社員インタビュー
住友商事で北京駐在も経験した総合商社出身者が、リメディに飛び込んだ理由

王 思瑀
ヘッドハンター(人材支援チーム)
出身住友商事
実は、商社も「仲介業」なんです。
プロフィール・これまでの歩み
── まずはこれまでのご経歴や、お仕事内容について教えてください。
中国出身で、9歳から日本で育ちました。慶應義塾大学を卒業後、2021年4月に新卒で住友商事に入社し、製鉄原料(鉄鉱石やマンガン鉱石)の営業を5年間担当しました。2年目には担当商材の主担当を任せていただき、既存3社向けに前年比160%の売上を達成、日本最大手の電炉メーカーを含む新規2社との取引も開拓しました。4年目からは北京に駐在し、2年間、中国のトレーダーやメーカー向けの営業を担当しています。
── どんな学生時代を過ごしてきましたか?
中学時代はバスケ部でした。決して強いチームではありませんでしたが、スポーツを通じて物事に取り組む姿勢や先輩との付き合い方、忍耐力を学べたと思います。また、9歳のときに中国から日本に来たというバックグラウンドもあり、「将来はグローバルに活躍したい」という思いが強くありました。高校時代には1年間休学してアメリカに留学し、大学時代にもカンボジアでの企業インターンシップやカナダへの半年間の留学を経験するなど、新しい環境に飛び込み続ける学生生活でしたね。
── 社会人になってからはいかがでしたか?
商社の仕事柄、社内の飲み会や取引先との会食が多く、人とコミュニケーションを取りながら関係を築く日々でした。一方で、父が福岡で会社を経営していて、毎日裁量とスピード感を持ってビジネスに向き合う姿を間近で見てきたこともあり、「大きな組織で年功序列の中を進むより、いつかはベンチャーフェーズの企業で挑戦したい」という思いはずっと持ち続けていました。
転職を考えたきっかけ
── 転職を考え始めたきっかけを教えてください。
正直に言うと、もともと一社で勤め上げるつもりはあまりありませんでした。ただ、住友商事は本当に良い会社でした。新卒時に希望していた「営業」と「早期の海外駐在」をどちらも叶えてもらいましたし、社員のレベルも高く、待遇も申し分ない環境でした。実はもう少し早い段階でも転職を考えたのですが、4年目に駐在の打診をいただき、北京に行かせていただきました。ただ、駐在してみると業務は日本でやっていたことの延長線上にある部分も多く、この先の業務内容や将来つくポジションがある程度予測できてしまうと感じ、転職活動を始めました。
── 転職活動で大事にしていた軸はありますか?
軸は3つです。
巨大な組織で扱う鉱石よりも、目の前の人から直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事がしたい、という感覚が強くなっていました。
- ①実力次第で前職以上の年収を目指せる環境
- ②手触り感とやりがいのある仕事
- ③創業10年以内・従業員50名以内のベンチャー企業
── 他にどんな会社・業界と比較していましたか?
M&A仲介も検討しました。ただ、ベース年収が大きく下がることに加えて、相当な覚悟と体力が求められる、生半可な気持ちで飛び込める業界ではないとも感じていました。それに、一時は教師を志した期間があるくらい、もともと教育や人材など人の人生をサポートすることへの関心が強かったんです。最終的には人材業界を第一志望に絞って活動しました。
リメディを選んだ理由
── リメディを知った経緯と第一印象を教えてください。
もともとM&A仲介を検討していた流れで、YouTubeチャンネルでリメディを知りました。小規模ながら、経歴を見ても中にいる人がとても優秀そうで、発信しているコンテンツも個人的に勉強になる内容が多い──そんな印象を持っていました。転職活動ではエージェントを通じて人材会社だけに絞って5〜6社を受けたのですが、その中でもリメディの印象は際立っていましたね。
── 最終的な決め手は何でしたか?
一番は、一次面接で代表の大野から聞いた「マッチングではなく、プロのアドバイザリー」という言葉への共感です。求職者を右から左に流すのではなく、プロとして伴走する。そのために勉強会やテストで自己研鑽を続ける文化があることにも惹かれました。また、エージェント30名程度という規模で、上場に向けてみんなで意識高く頑張るフェーズに参画できることも大きな魅力でした。選考で出会った大野、取締役の山田、ディレクターの馬越の人柄と頭の回転の速さも決め手です。
── 選考中に不安だったことはありますか?
不安は特にありませんでした。「この環境で挑戦したい」という気持ちのほうが強かったです。
入社後のリアル
── 入社前と後でギャップはありましたか?
大きなギャップはありません。強いて言えば良い意味で、想像以上にみんな仲が良く、嫌な人が本当に一人もいないことでしょうか。逆に大変な面を挙げるなら、自由が与えられる分、責任も自分にある。その大変さとやりがいの両方を日々感じています。
── 立ち上がり期に苦労したことは?
最初は金融チームに配属されたので、ファンドや投資銀行といった未経験業界の知識のキャッチアップには苦労しました。そこは上司にロールプレイングや質問対応を何度もしてもらい、少しずつ身につけていきました。わからないことをすぐに聞ける環境なのが本当にありがたかったです。
── 育成・オンボーディングのサポートはいかがですか?
上司や先輩が毎日1on1の時間を取ってくれて、ロープレ、スカウト文面、戦略、自分の課題まで、非常に手厚くサポートしてもらっています。分からないことも聞きやすい環境で、そこは本当に恵まれているなと感じます。
現在の仕事と1日の流れ
── 現在の担当業務と1日の流れを教えてください。
人材領域の支援にもっとコミットしたいと思い、人材支援チームに異動させてもらいました。今は人材領域への転職支援を主に担当しています。基本は10時出社・18時〜22時退社です。予定があれば早く帰りますし、特に予定が無ければ22時頃まで残る事もあります。家に早く帰って家で仕事をする事もあります。
週3出社・週2リモートで、土日はどちらか半日程度、面談やスカウトに充てています。最初の3ヶ月は、早く慣れて勉強するためにあえてフル出社していました。とはいえ、前職は接待や出張も多かったので、オンラインベースで完結する今のほうが、体感としてはむしろ楽なくらいです。
1日の主な業務は次のとおりです。
- 新規面談1〜2件
- スカウトでの集客に1〜2時間
- そのほか面談準備・書類添削・推薦
このほか、企業とのミーティングが週に1〜2回あります(先輩方はもう少し多いです)。
── 印象に残っている支援エピソードはありますか?
初めて支援した、32歳・早稲田卒で離職中だった候補者の方です。1社目には7年ほど勤めた一方、2社目では「聞いていた話と違う」業務内容や労働時間のギャップに直面し、「会社選びを誤ってしまった」と転職を深く後悔されていました。もともと人材業界に興味をお持ちでしたが、離職中という経歴もあって選考ではなかなか結果が出ず、最初は本音も話していただけませんでした。丁寧にヒアリングを重ねる中で、「年収400万円であることへのコンプレックス」「実力で稼ぎたい」という本音を引き出せて、私自身が転職活動で選考を受けた企業様をご紹介し、内定に至りました。心から感謝の言葉をいただけて、この仕事のやりがいを実感しました。
── 難しさを感じるのはどんなところですか?
自分で全部を改善し続けないと成果がついてこないところです。スカウトも面談も、上司から同席やアドバイスはもらえるものの、正解はありません。面談や日々の活動の中での失敗や課題を日々振り返りPDCAを回し続ける必要がある事は大変だと感じます。
入社して変わったこと
── 入社して身についたスキルや視点はありますか?
マニュアルのない環境で自主的に考える力と、適切に人を頼る相談力です。加えて、業界知識や、相手の本音を深掘りするコミュニケーションのスキルも確実に伸びていると感じます。
── 前職の経験はどのように活きていますか?
実は、商社も「仲介業」なんです。前職でも、仕入れ先のニーズと販売先のニーズをそのまま突き合わせるだけでは、交渉も成約もうまくいかないことが多々ありました。間に立つ者として、双方の要望の背景まで理解した上で、両者にとって良い答えを一緒に探していく。この構図は人材エージェントの仕事とそっくりで、住友商事で培った営業・交渉の経験がそのまま活きています。
カルチャー・働く環境
── チームの雰囲気や一緒に働く人の特徴を教えてください。
「仲が良い」と「全員ががむしゃらに頑張る」が両立しているのがリメディです。「言われたからやる」という人が一人もいなくて、全員が自主的に動いている。尊敬できる同僚や上司ばかりの環境です。
── リメディならではだと感じる文化はありますか?
AIプロダクトが毎日のように改良されていくことです。現場のエージェントとマーケティング部やシステム開発部との連携サイクルがうまく機能していて、「こうしたい」という声がすぐ仕組みに反映される。このスピード感はリメディならではだと思います。
今後の展望
── 目指しているキャリア像や、リメディで挑戦したいことを教えてください。
まずは一人前のエージェントになることです。その上で、リメディの「信頼できる人材市場をつくる」というミッションにふさわしい存在になりたい。ずっと憧れていたベンチャーに来たからには、スピード感を持ってどんどん売上を伸ばし、自分の成果に還元して、いつかは組織にも還元できるポジションにつきたいと思っています。
転職を考えている方へのメッセージ
── どんな人がリメディに向いていると思いますか?
- 向いている人:自主性のある方
- 向いている人:課題意識を持ち、裁量の中で成長したい方
- 向いていない人:ルーティンワークが好きな方
- 向いていない人:能動的に行動する事が苦手な方
── 転職を迷っている方への一言をお願いします!
私自身、転職して本当に良かったと思っています。毎日みんなが一生懸命頑張っているこの会社のカルチャーが好きですし、大変なときも、年の近い「ほぼ同期入社」のメンバーが頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうという気持ちになれます。明るい企業風土の中で、もちろん厳しさもありますが、それ以上に成長と手触り感のある毎日です。少しでも気になったら、まずはカジュアルに話を聞きに来てください。