
監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
緒方 隆恭 | OGATA Takayuki
東京大学を卒業後、三菱UFJ銀行に新卒入社。国内支店でMUFGの各種金融ソリューションの法人営業に従事し、銀行表彰を受賞。入社3年目で海外拠点に異動・駐在し、現地進出日系企業への融資・預金・為替デリバティブ商品等の法人営業を担当。
その後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に出向し、投資銀行本部にてカバレッジ業務に従事。上場企業のM&A(TOB・経営統合等)やエクイティファイナンス(IPO・PO等)のオリジネーション(案件獲得活動)・エグゼキューション(案件執行)を経験。現在はハイキャリア層や金融プロフェッショナルを中心とした採用・転職支援を行う。
M&A総合研究所の選考難易度は、M&Aアドバイザー348名体制でも厳格な採用基準を維持しているため、リメディの見解では高めです。中途のM&Aアドバイザー募集では営業経験が必須条件で、中小企業オーナー向け新規開拓営業の経験が歓迎条件に置かれています。
見るべきなのは「M&A業界の経験があるか」だけではありません。営業成果を数字で語れるか、経営者や意思決定者に踏み込んだ提案経験があるか、短い時間で案件を前に進める動き方を示せるか。この3点で評価が分かれる選考です。
以下では、公式採用ページ、HRMOSの募集要項、クオンツ総研ホールディングスのIR資料をもとに、M&A総合研究所の選考難易度、面接で見られる経験、未経験・金融・法人営業出身者の見せ方を解説します。
M&A総合研究所の選考難易度は高め|数字責任と経営者折衝を見られる
M&A総合研究所の選考について、リメディの判定は高めです。根拠は3つです。1つ目は、M&Aアドバイザーの必須条件が営業経験であること。2つ目は、中小企業オーナー向け新規開拓営業の経験が歓迎されていること。3つ目は、IR資料でM&Aアドバイザー348名の体制を示しながら、厳格な採用基準を維持していることです。
採用を続けている会社だから入りやすい、とは見ない方がよいです。M&A総合研究所は成長企業であり、採用にも積極的です。一方で、採用水準を下げずに増員している点が、選考の難しさにつながります。営業として成果を出した事実だけでなく、なぜ成果が出たのかを自分の行動まで分解して話せる準備が要ります。
| 根拠 | 確認できる内容 | 選考での意味 |
|---|---|---|
| 募集要項 | 営業経験が必須条件 | M&A業界経験だけでなく、営業成果の再現性を見られる |
| 募集要項 | 中小企業オーナー向け新規開拓営業の経験を歓迎 | 経営者折衝、新規接点づくり、意思決定者への提案が評価材料になる |
| IR資料 | M&Aアドバイザー348名、厳格な採用基準を維持 | 採用拡大中でも水準は下がっていない |
表の3点は、そのまま書類選考と面接の準備項目になります。職務経歴書では営業経験の有無だけでなく、顧客層、商談相手、目標、実績、行動量、改善内容まで見せる。面接では、経営者や役員層に近い相手とどう信頼を作ったかを話す。この準備がないまま応募すると、営業実績があっても強みが伝わりにくくなります。
選考難易度が高めになる3つの理由
1つ目の理由は、M&Aアドバイザーが企業オーナーの大きな意思決定に関わる仕事だからです。M&Aアドバイザーは、企業の買収、売却、事業承継などに関わる職業です。商品説明だけで完結する営業ではなく、相手の会社、従業員、家族、取引先まで含む意思決定を支援する仕事です。
この仕事で確認されるのは、相手に会えた事実よりも、相手の本音を引き出した過程です。経営者が会社を売る、事業を承継する、買い手を探すという判断には、財務条件だけでなく感情面の迷いも伴います。面接では、顧客の不安をどう聞き、どの順番で提案し、どの関係者を巻き込んだかまで話せると強いです。
2つ目の理由は、数字責任の重さです。M&A総合研究所の採用ページは業界最高水準のインセンティブを訴求しており、募集要項でも未経験者420万円+インセンティブ、経験者応相談+インセンティブとされています。成果が報酬に反映されやすい環境である分、選考でも目標達成へのこだわりを見ます。
売上額や表彰歴だけを話しても十分ではありません。目標未達の月に何を変えたか、商談化率を上げるためにどの顧客群へ寄せたか、紹介や再訪問をどう設計したか。数字の背景を話せる人ほど、M&A総合研究所で成果を出す姿を想像してもらいやすくなります。
3つ目の理由は、スピードです。M&A総合研究所はAIやシステムを活用した効率化も訴求しています。高成長企業では、手厚く教えてもらう前提より、早く仮説を持ち、顧客接点を作り、必要な確認を進める姿勢が合います。短期間で成果を出した経験や、優先順位を変えて立て直した経験は、面接で具体的に話してください。
高成長組織で見られるスピード適性
M&A総合研究所の採用サイトでは、平均年齢29歳、平均成約期間9か月といった採用訴求も確認できます。若い組織で短期間に成果を出すことを打ち出しているため、選考でも「入社後にどのくらい早く立ち上がれるか」を見られると考えて準備してください。
ここでいうスピードは、単に長時間働けるという話ではありません。商談前に仮説を作る、顧客接点を増やす、確認すべき資料を早く集める、関係者にすぐ連絡する。こうした細かい動きの速さが、M&Aアドバイザーの成果に近づきます。
面接では、過去に短期間で成果を作った経験を1つ選んでください。新しい商材を担当した、担当エリアが変わった、目標が上がった、競合が強い顧客を任された。環境が変わったとき、自分が何を先に確認し、どの行動を増やし、何をやめたのかを話せると、スピード適性が伝わります。
反対に、「成長したい」「学びたい」だけを前に出すと弱くなります。高成長組織では、学ぶ姿勢に加えて、自分で取りに行く姿勢が見られます。入社後の学習テーマを聞かれたら、M&Aの知識だけでなく、経営者への初回接点、業界理解、財務資料の読み取り、案件推進の型まで含めて答えるとよいです。
公式募集要項から見るM&Aアドバイザーの評価ポイント
中途のM&Aアドバイザー募集を見ると、評価の起点はかなり明確です。営業経験が必須で、中小企業オーナー向け新規開拓営業の経験が歓迎されています。ここから逆算すると、選考では「営業として成果を出したか」「意思決定者に提案したか」「自分で顧客接点を作ったか」が見られます。
未経験者にとって大事なのは、M&Aの専門用語を覚えることではありません。むしろ、現職で担ってきた営業活動をM&Aアドバイザーの仕事に近い順番で話すことです。誰に会い、何を聞き、どんな提案をし、どの数字を動かしたのか。ここを具体化してください。
| 募集要項で見える点 | 面接で聞かれやすい観点 | 準備する証拠 |
|---|---|---|
| 営業経験 | 成果の再現性 | 目標、実績、行動量、改善、受注までの過程 |
| 中小企業オーナー向け新規開拓営業 | 経営者折衝と新規開拓の力 | 初回接点、課題把握、意思決定者への提案 |
| インセンティブ型の報酬 | 数字責任への向き合い方 | 未達時の分析、優先順位変更、次の行動 |
| 面接2〜3回、SPIあり | 書類と面接の一貫性 | 職務経歴書、志望理由、成果エピソードの整合 |
この表をそのまま面接準備に使う場合は、各行に対して自分の実績を1つずつ当てはめます。架空の成果を盛る必要はありません。説明できる事実を選び、数字と行動をセットで話せる状態にしてください。自分の実績を誇張すると、深掘りされたときに一貫性が崩れます。
未経験・金融・法人営業出身者は何を見せるべきか
M&A業界未経験でも、応募余地はあります。募集要項に未経験者の給与が明記されているためです。ただし、営業経験は必須条件です。完全な営業未経験から「M&Aに興味がある」だけで勝負する設計ではありません。営業経験を持つ未経験者が、どの経験をM&Aアドバイザーに近づけて見せるかが勝負になります。
金融出身者は、財務諸表や企業の資金繰りを見てきた経験を強みにできます。ただし、既存顧客の相談対応だけを話すと、受け身に聞こえることがあります。自分から仮説を持って訪問した経験、経営課題を聞き出した経験、融資や提案を前に進めるために関係者を巻き込んだ経験を中心にしてください。
法人営業出身者は、商材の単価や営業成績だけでなく、顧客の意思決定構造をどう把握したかを話します。たとえば、代表者、役員、部門長、現場責任者の誰が決裁に関わり、どの不安を消す必要があったのか。M&Aアドバイザーの仕事では、単独の購買担当者だけでなく、会社全体の意思決定に向き合う場面が多くなります。
不動産、人材、SaaS、保険などの営業出身者も、見せ方次第で評価材料を作れます。高単価商材の提案、紹介経由の新規開拓、オーナー企業への営業、長い検討期間を伴う商談などは、M&A総合研究所の選考で話しやすい経験です。反対に、商品知識の多さだけで押すと、経営者折衝の準備が弱く見えます。
| 出身領域 | 強みにしやすい経験 | 弱く見えやすい話し方 |
|---|---|---|
| 金融 | 財務理解、経営者との対話、資金課題の把握 | 既存顧客対応だけを強調する |
| 法人営業 | 意思決定者への提案、長期商談、条件交渉 | 売上額や順位だけを話す |
| 不動産・保険 | 高単価商材、信頼形成、紹介獲得 | 個人営業の勢いだけを前面に出す |
| 人材・SaaS | 経営課題のヒアリング、組織課題への提案 | プロダクト説明や求人紹介の量だけを話す |
表の「弱く見えやすい話し方」に当てはまる人でも、経験そのものが無駄になるわけではありません。話す順番を変えれば伝わり方は変わります。まず顧客の課題、次に意思決定の壁、最後に自分の打ち手と成果。この順序なら、M&Aアドバイザーとしての再現性を具体的に示せます。
選考フローと面接前に準備すべきこと
中途のM&Aアドバイザー募集では、選考方法として面接2〜3回、SPIありと記載されています。新卒採用サイトでは、インターンまたはOBOG訪問、一次面接、最終面接、内定という流れが示されています。中途応募者は、新卒向けの流れをそのまま自分に当てはめず、中途募集の選考方法を基準にしてください。
面接回数だけを気にしても、準備の質は上がりません。大事なのは、書類、適性検査、面接の回答が同じ人物像を示していることです。職務経歴書では新規開拓に強いと書いているのに、面接では既存顧客対応の話だけになる。数字責任を強みにしているのに、未達時の動き方を話せない。こうしたズレがあると、評価が伸びにくくなります。
| 応募区分 | 公式情報で確認できる流れ | 準備の焦点 |
|---|---|---|
| 中途 | 面接2〜3回、SPIあり | 職務経歴書、営業成果、志望理由、再現性の説明 |
| 新卒 | インターン / OBOG訪問、一次面接、最終面接、内定 | 学生時代の成果、成長意欲、仕事理解 |
中途応募の面接前に作るのは、営業成果を分解した「成果メモ」です。提出物にする必要はありません。自分用に、目標、実績、顧客属性、商談相手、課題、提案、行動量、改善、結果を1枚にまとめます。面接で深掘りされたとき、このメモがあると話が散らばりません。
応募前セルフチェック|営業経験をM&A向けに言い換えられるか
応募前には、今の経験をM&Aアドバイザー向けに言い換えられるか確認してください。職務経歴書に書いた実績が、募集要項の「営業経験」「中小企業オーナー向け新規開拓営業」とどうつながるのかを説明できる状態にします。
- 目標と実績を数字で説明できる
- 成果が出た理由を自分の行動で説明できる
- 意思決定者に提案した経験を1つ以上話せる
- 新規開拓で顧客接点を作った経験を話せる
- 未達や失注から行動を変えた経験を話せる
- M&A総合研究所でなぜ成果を出したいのかを、報酬以外の理由でも話せる
このチェックに多く該当する人は、応募準備がかなり進んでいます。逆に、営業成績はあるのに行動の説明が弱い人は、先にエピソードを組み直してください。面接官が知りたいのは、過去の結果だけではなく、同じような成果をM&Aアドバイザーとして再現できるかです。
職務経歴書の段階でも、この差は出ます。たとえば「新規営業を担当し、目標を達成」とだけ書くより、「中小企業の経営者・役員層を中心に新規開拓し、初回接点から課題把握、提案、条件調整まで担当」と書く方が、M&A総合研究所の募集要項に近い経験として伝わります。
面接準備では、この言い換えを声に出して確認してください。紙では通じる表現でも、口頭で話すと抽象的に聞こえることがあります。30秒で要点を話し、その後に深掘りされたら2分で背景を話す。短い回答と詳しい回答の両方を用意すると、面接の流れに合わせやすくなります。
書類選考で落とさない職務経歴書の作り方
職務経歴書では、営業職名だけでは足りません。「法人営業」「金融営業」「不動産営業」と書くだけでは、M&A総合研究所の募集要項で見たい経験まで届きません。顧客の属性、商談相手の役職、新規開拓の方法、提案の難しさ、成果の再現性を入れてください。
特に入れるべきなのは、意思決定者との接点です。中小企業オーナー向け新規開拓営業が歓迎条件にある以上、経営者や役員層とどのように関係を作ったかは強い材料になります。直接の経営者営業がない場合でも、部門長、店舗責任者、支店長、オーナー企業の担当者など、意思決定に近い相手との経験を探してください。
- 顧客属性: 中小企業、オーナー企業、法人、富裕層など
- 商談相手: 代表、役員、部門長、決裁者、紹介者など
- 成果: 目標、実績、達成率、受注件数、商談化数など
- 行動: 新規開拓、紹介獲得、再訪問、条件調整、社内巻き込みなど
- 学び: 未達時に変えた行動、顧客理解の深め方、再現できる工夫
数字は出せる範囲で構いません。守秘義務がある場合は、金額を伏せたうえで規模感や比率で表現してください。大事なのは、自分の経験を説明できる事実で構成することです。盛った数字や確認できない実績は、面接の深掘りで不利になります。
面接で聞かれやすい深掘りと答え方
面接では、成果そのものよりも、成果が出た理由を聞かれる前提で準備してください。たとえば「新規開拓で成果を出しました」と話すなら、なぜその顧客群を選んだのか、初回接点はどう作ったのか、商談化しない相手をどう見極めたのかまで答えられる状態にします。
経営者折衝の経験を聞かれた場合は、相手の役職だけで勝負しないでください。代表に会った、役員に提案した、という事実だけでは浅く聞こえます。相手が何に迷っていたのか、どの情報を出すと意思決定が進んだのか、反対意見をどう扱ったのかまで話すと、M&Aアドバイザーに近い経験として伝わります。
志望理由では、報酬や成長環境だけを前に出しすぎない方がよいです。M&A総合研究所のインセンティブや成長スピードは魅力ですが、面接では顧客に向き合う理由も見ます。企業オーナーの事業承継や成長戦略に関わりたい理由を、自分の営業経験とつなげて話してください。
| 深掘りテーマ | 弱い回答 | 強い回答の方向性 |
|---|---|---|
| 営業成果 | 達成率や順位だけを話す | 顧客選定、仮説、行動変化、成果まで話す |
| 経営者折衝 | 役職者に会った事実だけを話す | 相手の迷い、意思決定条件、懸念解消まで話す |
| 志望理由 | 高収入や成長環境だけを話す | 営業経験とM&Aアドバイザーの仕事をつなげる |
| 未達経験 | 外部要因だけを話す | 分析、優先順位変更、次の行動まで話す |
面接で使うエピソードは、多ければよいわけではありません。代表的な成果を2〜3個選び、どの質問にも展開できるようにしておく方が話しやすいです。数字責任、新規開拓、意思決定者への提案、未達からの改善。この4種類がそろうと、面接の深掘りに対応しやすくなります。
落ちやすい見せ方と修正ポイント
落ちやすい見せ方の1つは、「M&Aに興味があります」で止まることです。M&A業界への関心は入口にすぎません。M&A総合研究所の選考で話すのは、営業経験の活かし方、経営者との向き合い方、成果を作る過程です。
2つ目は、実績を大きく見せようとして話が抽象化することです。売上額や表彰歴が強い人ほど、結果だけを前面に出しがちです。しかし、M&Aアドバイザーとして見られるのは再現性です。どの顧客を選び、どの課題を見つけ、どの提案をし、どの障害を越えたのか。ここまで分解してください。
3つ目は、チームや仕組みによる成果を自分だけの成果として話すことです。M&Aアドバイザーは社内外の関係者を巻き込みます。自分の役割と周囲の支援を分けて話せる人の方が、信頼されやすいです。個人の成果を示しつつ、どの場面で誰を巻き込んだのかも説明してください。
修正の基本は、話を「結果」から始めず、「顧客の課題」から始めることです。顧客が困っていたこと、意思決定が止まっていた理由、自分が立てた仮説、その後の行動。この順番に変えるだけで、営業経験がM&Aアドバイザーの仕事に近づいて聞こえます。
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今すぐ応募してよい人・準備してから動く人
今すぐ応募してよいのは、数字責任を負った営業経験があり、意思決定者への提案経験を具体的に話せる人です。新規開拓で顧客接点を作った経験、代表者や役員層へ提案した経験、難しい商談を前に進めた経験があるなら、求人状況を早めに確認してよいでしょう。
準備してから動くべきなのは、営業実績はあるものの、成果の背景をまだ言語化できていない人です。職務経歴書に数字は入っているのに、面接で話すと「頑張りました」「行動量を増やしました」に寄ってしまう人は、応募前にエピソードを組み直してください。
また、M&A業界への志望理由が報酬中心になっている人も、少し準備した方がよいです。高い報酬を目指すこと自体は否定されません。ただし、M&Aアドバイザーは企業オーナーの意思決定を支援する仕事です。顧客に向き合う理由がないと、志望度が浅く見えます。
M&A総合研究所の選考対策を相談すべきケース
相談すべきなのは、自分の経験がM&A総合研究所の募集要項に合うか判断しにくいケースです。たとえば金融で既存顧客を担当してきた人、法人営業で成果はあるが経営者折衝が少ない人、不動産や保険で個人向け高単価商材を扱ってきた人は、経験のどこを前に出すかで印象が変わります。
相談しなくてもよいケースもあります。営業成果、意思決定者への提案、新規開拓、未達時の改善を自分で説明でき、職務経歴書にも具体的な数字と行動を書けている人は、自分で準備してよいです。応募前に第三者へ確認するなら、求人票の読み合わせより、面接で深掘りされるポイントの確認に時間を使ってください。
リメディでは、M&A仲介、FAS、コンサル、金融領域への転職支援で、職務経歴書の見せ方や面接対策を支援しています。M&A総合研究所を受ける場合も、営業成果を経営者折衝、数字責任、スピードの3点に分けて準備すると、面接で強みを伝えやすくなります。
次に読むべき観点
次に読むべきなのは、M&A総合研究所の年収、M&A総合研究所の評判、M&A仲介業界の転職動向、M&Aアドバイザーの仕事内容です。選考難易度だけを見ても、応募判断は完了しません。報酬の仕組み、入社後に担当する顧客、成果が出るまでの期間、業界全体の採用動向まで見ると、自分に合う応募タイミングを選びやすくなります。
特に年収面は、インセンティブの大きさだけでなく、成果を出すまでの準備期間とセットで見てください。M&A総合研究所は高い報酬水準を訴求していますが、選考では報酬への期待だけではなく、入社後にどう成果を作るかを語れる状態が求められます。
採用サイトでは平均年収2,815万円も訴求されています。ただし、年収だけで応募判断を終えると、選考準備は浅くなります。入社後のキャリアパス、担当する顧客、成果が出るまでの動き方まで合わせて見てください。選考では、報酬を得たい理由より、どの経験を使って成果に近づくかが問われます。
よくある質問
- M&A業界の経験がなくても応募できますか?
応募余地はあります。募集要項には未経験者の給与が記載されています。ただし、営業経験は必須条件です。M&A業界経験がなくても、営業成果の再現性、経営者や意思決定者への提案経験、新規開拓の経験を説明できる準備が必要です。
- 金融出身者はM&A総合研究所の選考で有利ですか?
財務や企業理解は強みになります。ただし、金融知識だけで評価が決まるわけではありません。自分から顧客に入り込み、経営課題を聞き出し、提案を前に進めた経験を合わせて示すと、M&Aアドバイザーの仕事に近づけて話せます。
- 中途選考の面接回数はどのくらいですか?
HRMOSのM&Aアドバイザー募集では、選考方法として面接2〜3回、SPIありと記載されています。新卒採用サイトの選考フローとは異なるため、中途応募者は中途募集の選考方法を基準にしてください。
- 面接前に何を準備すればよいですか?
営業成果、顧客属性、商談相手、課題、提案、行動量、改善内容を1枚でまとめてください。数字だけでなく、なぜその成果が出たのかを自分の行動で説明できる状態にしておくと、深掘り質問に答えやすくなります。
- 新卒選考の情報は中途応募にも使えますか?
仕事理解の参考にはなりますが、選考フローは分けて見てください。新卒採用サイトではインターンまたはOBOG訪問、一次面接、最終面接、内定の流れが示されています。中途ではHRMOS募集要項の面接2〜3回、SPIありを基準に準備する方が実務的です。
まとめ|M&A総合研究所は営業成果を経営者視点で語れる人に向く
M&A総合研究所の選考難易度は高めです。営業経験が必須条件で、中小企業オーナー向け新規開拓営業の経験が歓迎され、IR資料でも厳格な採用基準の維持が示されています。成長企業だから入りやすい、と単純に見るのは避けた方がよいです。
一方で、M&A業界未経験でも可能性はあります。必要なのは、営業成果をM&Aアドバイザーの仕事に近づけて話す準備です。数字責任、経営者折衝、新規開拓、スピード。この4点に自分の経験を当てはめ、説明できる事実で職務経歴書と面接回答を作ってください。
応募前に迷う場合は、まず自分の営業経験を棚卸ししましょう。誰に会い、何を聞き、どう提案し、どの数字を動かしたのか。その答えが具体的な人ほど、M&A総合研究所の選考で強みを伝えやすくなります。
