ハイクラス転職のリメディ無料相談

【2024年8月更新】ローランド・ベルガーの年収はなぜ高い?その理由や転職難易度、平均年収ランキングと役職別年収を動画を交えて徹底解説 【中途 / 新卒】


監修者

リメディ株式会社 執行役員

須賀大貴 | Suga Taiki

関西学院大学を卒業後、キーエンスに新卒入社。法人営業担当として、大小様々な規模の企業に対して法人営業を経験。名古屋・仙台にて営業から営業戦略立案、業務改善や育成業務に携わる。
2019年には自身でもオーダー革靴/ブランドOEMを手掛ける製靴メーカーのFilshoes株式会社を創業。製造業での経営人材不足、後継者不足を痛感し、コンサルティングファームやM&A業界への転職を考え、転職活動を開始。
転職活動の中で、転職市場の課題感や、人材が企業に与える影響の大きさを痛感し、自身がキャリアコンサルタントとなり変えていこうという想いから2020年にリメディ株式会社に参画。

本記事のポイント
ローランド・ベルガーの年収は? 

ローランド・ベルガーはパートナー自らが株主となる独立系企業として運営しており、上場企業のように有価証券報告書で平均年収を公開していません。有価証券報告書はないため、正確な数字は不明ですが、弊社の独自調べによると、ローランド・ベルガーの平均年収は1,710万円となっています。

ローランド・ベルガーの役職別の年収は?

ローランド・ベルガーには、「パートナー」から始まり、「ジュニアコンサルタント」に至るまで6つの役職が存在します。弊社独自調べに基づき、それぞれの役職別年収をまとめました。

スクロールできます
役職年収年次
ジュニアコンサルタント580~800万円1~3年目
コンサルタント800~1,100万円2~5年目
シニアコンサルタント1,100~1,800万円4~7年目
プロジェクトマネージャー1,800~2,500万円6~9年目
プリンシパル3,000万円~8年目~
パートナー5,000万円~10年目~
出所:弊社独自調べ

大手口コミサイトの口コミによると、ローランド・ベルガーでは360度評価が採用されており、上司だけではなく、同僚や部下など複数の評価者によって評価されます。

年に2回、複数人の聞き取りが行われて四段階で能力評価を行います。6つの役職毎に求められるコンサルタントとしての能力要件が存在するので、それをどの程度満たしているかによって決定されると言われています。

また、ローランド・ベルガーは実力主義の社風があるため、実力があれば、20代や転職者でも「コンサルタント」での入社が可能です。実力次第で、日系企業や総合コンサルタントよりも若いうちから高い給与水準が期待できる環境と言えます。

ローランド・ベルガーへ中途で転職した際の年収は?

ローランド・ベルガーでは中途入社する際、多くの場合、コンサルタントまたはシニアコンサルタントからスタートすることが一般的です。年収は本人の希望年収、面接での評価、本人の専門性を総合的に考慮して決定され、おおむね800万円〜1,800万円の範囲になると予想されます。

ローランド・ベルガーの初任給・1年目の年収は?

ローランド・ベルガーの初任給は公開されていませんが、弊社の独自調べによるとジュニアコンサルタントの初任給は580万円から600万円程度と推定されます。初年度は、賞与の支給はありません。

ローランド・ベルガーの年収が高い理由

ローランド・ベルガーの年収の高さには、主に2つの理由が挙げられます。

ローランド・ベルガーの年収が高い理由①:成果主義の給与制度

ローランド・ベルガーでは完全実力主義なので、実力次第で20代でも中途採用でも昇進可能です。役職毎に評価基準が定められています。

シニアコンサルタント(入社1年~5年程度)以下は、稼働率が査定の100%を占め、稼働率のノルマ(85%以上)を達成していることが必要です。また、従事したプロジェクトの貢献度合いが査定の対象となります。プロジェクトの貢献度合いとは、定例資料の構成、クライアントとのディスカッション、成果物の品質などが挙げられます。

プロジェクトマネージャー(入社6年程度)以上は、売上が査定の60~70%を占めています。稼働率は査定の10%程度であり、社内イベントや仕組み作り等の社内貢献が査定の20~30%です。若手育成や新規顧客開拓なども評価されています。

上記の査定をベースとして、同社では360度評価を導入しています。被評価者と実務を行った社員の両者からヒアリングを実施し、その内容を総合して最終的にA・B・C・Dの4段階で評価する制度を取り入れています。

ローランド・ベルガーの年収が高い理由②:早期の昇進

大手転職サイトが運営する口コミサイトの情報によると、ローランド・ベルガーの社員は、その独特な給与制度と評価制度により、早期の昇進を実現しています。

給与制度では、ランクが上がるごとに約200万円ずつ昇給し、賞与は最大で年俸の25%が支給されます。この賞与の適用割合は、12月の評価会議における評価や採用活動など、オフィスワークへの貢献度によって決まります。半年に1回のペースで昇進するハイパフォーマーも存在します。

現役コンサルタントに選ばれるコンサル特化エージェント
– リメディのキャリア支援のポイント

1️⃣ Bain & Company, Boston Consulting Group出身者によるCase interview対策

2️⃣Big4出身者による総合コンサルへの転職サポート

3️⃣ オファー年収1,000万円以上の実績多数

4️⃣ 現役コンサルタントからのご相談も多数

5️⃣ 金融機関及び事業会社の役職者様からの転職実績も多数

6️⃣ コンサル未経験者の転職実績も豊富

7️⃣ リメディ唯一社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能

8️⃣ 非常に高い内定獲得率を実現するマンツーマン面接対策を実施

〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜

目次

ローランド・ベルガーはどんな会社?

ローランド・ベルガーの企業内容は以下のとおりです。

ローランド・ベルガーの特徴

ローランド・ベルガーは、世界的な戦略コンサルティングファームであり、正式名称は「Roland Berger Strategy Consultants」です。同じく戦略コンサルティングファームである「マッキンゼー・アンド・カンパニー」や「ベイン・アンド・カンパニー」、「ボストン コンサルティング グループ」と並び、トップレベルの企業として知られています。

戦略コンサルティングファームとして、経営戦略や事業戦略、オペレーションのコンサルティングを提供するのはもちろんのこと、近年ではDXをはじめとしたデジタル領域にも注力しています。自動車業界などの製造業へのコンサルティングに強みを持つローランド・ベルガーは、特にヨーロッパ発の戦略コンサルティングファームとして、グローバルな視点と地域に根ざした知識を融合し、クライアントに高い価値を提供しています。

スクロールできます
分類外資系日系
戦略系・マッキンゼー・アンド・カンパニー
・ボストン コンサルティング グループ
・ベイン・アンド・カンパニー
・A.T.カーニー
・ローランド・ベルガー
・アーサー・ディ・リトル など
・ドリームインキュベータ
・コーポレイト ディレクション など
総合系・IT系・アクセンチュア
・PwCコンサルティング
・デロイト トーマツ コンサルティング
・EYストラテジー・アンド・コンサルティング
・KPMGコンサルティング など
・野村総合研究所
・ベイカレントコンサルティング
・クニエ など
出所:弊社独自調べ

ローランド・ベルガーの業績

ローランド・ベルガーは非上場企業であるため、詳細な財務情報は公開されていません。しかし、公開されている情報や、過去のグローバル・マネージング・ディレクターであるマーカス・ベレット氏の発言から、同社が着実に成長を続けており、特に近年は高い成長率を維持していることがわかります。欧州最大級の戦略コンサルティングファームとして、グローバルに事業を展開し、多様な産業分野でサービスを提供しています。

具体的には、マーカス・ベレット氏はForbes JAPANで、「ローランド・ベルガーの2023年度の売上は10億ユーロに到達する見通しだという。しかも、この3、4年間は前年比15〜20%増と、順調に成長を遂げている。」と発言していました。これらの情報を基に、2024年度の見通しは約12億ユーロと推測されます。

企業情報

ローランド・ベルガーは1967年にドイツで設立された、世界的な戦略コンサルティングファームです。2023年現在、世界34か国に50以上の拠点を持ち、大企業や政府系機関など多岐にわたるクライアントに対し、戦略、オペレーション、ITなど幅広いソリューションを提供しています。

日本法人は1991年に設立され、ヒューレットパッカード、セピエントを経てローランド・ベルガーに参画した大橋穣氏が代表を務めています。

スクロールできます
会社名株式会社ローランド ・ ベルガー
英字:Roland Berger Strategy Consultants
所在地ドイツミュンヘンオフィス
Roland Berger GmbH Sederanger 1 80538 Munich Germany
東京オフィス 
東京都港区虎ノ門2-6-1虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 35階
代表者大橋 譲
シニアパートナー田村 誠一
パートナー五十嵐 雅之
遠山 浩二
呉 昌志
松本 渉
小野塚 征志
貝瀬 斉
清泉 敦
設立ドイツ・ミュンヘンにて1967年に創業。
日本法人は1991年に開設。
資本金非公開
従業員数非公開(約3,000名)
出所:株式会社ローランド・ベルガー公式HP

コンサル業界への転職をご検討の方はこちら

ローランド・ベルガーの転職難易度

ローランド・ベルガーの転職難易度が高いと言われる理由には、以下の2つが挙げられます。

ローランド・ベルガーの転職難易度が高い理由①:戦略コンサルティング業務の難しさ

一般的に戦略コンサルティングファームが提供するサービスとして戦略立案から実行までを担当者が一貫して行うことが多く、ローランド・ベルガーにおいても同様です。

そのため、高度な分析力や課題解決能力、プロジェクトマネジメント能力が求められます。また、クライアントとのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も重要となります。ローランド・ベルガーの日本法人は、少数精鋭で運営していたため、転職難度が高いと言われていました。しかし、経営戦略の見直しに着手し、少数精鋭から採用増に転換しています。

「採用数の増加」に変わったとしてもローランド・ベルガーの特色と言える「成果主義」に変わりはない状況です。そのため、高いスキルが要求されることには変わりがないと推測できます。

ローランド・ベルガーの転職難易度が高い理由②:一定のスキルが求められる

ローランド・ベルガーは、専門性が求められる転職市場において、特に経営戦略や事業戦略、グローバルでの経験を持つ候補者がその価値を十分に発揮できる環境です。これらのスキルを持つことが、同社での選考において、重要なポイントであり、競争力のある年収やキャリアの機会を提供しています。

ローランド・ベルガーの採用情報・求人情報

ローランド・ベルガーでは、多様な人材こそが、戦略コンサルティングファームとしての価値をさらに高めていく、一つの原動力となるという観点のもと、幅広い人材を求めております。新卒はもちろん、中途採用も積極的に実施しています。以下、募集ポジションについて表にまとめました。

新卒採用

スクロールできます
募集要項要件詳細
求める人物像・自身の成長に貪欲で、常に学ぶ姿勢を持つ方 
・難題にチャレンジする意欲を持ち、困難な問題ほどその解決にワクワクする方
・柔軟な思考で企業理念やコンサルティングメソッドを体得し、実践できる方
応募資格・2025年10月から2026年9月に卒業予定の国内外の4年制大学/大学院在籍者
・日本語がネイティブでない方は、JLPT N-1同等レベルの日本語スキル必須
・正社員/フルタイムの職歴を持たない方
募集要項・応募方法:指定の「Apply now」ボタンから応募
・選考プロセス:応募書類受領後1〜2週間以内に書類選考通過者に次のプロセスを通知
・締切日:各プログラムにより異なる
福利厚生とサポート・福利厚生:社会保険完備、退職金制度、フレックスタイム勤務、交通費全額支給など
・研修制度:各種グローバルトレーニング制度、国内トレーニング制度、海外オフィスとのエクスチェンジプログラム、MBA留学補助制度、語学学習費用補助など
出所:株式会社ローランド・ベルガー公式HP

ローランド・ベルガーでは、新卒社員がプロフェッショナルとして成長できるよう、多岐にわたるサポートとチャレンジできる環境を提供しています。

新卒採用においては、自己成長への意欲と難題に対するチャレンジ精神が重視されます。応募者には柔軟な思考と学ぶ姿勢が求められ、実際の業務を通じて、コンサルティングメソッドを体得することが期待されます。

中途採用

スクロールできます
募集要件要件詳細
職種経営戦略コンサルタント
応募資格4年制大学卒以上の方
募集要項・給与・諸手当:年俸制(経験・能力に応じ当社規定により優遇)、交通費全額支給 他
・応募方法:指定のリンクから応募。Email・郵送での応募は受付できません。
福利厚生とサポート・福利厚生:社会保険完備、確定拠出年金制度(401K)他
・研修制度:各種グローバルトレーニング制度、国内トレーニング制度、海外オフィスとのエクスチェンジプログラム、MBA留学支援制度、語学学習費用補助
求める人物像・自律的に考え行動し、リスクを取り、新しい道を切り開くことに挑戦できる
・クライアントの将来を共に切り開き、変革を支援することに挑戦できる
・持続可能かつ目に見える成果を実現するために常に最高の結果を追求する気概を持っている
・チームとして価値を高めると共に、個としての強みを磨く努力を惜しまない
・自分自身をより成長させたいと考え、問題解決能力、グローバル視点の社会課題認識や最新のビジネスナレッジを追求する意欲のある方
・寛容と尊重の精神を大切にし、クライアントのパートナーとして知性あふれる情熱を持って共に働ける
・多様な価値観を尊重し、多くの人を巻き込みながら前向きに仕事を進められる
出所:株式会社ローランド・ベルガー公式HP

ローランド・ベルガーでは、中途採用においてもプロフェッショナルとしての成長とキャリアアップを支援する体制が整っています。応募者には高い問題解決能力とグローバルな視点を持つことが求められ、自己成長への強い意欲が重視されます。経験豊富な人材が活躍できる環境を提供し、持続可能な成果を追求することが期待されます。

ローランド・ベルガーの採用動向

ローランド・ベルガーは、日本法人において近年、少数精鋭から採用増へと方針を転換しています。これは、企業全体としての成長とさらなるクライアントニーズに応えるための戦略的な動きです。この変革により、同社はより多様な人材を積極的に採用する方向に舵を切っています。

多様性の尊重による企業価値向上

ローランド・ベルガーは、多様性を尊重し、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が集まることで、企業としての価値を高めることを目指しています。このため、異なる業界や職種からの転職者も積極的に受け入れています。さらに、コンサルタントとしての役割だけではなく、コーポレートファンクションとしての役割も重視され、これらの部署で働く人材も重要な資産とされています。

このように、ローランド・ベルガーは多様な人材を積極的に採用し、成長と革新を続ける企業としての姿勢を強調しています。これにより、同社は新たな価値を創造し、クライアントに対して高い付加価値を提供することが分かります。

コンサル業界への転職をご検討の方はこちら

ローランド・ベルガーの選考情報

ローランド・ベルガーの選考においても、他の戦略コンサルティングファーム同様に、フェルミ推定やケース面接といった、論理的思考力を問われる出題がなされます。

フェルミ推定

フェルミ推定は、論理的思考能力に基づいて、予測が難しい数字を概算する方法です。ケース面接では最初にフェルミ推定を用いた売上や市場規模の予測の問題が出され、その後にケース問題が出題されるというパターンが多くあります。

フェルミ推定は下記の流れで行われます。

  1. お題が出題される
  2. 5〜10分程度、お題について自分で考える
  3. 自分の考えを元に、面接官にプレゼンテーションを行う
  4. 面接官と議論しながら、考えを修正する

2.でお題について自分で考える時間が与えられますが、制限時間に対してあまり余裕がない状況が多く見られるため、しっかり対策を行うことが重要です。

弊社のYouTubeチャンネルでは、元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【フェルミ推定面接のお手本】元ベインの面接官に問題を出してみた【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG】

ケース面接

ケース面接とは、与えられた問いに対して制限時間内に打ち手を提案する面接形式のことであり、課題解決のための論理的思考力が問われます。例えば「国内のバイオリン小売業者の売上向上施策を考えよ」という課題の場合は、前提確認→現状分析・構造化→ボトルネックの把握→施策立案という流れで課題を整理しつつ妥当性のある解答を導く必要があります。

ケース面接で面接官に見られるポイントは、問題を構造化して考えることのできる論理的思考力と、考えたことを正しく伝えることのできるコミュニケーション能力、クライアントの前に立つことのできる人間性を持っているかです。

ケース面接対策について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

弊社のYouTubeチャンネルでは、元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【ケース面接の教科書】元ベインの戦略コンサルタントが売上改善施策を徹底解説 たった1動画で基礎から学べる 【コンサル 転職】【コンサル 業界】
現役コンサルタントに選ばれるコンサル特化エージェント
– リメディのキャリア支援のポイント

1️⃣ Bain & Company, Boston Consulting Group出身者によるCase interview対策

2️⃣Big4出身者による総合コンサルへの転職サポート

3️⃣ オファー年収1,000万円以上の実績多数

4️⃣ 現役コンサルタントからのご相談も多数

5️⃣ 金融機関及び事業会社の役職者様からの転職実績も多数

6️⃣ コンサル未経験者の転職実績も豊富

7️⃣ リメディ唯一社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能

8️⃣ 非常に高い内定獲得率を実現するマンツーマン面接対策を実施

〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜

面接でのポイント

ローランド・ベルガーの面接のポイントは2つあります。

①結論ファーストで話すこと

コンサルタントは論理性を求められる職業です。結論ファーストで話すことで、質問に対して論理的な解答をしやすくなり、聞き手もどのような内容か把握しながら話を聞くことができるため、必ず意識しましょう。

面接官は想定外の質問を投げかけることにより、受験者の論理性を確かめることがあります。瞬時に結論が出ない場合は、焦らずに20〜30秒程度面接官に時間を求めてから、面接官に時間をもらってから、あくまでも結論ファーストで解答できるようにしましょう。

②志望理由

未経験からの転職の場合、コンサルタントとして活用できるスキルをPRすることが難しい傾向があります。また、戦略コンサルティングファームでは前職よりも高い処理能力や、新しいスキルのキャッチアップが求められることが多いです。その際にしっかりと仕事に熱意を持って取り組めるかを示すために、納得感のある志望理由を話せることは重要になります。

志望理由に重要な項目は具体性・リアリティです。具体的には、下記のような流れで志望理由を作ることをおすすめします。

1) こんな事をしてみたい・こういうサービスをクライアントに届けたいと思った
2)しかしスキルや立場上実現できなかった

3)だからこそ戦略コンサルティングファームで働きたい

元ベイン・BCGの戦略コンサルタントへのご相談を希望の方はこちら

ローランド・ベルガーの労働環境

ローランド・ベルガーでは、プロジェクトごとに異なる業務スタイルがあり、フレキシブルな勤務形態を採用しています。プロジェクトによってはリモートワークも可能ですが、長時間労働が求められることもあります。

ただし、労働時間の管理やワークライフバランスの改善に取り組んでおり、キャリアアップの機会も豊富です。自己啓発の支援や異動、海外赴任の機会も提供されており、従業員の成長をサポートする環境が整っています。

また、ローランド・ベルガーの社内文化は多様性を重視しており、さまざまなバックグラウンドを持つチームが新しいアイディアや視点を提供します。定期的に全体ミーティングやカジュアルな社員交流イベントが開催され、社員の意見交換やコミュニケーションが活発です。さらに、スポーツや文化活動のクラブもあり、社員の健康とチームワークを促進しています。

ローランド・ベルガーの福利厚生

ローランド・ベルガーの福利厚生は、以下のような制度が整っています。

  • 社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
  • 退職金制度、財形貯蓄制度
  • 結婚、出産、子育て、介護などに関する休暇制度
  • キャリアアップ支援制度、海外研修制度
  • スポーツクラブ優待、社員旅行などの福利厚生施設の利用
  • 学術会議出席支援、書籍購入補助などの知的好奇心を刺激する制度

また、年次有給休暇やプロジェクト間の休暇が取りやすく、休暇が多い環境も特徴的です。ただし、日系企業と比べると福利厚生が豊富ではないとされ、その分高い給料で補われています 。

ローランド・ベルガーの退職金

大手口コミサイトの口コミでは、ローランド・ベルガーにおいて、退職金制度は設けられていません。その代わりとして、確定拠出年金(401K制度)が提供されています。401K制度は、企業が従業員の退職後の生活を支援するための制度で、従業員が給与の一部を積み立て、企業がそれに一定の割合で上乗せする形で運用されます。

コンサル業界への転職でオファー年収1,000万円以上を実現したい方はこちら

ローランド・ベルガーのコンサルタントのキャリアパス

社内でのキャリアパス

ローランド・ベルガーの社内キャリアパスは、コンサルティング業界での成長を促進するために明確に定義されています。以下に、ローランド・ベルガーの典型的なキャリアパスを解説します。

出所:株式会社ローランド・ベルガー公式HP

ローランド・ベルガーのキャリアパスは、以下のような階級で構成されています。各階級では異なる役割と責任が求められ、昇進は実力主義に基づいて行われます。

スクロールできます
役職職務内容
ジュニアコンサルタントプロジェクトのフレームワークに沿った情報収集や調査、分析作業を主に担当します。
シニアコンサルタントプロジェクトメンバーの取りまとめ役として、複数のモジュールの作成やその内容について責任を持ちます。
プロジェクトマネージャープロジェクトの実質的な現場責任者として、担当パートナーと協力・連携しながら、プロジェクトの進捗・品質管理を担当します。
プリンシパルそれぞれ産業別・機能別の専門性を持ち、ローランド・ベルガーの代表として担当クライアントへの対応を行います。
パートナー売上責任を持った実質的な事業責任者です。
出所:株式会社ローランド・ベルガー公式HP

このように、ローランド・ベルガーでは明確なキャリアパスが設定されており、個人の能力と成果に応じて迅速な昇進が可能です。

社外でのキャリアパス

コンサルタントとして働いた後のキャリアパスは大きく以下の4つに分けられます。

  • 事業会社への転職
  • スタートアップ企業への転職
  • ファンド業界への転職
  • 起業
①事業会社への転職

ローランド・ベルガーでは大企業相手に仕事をする機会が多く、その経験を活かして事業会社に転職する方が多いです。事業会社の戦略を扱う経営企画や社長室の場合、戦略コンサルを経た後の方が入りやすいとされています。

②スタートアップ企業への転職

戦略ファームで身につけたスキルや知見を社会のために活かすことのできるフィールドとして、スタートアップへの転職という選択肢があります。成長領域の中で、よりスピード感を持って会社の変化に貢献していけるという点で魅力的な立ち位置にあると言えます。

③ファンド業界への転職

PEファンドやベンチャーキャピタルへの転職もあります。これまでの知見を活かしつつ、投資の知見を身につけることができるという理由から、転職される方が多いと考えられます。

④起業

戦略コンサルは総合コンサルと比べ、中期経営計画や新規事業の立案などのより上流工程をサポートするため、必然的にサポート側ではなく自らが事業を立ち上げて起業したいと考えるようになる方もいます。

弊社のYouTubeチャンネルでは、コンサルタントのキャリアパス、セカンドキャリアの選び方についてを徹底解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職にご興味のある方は是非一度ご覧ください。

【コンサル 転職】失敗しないセカンドキャリアの選び方 【ポストコンサル】【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG / 総合コンサル】Vol.130

元ベイン・BCGの戦略コンサルタントへのご相談を希望の方はこちら

自身がローランド・ベルガーで通用するか知るためにやるべきこと

本記事では、ローランド・ベルガーの年収や特徴について解説してきました。戦略コンサルティングファームを代表する企業ならではの給与体系や、事業内容、キャリアパスなどを理解していただけたかと思います。そのような企業に未経験から転職をしたいと思った時、「自分でも通用するのか」や「どのような対策をすれば選考を通過できるか」など、不安点も多くあるかと思います。

本記事では、ローランド・ベルガーの選考対策についても触れていますが、戦略コンサルティングファームの選考は難易度が高く、独特な選考プロセスを採用しているため、自分一人での対策には限界があります。

リメディはコンサル業界の転職に特化したエージェント会社です。弊社の特徴は何よりも内定率の高さにあります。元戦略コンサルタントのアドバイザーを始め、業界に精通したアドバイザーが1on1で面談をし、戦略コンサルタントに向いている人の特徴や、各社の違い・特徴、ケース面接の対策に至るまで、一貫してサポートいたします。

ローランド・ベルガーへの転職に少しでもご興味がある方は、ぜひ一度無料相談にお問い合わせください。

現役コンサルタントに選ばれるコンサル特化エージェント
– リメディのキャリア支援のポイント

1️⃣ Bain & Company, Boston Consulting Group出身者によるCase interview対策

2️⃣Big4出身者による総合コンサルへの転職サポート

3️⃣ オファー年収1,000万円以上の実績多数

4️⃣ 現役コンサルタントからのご相談も多数

5️⃣ 金融機関及び事業会社の役職者様からの転職実績も多数

6️⃣ コンサル未経験者の転職実績も豊富

7️⃣ リメディ唯一社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能

8️⃣ 非常に高い内定獲得率を実現するマンツーマン面接対策を実施

〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次