開発チームインタビュー
情報の偏りを、技術で変える
文章や会話の背景を捉えるLLM活用と、利用者に直接聞ける開発環境。CTOの金臣銘翔が、人材領域で技術を使う面白さと、これから整える開発の土台を語ります。

金臣 銘翔
取締役 CTO
出身日本IBM日本マイクロソフト
情報の偏りによって、候補者や採用企業が不利になる状況を変えたい。人材領域には、技術で取り組める課題がたくさんあると感じました。
人材領域で、技術ができること
── なぜ人材領域でプロダクトをつくろうと思ったのですか。
当初は、人材業界で技術を使って何ができるのか、あまりイメージできていませんでした。入社を検討する中で向き合ったのが、情報の偏りによって候補者や採用企業が不利になるという課題です。この状況を変えるために、自分の技術や経験を活かせることがたくさんあると感じました。
オフィスを訪問したとき、エージェントの方が普段困っていることを気さくに話してくれたことも決め手でした。利用者と直接話しながら、何をつくるべきかを考えられる環境だと分かり、不安がなくなりました。
── 人材領域には、どんな技術的な面白さがありますか。
文章や会話のデータを多く扱うところです。言葉をそのまま受け取るだけでは、本当に求めていることを捉えきれないこともあります。その背景や意図をくみ取り、LLMを使って役立つ情報を届けるにはどうすればいいか。そこに面白さを感じています。
作ったものへの反応がすぐに返ってくるのも、この仕事の良さです。求職者向けの機能でも、エージェントを通じて感想を聞けるので、利用者との距離が近いと感じます。
要望を聞くところから、つくる手段を考える
── 普段の仕事と、開発の判断で大切にしていることを教えてください。
仕事の2〜3割は実装です。それ以外は、プロダクトの構想策定、事業部への要件ヒアリング、プロジェクトマネジメントを行っています。メンバーとの1on1で、仕事を進めるうえで困っていることを聞き、解消するのも大事な役割です。
現場から要望が出たときは、まず何を実現したいのかを聞きます。そのうえで、外部サービスを使うのか、自分たちで作るのかを、費用と期待できる効果を見ながら判断しています。開発を支える基盤づくりなど、営業からは見えにくくても大切な取り組みは、開発側から提案して進めています。
プロダクトと、開発できる組織をつくる
── これから取り組みたいことは何ですか。
正社員のエンジニア採用を一から立ち上げています。採用ページに何を載せるか、面接をどう進めるか、どんな課題を出すか。一つずつ決めていくのは大変ですが、うまく回り始めたときには達成感があります。
みんなが気軽にものを作れるようにしつつ、安全に開発を進められる土台も整えていきたいです。エンジニアとPdMが、その場で「こういうことですか?」と話しながら形にしていけるといいですね。