社員インタビュー
三菱UFJモルガン・スタンレー証券で年間評価1位。「看板のない自分がどこまで通用するか」を試したかった元バンカーの挑戦

緒方 隆恭
グロースマネージャー(金融チーム)
出身三菱UFJ銀行投資銀行
自分が介在しなければ候補者が知り得なかった企業・ポジションに繋げられたとき、この仕事の価値を強く感じます。
プロフィール・これまでの歩み
── まずはこれまでの経歴を教えてください。
2017年に東京大学の経済学部を卒業し、新卒で三菱UFJ銀行に入社しました。銀行・投資銀行あわせて約7年半勤務し、最初の2〜3年は国内支店で法人営業、その後3年ほど南米のコロンビアで海外営業に従事しました。入社直前まではグループ会社の三菱UFJモルガン・スタンレー証券でカバレッジバンカーとして、上場企業のM&AやIPOのアドバイザリーを担当していました。実績としては、銀行員時代に最初の支店で営業成績により表彰をいただいたり、投資銀行時代には同じタイトルの中で年間評価が1位という評価をいただいたりしていました。
── 銀行を志望した原点は何だったのでしょうか。
父が地元・宮崎で中堅中小企業を経営していて、地銀や信金の融資で会社が大きくなっていく姿を身近に見ていたんです。だから「経営者を支える仕事」には昔から興味がありました。学生時代は小学校でサッカー、中高大はバスケットボールをやっていましたが、自分が点を取って目立つよりも「縁の下の力持ち」としてサポートする役回りが心地よいタイプ。就職活動でも、第一線で活躍する方々を支えるコンサル・銀行・商社をイメージしていました。
── ご自身はどんなタイプだと思いますか。
飽き性で好奇心旺盛、比較的自由なタイプですね。銀行員時代も型にはまらない営業スタイルが好きで、他の営業が提案しないような商品を切り口にお客様とのリレーションを築いていました。例えば、従業員の方が勤務先を訴えたというニュースから「労務リスクに備えるニーズがあるはずだ」と仮説を立て、従業員の損害賠償に備える損害保険をご提案して成約いただいたことがあります。銀行ではあまり提案されていない商品だったこともあり、社内で表彰されました。他の人がやらないアイデアで勝負するのが昔から好きなんです。
転職を考えたきっかけ
── 転職を考え始めたきっかけを教えてください。
銀行と投資銀行で7〜8年働き、クライアントの規模も、国内・海外という地域も、融資・損害保険・資産運用・M&A・エクイティ調達というプロダクトも一通り経験できたタイミングでした。課題感は大きく2つ。1つは、このまま金融の中にキャリアが閉じていくことへのワクワク感の不足です。社内で今後歩むキャリアがかなりの解像度で見えてしまい、面白みを感じられなくなっていました。もう1つは、三菱UFJやモルガン・スタンレーという大きな看板がない状態で、自分がどこまで通用するのか試したかったことです。
── 転職活動の軸は何でしたか。
3つありました。1つ目は裁量・自由度の高さ。過去を振り返って、自分がパフォーマンスを発揮できる条件として明確だったからです。もちろんその分の成果責任は引き受ける前提です。2つ目は異業界・未経験領域への挑戦。BtoBの営業しか経験がなかったので、BtoCの営業をやってみたかった。3つ目は、いろいろな業界・人の話に触れて知的好奇心が満たされ続ける仕事であることです。
── 他にはどんな会社と比較していましたか。
人材業界に決め打ちしていたわけではなく、スカウト媒体で幅広く機会を探っていました。リメディと出会った後に同業界もリサーチしましたが、リメディ以上にマッチしそうな会社は見つからず、「まずリメディとの縁を確認して、なければ他社を見よう」という進め方にしました。
リメディを選んだ理由
── リメディを知った経緯と第一印象は。
「ヘッドハンターになりませんか」というスカウトをもらったのがきっかけです。記載されていた平均年収が非常に高くて、稼ぎたかったというより、それだけの数字を出している背景と、優秀な人が集まる理由に強い関心を持ちました。
── 最終的な決め手は何でしたか。
人・事業・制度の3つです。
1つ目は人です。まず代表の大野とのカジュアル面談。びっくりするくらい謙虚な人で、従業員や周囲の人を幸せにすることを大切にしている人柄が伝わってきました。その後の取締役の山田やメンバーとの面談でも、人材業界を盛り上げたいという情熱を持つ人が揃っていると感じました。
2つ目は事業です。そもそも、人材紹介をやる以上、両面型でなければ個人・企業の双方に価値のあるサービスは提供できないと考えていました。その中で、大野が掲げる「エージェント業務をプロフェッショナルなアドバイザリーサービスとして再開発する」というアイデアに惹かれました。私自身、大野と同じように金融のプロフェッショナル業界を経験してきたので、仕事に取り組む感覚が近かったのだと思います。実績の面でも、創業初期から支援した企業において従業員の半数以上がリメディ経由で入社したという、業界のゲームチェンジャーに入口から関わり中長期で伴走した実績があること。そして、オフラインの情報を提供して求職者と企業の情報の非対称性をなくす、勝つべき会社を勝たせて労働市場の資源配分に貢献するという考え方の独自性にも共感しました。
3つ目は制度です。先行者利益のないフラットなインセンティブ制度が魅力でした。この業界では、魅力的な企業を偶然過去から担当していたRA担当にインセンティブが多く支払われ、後から入社したCA担当が成果を挙げても報われにくいという制度の会社もあると聞いていました。大野はそうした構造を一切許さないため、成果に応じた対価を公平に受け取れると入社前から分かっていて、安心してリメディを選ぶことができました。
── 選考中に不安はありましたか。
人とビジネスモデルへの不安はほぼなく、唯一「自分が活躍できるか」だけ。ただこれは覚悟の問題だと整理して、「まずやってみよう」と決めました。エージェント以外のキャリアパスの柔軟性も気になっていましたが、部署異動やマーケティング連携の事例を聞いて解消されました。実際、いま私はグロースマネージャーという金融領域の売上成長を担う役割を任せてもらえています。
入社後のリアル
── 入社前のイメージと入社後のギャップを教えてください。
- 良いギャップ:周囲が本当に協力的なこと。教えても直接のインセンティブはないはずなのに、面談への同席、選考対策のサポート、求人選びや訴求方法の相談まで、役割に関係なく困っていたら助けてくれるカルチャーには驚きました。
- 大変だったギャップ:一人の候補者を支援することの想像以上の難しさです。論理的に最適だと思っても人の考えは1週間で変わりますし、本音を引き出して「結局この人は何がやりたいのか」を捉える、人間に向き合う営業の難しさには本当に苦労しました。
── どう乗り越えましたか。
前職はアドバイザー型で既存顧客中心だったので、「私と一緒にやりましょう」と押し出す営業は未経験。これまでの経験をアンラーニングする必要がありました。トップセールスの面談動画で候補者様から本音を引き出す手法を学び、周囲に支えられながら、面談の量をこなして細かくPDCAを回す。量と振り返りで短期間にブラッシュアップできるのがこの仕事の良さだと思います。オンボーディングでは、メンターが企業側・候補者側双方の面談に常に同席してくれた一方で、マニュアルの強制はなく、未経験なりに裁量を持ってスカウト文面や訴求を自分のアイデアで作れる。この「教えてもらえる」と「自由にやれる」のバランスが非常に良かったです。
現在の仕事と1日の流れ
── 現在の業務内容を教えてください。
グロースマネージャーとして金融領域の売上成長を担当しています。集客・マーケティング、採用、金融の中でどの領域が伸びるかの見立て、リメディとしての差別化戦略づくりまでを担っています。候補者様との面談や面接対策も継続していて、CA業務とマネージャー業務は5対5〜4対6くらいの比率です。
── 印象に残っている支援エピソードは。
自分が介在しなければ候補者が知り得なかった企業・ポジションに繋げられたときと、選考対策で「自分じゃなければ通らなかった」という付加価値を出せたとき。この2つがこの仕事のやりがいだと思っています。
- 入社後1人目の支援で、プライベートデットファンドのIRというニッチなポジションに、経験の親和性が高い方をご支援できたこと
- FAS企業のデータサイエンティストという希少なポジションに、AIのエキスパートの方をご支援できたこと
- 他社エージェント経由で数十社不合格になった後にご相談に来てくださった方に、ケース面接・ビヘイビア対策を10回以上実施し、優良コンサルティングファームへの入社を実現できたこと
── 難しさを感じるのはどんなところですか。
やりがいや支援の難易度と、実際に立つ売上金額が全く比例しないところです。工数ほぼゼロでも数百万〜1,000万円超の売上になるケースがある一方、力を入れた支援が小さな売上にとどまることもある。ここがこの仕事の難しさであり、面白さでもあります。
入社して変わったこと
── 入社前と比べて身についたスキルは。
一番はBtoC営業のスキルです。それから新規開拓力。銀行時代にはやっていなかったテレアポや、HP経由のお問い合わせからの支援開拓も経験しました。また、人事・採用担当だけでなく、役員クラスや意思決定者である社長と、接点ゼロから信頼関係を構築する力も身につきました。「困ったら相談してもらえる」関係づくりは、前職では得られなかったものです。
── 前職の経験はどう活きていますか。
企業分析のフレームワークは共通です。競争優位性、業界環境、強み──取るべき情報は資金調達・M&Aでも採用のアトラクトでも基本的に同じで、採用は論点がプラスされるだけ。金融業界の実務経験も同業界の支援にそのまま活きています。未経験の方も、前職業界の知見と、そこで働く人が抱えるキャリアの悩みを当事者として理解できることは必ず武器になります。未経験入社でも活躍する人が多いのは、それが背景にあると思います。
カルチャー・働く環境
── チームの雰囲気はどうですか。
共通しているのは人間関係のストレスが一切ないこと。だから成果を出すことに集中できます。能力面であえて共通項を挙げるなら、キャッチアップ能力とスピード感。勉強会で学んだ提案ストーリーを即実践する速さ、いいものを吸収して真似てすぐ活かす人の多さは、前職の同僚と比べて一番驚いたところです。そして多様性。モチベーションも人柄も経歴も似ている社員がほぼいないのに、「信頼できる人材市場をつくる」という理念への共感と誠実さが共通の根っこにある。このハイブリッド感はリメディならではだと思います。
── 働き方のリアルを教えてください。
「ホワイトです」と言うつもりはなくて、結論、完全に本人次第です。成功報酬型でインセンティブもあるので、高い報酬を狙うなら労働時間を投下するのは投資対効果の戦略として合理的。一方で深夜残業や休日出勤の強制は一切ありません。私は子どもが2人いるので、早めに帰って在宅に切り替えたり、休みを取って子どものイベントに参加したりしています。柔軟性は非常に高い会社です。制度面では、CTO・CMOが主導して、エージェント業務を楽にするツールが日々アップデートされていて、「こういうものが欲しい」と言えばすぐ作ってくれるスピード感も特徴ですね。
今後の展望
── 今後の目標を教えてください。
まずはマネージャーとして金融領域の売上と組織づくりを推進し、数字だけでなく業界内のプレゼンスも高めて、「金融といえばリメディ」と言われる状態をつくることです。キャリアとしては、営業・エージェント経験を軸に、企画やITプロダクト、マーケティングなど周辺領域にも広げて、部門や事業の立ち上げを再現性を持って行えるビジネスパーソンになりたい。そして、企業の誕生に近い段階からCXOクラスの採用に伴走して、その会社が日本を代表する企業になるまで支え続け、「リメディがいたからこそ伸びた」と言える実例を1つでも2つでも作りたいと思っています。
転職を考えている方へのメッセージ
── どんな人がリメディに向いていますか。
- 向いている人:高い成果を出したい人、その成果が自分の待遇に跳ね返ることに思いがある人
- 向いている人:勝ちパターンがすぐ陳腐化する業界なので、勉強を欠かさず自分をアップデートし続けられる人
- 向いている人:人への好奇心を持ち続け、変化に適応できる人・多様性のある組織で働きたい人
- 向いていない人:コスパよくそこそこ稼げれば十分という人
── 転職を迷っている方へ一言お願いします。
正直、みんなに合う会社ではないと思います。周囲のレベルも要求水準も高く、企業と人の両面に向き合う甘くない仕事です。ただ、覚悟を持って挑戦したい方、変化の中で成長し続けたい方には最適なフィールドを提供できます。いろいろな能力・モチベーションの人が、それぞれのやり方で活躍しているのがこの会社の面白さ。多様性に囲まれた組織で働いてみたい方も、ぜひ弊社の門を叩いてください。