大阪府立大学中退後、教育系ベンチャー企業に入社。新店舗の立ち上げ・店舗運営・マーケティング業務に従事し、事業拡大に貢献。その後、エス・エム・エスに転職し、キャリアアドバイザーとして医療従事者の転職支援を行い、トップクラスの成績を達成。より幅広い業界・職種・年齢層の候補者様を支援するため、リメディに参画。現在はM&A、不動産、建設業界におけるエグゼクティブ採用や転職支援を担当し、多様なキャリア支援に取り組んでいる。
PM・売買・融資で積んだ経験を活かしてAMを目指すなら、取得・運用・資金調達の仕事内容と、自分の経験とのつながりを説明できるエージェントを選びましょう。同じ不動産ファンドの求人でも、担当する仕事と求められる経験が異なります。その違いを説明し、自分の経験がつながる求人を提案できるエージェントが相談先の候補です。
本記事では、不動産ファンド・AMの求人や支援を公式に案内する6社を、扱う職種、担当者の背景、選考準備、隣接領域の選択肢から比較します。運営元のリメディも含め、順位を付けずに紹介しています。情報は2026年10月時点で確認しています。
不動産金融に絞って相談したい人は、アンテロープ、SFX Management、Apex、JACリクルートメントなどが候補です。取得・AM・PM・不動産融資の仕事を並べて考えたい人は、コトラやリメディも含めて比較しましょう。
リメディには、投資用不動産の商品開発や営業、ホテル開発・運営を経験したヘッドハンターと、銀行・投資銀行部門の経験を持つヘッドハンターが在籍しています。不動産の現場と金融の仕事の両方から、今の経験を活かせる進路を相談できます。
相談したいことを選び、各社の違いを見る
不動産ファンドの求人を持っていることと、あなたが目指す仕事に詳しいことは同じではありません。面談で解決したい疑問に合わせて、比較する会社を絞りましょう。
PM・売買・開発の経験から、AMを目指せるか知りたい
- リメディ:不動産の商品開発、営業、ホテル運営などを経験した担当者に、現在の仕事と次の役割のつながりを相談できます。
- コトラ:PM、取得、AM、開発などの求人を分けて扱い、リーシング・PMの経験を持つ担当者も紹介しています。
- JACリクルートメント:取得・期中運用・管理部門などの公開求人を見ながら、求められる経験を比較できます。
外資系ファンドと日系・REIT系の運用会社を比較したい
- アンテロープ:外資系不動産ファンド、J-REIT、AMの支援を案内。銀行・証券経験を持つ担当者を公開しています。
- SFX Management:不動産金融に特化し、外資系・日系企業での勤務経験と転職支援経験をもつ担当者が支援します。
- リメディ:不動産と金融の双方を扱うため、会社の区分だけでなく、取得・運用・資金調達のどこで働きたいかから相談できます。
銀行・証券での経験を、不動産ファンドで活かしたい
経験者として、担当資産・裁量・待遇を比べたい
- リメディ:担当した物件と、自分が行った判断を整理し、運用会社や不動産事業会社で次に担いたい役割を相談できます。
- SFX Management:不動産金融に特化した企業情報をもとに、フロントからバックまでのポジションを検討できます。
- JACリクルートメント:取得・期中運用に加え、AMミドルやREIT経理などの支援例も公開。管理職や専門職の選択肢を比較したい場合に。
不動産ファンド・AMへの転職を相談できる6社の比較
出典:各社公式のサービス案内・求人分類・公開プロフィール。
各社の特徴と、担当者に相談できること
リメディ
リメディは、不動産と金融の両方を扱う転職エージェントです。不動産ファンドへの転職だけを先に決めず、デベロッパーなどの事業会社で経験を広げる道も比較しながら相談できます。「取得をしたい」「物件の収益改善を担いたい」「金融の経験を活かしたい」といった希望を、仕事内容に沿って考えたい人に向いています。
髙田祐資は、不動産金融ベンチャーで投資用不動産の営業・商品開発、ホテル開発・運営、賃貸管理などを経験しています。金融領域には、三菱UFJ銀行と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門で経験を積んだ緒方隆恭も在籍。これまでの仕事で何を判断し、誰と交渉したかまで話すと、希望する役割との共通点を相談しやすくなります。
不動産や金融の経験をAMで活かしたい方は、これまでの担当業務をもとに、応募できる職種と補うべき知識を相談できます。取得・運用のどちらを目指すか迷っている段階でも、仕事内容から整理できます。
アンテロープ
アンテロープは、不動産金融の専用ページで、外資系不動産ファンド、J-REIT、アセットマネジメントへの支援を案内しています。企業・職種に合わせた紹介、職務経歴書の助言、面接の準備、入社後のコーチングまで、支援の流れを公開しています。
担当者の経歴には、地方金融機関と大手銀行での勤務、銀行の富裕層・中小企業営業と証券のセカンダリーセールスなどがあります。金融業界での経験を持つ相手に、不動産金融への転身を相談したい人にとって比較しやすい会社です。求人を紹介されたら、対象資産だけでなく、担当する工程や入社後に任される業務を聞いてみましょう。
支援内容では、採用の意思決定者へのヒアリングを基にした企業別レポートや、蓄積した面接事例を使う準備が特徴です。職務経歴書のどの経験を強調するか、面接官が重視する点は何かまで案内しています。応募先を絞った後に、企業ごとの対策を深めたい人にとって比較材料になります。
コトラ
コトラは、不動産ファイナンス、アクイジション・ソーシング、AM、PM、鑑定、開発などを分けて求人を紹介しています。取得や運用だけに絞らず、自分の不動産経験をどの職種で活かすか考えたい人が比較候補にできます。
不動産の担当者には、マンション営業やオフィスのリーシング・PMを経験した人、不動産融資や債権投資を経験した人などがいます。現在の仕事に近い実務経験を持つ担当者に、AMとの違いを具体的に聞ける点が参考になります。たとえばPM経験者なら、賃料改定や修繕を「実施した経験」と、投資家側の収支計画を「判断した経験」をどう書き分けるか相談するとよいでしょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、不動産ファンド業界の専用ページで、取得・期中運用だけでなく、AMバックオフィスやファンド組成などの求人を紹介しています。支援例にも、REIT経理、財務IR、コンプライアンス、AMミドルなど複数の職種が掲載されています。
担当者の経歴には、不動産の用地仕入れ・開発経験や、会計税務分野での採用経験などがあります。書類・面接の準備、条件交渉、入社後のフォローまで案内されており、不動産実務と管理部門の両面から相談先を検討できます。管理部門の専門性を活かして不動産ファンドに関わりたい人にとっても候補となる会社です。
公開求人には、西武不動産投資顧問の期中運用、農中JAML投資顧問の取得からAMに関わる仕事などがあります。「不動産ファンドへ転職する」という希望を、運用を担うのか、管理の専門性を活かすのかまで具体化して探せる点が特徴です。
SFX Management
SFX Managementは、不動産金融・不動産ファンド・金融業界に特化したエージェントです。外資系・日系企業での勤務経験と、不動産金融分野での人材紹介経験を持つコンサルタントが支援し、フロントからバックまで扱うことを案内しています。
面談から面接日時の調整、成約までを一人のコンサルタントが担当する点も特徴です。企業ごとの小さな違いを聞き、これまで話した希望を踏まえて継続的に相談したい人が検討できます。面談では「希望する資産や投資方針の求人はあるか」「取得と運用のどちらを中心に任されるか」と、具体的な条件を共有してください。
紹介先には外資系・日系の不動産投資会社に加え、投資銀行やREIT運用会社も挙げられています。公開検索だけでは分からない案件も扱うため、対象資産や希望職種を伝えて紹介を受ける使い方が中心です。企業との接点や過去の入社者から得た情報も支援に用いると説明しており、組織の実情を詳しく聞きたい経験者にとっても、検討しやすいサービスです。
Apex
株式会社Apexは、不動産金融・ファンドと金融業界を専門とする転職エージェントです。私募ファンドやJ-REIT運用会社のほか、不動産融資を行うレンダー、デベロッパーなども扱っています。取得・運用だけでなく、不動産への投融資に関わる複数の立場から仕事を探せます。
担当者には、海外での金融機関向け人材紹介やエグゼクティブサーチを経験した人、建築・金融業界で人事や経営企画を経験した人、銀行・信託業務に携わった人がいます。金融機関や運用会社の仕事、管理部門の仕事を検討する際には、こうした経歴を参考に相談相手を選べます。
公開求人にはホテルAMもあり、運用経験に加えてホテル運営や不動産融資の経験を歓迎する募集を確認できます。AM経験の有無だけで判断せず、自分が扱ってきた資産や業務から可能性を探したい人に向いています。
出典:Apex公式サイト、担当者の経歴、ホテルAMの公開求人
不動産ファンド・AMの求人は、担当する仕事から比べる
不動産ファンドは投資家から集めた資金などで不動産に投資し、運用する仕組みです。転職先としては運用会社などが対象となり、AMという名称でも担当範囲は会社によって変わります。取得から運用まで一人で関わるのか、専門部署に分かれるのかを確認しましょう。また、上場REIT、私募REIT、私募ファンド、自己勘定投資のどれに関わる求人かも聞いてください。投資家や運用期間、担当する資産が変われば、経験できる仕事も変わります。
| 主な仕事 | 仕事内容 | 求人で確認すること |
|---|---|---|
| 取得・アクイジション | 案件の発掘、物件の検討、投資判断に必要な調査、取引の調整 | ソーシングと分析の比率、投資判断への関わり方、対象資産 |
| 期中運用・AM | 保有物件の事業計画、収支や施策の管理、PMなどとの連携、投資家への報告 | 運用計画の立案・判断を担うか、報告や調整が中心か |
| 資金調達・投資家対応 | 投資家や金融機関との折衝、ファンド組成や資金調達に関わる業務 | エクイティと融資のどちらを扱うか、国内外の投資家対応 |
| ミドル・バックオフィス | ファンドの計数管理、経理・財務、法務・コンプライアンスなど | 自分の専門領域、外部専門家との分担、フロントとの関わり方 |
PMは建物の運営管理に関わる仕事で、AMとは判断の立場が異なります。PMで賃料交渉や修繕計画を経験していても、それをそのまま投資家側の運用経験として書かず、自分が担ったことを正確に説明してください。経験の詳しい整理は、不動産AMの転職相談で確認したいことでも解説しています。
公開求人で見る、AMの仕事内容と応募経験の違い
「AM未経験でも応募できるか」は、業界全体で一律に判断するより、求人ごとの経験要件を読むほうが具体的です。公開求人から、担当する仕事の違いを見てみましょう。
| 公開求人の例 | 仕事・募集内容から分かること | 相談で掘り下げたい点 |
|---|---|---|
| Apex掲載のホテルAM | ホテル運営会社との収益改善、予算・キャッシュフロー分析、投資家への報告など。ホテル運営や不動産融資の経験も歓迎 | 現場運営の経験のうち、収益改善やオーナー対応をどう活かせるか |
| JAC掲載の農中JAML投資顧問 | 取得からAMに関わる募集。掲載想定年収は700万〜1,300万円 | 取得と期中運用の配分、自分に任される工程、経験に応じた条件 |
年収は各求人の掲載レンジで、職種全体の平均ではありません。求人名がAMでも、投資・運用の判断と、ファンドを支える管理業務では仕事が変わります。まず担当業務を比べ、そのうえで自分の経験に対する提示条件を確かめましょう。
ホテルAMの例では、英語力は不問で、宅地建物取引士・不動産証券化マスターなどの資格も必須とはされていません。一方で、英語を使える人には海外投資家への報告を担当する可能性が示されています。資格名の有無だけでなく、「必須か歓迎か」「入社後のどの業務で使うか」を分けて読めば、準備の優先順位を決めやすくなります。
出典:ホテルAMの募集内容、JACの不動産ファンド求人(2026年10月確認)
リメディにはホテル開発・運営や不動産の商品開発を経験した髙田祐資が在籍しています。「AM経験はない」で終わらせず、収益の改善、取引先との交渉、物件の運営で自分が担ったことから話せるのが相談の出発点です。ファンドへの応募と、事業会社でさらに経験を積む道を比べたいときにも相談できます。
今の経験から、応募先と準備することを考える
「不動産業界出身」「金融業界出身」だけでは、応募する仕事とのつながりを判断できません。関わった物件や案件、自分が行った判断、ほかの部署との役割を分けて伝えましょう。
| 今の経験 | 面談に持っていきたい説明 | 相談したいこと |
|---|---|---|
| PM・リーシング | 担当物件、収支改善、賃料交渉、修繕の提案と結果 | どの経験が期中運用につながるか、投資家向けの説明に何が足りないか |
| 売買仲介・開発 | 案件獲得、物件調査、収益検討、関係者との交渉 | 取得職と開発会社の仕事を比べ、どちらで強みを伸ばせるか |
| 銀行・不動産融資 | 融資審査、担保評価、資金計画、借り手との折衝 | 融資側の経験を運用会社側でどう活かせるか、職種ごとの不足経験 |
| 会計・財務・法務 | 計数管理、決算、契約、内部管理で担当した範囲 | 管理部門として関わる道と、将来の役割の広げ方 |
| ファンド・AM経験者 | 資産タイプ、運用方針、担当工程、自分が判断した施策 | 次の会社で扱える資産や裁量、組織体制、評価と報酬 |
案件経験の伝え方は、不動産ファンドの職務経歴書の書き方と面接対策で詳しく説明しています。
初回面談では、この6つを聞く
- この求人では、何を担当しますか?取得、運用、資金調達、管理業務の分担を聞きます。
- 私のどの経験が活かせると考えましたか?業界名ではなく、自分の担当業務に沿った理由を確認します。不足している経験は応募前に必要なのか、入社後に学べるのかも聞きましょう。
- 対象物件と運用方針はどう違いますか?住宅、オフィス、物流、ホテルなどの対象と、仕事への影響を聞きます。
- 選考で何を準備しますか?職務経歴書、面接、英語、分析課題など、応募先で必要なものを確認します。
- 入社後は誰と働き、どこまで判断できますか?上司、チーム、外部PMなどとの分担を確かめます。
- 年収と働き方の条件は何ですか?固定給与、賞与の仕組み、役割、出張や勤務体制を同じ条件で比較します。労働時間制度、退職金、試用期間も確認しましょう。
質問への回答が具体的で、自分の経歴を踏まえた提案があるかを見てください。その場でわからないことがあっても、企業に確認して返答してもらえるなら検討を続けられます。説明が曖昧なまま応募や承諾を急ぐ必要はありません。
業界の仕事内容や転職の全体像を知りたい方は不動産ファンドへの転職ガイドへ。候補企業を広く調べるには不動産ファンド会社一覧、規模や特徴を比べるには不動産ファンドランキングが参考になります。
企業インタビューを、求人を読むときの手がかりにする
リメディの地主へのインタビューでは、土地を取得し、賃貸して売却する事業と、売却先となるグループの私募REITで運用する仕組みが語られています。同じグループでも、働く会社と担当業務には違いがあります。会社名だけで応募先を決めず、誰がどの工程を担うのかを考える材料にしてください。
地主の事業を例に、取得と保有後の運用のどちらに関心があるか考えてみてください。気になった仕事と、自分がこれまで担当してきた仕事を比べておくと、面談でも希望を伝えやすくなります。
応募と内定承諾で見落としたくないこと
職務経歴書では、案件全体の成果と自分の担当を分ける
投資額や物件規模だけでは、あなたの経験が伝わりません。検討資料を作ったのか、条件交渉をしたのか、運用計画を提案したのかを具体的に書きましょう。書類を見てもらう際は、応募先で任される仕事とのつながりが伝わるか、助言を求めてください。顧客や案件の機密情報を持ち込まず、話せる範囲で説明してください。
年収は、固定給与・賞与・役割をそろえて比較する
求人の年収レンジには、経験や役職による幅があります。上限だけを自分の想定年収にせず、提示された固定給与、賞与の扱い、評価される仕事を確認します。担当資産や裁量が希望と合うかも含め、オファー条件を書面で見比べましょう。
直接応募とエージェントは、必要な支援で使い分ける
応募先と職務内容が明確で、企業の採用窓口がある場合は直接応募も選択肢です。複数社の役割や条件を比較したいとき、職務経験の伝え方を相談したいときはエージェントを使う意味があります。併用する場合は応募先を共有し、同じ求人への重複応募を避けてください。
不動産ファンド・AMの転職相談でよくある質問
不動産ファンド未経験の場合、何を相談すればよいですか?
PM、開発、売買、融資などで何を担当したかを伝え、今の経験で応募できる仕事と、応募に向けて補いたい経験を聞いてみましょう。必須経験と歓迎経験を区別し、不足する経験を応募前に補う必要があるか確認すると、次の行動を考えやすくなります。
英語や資格は必須ですか?
すべての求人で必須というわけではありません。本記事で紹介したホテルAMの求人は英語不問で、宅地建物取引士や不動産証券化マスターなども必須ではなく、保有していれば尚可とされています。海外投資家への報告など、担当する仕事によって必要な力は変わります。希望する求人の必須条件と歓迎条件を分けて、応募と学習の優先順位を考えましょう。
AMなら、物件の管理経験がそのまま使えますか?
管理経験のどの部分がつながるかを確認する必要があります。賃料や修繕の改善経験は説明の材料になりますが、投資判断、事業計画、投資家報告まで担当したかは別です。リメディには不動産の営業・開発・運営経験を持つ担当者がいるため、実際に行った業務から相談できます。
転職するか迷っている段階でも相談できますか?
リメディは相談の段階から受け付けています。髙田祐資の公開プロフィールでも、転職の必要性から一緒に考える姿勢を紹介しています。現在の仕事で続けたいこと、変えたいことを話すところから始めてみてください。
今の経験を活かせる仕事から、転職先を考える
不動産ファンド・AMへの転職では、取得・運用・資金調達・管理のどこを担うか、自分の経験がどうつながるかを具体的に説明してくれるエージェントを選びましょう。求人の数だけでなく、面談で得られる職務の説明と準備の提案を比べると判断しやすくなります。
リメディでは、不動産実務と金融の経験を持つヘッドハンターに、今後のキャリアを相談できます。企業インタビューで気になった仕事を詳しく聞きたい人も、ファンドか事業会社かで迷っている人も、今の経験から一緒に考えていきましょう。


