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開発チームインタビュー

使う人の困りごとから、次につくるものを考える

求職者のログインに関する問い合わせや、CRMの入力方法。隣良太郎が、現場から届く具体的な課題と、生成AIで言葉を扱う仕事の可能性を語ります。

隣 良太郎のプロフィール写真

隣 良太郎

取締役 CMO

出身グリーエウレカBrave Softwareアマゾンジャパン

使う人の困りごとを聞き、つくって、改善後の反応まで確かめる。エージェントがすぐとなりにいるから、その一連の流れに関われます。

事業に近い場所で、自分の手を動かす

── リメディを選んだ理由を教えてください。

前職では、一つの取り組みを進めるにも、海外のチームを含めて多くの人と調整する必要がありました。一方、自分で社内ツールを自動化したり、大量のページを作る施策に取り組んだりしたときに、自分で考えて動かせる仕事が好きなのだと感じました。もっと事業に近い場所で、自分の手を動かしたいと思うようになったんです。

人材業界は、求人情報や求職者様の経験、希望など、言葉で扱う情報がとても多い。生成AIを事業に直接使ってできることが、まだたくさんあると感じました。以前にマッチングアプリに関わっていた経験もあり、人と仕事のマッチングにも経験を活かせると考えたことが、入社の決め手です。

問い合わせから、利用者が困る場面を知る

── 利用者との距離の近さは、開発にどう影響していますか。

求職者様と直接やり取りしているエージェントが、すぐとなりにいます。同時に、エージェント自身も、僕たちが作った仕組みを毎日の業務で使うユーザーです。求職者様の困りごとも、現場で使ってみて気づいたことも、すぐに伝わってきます。

たとえば、パスワードでログインする仕組みでは、「パスワードが分からずログインできない」「別のメールアドレスで登録してしまった」というお問い合わせがありました。その声がエージェントを通じて届くので、どこで困っているのか、なぜ早く解決する必要があるのかが分かります。

社内のプロダクトなら、使っている人全員に話を聞きに行けます。数字だけでは分からなかった理由が、一人ひとりと話すことで見えてくることもあります。課題を見つけて、作って、使ってもらい、また話を聞く。その一連の流れに関われる環境です。

使いやすさと、データとしての価値を両立する

── 現場の要望と開発側の考えが違うときは、どう判断しますか。

それぞれが何を大事にしているのかを整理します。たとえばCRMへの入力では、自由に文章を書ければ、会話で分かった細かな事情やニュアンスを残せます。一方、選択式なら情報がそろい、後から集計・比較しやすくなります。

入力する人にとっての使いやすさと、データとして残す価値の両方を見る必要があります。「この情報は何に使うのか」「なぜ選択式にするのか」を、一つずつ考えています。

自由に書いた文章を後からAIで分類できれば、細かな情報を残しながら集計にも使えるかもしれません。技術の進歩も追いながら、その時点で無理なく使えて、情報も活かせる方法を探しています。

── 今、難しさを感じていることは何ですか。

優先順位です。相談されるのは、どれも実際に誰かが困っている話なので、早く解決したくなります。でも、全部を同時には進められません。

まず動くものを作ることと、継続して使える仕組みに育てることのバランスも難しいところです。今は金臣さんと役割を分担し、マーケティング側の取り組みに集中できるようになりました。現場の声に応えることと、少し先を見て新機能を企画することの両方を進めていきたいです。

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