
監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
平岡 弦 | HIRAOKA Gen
慶應義塾大学卒業後、デロイトトーマツグループの有限責任監査法人トーマツに新卒入社。パブリックセクター部門にて、官公庁へのアドバイザリー業務に従事しつつ、大手事業会社のシステム導入案件や機関設計領域におけるコンサルティング案件に従事。パブリックセクター部門では官公庁を通し、スタートアップのエコシステム組成に貢献し、スタートアップへの伴走支援も行う。その後、ヘッドハンターファームである株式会社アサインに参画し、取締役直下の組織にて、ハイエンド層のキャリア支援を担う。前職のコンサルティング業界の知見を強みとしつつ、コンサルティング業界への支援を軸に専門領域を広げ、様々な方へのご支援を実現。その後、当社にヘッドハンティングをされ、入社を決意し、現在はシニアコンサルタントとしてM&Aアドバイザリーファーム、戦略・総合コンサルティングファームなどを中心とした転職サポートに従事。20代若手からエグゼクティブ層まで、幅広い支援を経験し、業界トップクラスの実績を誇る。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティング、どちらが向くか
戦略・M&Aまでの接続を重視するならEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)、総合変革と自律的なキャリアの幅を重視するならKPMGコンサルティングが候補です。両社の国内法人の人員数は、EYSCが4,429名(2026年5月1日)、KPMGコンサルティングが2,447名(2026年7月1日)です。法人単体の平均年収は、今回確認した公式公開情報では比較できる共通値を確認できません。
EYSCは2020年10月発足で、公式採用サイト上でもセクターとユニットを組み合わせ、戦略、M&A、PMI、変革などの専門性を案内しています。一方、KPMGコンサルティングは2014年設立で、戦略・業務・IT・リスクなどのサービスを横断し、キャリア採用では職種・業界・職位ごとの求人を掲載しています。平均年収の単純な優劣ではなく、案件の入口、働き方、育成、提示条件を同じ職位で比べることが、転職先を選ぶときの実務的な見方です。
- 年収水準を比較する場合は、公式平均ではなく同じ職位のオファー条件で見るのが安全です。両社の公式求人は職種・経験・能力などを踏まえて条件を決める形式で、今回確認した公式公開情報では会社全体の平均年収や共通の役職別レンジを確認できません。
- 総合コンサルティングで業界・テーマの幅を広げ、自律的にキャリアを作りたいなら、KPMGコンサルティングの公式採用情報が参考になります。多数の職種・業界・職位の求人と、キャリア入社者向けの研修・メンター制度が掲載されています。
- 年収の勝者を先に決めないことも重要です。公式に確認できる制度・案件領域と、実際に提示された基本給・賞与・職位・配属を並べ、報酬・働き方・専門性の優先順位で選びましょう。
2社のどちらを軸に進めるか迷っている段階でも、自分の経歴がどちらのセクター・ユニット・サービス領域に接続しやすいかを先に整理すると、求人選びと選考準備が進めやすくなります。判断材料が足りない場合は、求人票と採用担当者との面談で、配属・評価・報酬の確認項目を具体化しておきましょう。
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EYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティングの基本情報を比較
まずは両社の客観的な事実を並べ、比較の土俵を揃えます。EYSCは2020年10月に発足し、公式採用サイトで8つのセクターと10のユニットを案内しています。戦略、M&Aアドバイザリー、PMI・組織再編、テクノロジーなど、業界軸と専門性軸を組み合わせて案件を探せる構成です。人員数は4,429名(2026年5月1日時点)と、現在の公式会社概要で確認できます。
対するKPMGコンサルティングは2014年設立です。公式サイトでは「攻めと守り」の両面から変革を支援する方針を掲げ、採用サイトではStrategy & Innovation、Business Consulting、Technology Consulting、Enterprise Solution、Risk Consulting、Financial Servicesなどの仕事領域を掲載しています。社員数は2,447名(2026年7月1日時点)で、設立当初から組織を拡大してきた経緯も公式採用サイトで説明されています。両社の土台の性格を次の表にまとめます。
| 項目 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | KPMGコンサルティング |
|---|---|---|
| 正式社名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | KPMGコンサルティング株式会社 |
| 設立/業務開始 | 2020年10月(公式採用サイトで発足時期を案内) | 2014年(公式沿革で確認) |
| 従業員数 | 4,429名(2026年5月1日時点) | 2,447名(2026年7月1日時点) |
| 主な事業領域 | 戦略・M&A・PMI・組織再編・テクノロジーなど | 戦略・業務・IT・リスクなど |
| 法人体制 | 8セクター・10ユニット(採用サイト掲載) | 6つの主な仕事領域(採用サイト掲載) |
| 国内法人売上高 | 今回確認した公式公開情報では比較できる数値を確認できず | 今回確認した公式公開情報では比較できる数値を確認できず |
| グローバル集計(法人単体と非同一) | EY全体:150以上の国と地域・406,209名・業務収入532億米ドル(FY2025) | KPMGメンバーファーム合算:138カ国・276,000名超/総収益398億米ドル(FY25) |
| 国内拠点 | 東京・大阪・京都・福岡 | 東京・大阪・名古屋・京都・福岡 |
公表時点の人員数はEYSCの4,429名に対しKPMGコンサルティングが2,447名で、EYSCのほうが大きい組織です。ただし人数の大小だけで配属後の裁量や働きやすさは決まりません。専門ユニットを選びやすい体制か、総合領域の求人から自分でキャリアを広げるかという見方で、次の章以降を読み進めてください。今回確認した公式公開情報では、両社の法人単体売上高や平均年収を比較できる共通値は確認できません。
2社に共通するもの(どちらを選んでも得られる価値)
EYSCとKPMGコンサルティングは、戦略・業務・テクノロジーなどの領域を横断して企業変革を支援する情報を公開しており、転職先として共通する土台があります。
- 戦略上流から実行までの一気通貫の経験:両社とも戦略策定だけで終わらず、テクノロジー導入やリスク対応、変革実行まで同じ会社内で関与できる体制を掲げています。構想と実装を行き来する経験を積みやすい点は共通です。
- 報酬は職位・職種・評価で決まる:公式求人では、KPMGコンサルティングは経験・能力を考慮して報酬規定で決定すると案内しています。EYSCも募集職種ごとに採用情報を案内しており、会社平均だけで個別オファーを推測できません。
- 専門性を持ち運べる経験:両社とも業界・サービス領域をまたぐ案件を公式に案内しています。どの案件に入り、どの役割を担ったかによって、次のキャリアで説明できる経験が変わるため、会社名だけで市場価値を判断しないことが大切です。
- グローバルネットワークの情報:EYは150以上の国と地域、KPMGは138カ国のネットワークを公式に案内しています。海外案件や研修機会の有無は、英語力・案件・所属領域によって変わるため、求人と面談で確認してください。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティングの違いを6観点で比較
観点1:年収・報酬体系
今回確認した公式公開情報では、両社とも会社全体の平均年収を比較できる共通値は確認できません。公式求人で確認できるのは、募集職種・職位・経験要件と、報酬の決め方です。共通の役職別レンジを確認できないため、数字を推定して優劣をつけず、オファーを比較するときの項目を整理します。
| 項目 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | KPMGコンサルティング |
|---|---|---|
| 会社全体平均 | 今回確認した公式公開情報では比較値を確認できず | 今回確認した公式公開情報では比較値を確認できず |
| 中途求人の給与表示 | 募集職種・職位ごとの求人とオファーで確認 | 経験・能力を考慮し、報酬規定により決定 |
| 比較すべき項目 | 基本給・賞与・職位・ユニット・評価方法 | 基本給・賞与・職位・サービス領域・評価方法 |
注意したいのは、会社平均が非開示である以上、外部の推定値を個々のオファーに置き換えられない点です。同じ職位でも、専門領域・勤務地・経験・賞与条件で提示額は変わります。応募前は募集要項、選考中は職位と評価、オファー時は基本給・賞与・昇給条件を確認し、2社を同じ前提で比べてください。
観点2:働き方・ワークライフバランス
今回確認した公式公開情報では、両社の法人単体の平均残業時間や離職率を比較できる共通値は確認できません。そのうえで公開されている制度を見ると、EYSCはEYフレリモ、両立支援、Well-beingを柱に、テレワークやフレックスタイムなどの選択肢を案内しています。KPMGコンサルティングは、時間と場所を選べる働き方や、働き方改革「LEAP」、ライフイベントとの両立支援を公式採用サイトで説明しています。制度の有無と案件の稼働量は別なので、志望領域ごとに確認が必要です。
| 項目 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | KPMGコンサルティング |
|---|---|---|
| 平均残業・離職率 | 今回確認した公式公開情報では比較値を確認できず | 今回確認した公式公開情報では比較値を確認できず |
| 柔軟な勤務制度 | EYフレリモ/テレワーク/フレックスタイム/Well-being | 時間・場所を選ぶ働き方/働き方改革LEAP/両立支援 |
| 育児・両立支援 | 女性活躍推進の行動計画で、CS管理職の女性比率17%以上を目標化(2024年7月〜2026年6月) | IDEの推進、仕事とライフイベントの両立支援を公式採用サイトで案内 |
制度の打ち出し方には差があります。EYSCは勤務制度・研修・評価育成を採用サイトでまとめ、女性活躍推進では管理職比率の目標も公開しています。KPMGコンサルティングは時間と場所を選ぶ働き方、LEAP、IDE、両立支援を別ページで案内しています。制度の整備と案件負荷の軽さは別物なので、稼働の重さは志望ユニット、繁忙期、リモート活用度まで面接で確認しましょう。
観点3:評価・昇進
評価・昇進は、会社全体の制度名だけでなく、応募職位と所属領域で確認する必要があります。EYSCは評価・育成制度や研修体系を採用サイトに掲載しています。KPMGコンサルティングは、年間目標とプロジェクト目標を置き、上司からのフィードバックやパフォーマンスマネジャーとの1on1でキャリア形成を支援する設計です。
違いを確認するなら、KPMGコンサルティングは職位や年齢にかかわらず裁量の大きな仕事を任せる環境と、自律的なキャリア形成を採用サイトに示しています。EYSCはセクターとユニットを組み合わせて専門性を深める構成です。裁量の大きさと領域横断の経験を重視するならKPMG、専門ユニットを軸に積み上げたいならEYSCという見方ができますが、昇進可否は個人評価・案件・組織の採用状況に左右されるため、求人と面談で確認してください。
観点4:案件・専門性
最も性格の差が出るのがこの観点です。EYSCは、EY-Parthenonを含む戦略領域とM&A、PMI、変革の専門性を同じ採用サイトで案内しています。公式ケイパビリティページでは、2022年7月のサービス組織統合を説明しており、戦略・トランザクション・コンサルティングの接続を確認できます。応募先のユニットによって担当範囲は異なるため、戦略策定からM&Aアドバイザリー、PMI、テクノロジー導入までのどこに関わる求人かを確認してください。
これに対し、KPMGコンサルティングは、公式採用サイトで戦略・イノベーション、ビジネス、テクノロジー、エンタープライズソリューション、リスク、金融サービスなどの仕事領域を示しています。コーポレートサイトが掲げる「攻めと守り」の方針どおり、戦略・業務・IT・リスクをまたぐ案件に関心がある人の比較対象になりやすい構図です。
| 観点 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | KPMGコンサルティング |
|---|---|---|
| 戦略上流の入口 | EY-Parthenon(戦略領域)+M&A・PMI・変革のユニット | Strategy & Innovationを起点に、業務・IT・リスクなどへ展開 |
| 象徴的な領域 | 戦略・M&A・PMI・変革の専門ユニット | 攻めと守りの両立(戦略・業務・IT・リスク) |
| 組織規模との関係 | 4,429名・8セクターと10ユニット(各社公表時点) | 2,447名・複数の仕事領域と多数の求人(各社公表時点) |
戦略・上流の構想フェーズはどちらでも関われますが、その先の広げ方が違います。EYSCは戦略・M&A・PMI・変革の専門ユニットを確認しやすく、KPMGコンサルティングは戦略・業務・IT・リスクをまたぐ仕事領域を確認できます。戦略・M&Aの専門性を深めるならEYSC、総合変革のテーマを広げるならKPMGコンサルティングという軸で、応募求人の担当範囲を比べてください。
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観点5:カルチャー
カルチャーの差は、公式採用情報が示すパーパスと育成のスタイルに表れます。EYSCは「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスに掲げ、柔軟な勤務制度、研修制度、評価・育成制度を案内しています。応募者は、希望するセクター・ユニットでどのように専門性を伸ばせるかを確認しやすい構成です。
KPMGコンサルティングは、社員が自律的にキャリアを切り拓く環境を掲げ、キャリア入社者向けの基礎研修、プロジェクトでの目標設定、メンターやパフォーマンスマネジャーによる支援を案内する構成です。人材育成ページでは、年間平均68時間の研修受講時間や、コンサルティング基礎・リーダーシップ・業界・デジタルなどの学習領域も公開済みです。中途採用の求人と未経験者向けの説明が分かれているため、自分の経歴に合う入口を確認する構成です。
同じ「自律性を求める文化」でも、入口の設計思想が違います。EYSCはパーパスと専門性を起点に、セクター・ユニットの組み合わせでキャリアを描く構成です。KPMGコンサルティングは、複数の業界・サービス領域と、目標設定・フィードバック・研修を組み合わせてキャリア形成を支えています。社会課題や戦略・M&Aの専門性を軸に動きたいならEYSC、協働しながらテーマの幅を広げたいならKPMGコンサルティングが候補です。
観点6:転職難易度
転職難易度は、会社名だけでなく応募職種・職位・採用区分で変わります。KPMGコンサルティングは、書類選考、対象者の適性検査、複数回の面接、オファー面談という流れを案内し、選考方法はポジションによって異なると明記しています。EYSCもセクター・ユニット別にキャリア採用の入口を設けているため、まず応募先を絞って募集要項を読むことが先です。
選考の入り口の作り方には違いがあります。EYSCはセクターとユニットの組み合わせから応募先を選ぶ構成で、EY-Parthenon、M&A、PMI、テクノロジーなど、どの専門性を志望するかを先に決める必要があります。KPMGコンサルティングは、業界・ソリューション・職位ごとの求人を掲載し、コンサル未経験者の応募も案内しています。どちらも「なぜこの会社・この領域か」を、自分の経験と応募求人に結びつけて説明できる準備が必要です。
難易度そのものに大きな優劣をつけるのではなく、応募求人の要件と選考案内に合わせて準備することが基本です。EYSCは志望ユニットとの専門性の接続、KPMGコンサルティングは応募ポジションで価値を出せる経験の具体性を、志望理由と職務経歴書で説明できるようにしましょう。
年収・報酬体系を比較するときの注意点
両社の会社平均・共通レンジは今回確認した公式公開情報では比較値を確認できないため、同じ職位の基本給・賞与・評価条件でオファーを比較するのが基準です。
| 役職クラス | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | KPMGコンサルティング |
|---|---|---|
| 若手・中堅 | 募集職種・経験要件・提示職位を確認 | 募集職種・経験要件・提示職位を確認 |
| マネージャー以上 | 職位・ユニット・基本給・賞与条件をオファーで確認 | 職位・サービス領域・基本給・賞与条件をオファーで確認 |
| 評価・昇給 | 評価・育成制度と昇格条件を確認 | 年間目標・プロジェクト目標・1on1等の運用を確認 |
| 比較の結論 | 公開一次情報だけで、どちらが一律に高いとは判定できない | |
役職名や評価の運用は、同じ「マネージャー」でも会社・ユニット・募集職種で異なる点に注意が必要です。KPMGコンサルティングは求人ごとに職位や業界、ソリューションを明示し、給与は経験・能力を考慮して報酬規定で決まる設計です。EYSCもセクターとユニット別の採用情報があります。同じ職位名ではなく、基本給・賞与・評価期間・昇格条件をそろえて比べるのが適切です。
したがって、公開情報だけから「EYSCの平均が高い」「KPMGの上限が高い」といった固定的な結論は置けません。戦略・M&Aを軸に専門性を深めたいか、総合領域で担当テーマを広げたいかを先に決め、その希望に合う求人の職位と提示条件を確認しましょう。オファーが出たら、基本給、賞与の算定、昇給・昇格、勤務地、配属予定を同じ表に並べると比較しやすくなります。
求人票の読み方や、提示条件を確認する観点をさらに整理したい方は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの年収とKPMGコンサルティングの評判もあわせて確認してください。記事内の数値は各記事の調査時点・前提に依存するため、応募時点の公式求人とオファーを優先するのが安全です。
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公式情報から見える働き方とカルチャーの違い
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの働き方・カルチャーの傾向
EYSCは、採用サイトで8セクターと10ユニットを案内し、戦略、M&A、PMI・組織再編、テクノロジーなどの専門領域を明示する構成です。勤務制度ではEYフレリモ、両立支援、Well-beingを掲げ、評価・育成や研修制度の公開情報があります。女性活躍推進の行動計画では、2024年7月から2026年6月までの計画としてCS管理職の女性比率17%以上が目標です。案件の専門性と制度の選択肢を同時に確認できる大規模ファームという整理が、公開情報に沿った見方です。
KPMGコンサルティングの働き方・カルチャーの傾向
KPMGコンサルティングは、コーポレートサイトで戦略・業務・IT・リスクをまたぐ「攻めと守り」の支援方針を掲げています。採用サイトでは、時間と場所を選ぶ働き方、LEAP、IDE、両立支援、キャリア入社者向けの研修や1on1を案内し、人材育成ページでは年間平均68時間の研修受講時間を公表しています。テーマの幅と自律的なキャリア形成を公式に打ち出す会社ですが、案件の忙しさや配属先の雰囲気までは公式制度だけで判断できないため、面談で確認しましょう。
今回確認した公式公開情報では、両社の法人単体の離職率や平均残業時間を比較できる共通値は確認できませんでした。数値だけで働き方を断定する根拠はなく、制度と配属領域の実態を、面接で具体的に確認して補完する姿勢が必要です。比較の軸は、EYSCの「戦略・M&Aを含む専門ユニットと制度の選択肢」、KPMGコンサルティングの「総合領域と自律的なキャリア支援」です。
結局どっち?条件別の選び方
- 戦略・M&A・PMIの専門性を深めたいなら、EYSCのEY-Parthenon、M&A、PMI、変革などのユニットと、希望案件の接続を確認してください。
- 戦略から業務・IT・リスクまでテーマの幅を広げたいなら、KPMGコンサルティングの仕事領域と応募求人の担当範囲を確認してください。
- セクター・ユニットを起点に専門性とキャリアの方向を決めたいなら、EYSCの採用サイトで志望領域の評価・育成、研修、勤務制度を確認してください。
- 自律的なキャリア形成と研修・フィードバックの仕組みを重視するなら、KPMGコンサルティングの目標設定、育成、キャリア入社者向け支援を確認してください。
- 年収差を推測せず、オファー条件で比べたいなら、選考前に職位・配属・評価、オファー後に基本給・賞与・昇格条件を同じ表へ並べてください。
平均年収の共通値を今回確認した公式公開情報で確認できない以上、それだけで結論を決めると、入社後の案件特性やカルチャーとのミスマッチが起きやすくなります。最後の決め手は、EYSCの戦略・M&Aとセクター/ユニットの専門性か、KPMGコンサルティングの総合変革と自律的なキャリア支援か、そしてオファー条件が自分の優先順位に合うかです。今後どんな専門性を作りたいかを求人と面談で確かめてから選びましょう。
転職を成功させるポイント
- 応募する領域・ユニットを最初に決める:EYSCはセクターとユニット、KPMGコンサルティングは職種・業界・ソリューションに分けて求人を掲載しています。自分の経歴がどの領域で評価されるかを先に決めると、書類・面接対策の打ち手が絞れます。
- 選考案内に合わせて準備する:選考内容は応募ポジションごとに異なります。求人票の必須要件を読み、職務経歴を応募先のサービス領域でどう価値に変えるかまで説明できるようにします。
- 「なぜこの会社か」を2社の違いから語れるようにする:EYSCなら戦略・M&Aとセクター/ユニット、KPMGコンサルティングなら総合変革と自律的なキャリア支援など、応募求人に即した理由に落とし込みます。年収差を推測するのではなく、入社後に担いたい仕事と確認したい条件を言語化すると、志望動機に具体性が出ます。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティングのよくある質問
年収が高いのはEYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティングのどちらか
EYSCとKPMGコンサルティングは、今回確認した公式公開情報では会社全体の平均年収を比較できる共通値を確認できません。公開求人も職種・経験・能力を踏まえて条件を決める形式なので、役職名だけでどちらが高いとは判定できません。基本給、賞与、職位、配属、評価・昇格条件を同じ前提で確認してください。
戦略・上流の案件に寄れるのはEYSCとKPMGのどちらか
どちらも戦略上流に関われる可能性がありますが、入口の性格が異なります。EYSCはEY-Parthenon、M&Aアドバイザリー、PMI・組織再編などのユニットを公式採用サイトで案内しています。KPMGコンサルティングはStrategy & Innovationを含む複数のサービス領域と業界別求人を掲載しています。戦略・M&Aの専門性を軸に選ぶならEYSC、総合変革の領域や業界を広げたいならKPMGコンサルティングを、応募求人単位で比べてください。
ケース面接・選考が厳しいのはどちらか
難易度は応募ポジションによって変わるため、公開情報だけで両社を順位づけできません。EYSCはセクター・ユニットごとに応募先が分かれ、KPMGコンサルティングも職種・業界・ソリューションごとに求人を掲載しています。KPMGのキャリア採用ガイドは、書類選考、対象者の適性検査、複数回の面接、オファー面談などをポジション別の例として案内しています。応募求人の要件と、自分の経験が生む価値を接続して準備することが共通のポイントです。
激務度・働き方に差はあるか
両社とも今回確認した公式公開情報では法人単体の残業時間・離職率の比較値を確認できないため、数値で「どちらが楽」とは断定できません。EYSCはEYフレリモや両立支援、KPMGコンサルティングは時間・場所を選ぶ働き方やLEAP、IDEを案内しています。制度と稼働量は別なので、繁忙期の業務量、リモート活用度、チーム構成を志望部門ごとに面接で確認してください。
未経験・異業種から入りやすいのはどちらか
両社とも募集職種によって異業種経験の接続先があります。KPMGコンサルティングは、コンサル未経験者も応募でき、業界経験やスキルを活かせるポジションを案内しています。EYSCもセクターとユニットごとにキャリア採用の入口を用意しています。入りやすさを会社単位で決めず、自分の業界経験をどの求人の要件に翻訳できるかで判断してください。
将来性・昇進機会に差はあるか
将来性や昇進機会を会社全体の数字だけで予測することはできません。KPMGコンサルティングは自律的なキャリア形成、職位や年齢にかかわらない裁量、目標設定とフィードバックの仕組みを案内しています。EYSCはセクター・ユニットの専門性、評価・育成、研修制度を案内しています。組織の成長フェーズだけでなく、希望領域の採用計画と昇格条件を面談で確かめ、今後積みたい経験から選ぶとよいでしょう。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングとKPMGコンサルティングの比較まとめと相談のご案内
結論は一律の「どちらが上」ではありません。戦略・M&Aの専門性とセクター/ユニットを軸に進みたいならEYSC、総合変革の領域や業界を広げ、自律的にキャリアを作りたいならKPMGコンサルティングが比較候補になります。平均年収は今回確認した公式公開情報では比較できる共通値を確認できないため、応募職位の基本給・賞与・評価・昇格・配属を同じ前提で確認してください。
- EYSCを選ぶとき:EY-Parthenon、M&A、PMI、戦略など、希望するユニットと案件の接続を確認する。
- KPMGコンサルティングを選ぶとき:Strategy & Innovation、Business、Technology、Riskなど、応募求人の領域とキャリア支援を確認する。
- 2社を比べるとき:会社平均ではなく、同じ職位の基本給・賞与・評価・昇格・配属をオファー単位で並べる。
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