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【2026年5月更新】TISの年収は高い?平均年収と転職で見るべきポイント

監修者

リメディ株式会社 ディレクター

馬越 雄司 | MAGOSHI Yuji

神戸大学を卒業後、阪急阪神ホールディングスに新卒入社。経理事業部に配属となり、グループ企業5社を担当。担当企業の決算業務や税務、IFRS改正対応業務に従事。
その後リクルートに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代まで様々な業界・職種の方のキャリア支援に従事。結果として、新人賞をはじめ、顧客価値貢献・チーム貢献に関する複数の賞を受賞。
現在はディレクターとして、M&A業界、戦略・総合コンサルティングファーム、メガベンチャー企業に特化した転職サポートを行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。

目次

本記事のポイント

TISの平均年収はいくらですか?

TISの2025年3月期の平均年収は807万円です。提出会社単体の平均年間給与8,067千円を万円単位に丸めています。平均年齢は40歳7カ月、平均勤続年数は14年6カ月です。

TISの平均年収は上がっていますか?

2025年3月期の平均年間給与は8,067千円で、SIer大手の中では中位からやや上位の水準です。ただし、平均年収は会社全体の数字であり、転職時の提示額は職種、等級、配属領域、賞与評価で変わります。

TISの役職別年収はどう見ればよいですか?

公式には役職別年収は開示されていません。弊社独自調べでは、メンバー、リーダー、PM、管理職で責任範囲が広がるほど年収レンジも上がります。特に金融・決済領域の品質責任や顧客折衝は評価材料になります。

TISの年収はSIer業界で高いですか?

大手SIerの中では中位水準です。オービック、大塚商会、富士通、日立製作所、日鉄ソリューションズより平均年収は低い一方、SCSKやDTSより高く、金融・決済に強い総合SIerとして比較されます。

TISの年収が安定しやすい理由は何ですか?

決済、金融、産業ITなど、止めにくいシステムを長期で支える案件が多いことが背景です。単なる開発力だけでなく、安定稼働、品質管理、顧客調整、運用改善まで担える人ほど評価されやすくなります。

TISの年収を見るときは、平均年収807万円という数字だけで判断しないでください。TISはTISインテックグループの中核企業で、決済、金融、産業IT、BPM、オファリングサービスなどを横断して企業の業務基盤を支えています。

同じSIerでも、プロダクト直販型、商社系、メーカー本体、社会インフラ型では年収の出方が違います。TISは派手な最高年収だけで見る会社ではなく、金融・決済の安定稼働を支える職務責任とセットで読む会社です。

TISの企業情報

TISは、TISインテックグループの中核SIerです。クレジットカード、決済、金融機関、製造、流通、公共、ヘルスケアなど幅広い顧客に対して、システム開発、運用、BPO、データセンター、クラウド、セキュリティなどを提供しています。

2025年3月期の有価証券報告書では、提出会社の従業員数は5,970名、平均年齢は40歳7カ月、平均勤続年数は14年6カ月、平均年間給与は8,067千円です。平均年収には賞与と基準外賃金が含まれるため、残業や賞与評価の影響も受けます。

会社概要

項目内容
会社名TIS株式会社
上場市場東京証券取引所プライム市場
証券コード3626
主な事業オファリングサービス、BPM、金融IT、産業IT、広域ITソリューションなど
提出会社従業員数5,970名
平均年収807万円
平均年齢40歳7カ月
平均勤続年数14年6カ月
出所:TIS株式会社 2025年3月期有価証券報告書

TISはSIerの中でも、金融・決済に強い会社として見られやすい企業です。特にカード決済、銀行、保険、産業向け基幹システムなど、止められない業務を長く支える経験が年収評価に結びつきやすい点を押さえてください。

TISの5つの事業領域

TISの事業は、単一の開発受託ではありません。グループ全体では、オファリングサービス、BPM、金融IT、産業IT、広域ITソリューションに分かれ、顧客の業務基盤を支えています。転職で見るべきなのは、どの領域が自分の経験に近いかです。

1. オファリングサービス

オファリングサービスは、決済、クラウド、データ活用、セキュリティなど、TISが持つサービスを顧客に提供する領域です。単発開発ではなく、サービスとして継続的に価値を出す力が問われます。

2. 金融IT

金融ITは、銀行、カード、保険などのシステムを支える領域です。品質、可用性、セキュリティ、監査対応、障害時の説明責任が重く、TISの中でも経験価値が伝わりやすい領域です。

3. 産業IT

産業ITは、製造、流通、サービス、ヘルスケアなどの顧客に向けた業務システムが中心です。現場業務を理解し、基幹システムやデータ活用へ落とし込む経験が評価されます。

4. BPM

BPMは、業務プロセスの設計、運用、改善を扱う領域です。システムだけでなく、業務そのものの効率化や標準化に関わるため、顧客部門との調整力が重要になります。

5. 広域ITソリューション

広域ITソリューションは、インテックなどグループ会社を含む地域・基盤系のサービスとつながります。TIS単体だけでなく、グループ全体の顧客基盤やデータセンター運用も視野に入れると、事業の広がりが見えます。

領域主な論点転職で見せたい経験
オファリングサービス決済、クラウド、データ、セキュリティサービス企画、導入支援、継続改善
金融IT銀行、カード、保険、決済基盤品質管理、障害対応、監査・セキュリティ意識
産業IT製造、流通、サービス、業務システム業務要件整理、基幹システム改善、顧客折衝
BPM業務プロセス、運用、標準化運用改善、KPI管理、業務設計
広域ITソリューション地域顧客、基盤、データセンターインフラ運用、ネットワーク、安定稼働
出所:TIS有価証券報告書・公式情報をもとに編集部作成

TISの4つの特徴

1. 金融・決済に強い

TISの特徴は、金融・決済領域の実績です。決済や金融は止められないシステムであり、品質や安定稼働への要求が高い領域です。そのため、品質責任を持ってプロジェクトを進めた経験は、TIS向けに強い材料になります。

2. グループ全体で顧客基盤が広い

TISは単体だけでなく、インテックなどを含むTISインテックグループとして事業を展開しています。地域顧客、金融、産業、BPO、データセンターなど、複数の入口を持つため、配属によって経験の伸び方が変わります。

3. 安定稼働と改善提案の両方が求められる

TISでは、作って終わりではなく、運用後の安定稼働や改善提案まで関わる仕事が多くなります。年収を上げたい人は、開発スキルだけでなく、障害削減、品質改善、顧客部門との合意形成まで語れるようにしてください。

4. 職務の幅が広く、求人ごとの差が大きい

TISの求人は、アプリケーション開発、インフラ、クラウド、セキュリティ、PM、業務コンサル、BPMなど幅があります。平均年収だけで選ぶと、実際の職務が想定とずれるため、求人ごとの顧客・責任範囲・評価軸を確認する必要があります。

TISの直近業績と年収推移

TISの平均年間給与は、2025年3月期に8,067千円となっています。平均年収807万円は、大手SIerの中で突出した最上位ではないものの、金融・決済領域の職務責任を考えると、安定した報酬水準といえます。

決算期提出会社従業員数平均年齢平均勤続年数平均年間給与
2025年3月期5,970名40歳7カ月14年6カ月8,067千円
出所:TIS株式会社 2025年3月期有価証券報告書

平均年収は会社全体の目安として見る

平均年収807万円は、TIS全体の給与水準を知るには有用です。ただし、中途採用で提示される年収は平均値と同じではありません。入社時等級、職種、担当顧客、賞与評価、残業前提で変わります。

役職別年収は責任範囲で見る

TISは役職別の平均年収を公式には開示していません。下表は平均年収807万円、SIerの職務等級、公開求人の責任範囲をもとにした弊社独自調べの目安です。実際の金額は求人と評価で変わるため、オファー面談では役割期待を確認してください。

役職・役割想定年収評価されやすい経験確認したいポイント
メンバー500万〜700万円設計・開発・テスト・運用改善を自走できる担当工程、顧客接点、リリース対応
サブリーダー650万〜850万円小規模チーム管理、品質管理、顧客調整任される人数、レビュー責任、障害対応範囲
プロジェクトリーダー750万〜950万円金融・決済案件の進行、納期・品質・コスト管理顧客折衝、協力会社管理、評価指標
プロジェクトマネージャー900万〜1,150万円大規模案件の全体管理、リスク管理、追加提案案件規模、売上責任、管理職登用
管理職・専門職上位1,000万円以上重要顧客の責任者、組織運営、技術・業務の専門性職群、賞与変動、異動可能性
出所:公開求人・SIer職務等級・平均年収をもとにした弊社独自調べ

年代別年収は昇格と配属領域で差が出る

TISの平均年齢は40歳7カ月です。20代や30代前半で転職する場合、平均年収807万円に届くかどうかは、前職での責任範囲とTISで任される役割によって変わります。特に金融・決済の品質責任を担える人は、年収レンジを上げやすくなります。

年代想定年収年収が伸びる条件注意点
20代450万〜650万円開発・運用改善を自走し、品質意識を示せる平均年収をそのまま期待しすぎない
30代前半600万〜800万円PL経験、顧客折衝、障害対応、レビュー責任を持つ配属領域により新規開発と運用の比率が変わる
30代後半750万〜950万円PM、金融・決済案件、品質管理、協力会社管理を担う管理職候補か専門職かで伸び方が変わる
40代以上850万〜1,100万円以上重要顧客の責任者、組織運営、専門領域の牽引役割期待とオファー額の根拠を確認する
出所:平均年収・公開求人・SIer転職市場をもとにした弊社独自調べ

同業比較では金融・決済型SIerとして見る

企業名平均年収平均年齢比較の見方
オービック1,103万円35歳11カ月プロダクト・直販型で高収益
大塚商会1,028万円42歳0カ月中堅・中小企業向けの広い顧客網
富士通965万円43歳7カ月メーカー本体の全社平均
日立製作所936万円42歳11カ月社会インフラとデジタルの複合事業
日鉄ソリューションズ906万円39歳11カ月製造・金融向け高難度SI
TIS807万円40歳7カ月金融・決済に強い総合SIer
SCSK788万円42歳11カ月長期顧客と運用改善に強いSIer
DTS644万円39歳7カ月金融・公共向けの継続案件
出所:各社の直近有価証券報告書

同業比較で大事なのは、TISがランキングの何位かだけではありません。オービックや大塚商会は収益構造が違い、富士通や日立製作所はメーカー本体を含みます。TISは、金融・決済の品質責任を担うSIerとして、職務内容まで見て比較する必要があります。

TISと近いSIerの違い

TISと比較されやすいのは、SCSK、日鉄ソリューションズ、DTS、NTTデータグループなどです。ただし、平均年収だけで横並びにすると、各社の強みを読み違えます。TISは金融・決済の安定稼働と業務改善、SCSKは商社系の長期顧客と運用改善、日鉄ソリューションズは製造・金融向けの高難度SI、DTSは金融・公共向けの継続案件という見方ができます。

この違いは、転職後の年収の伸び方にも影響します。たとえばTISで年収を上げるには、決済基盤や金融システムの品質責任を持つことが重要です。一方で、プロダクト直販型の企業では販売力や自社製品の収益性、メーカー本体では全社横断の事業規模が平均年収に反映されます。

比較軸TISでの見方他社と比べるときの注意点
収益構造金融・決済・産業ITを横断するSI/サービスプロダクト直販型の高収益企業とは年収の出方が違う
職務責任安定稼働、品質管理、障害対応、顧客説明開発スピードだけでなく信頼性への責任を見られる
経験価値金融・決済の業務知識、PM、運用改善が残りやすい担当領域が汎用的か、特定顧客に閉じるかを確認する
働き方案件によりリリース・障害対応の負荷が変わる平均残業や制度だけでは判断しない
出所:各社の事業特性とSIer転職の比較観点をもとに編集部作成

TISで年収が伸びやすい案件・伸びにくい案件

TISで年収を伸ばすには、所属企業名だけでなく、どの案件でどの責任を持つかが重要です。重要顧客の業務に近く、品質・納期・コストの責任を持つ案件ほど、次の等級やPM登用につながりやすくなります。

逆に、担当範囲が狭く、顧客接点が少なく、運用作業だけに閉じる案件では、同じTISでも市場価値の伸びが遅くなることがあります。応募前には、担当工程、顧客との距離、障害対応の責任範囲、改善提案の裁量を確認してください。

案件タイプ年収の伸び方理由応募前に聞くこと
金融・決済の基幹システム伸びやすい品質責任と顧客説明の重さが評価されやすい担当する工程、障害時の役割、顧客折衝範囲
大規模PM・PMO伸びやすい人員、納期、品質、コストをまとめる責任が大きい案件規模、協力会社管理、売上責任
クラウド・セキュリティ求人次第で伸びやすい重要システムの信頼性向上に直結する設計だけか、運用改善まで持てるか
保守運用のみ役割次第改善提案や顧客折衝があれば価値になる運用作業だけか、改善・自動化まで任されるか
担当範囲が限定された開発伸びにくい場合がある顧客価値や責任範囲を説明しにくい要件定義、設計、レビューに広げられるか
出所:TISの求人確認観点とSIer転職市場をもとにした弊社独自調べ

TISの労働環境・福利厚生

TISを転職先として見る場合、年収だけでなく働き方も確認してください。金融・決済案件では、リリース時期や障害対応で負荷が上がることがあります。一方で、長期案件が多い分、業務理解を積み上げやすい環境でもあります。

確認項目見たい内容転職時の読み方
残業時間部署・案件・リリース時期で変動平均値だけでなく繁忙期を聞く
リモート勤務職種・顧客先・セキュリティ要件で変動プロジェクト単位で確認する
夜間・休日対応金融・決済・運用系で発生しやすい頻度、当番制、代休運用を聞く
育成・研修技術、PM、業務知識の学習機会入社後に伸ばす専門性と合うか見る
評価制度成果、品質、顧客評価、組織貢献年収を上げる条件を面接で確認する
出所:TIS公式情報・SIer転職の確認観点をもとに編集部作成

働き方データは会社全体の平均であり、配属先の実態とは異なる場合があります。オファー面談では、担当顧客、障害対応の範囲、リリース頻度、在宅勤務の条件を具体的に聞いてください。

TISの採用情報

TISの中途採用では、アプリケーション開発、インフラ、クラウド、セキュリティ、PM、業務コンサル、BPM、データ活用など複数の職種が候補になります。求人票では、職種名だけでなく、担当顧客、担当領域、運用の有無、評価される成果を読み込む必要があります。

中途採用で見られやすい職種

職種想定年収経験スキル応募条件・確認事項
アプリケーションエンジニア500万〜800万円要件定義、設計、開発、テスト、運用改善金融・決済・産業のどの顧客を担当するか
プロジェクトリーダー650万〜900万円チーム管理、顧客折衝、品質管理、進捗管理任される人数、障害対応範囲、レビュー責任
インフラ・クラウドエンジニア550万〜850万円クラウド、ネットワーク、セキュリティ、運用設計顧客先常駐、夜間対応、運用保守の範囲
PM・PMO800万〜1,100万円大型案件の進行管理、リスク管理、ベンダー管理品質責任、売上責任、顧客折衝の裁量
業務コンサル・BPM650万〜950万円業務整理、プロセス改善、定着支援、KPI管理提案から運用改善まで関われるか
出所:TIS採用情報・公開求人・SIer転職市場をもとにした弊社独自調べ

求める人物像

TISで評価されやすいのは、技術だけでなく、顧客業務、品質、安定稼働、改善提案をつなげて考えられる人です。職務経歴書では、誰のどの業務を、どの制約の中で、どう改善したかを具体的に書いてください。

TISの採用動向

TISの採用では、金融・決済、クラウド、データ、セキュリティ、BPM、基幹システム刷新などのテーマに接続できる経験が見られます。特に決済や金融では、システムを作る力だけでなく、安定運用と改善を両立する力が重要です。

採用で伸びやすい領域

キャッシュレス決済、金融機関のシステム刷新、クラウド移行、データ活用、セキュリティ、BPO/BPMは、TISと接続しやすい領域です。現職で一部しか担当していなくても、品質、運用、顧客折衝、改善提案まで語れれば評価されやすくなります。

採用で注意したい領域

同じTISの求人でも、金融IT、産業IT、オファリングサービス、BPMでは働き方も評価軸も違います。年収だけで応募先を選ぶと、入社後の職務が想定とずれることがあります。面接では、担当顧客、プロジェクトフェーズ、運用責任、評価指標を確認してください。

TISに向きやすい人・慎重に見たい人

TISに向きやすいのは、重要システムの品質や安定稼働に責任を持ちたい人です。逆に、短期間で新規プロダクトだけを作りたい人や、職務より年収額だけを優先したい人は、求人ごとの中身を慎重に見た方がよいです。

タイプTISとの相性応募前の見方
金融・決済の品質管理を伸ばしたい人相性がよい担当するシステムの重要度と運用責任を確認する
PM・PLへ進みたいエンジニア相性がよい任される人数、顧客折衝、協力会社管理を見る
業務改善やBPMに関わりたい人求人次第で相性がよい業務設計から運用改善まで関われるかを見る
新規Webサービス開発だけをしたい人慎重に見るSI案件中心かサービス企画寄りかを確認する
短期で最大年収を狙いたい人慎重に見る外資IT、ITコンサル、高収益プロダクト企業とも比較する
出所:TISの事業特性・求人確認観点をもとに編集部作成

TISへの転職支援

TISへの転職では、平均年収を知るだけでは準備が足りません。自分の経験が、金融IT、決済、産業IT、BPM、クラウド、セキュリティのどれに近いのかを整理する必要があります。

リメディでは、TISを含むSIer転職で、求人選定、職務経歴書、面接対策、条件交渉まで支援しています。特にTISでは、経験の見せ方を「技術」から「品質責任・顧客価値・安定稼働」へ変換することが重要です。

今すぐ応募する段階でなくても、現職経験がTISのどの職種に届くかを確認しておくと、求人を選ぶ基準が明確になります。平均年収と自分の市場価値の距離を見たい人は、応募前に経験の棚卸しを行うとよいです。

オファー面談で確認したい年収論点

TISの平均年収807万円は、提出会社全体の平均です。転職時に大事なのは、自分のオファー額がどの等級・職務責任・賞与前提で決まっているかです。年収額だけでなく、入社後に任される役割まで確認してください。

確認項目聞くべき理由確認の仕方
入社時等級昇給速度と任される責任範囲が変わる同等級で期待される成果、次等級への条件を聞く
賞与評価平均年収と個人年収の差が出やすい評価指標、業績連動、個人評価の比率を確認する
配属領域年収の伸び方と経験価値が変わる金融IT、産業IT、BPMなど担当領域を聞く
障害・リリース対応実質的な働き方に影響する頻度、当番制、代休、チーム体制を確認する
昇格機会入社後の年収上昇余地を判断できる中途入社者の昇格事例、PM登用、専門職ルートを聞く
出所:SIer転職のオファー確認観点をもとに編集部作成

TISの面接のポイント

TISの面接では、転職理由、志望理由、活かせる経験、入社後の役割がつながっているかを見られます。金融・決済や重要システムに魅力を感じるなら、なぜ自分の経験がそこで活きるのかまで説明してください。

中途面接で見られる3つの観点

1. 安定稼働に責任を持てるか

TISでは、金融・決済など止めにくいシステムを扱うため、障害を出さない設計や運用、障害時の対応力が問われます。過去の経験では、障害削減、テスト設計、リリース判定、監視改善を具体的に話しましょう。

2. 顧客業務を理解しているか

金融、決済、産業、BPMでは、同じシステム開発でも業務課題が違います。面接では、顧客の業務をどう理解し、要件や改善提案にどう反映したかを話せると、TISでの再現性が伝わります。

3. 品質と納期を両立できるか

重要システムでは、品質、納期、コスト、関係者調整のバランスが問われます。TISでは、開発だけでなく、テスト、運用移行、障害対応、顧客説明まで含めて整理すると評価されやすくなります。

面接質問答えるときの軸避けたい答え方
なぜTISなのか金融・決済、重要システム、品質責任に自分の経験が合うと説明する大手だから、安定していそうだからだけで終える
どの経験を活かせるか顧客、課題、制約、行動、成果をセットで話す技術名や担当工程だけを並べる
入社後に何をしたいか担当領域でどう価値を出すかを具体化する成長したい、学びたいだけで終える
希望年収の根拠は何か職務責任、経験の再現性、現年収、他社選考状況を整理する平均年収が807万円だからとだけ答える
出所:SIer面接対策の観点をもとに編集部作成

TISの社員のキャリアパス

TISでのキャリアパスは、管理職だけではありません。PM、専門職、業務コンサル、サービス企画、顧客責任者、セキュリティ・クラウドの専門家など、複数の方向があります。どの道を選ぶかで、年収の伸び方と必要な経験が変わります。

社内で伸ばせるキャリア

1. プロジェクトマネージャー

複数メンバーや外部パートナーを動かし、品質・納期・コストを管理する道です。金融・決済領域では、安定稼働への責任が重く、PM経験の市場価値も高まりやすくなります。

2. 金融・決済領域の専門職

カード、決済、銀行、保険などの業務知識を深める道です。技術だけでなく、規制、監査、セキュリティ、業務フローまで理解できると、TIS内外で価値を出しやすくなります。

3. クラウド・セキュリティの専門職

クラウド、ネットワーク、セキュリティ、運用自動化で専門性を伸ばす道です。重要システムの安定稼働を支える経験は、専門企業や事業会社のIT部門でも評価されます。

社外へ広げるキャリア

1. 大手SIer・ITコンサル

TISで金融・決済やPM経験を積むと、NTTデータグループ、NRI、電通総研、日鉄ソリューションズなど、より上流・大規模案件へ広げやすくなります。

2. 事業会社のIT部門

重要システムを安定稼働させた経験は、金融機関、決済事業者、流通、製造などのIT企画やDX推進でも評価されます。社内意思決定や予算管理に近い経験を補えると、転職先の幅が広がります。

3. クラウド・セキュリティ専門企業

インフラ、セキュリティ、運用自動化の経験がある人は、クラウドインテグレーターやセキュリティ企業にも展開できます。TISでの重要システム経験は、信頼性が求められる領域で説明しやすい材料です。

4. プロダクト企業の導入支援・カスタマーサクセス

顧客業務を理解し、導入後の定着や追加改善まで担った経験は、SaaSや業務プロダクト企業でも活かせます。単なる開発経験ではなく、顧客課題を機能や運用に翻訳した経験として見せることが重要です。

自身がTISで通用するか知るためにやるべきこと

TISを検討するときは、平均年収807万円だけで判断しないでください。自分の経験が、金融・決済、産業IT、BPM、クラウド、セキュリティのどの領域に近いのか、開発・運用・改善提案のどこで価値を出せるのかを整理することが先です。

職務経歴書では、品質管理安定稼働顧客折衝金融・決済領域での再現性を、成果の背景、関係者、制約、改善結果まで分けて書くと、TISで任される仕事との近さが伝わりやすくなります。

確認軸TISで見る内容応募準備での使い方
職務の近さ金融・決済、産業IT、BPM、オファリングサービス求人票の技術名だけでなく、顧客・業務・成果責任を見る
経験の見せ方品質管理、安定稼働、障害対応、顧客折衝、改善提案成果を数字と再現性で説明する
条件確認担当業界、障害対応、リリース頻度、評価指標、等級平均年収と個別提示額の差を詰める
出所:TISの公式情報、求人確認観点、リメディの転職支援観点をもとに作成
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