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生成AIでコンサルの価値はどう変わる?|自動化される「下流」と価値が上がる「上流」を分解

監修者

リメディ株式会社 ディレクター

馬越 雄司 | MAGOSHI Yuji

神戸大学を卒業後、阪急阪神ホールディングスに新卒入社。経理事業部に配属となり、グループ企業5社を担当。担当企業の決算業務や税務、IFRS改正対応業務に従事。
その後リクルートに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代まで様々な業界・職種の方のキャリア支援に従事。結果として、新人賞をはじめ、顧客価値貢献・チーム貢献に関する複数の賞を受賞。
現在はディレクターとして、M&A業界、戦略・総合コンサルティングファーム、メガベンチャー企業に特化した転職サポートを行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。

目次

生成AIでコンサルの価値はどう変わるか — 本記事のポイント

「生成AIが資料も調査もコードも書くなら、コンサルは要らなくなるのでは」。そんな声を耳にする機会が増えました。結論から述べると、生成AIやオフショアで変わるのは「コンサルが消えるかどうか」ではなく、どの仕事の価値が下がり、どの仕事の価値が上がるかという重心の移動です。自動化・外部化が進みやすいのは、定型の実装や資料作成、一次調査といった下流の作業。一方で、何を解くべきかを定義し、組織が腹落ちして意思決定できるよう支え、試作を本番へ橋渡しし、関係者をまとめる上流の仕事はむしろ価値が上がります。本記事では、自動化される部分と価値が上がる部分を中立に分解し、生成AI時代に上流人材としてどう価値を出せばよいのかを整理していきます。

Q生成AIが普及するとコンサルの価値はなくなるのか?
Aなくなるとは考えにくいです。生成AIで効率化されやすいのは、定型の実装・資料作成・一次調査といった下流の作業です。一方、何を解くかを定義し、意思決定を支え、試作を本番につなぎ、関係者をまとめる上流の役割は残り、むしろ価値が上がります。価値の重心が下流から上流へ移る、という整理が実態に近いというのが弊社の見解です。
Q生成AI・オフショアで自動化・外部化されやすい仕事は何か?
A「やることが決まっている作業」が中心です。仕様が固まった実装、議事や資料の下書き、情報収集や一次調査などが当てはまります。オフショアが担ってきた定型の開発・運用と重なる領域でもあり、生成AIはこの効率化を一段進める方向にあると言えます。
Qなぜ上流の仕事は価値が上がるのか?
A生成AIは問いを与えられて初めて動く道具だからです。何を解くべきかを定義する、選択肢を整理して意思決定を支える、試作を本番運用へ橋渡しする、部門をまたぐ関係者をまとめる——こうした役割は人にしか担えません。下流が効率化されるほど、上流の設計と推進の比重が相対的に増していきます。
Q「PoC止まり」が多いのはなぜか?
A動くデモは生成AIで作りやすくなりました。それでも本番に乗りきらない事例が語られるのは、技術ではなく上流が詰めきれていないからです。何を解くか、既存業務とどうつなぐか、現場が使い続けられるか、誰がどう決めるか。PoC止まりはむしろ、上流こそ難所であることを逆に示しているというのが弊社の見解です。
Q生成AI時代に価値を出すコンサルとは?
A技術の出力を評価できる目利きを持ちつつ、課題を定義し、関係者を動かして本番まで運び切れる人です。生成AIに任せる範囲と人が握る範囲を見極め、試作を定着まで持っていける人ほど重宝されます。SE・SIerでの実装・推進経験はここで効きます。詳しくはSEからITコンサルへ転職できる?エンジニアのスキルはコンサルでどう武器になる?で扱っています。
Qエンジニアの実装経験は上流の仕事で評価されるのか?
A評価されます。厚生労働省の職業情報でも、コンサルへの転身は専門業務の経験を経た後が多く、学歴より職歴が重視されるとされています。生成AIの出力が妥当かを判断でき、試作を本番に乗せる現実的な設計ができるのは、作った経験のある人の強みです。役職別の年収レンジはコンサル業界の年収をご覧ください。

生成AI・オフショアで「自動化・外部化される仕事」とは

生成AIがコンサルの価値を脅かすと語られるとき、念頭に置かれているのは「人がやってきた作業をAIが肩代わりする」という構図でしょう。確かに、ここ数年で生成AIが担えるようになった仕事は増えました。文章の下書き、調べものの一次整理、定型的なコードの生成。これらはいずれも、あらかじめ「やること」と「正解の形」がおおむね決まっている作業です。出力の形が見えているからこそ、AIは力を発揮しやすいわけです。

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自動化・外部化されやすい下流共通する性質
仕様が固まった実装・コーディングの一部正解の形が見えていて、手順に落とせる
資料作成・議事整形・たたき台づくり下書きを量産でき、人が直す前提で回せる
情報収集・一次調査・要約探す対象と粒度が決まっている
仕様確定後の開発・定型運用オフショアが担ってきた領域と重なる
出所:生成AI・オフショアが効率化しやすい業務範囲の一般的な整理を踏まえ、弊社の転職支援の観点から作成。実際の影響は企業や領域で異なります

ここで見落としたくないのが、オフショアとの連続性です。仕様が固まった開発や定型の運用を海外の拠点に委ねるオフショアは、すでに定着した「下流の外部化」の手段でした。生成AIは、この「やることが決まった作業を効率化する」流れを一段加速させる位置づけだと整理できます。オフショアが人手で外部化してきた領域に、AIによる自動化が重なってくる。方向はどちらも同じで、下流の作業コストを下げることに向かっています。

ただし、ここで強調しておきたいことがあります。下流の作業が自動化・外部化されることは、その仕事に携わってきたエンジニアやSIerの価値を否定するものではありません。仕様が固まった実装を担ってきた経験は、後で見るように上流でこそ効く資産になります。むしろ問題は、下流が効率化されたあとに何が残るのかを見誤ることでしょう。下流が軽くなった分、重みを増すのが上流の仕事です。次の章では、生成AIが進んでもなお人に残る、価値が上がる上流の役割を具体的に分解していきます。

むしろ価値が上がる「上流」の4つの仕事

生成AIは、問いを与えられて初めて答えを返す道具です。逆に言えば、「何を解くべきか」を決める仕事は人の手に残ります。ここでは、生成AI・オフショアが進んでも残り、むしろ価値が上がる上流の役割を4つに分けて整理します。いずれも「コンサルが要らなくなる」のではなく、コンサルに求められる中身が下流から上流へ移ることを示すものです。

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価値が上がる上流なぜAIに任せきれないか背景
① 課題定義(何を解くか)AIは問いを与えられて動く。問いの設定は人が握る解くべき問いを誤れば成果につながらない
② 意思決定の支援選択肢の整理とトレードオフの提示は判断を伴う組織が腹落ちして決められる状態を作る
③ PoCから本番への橋渡し運用・権限・既存業務との接続は技術だけで解けない動くデモと本番運用は別物
④ 関係者の合意形成AIは人を動かせない。部門横断の調整は人の役割現場の納得と経営の決定をつなぐ
出所:IPA「DX動向」(DXを推進する人材の不足という問題認識)およびIPA デジタルスキル標準の人材類型を踏まえ、弊社の転職支援の観点から作成。市場規模や自動化率などの数値は領域・時期で大きく変わるため断定しません

① 課題定義 — そもそも何を解くべきか

生成AIは、明確な問いを渡されたときに最も力を発揮します。裏を返せば、「そもそも何を解くべきか」を見定める仕事は、人の領域に残り続けるでしょう。現場の困りごとを聞き、業務の流れを観察し、表面の要望の奥にある本当の課題を言葉にする。この問いの設定を誤ると、どれだけ優秀なAIに大量の作業をさせても、成果にはつながりません。問いを立てる難しさは、技術が進むほど薄れるどころか、むしろ際立っていくのです。

② 意思決定の支援 — 選択肢を整理し、組織が決められる状態を作る

多くの意思決定は、正解が一つに定まらない問題です。複数の選択肢を並べ、それぞれの利点とリスクを示し、組織が納得して一つを選べるように支える。これは情報を集めて要約するだけでは足りない仕事でしょう。厚生労働省の職業情報でも、コンサルタントには論点を整理し意思決定を支える力が求められるとされています。生成AIは判断材料をそろえる手伝いはできても、その材料を文脈に当てはめ、関係者が腹落ちして決められる状態まで持っていくのは人の役割です。

③ PoCから本番への橋渡し — 動くデモと本番運用は別物

生成AIによって、試しに動かしてみるところまでの難易度は確かに下がりました。とはいえ、デモが動くことと、それが業務で使われ続けることのあいだには大きな段差があります。権限の設計、セキュリティの担保、既存システムや業務との接続、現場が無理なく使い続けられる運用の形、そして効果をどう測るか。この本番化の難所を越える設計こそ、上流人材の腕の見せどころです。技術で「動かす」ところから、組織で「回す」ところへ運ぶ橋渡しは、生成AI時代にいっそう求められます。

④ 関係者の合意形成 — AIは人を動かせない

部門をまたぐ取り組みは、関係者の利害や過去の経緯、現場の事情が複雑に絡みます。IPAのデジタルスキル標準では、変革で実現すべき目的を定義し、関係者をコーディネートしてプロセス全体を牽引して成果を生み出す役割を「ビジネスアーキテクト」として整理しています。これは設計や実装を担う「ソフトウェアエンジニア」とは役割の重心が異なる類型です。生成AIは資料も分析も支えてくれますが、現場の納得を引き出し、経営の決定をつなぎ、人を同じ方向へ動かすことはできません。合意形成は、最後まで人に残る上流の仕事だと言えます。

以上の4つに共通するのは、いずれも「正解の形があらかじめ見えていない」ことです。下流の作業が「やることが決まっている」のと対照的に、上流は何をやるべきかを決めるところから始まります。だからこそAIに任せきれず、下流が効率化されるほど相対的な重みが増していく。では、この上流の難しさが最も象徴的に表れるのはどこか。次の章で、「PoC止まり」という現象から読み解いていきます。

なぜ「PoC止まり」が上流価値の証左なのか

生成AIの導入を語る場面で、しばしば「PoC止まり」という言葉が出てきます。試しに作ってみたものの、本番の業務には乗らずに終わってしまう。動くデモまでは作れるのに、その先へ進まない。一見すると技術力の不足のように見えますが、本当の難所は技術ではなく上流にあるというのが、本記事の見立てです。

考えてみてください。生成AIによって「動くもの」を作る難易度は、以前より明らかに下がりました。それでもなお本番に乗りきらないのだとすれば、詰まっているのはコードを書く工程ではないはずです。何を解くために導入するのかが曖昧なまま試作だけ進んでいた、既存の業務フローへの組み込み方が決まっていなかった、現場が使い続けられる形になっていなかった、誰がどう運用判断するのかが宙に浮いていた——本番化を阻むのは、たいてい上流の詰めの甘さなのです。

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PoCが本番に乗るために必要な上流の論点AIや下流の効率化では埋まらない理由
何を解くために導入するのか(目的の定義)目的が曖昧だと、動いても価値が測れない
既存の業務・システムとどうつなぐか現場の運用に組み込む設計は個別事情に依存する
現場が使い続けられる形になっているか定着には教育・役割分担・運用ルールが要る
誰がどう意思決定し、責任を持つか権限と合意がないと本番導入の判断が進まない
出所:生成AI導入が試作段階で止まりやすい論点の一般的な整理を踏まえ、弊社の転職支援の観点から作成。歩留まりなどの具体的な数値は調査主体・時期で大きく変わるため断定しません

つまり「PoC止まり」は、皮肉なことに上流の価値を裏側から証明している現象だと言えます。技術で動かすところまではAIが助けてくれる時代になったからこそ、何を解くか・どう組織を動かすかという上流が、成否を分ける本当の難所として浮かび上がってきました。下流の難易度が下がるほど、上流のボトルネックが目立つようになる。この構図に立てば、生成AIの普及は上流人材の価値を下げるどころか、むしろ押し上げる方向に働くと整理できます。

「生成AIでコンサルは不要」論を中立に検証する

ここまで「上流の価値は上がる」と述べてきましたが、楽観論だけを並べるのは公平ではありません。生成AI・オフショアによって減る仕事は、確かに存在します。大切なのは、減る仕事と残る仕事を同じものとして語らないことでしょう。両者を分けて見れば、「コンサル不要」論がどこまで当てはまり、どこから飛躍なのかが見えてきます。

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生成AI・オフショアで減りやすい仕事残る・むしろ増える仕事
仕様が固まった実装の請負そもそも何を解くかを定義する課題設定
資料・議事・調査のたたき台づくり選択肢を整理し意思決定を支える役割
定型的な運用・保守の代行試作を本番運用へ橋渡しする設計
正解の形が見えた作業の量産部門をまたぐ関係者の合意形成
出所:生成AI・オフショアが影響する業務範囲の一般的な整理を踏まえ、弊社の転職支援の観点から作成。実際の影響は企業や領域で異なります

左側の「減りやすい仕事」は、正解の形が見えていて手順に落とせる作業です。ここを主戦場にしてきた関わり方は、生成AIとオフショアの影響を受けます。一方、右側は正解が定まっておらず、人が判断と調整を担う領域です。「コンサル不要」論が当てはまるのは主に左側であり、それを業界全体に広げて語るのは飛躍だ、というのが弊社の見解です。減る仕事があることと、コンサルという仕事そのものが消えることのあいだには、大きな隔たりがあります。

もう一つ付け加えておきます。市場全体が拡大するのか縮小するのか、自動化がどこまで及ぶのかという規模の議論には、確かな数値で答えにくい部分があります。本記事でも、市場規模や自動化率、PoCの歩留まりといった具体的な数字は、領域や時期で大きく変わるため断定しません。ただ、規模の増減とは別に、ひとつ確からしいことがあります。それは、下流が効率化されるほど、上流に求められる中身の重みが増すということです。ちなみに、コンサルとSIerでは価値の源泉やビジネスモデルがそもそも異なります。この土台を整理したい方はSIerとITコンサルの違いもあわせてご覧ください。

生成AI時代に価値を出す上流人材とは — 求められる像の変化

価値の重心が下流から上流へ移ると、求められるコンサル像も変わります。これまで重宝されたのは、要件を渡されて作業を正確に作り切る力でした。これからは、それに加えて何を解くかを決め、関係者を動かし、本番まで運び切る力が問われます。生成AIに任せる範囲と、人が握るべき範囲を見極められること。試作で終わらせず、業務に定着するところまで設計できること。こうした上流の力が、価値の中心になっていきます。

同時に大切なのが、技術の目利きを失わないことです。生成AIの出力が妥当かどうかを判断できなければ、上流で立てた問いを現実に落とし込めません。だからこそ、上流人材に求められるのは「技術を分からない人が指示だけ出す」姿ではなく、技術の手触りを持ったまま、課題定義と合意形成を担える姿だと言えるでしょう。AIを道具として使いこなしつつ、その出力を評価し、本番運用の現実に橋渡しする。この複合的な力こそ、生成AI時代の上流人材の輪郭です。

逆に、生成AI時代に立場が弱くなりやすいのは、決められた範囲を作り切るだけの関わり方にとどまる場合でしょう。それ自体は価値のある仕事ですが、AIやオフショアと重なりやすい領域でもあります。なお、こうした役割の変化が年収にどう反映されるかは、ファームや職位によって幅があります。役職別の実数を把握したい方はコンサル業界の年収をご覧ください。本記事では特定の数値は断定しませんが、上流の希少性が高まる方向にあることは、ここまでの整理から見えてくるはずです。

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SE・エンジニアの経験は上流価値とどう両立するか

上流人材に技術の目利きが要るなら、その要件と最も重なるのは、開発の現場を知っている人ではないでしょうか。SEやSIerとして要件定義・設計・開発・運用、そしてプロジェクト推進を経験してきた人は、生成AIが出した成果物の妥当性を肌で判断できます。作った経験があるからこそ、何が本番で詰まるかを先回りして見通せる。これは、上流で課題を定義し、試作を本番へ橋渡しするうえで大きな強みです。エンジニアの実装力と上流の役割は、対立するどころか両立する資産だと言えます。

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SE・SIerでの経験生成AI時代の上流での効き方
要件定義で本当に必要なものを詰めた経験何を解くかを定義する課題設定に翻訳できる
設計でトレードオフを判断した経験選択肢を整理し意思決定を支える力になる
開発・運用の現場を担った経験AIの出力を評価し、本番化の設計を現実的に描ける
プロジェクト推進で関係者を動かした経験部門横断の合意形成の核として活きる
出所:厚生労働省の職業情報(コンサルへの転身は専門業務の経験を経た後が多い)を踏まえ、弊社の転職支援の観点から作成

とりわけ効きやすいのが、試作を本番に乗せる難所を見通せることです。生成AIで動くデモを作るところまでは、技術がなくても進められる場面が増えました。しかし、その先で権限やセキュリティ、既存業務との接続、運用の定着といった壁にぶつかったとき、作った人にしか分からない勘どころが物を言います。きれいな計画を描くだけでなく、現場で何が起きるかを織り込んで設計できる。これは外から眺めてきただけでは身につきにくい、現場経験者ならではの強みでしょう。厚生労働省の職業情報でも、コンサルへの転身は専門業務の経験を経た後が多く、学歴より職歴が重視されるとされています。技術の現場を経験してきたことは、上流人材として評価される職歴資産なのです。

一方で、SEからコンサルへ移ると、日々の仕事の中身は変わります。コードを書く時間より、問いを立て、論点を整理し、関係者を動かす時間が増えていく。この変化を事前に理解しておくと、移行後のギャップは小さくできます。SEからの移行ルートと評価される経験の整理はSEからITコンサルへ転職できる?で、技術スキルを上流の価値にどう翻訳するかはエンジニアのスキルはコンサルでどう武器になる?で、転職後に何が変わるのかはSE→ITコンサルで本当に変わることで、それぞれ詳しく扱っています。

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ITコンサルへの転職を考えるときの相談先

生成AI・オフショアの広がりは、ITコンサルという仕事を消すのではなく、価値の重心を上流へ動かしています。だからこそ、「どんな関わり方ができるファームなのか」「自分の技術経験が上流のどこで効くのか」を、応募前に見極めておくことが大切でしょう。募集要項の言葉だけでは、定型作業の請負が中心なのか、課題定義から推進までを担えるのかは読み取りにくいものです。

リメディは、戦略・ITコンサルへの転職支援に取り組む転職エージェントです。年収1,000万円以上の方が利用したいと思う転職エージェントNo.1(ブランド調査)として評価をいただいており、Google口コミでも4.9/5.0(2024年12月時点)の評価をいただいています。SE・SIerとして培った要件定義・設計・開発・推進の経験を、生成AI時代の上流人材としてどう評価される形に翻訳するか、どのファームなら課題定義や本番化の推進に立ちやすいかを、一緒に整理する支援をしています。

すぐに転職と決めていなくても構いません。応募前の段階で相談すると、生成AI時代に価値を出しやすい役割や案件を比較しながら進めやすくなります。まずはコンサルの全体像を知りたい方はコンサル業界への転職もあわせてご覧ください。

生成AI時代にコンサルでキャリアを築くポイント

押さえておきたい3つの観点

役割の重心を見極める

同じITコンサルでも、ファームや案件によって重心は異なります。定型作業の請負が中心なのか、課題定義や本番化の推進に踏み込めるのか。どちらに立てるかで、生成AI時代の価値の出しやすさは変わります。ビジネスモデルの土台から理解したい方はSIerとITコンサルの違いを確認すると、役割の見極めがしやすくなるはずです。

技術経験を「上流の価値」の言葉に翻訳する

「何年やった」「どれだけの工数を担った」という時間の言葉ではなく、「どんな課題を、どう構造化し、どんな成果につなげたか」という成果の言葉で経験を語ること。これが、課題定義や合意形成といった上流の役割で評価される準備になります。技術を価値にどう翻訳するかはエンジニアのスキルはコンサルでどう武器になる?で具体的に整理しています。

変化の方向に合わせて準備する

生成AI時代に求められるのは、技術の目利きを保ちつつ、課題を定義し、関係者を動かして本番まで運び切る力です。作る側の経験に、問いを立てて推進する経験を重ねていくと、上流で価値を出せる人に近づきます。今の経験のどこを伸ばすか、どんな案件で経験を積むかを、変化の方向に合わせて設計しておく。それが、キャリアの納得度を高める準備になるでしょう。

ITコンサルへの転職を検討するなら

生成AI・オフショアの広がりで、ITコンサルの価値が消えるわけではありません。減るのは正解の形が見えた下流の作業であり、課題定義・意思決定の支援・本番への橋渡し・合意形成という上流の役割は残り、むしろ価値が上がります。「PoC止まり」が多いのは、技術ではなく上流こそ難所であることの証左でしょう。そして、この変化の中心で求められるのは、技術の目利きを保ったまま、課題を定義し、関係者を動かして本番まで運び切れる人です。SE・エンジニアの実装経験は、上流価値と両立する職歴資産だと言えます。

「生成AI時代にコンサルで価値を出せるのか」という問いの答えは、業界そのものではなく、選んだファーム・案件・役割と、入社後の動き方によって変わります。立ち位置の見極めと経験の翻訳を応募前から準備しておくと、選択の納得度が上がるはずです。コンサルへの転職を検討されている方は、まずはリメディにご相談ください。役割の重心の見極めから、技術経験を上流の価値の言葉へ翻訳する準備まで、一緒に整理します。

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