
| 残業時間 | 配属先の通常時と繁忙期の時間 | 平均値だけでなく繁忙期を聞く |
| リモート勤務 | 出社・在宅の頻度と利用条件 | プロジェクト単位で確認する |
| 夜間・休日対応 | 夜間・休日の対応が職務に含まれるか | 頻度、当番制、代休運用を聞く |
| 育成・研修 | 入社後に利用できる研修と受講条件 | 入社後に伸ばす専門性と合うか見る |
| 評価制度 | 配属職務の評価項目と給与・賞与への反映 | 年収を上げる条件を面接で確認する |
働き方データは会社全体の平均であり、配属先の実態とは異なる場合があります。オファー面談では、担当顧客、障害対応の範囲、リリース頻度、在宅勤務の条件を具体的に聞いてください。
TISの採用情報
旧TISの職務を検討する際には、アプリケーション、インフラ、クラウド、セキュリティ、PM、業務コンサル、BPM、データ活用などの経験を整理する切り口があります。下表は募集職種一覧ではなく、編集部の応募準備例です。現在のTISIの求人票で、担当顧客と職務の責任、必要な経験、給与条件を個別に確認してください。
中途採用で見られやすい職種
| 職種 | 給与の確認先 | 経験を整理する例 | 職務の確認事項 |
|---|---|---|---|
| アプリケーションエンジニア | 個別の募集要項・提示条件 | 要件定義、設計、開発、テスト、運用改善 | 金融・決済・産業のどの顧客を担当するか |
| プロジェクトリーダー | 個別の募集要項・提示条件 | チーム管理、顧客折衝、品質管理、進捗管理 | 任される人数、障害対応範囲、レビュー責任 |
| インフラ・クラウドエンジニア | 個別の募集要項・提示条件 | クラウド、ネットワーク、セキュリティ、運用設計 | 顧客先常駐、夜間対応、運用保守の範囲 |
| PM・PMO | 個別の募集要項・提示条件 | 大型案件の進行管理、リスク管理、ベンダー管理 | 品質責任、売上責任、顧客折衝の裁量 |
| 業務コンサル・BPM | 個別の募集要項・提示条件 | 業務整理、プロセス改善、定着支援、KPI管理 | 提案から運用改善まで関われるか |
求める人物像
応募準備では、技術名だけでなく、顧客の業務、品質、安定稼働、改善提案にどう関わったかを書き出してください。誰のどの業務をどう改善したかが、応募する職務の説明に合っているかを確認できます。これは編集部の準備案であり、TISIが公表した共通の採用評価基準ではありません。
TISの採用動向
旧TISの有報の人材戦略は、コンサルタント、高度営業人材、ITアーキテクトの育成・獲得に言及しています。これは募集人数や個別求人の必須条件ではありません。金融・決済、クラウド、データ、セキュリティ、BPMなど自分が担当した領域を整理し、現在募集されている仕事との接点を探してください。
採用で伸びやすい領域
旧TISの事業・人材戦略を手掛かりに応募先を探す場合、キャッシュレス決済、金融システム、クラウド、データ、セキュリティ、BPO/BPMなどの経験を整理できます。選考で何が重視されるかは求人により異なります。品質、運用、顧客折衝、改善提案のうち、自分が責任を持った範囲を具体的な案件に沿って示してください。
採用で注意したい領域
応募先を選ぶときは、年収だけでなく担当する仕事を確認してください。金融IT、産業IT、オファリングサービス、BPMなど、どの領域の経験を活かしたいのかを整理したうえで、現在の求人にある担当顧客、プロジェクトの工程、運用責任、評価条件を質問すると、希望との違いを具体的に確かめられます。
TISに向きやすい人・慎重に見たい人
TISに向きやすいのは、重要システムの品質や安定稼働に責任を持ちたい人です。逆に、短期間で新規プロダクトだけを作りたい人や、職務より年収額だけを優先したい人は、求人ごとの中身を慎重に見た方がよいです。
| タイプ | TISとの相性 | 応募前の見方 |
|---|---|---|
| 金融・決済の品質管理を伸ばしたい人 | 相性がよい | 担当するシステムの重要度と運用責任を確認する |
| PM・PLへ進みたいエンジニア | 相性がよい | 任される人数、顧客折衝、協力会社管理を見る |
| 業務改善やBPMに関わりたい人 | 求人次第で相性がよい | 業務設計から運用改善まで関われるかを見る |
| 新規Webサービス開発だけをしたい人 | 慎重に見る | SI案件中心かサービス企画寄りかを確認する |
| 短期で最大年収を狙いたい人 | 慎重に見る | 外資IT、ITコンサル、高収益プロダクト企業とも比較する |
TISへの転職を相談する前に整理したいこと
TISへの転職では、平均年収を知るだけでは準備が足りません。自分の経験が、金融IT、決済、産業IT、BPM、クラウド、セキュリティのどれに近いのかを整理してください。
リメディにSIerへの転職を相談する際は、求人選定、職務経歴書、面接準備、提示条件の確認のうち、どの支援が必要かを伝えてください。旧TISでの業務を希望する場合も、現在の募集先と職務を確認することが先です。担当技術と職務責任の両方を整理して相談すると、希望する仕事との違いを確かめやすくなります。
今すぐ応募する段階でなくても、現職経験がTISのどの職種に届くかを確認しておくと、求人を選ぶ基準が明確になります。平均年収と自分の市場価値の距離を見たい人は、応募前に経験を棚卸ししておくとよいです。
オファー面談で確認したい年収論点
TISの平均年収829万円は、提出会社全体の平均です。転職時に大事なのは、自分のオファー額がどの等級・職務責任・賞与前提で決まっているかです。年収額だけでなく、入社後に任される役割まで確認してください。
| 確認項目 | 聞くべき理由 | 確認の仕方 |
|---|---|---|
| 入社時等級 | 提示された役割と給与条件の対応を確かめる | 同等級で期待される成果、次等級への条件を聞く |
| 賞与評価 | 平均年収と個人年収の差が出やすい | 評価指標、業績連動、個人評価の比率を確認する |
| 配属領域 | 希望する仕事と実際の担当領域を比べる | 金融IT、産業IT、BPMなど担当領域を聞く |
| 障害・リリース対応 | 実質的な働き方に影響する | 頻度、当番制、代休、チーム体制を確認する |
| 昇格機会 | 入社後の年収上昇余地を判断できる | 中途入社者の昇格事例、PM登用、専門職ルートを聞く |
TISの面接のポイント
面接準備では、転職理由、志望理由、活かせる経験、入社後に担当したい仕事を一貫して説明できるようにします。金融・決済や重要システムに関心があるなら、自分の経験との接点を過去の案件で示してください。以下は編集部が勧める準備観点で、TISIの実際の質問や公式の採点基準ではありません。
中途面接で見られる3つの観点
1. 安定稼働に責任を持てるか
安定稼働に関わった経験がある場合は、障害削減、テスト設計、リリース判定、監視改善のうち、自分が担当したことを説明する準備をしてください。応募職務の品質・運用責任と対応する経験があるかを確かめる材料になります。面接で必ず確認される項目という意味ではありません。
2. 顧客業務を理解しているか
金融、決済、産業、BPMでは、同じシステム開発でも業務課題が違います。面接では、顧客の業務をどう理解し、要件や改善提案にどう反映したかを語れると、応募職務との接点を具体的に説明する材料になります。
3. 品質と納期を両立できるか
品質、納期、コスト、関係者調整をどう両立させたかは、プロジェクト経験を説明する観点になります。開発だけでなく、テスト、運用移行、障害対応、顧客説明の中で、自分の役割と他の担当者の役割を分けて話してください。会社の採用評価を推測するのではなく、募集職務と比較できる説明にします。
| 面接質問 | 答えるときの軸 | 避けたい答え方 |
|---|---|---|
| なぜTISなのか | 金融・決済、重要システム、品質責任に自分の経験が合うと説明する | 大手だから、安定していそうだからだけで終える |
| どの経験を活かせるか | 顧客、課題、制約、行動、成果をセットで話す | 技術名や担当工程だけを並べる |
| 入社後に何をしたいか | 担当領域でどう価値を出すかを具体化する | 成長したい、学びたいだけで終える |
| 希望年収の根拠は何か | 職務責任、経験の再現性、現年収、他社選考状況を整理する | 平均年収が829万円だからとだけ答える |
TISの社員のキャリアパス
以下は、ITサービスの経験を整理するためのキャリアの例です。旧TISの有報には、コンサルタント、高度営業人材、ITアーキテクトの育成・獲得への取り組みが記載されています。現在のTISIでどの職務へ進めるか、異動や昇格にどの条件があるかは、募集先に確認してください。
社内で伸ばせるキャリア
1. プロジェクトマネージャー
複数メンバーや外部パートナーを動かし、品質・納期・コストを管理する道です。金融・決済領域では、安定稼働への責任が重く、担当した案件の責任範囲を具体的に説明できます。
2. 金融・決済領域の専門職
カード、決済、銀行、保険などの業務知識を深める道です。技術だけでなく、規制、監査、セキュリティ、業務フローまで理解できると、応募職務との接点を説明する材料になります。
3. クラウド・セキュリティの専門職
クラウド、ネットワーク、セキュリティ、運用自動化の経験を整理する方向です。重要システムの安定稼働に関わった場合は、設計、運用、改善のどこを自分が担ったかを具体的に説明してください。応募先の職務や必要な経験と比較する材料になります。
社外へ広げるキャリア
1. 大手SIer・ITコンサル
TISで金融・決済やPM経験を積むと、NTTデータグループ、NRI、電通総研、日鉄ソリューションズなどを比較先の例として、募集職務と必要な経験を検討できます。
2. 事業会社のIT部門
金融機関、決済事業者、流通、製造などのIT部門に関心がある場合は、募集職務で求められる業務知識と、自分の経験を比較してください。重要システムの安定稼働、社内の意思決定、予算管理のうち、実際に担った仕事を分けて説明することが準備になります。
3. クラウド・セキュリティ専門企業
インフラ、セキュリティ、運用自動化の経験がある人は、クラウドインテグレーターやセキュリティ企業にも展開できます。TISでの重要システム経験は、信頼性が求められる領域に応募する際の説明材料になります。
4. プロダクト企業の導入支援・カスタマーサクセス
顧客業務を理解し、導入後の定着や追加改善まで担った経験は、SaaSや業務プロダクト企業でも活かせます。単なる開発経験ではなく、顧客課題を機能や運用に翻訳した経験として見せることが要点です。
TISで自分の経験が噛み合う領域を探す
TISを検討するときは、平均年収829万円だけで判断しないでください。自分の経験が、金融・決済、産業IT、BPM、クラウド、セキュリティのどの領域に近いのか、開発・運用・改善提案のどこで価値を出せるのかを整理することが先です。
職務経歴書では、品質管理、安定稼働、顧客折衝、金融・決済領域での再現性を、成果の背景、関係者、制約、改善結果まで分けて書くと、TISで任される仕事内容との近さを確認できます。
| 確認軸 | TISで見る内容 | 応募準備での使い方 |
|---|---|---|
| 職務の近さ | 金融・決済、産業IT、BPM、オファリングサービス | 求人票の技術名だけでなく、顧客・業務・成果責任を見る |
| 経験の見せ方 | 品質管理、安定稼働、障害対応、顧客折衝、改善提案 | 成果を数字と再現性で説明する |
| 条件確認 | 担当業界、障害対応、リリース頻度、評価指標、等級 | 平均年収と個別提示額の差を詰める |
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