筑波大学大学院を卒業後、海外駐在を経て、KPMGコンサルティング株式会社に参画。先端技術・DXコンサルタントとして、官民のDX推進・新規事業創出に携わる。その後、リメディからのヘッドハントを受け参画。リメディでは、緻密なキャリア設計・徹底的な選考対策・自身の経験に裏打ちされた深い業務知見を軸とした支援により、コンサルティングファームへの支援に圧倒的な強みを持つ。IT領域を中心に広範な領域で実績を有するが、特にDX領域のエグゼクティブ層支援において業界トップクラスの支援実績を有する。
製薬・医療機器・医療ITの経験を生かすなら、事業戦略、研究開発、DXを扱うファームが候補です。病院での経験を生かす応募先として挙がるのは、病院経営やDPC分析を手がける専門ファームです。各社が公開するサービスと事例をもとに、出身領域ごとの選択肢を紹介します。
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ファーム選びで先に知りたいこと
出身領域によって、候補になるファームと評価される経験は変わります。年収や未経験からの転職についても、先に押さえておきたい点を整理します。
ヘルスケアに強いコンサルファームはどこ?
製薬・医療機器の戦略ならMcKinsey・BCG・Bain、ライフサイエンスの専門領域ならIQVIA・ZS・L.E.K.、DXや業務変革ならBig4・総合系が候補です。病院経営やDPC分析には、メディヴァ・GHC・日本経営などの日系特化ファームがあります。各社の領域と出身経験の関係は、次節の一覧表で比較できます。
製薬・医療機器メーカー出身におすすめのファームは?
病院・医療機関出身におすすめのファームは?
ヘルスケアコンサルに転職すると年収は下がる?
転職時に年収が下がるかは、前職の報酬、入社時の職位、提示条件で変わります。公開情報だけでヘルスケアコンサル全体の平均年収や、数年後に前職を上回る時期を一律に示すことはできません。応募前に提示年収、賞与・評価制度、昇格条件を個別に確認し、比較対象をそろえて判断してください。業界全体の参考情報はコンサル業界の年収記事、ファーム別の条件は各社の求人・個別記事を参照できます。
コンサル未経験でもヘルスケア領域で転職できる?
可能性はあります。ヘルスケアコンサルでは医療ドメインの知見を募集要件や案件内容に照らして評価する企業があるため、製薬の研究開発・MR・薬事、医療機器の開発・営業、病院の経営企画・診療情報管理といった経験が接点になる場合があります。鍵になるのは、出身領域の経験を「ファームが扱う案件の言葉」に翻訳できるかどうかです。応募先の要件を確認したうえで、ケース面接対策とドメイン経験の言語化を準備してください。
ヘルスケアでの経験は、どのようなコンサル業務に生かせますか?
製薬R&D・臨床なら研究開発戦略、MR・営業マーケなら営業改革、医療IT・ヘルステックならDX、病院経営なら経営改善が経験を生かしやすい領域です。候補企業を絞った後は、募集職種の仕事内容と担当してきた業務を照らし合わせます。
医療・ヘルスケアコンサルとは、どのような仕事ですか?
製薬・医療機器・医療ITを顧客とする案件には、事業戦略、研究開発、営業改革、DXなどがあります。病院・診療所向けには、経営改善、DPC分析、人事・組織改革などの案件があります。両方を扱うファームもあるため、候補を絞る際の判断材料は、会社名だけでなく志望部門の業務です。
以下の表では、6カテゴリの業務と出身領域の接点を示します。例えば、製薬の研究開発と病院のDPC分析では、応募時に示せる経験が異なります。
| カテゴリ | 代表ファーム | 案件の主軸 | 外資/日系 | 業務との接点がある経験 |
|---|---|---|---|---|
| 戦略系グローバル(MBB) | McKinsey・BCG・Bain | R&D戦略・新規モダリティ・PE/M&A | 外資 | 製薬R&D・臨床・医療機器 |
| ライフサイエンス領域 | IQVIA・ZS・L.E.K. | 営業マーケ戦略・上市・HEOR/M&A | 外資 | MR・マーケ・メディカル・臨床 |
| Big4 | デロイト・PwC・EY・KPMG | 事業戦略+オペ改革+規制・データ利活用 | 外資系日本法人 | 製薬・医療機器・医療IT・官公庁 |
| 外資・日系総合 | アクセンチュア・NRI・三菱総研・アビーム・ベイカレント | DX実装・SCM・CX変革・政策研究 | 外資/日系 | 医療IT・MR・SCM・ヘルステック |
| 日系ヘルスケア特化(企業向け) | CDIメディカル | 製薬/医療機器の事業戦略・新規事業・R&D | 日系 | 製薬・医療機器・ヘルステック |
| 日系ヘルスケア特化(病院向け) | メディヴァ・GHC・日本経営 | 病院経営改善・DPC分析・人事/組織 | 日系 | 病院・医療現場・診療情報管理 |
企業向けの戦略・研究開発支援と、病院向けの経営改善では、必要とされる経験が変わります。同じ総合系でも部門によって業務が異なるため、比較の材料となるのは各社のサービスと公開事例です。
戦略系グローバル(MBB)のヘルスケア部隊
戦略系グローバルのMBB3社は、製薬・バイオを業界領域として掲げています。研究開発戦略や事業ポートフォリオを扱う点で共通しますが、公開しているテーマには違いがあります。
McKinsey & Company(Life Sciences)
McKinseyはLife Sciencesプラクティスを掲げています。公式Insight「Advancing real-world evidence for pharmaceutical companies in Japan」では、製薬企業によるRWD活用と、そのためのデータ・組織上の課題がテーマです。製薬の研究開発やメディカル領域の経験を生かしたい場合は、志望職種の業務内容を見て判断します。
Boston Consulting Group(Biopharma / Health Care)
BCGはHealth Care/Biopharmaを業界軸に据え、「Biopharma Trends 2025」などで新規モダリティ・研究開発の変革を論じています。経済産業省のヘルスケアスタートアップ社会実装拠点事業でも、選定・育成支援の受託者に名を連ねます。製薬R&Dや医療機器での経験と接点があるのは、研究開発や事業化を扱う業務です。
Bain & Company(Healthcare & Life Sciences)
BainはHealthcare & Life Sciencesを掲げ、製薬、医療機器などを扱っています。ヘルスケア投資に関するレポートも発信しています。臨床・製薬R&D、医療機器、医療ITの経験がある場合は、応募する職種と扱う業界の接点を見ておきたいところです。
ライフサイエンス領域のグローバルファーム
IQVIA、ZS、L.E.K.は、ライフサイエンス領域に専門サービスを持ちます。営業・マーケティング、医薬品の上市、HEOR(医療経済評価)など、各社が扱う業務は異なります。MR、マーケティング、メディカルの経験と接点がある領域を見ていきます。
IQVIA(マネジメントコンサルティング)
IQVIAの日本向けマネジメントコンサルティングが扱うのは、Commercial Strategy・SFE(営業効率化)・HEORなどです。IQVIA全社の事例には「Target Patient Identification(対象患者特定の精度を15倍向上)」や早期臨床開発のポートフォリオ管理があります。MR・営業の経験は商業戦略、薬事・メディカルの経験は医療経済評価などとの接点があります。
ZS Associates(Pharmaceuticals & Biotech)
ZSは製薬・バイオの営業・マーケティング戦略を主要領域に掲げます。実名で紹介されている製薬企業との協業事例は、UCBとの重症筋無力症の診断支援、Takeda OncologyとのAI営業アプリなどです。MR・営業やマーケティングの経験を事業戦略へ広げたい人にとって、業務の接点が見つかるファームです。
L.E.K. Consulting(Life Sciences & Pharma)
L.E.K.はLife Sciences & Pharmaの領域で、製薬・バイオ・医療機器を扱います。「The Biopharma Imperative」などの調査記事も発信しています。臨床や医療機器で培った知識を市場・事業戦略に使いたい人に向く候補です。次の表に3社の主な領域を整理しました。
| ファーム | サービスの主軸 | 事例の特徴 | 業務との接点を確認する出身領域 |
|---|---|---|---|
| IQVIA | Commercial Strategy・SFE・HEOR | AI・データ活用(※コンサルは一部門) | MR・営業・薬事・メディカル |
| ZS Associates | 営業・マーケティング戦略・Medical Affairs | UCB・武田など実名事例が豊富 | MR・営業・マーケ・メディカル |
| L.E.K. | 事業戦略・M&A戦略 | テーマ別Insight中心(日本版あり) | 製薬・バイオ・医療機器(戦略/M&A) |
Big4のライフサイエンス・ヘルスケア部隊
Big4は、事業戦略・業務改革・規制対応・データ利活用など、ヘルスケアの複数領域を扱います。4社の違いを、公開しているサービスとテーマに沿って見ていきます。年収や選考は各社の関連記事で扱っています。
合同会社デロイト トーマツ(コンサルティングのLSHC領域)
旧デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は2025年12月に他の2法人と合併し、現在の法人名は合同会社デロイト トーマツです。コンサルティングのライフサイエンス・ヘルスケア領域では、「2026 Global Health Care Outlook」などのレポートや、日本の医療提供体制に関する論考を発信しています。関連記事ではデロイトの報酬や選考を扱っています。
PwCコンサルティング(ヘルスケア・医薬ライフサイエンス / DoubleJump Health™)
PwCコンサルティングはヘルスケア・医薬ライフサイエンスを扱い、「DoubleJump Health™」を案内しています。コラム「医彩(いさい)」が取り上げるテーマの一つは、調剤専業チェーンの構造変革です。製薬・医療機器の戦略や業務改革に加え、医療データ、病院・保険者向けの支援も扱うため、医療ITやデータ分析の経験を生かす仕事を探す際の候補になります。
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング(Health Sciences & Wellness)
EYはHealth Sciences & Wellnessのもとで、ライフサイエンス、コネクテッドヘルス、デジタルヘルスなどを扱います。医療とデジタルの両方の経験がある場合は、部門の業務と接点があります。
KPMGコンサルティング(LSHC)
KPMGコンサルティングはライフサイエンス・ヘルスケアで「Intelligent life sciences」や「健康医療データ利活用」をテーマに掲げるほか、トップインタビューなどを通じた情報発信にも取り組むファームです。スマートヘルス事業構想とヘルスケアデータ利活用・規制対応を扱う点が公式情報から確認でき、製薬・医療機器の事業戦略を検討する方は募集職種と案件領域を照合できます。下表でBig4の公式ページに掲載された領域を整理します。
| ファーム | 部門名 | 公式に確認できる主な領域 | 接点を確認しやすい出身領域 |
|---|---|---|---|
| デロイト | LSHC | 地域医療再編・グローバルアウトルック | 製薬事業企画・医療政策 |
| PwC | ヘルスケア・医薬ライフサイエンス / DoubleJump Health™ | コラム「医彩」・デジタルヘルス | 医療IT・データ・調剤/病院 |
| EY | Health Sciences & Wellness | ヘルスサイエンス・ウエルネスのテーマ | ライフサイエンス・デジタルヘルス |
| KPMG | LSHC | データ利活用・規制対応 | 製薬データ・薬事/規制 |
外資・日系総合コンサルのヘルスケア領域
総合コンサル各社は、事業戦略に加え、DX・システム実装・SCM・顧客体験の改革も扱います。医療IT、製薬の営業、サプライチェーンなどは、事業会社で担当した業務と重なる領域を探す際の手がかりです。
アクセンチュア(Life Sciences)
アクセンチュアはLife Sciencesの領域で、Sanofi iCare+の患者ケア支援事例を紹介しています。この事例ではSalesforce Health Cloudや自動化を使っています。製薬でのデジタル施策や医療ITの経験がある人には、システムの導入・活用を伴う業務との接点があります。
NRI・三菱総研(シンクタンク系)
NRI(野村総合研究所)はヘルスケア・医療で7つのケイパビリティを掲げ、「社会実装を目指すべきバリューベースヘルスケアのあり方と取組み」(2023年11月)などのレポートを発信。製薬経営・事業戦略、マーケットアクセス、医療機器のグローバル戦略・薬事リスク管理をリサーチと戦略の二軸で扱います。一方三菱総研は、公式IR・受託事業ページで医療・介護分野の調査研究や制度改革に関する情報を発信しています。医療政策・行政との接点を持つ方は、現行の部署名・募集職種・案件領域を確認してください。
アビーム・ベイカレント(実装・DX系)
アビームコンサルティングは製薬企業の業務効率化事例を紹介し、営業モデル、研究開発、SCM、SAPなどの領域を扱います。ベイカレント・コンサルティングはAI創薬、デジタル治療、医薬品SCMなどをヘルスケアのテーマに掲げます。製薬の業務とデジタル実装の双方を経験した人には、両社の公開領域との接点があります。
フォーティエンス(旧クニエ・NTTデータグループ)
クニエはフォーティエンスコンサルティング(NTTデータグループ)へ社名変更しました。ヘルスケア領域では、生成AIを活用した事業検討支援の事例や、医療・製薬に関するコラムを発信しています。医療情報システムや新薬開発の経験と接点がある領域です。
日系ヘルスケア・医療特化コンサル
日系のヘルスケア特化ファームには、製薬・医療機器の事業戦略を扱うCDIメディカルと、病院経営を支援するメディヴァ・GHC・日本経営があります。出身が企業か医療機関かによって、経験を生かせる業務が異なります。
CDIメディカル(製薬・医療機器企業と医療機関を支援)
CDIメディカルは、製薬・医療機器企業の事業戦略、新規事業、研究開発、薬事、M&Aに加え、病院向け支援も手がけるファームです。企業名を伏せた事例には、医薬品の研究開発・営業戦略や医療機器の画像AI事業開発があります。製薬・医療機器の事業戦略を日系ファームで担いたい場合の候補です。
メディヴァ(病院経営改善・在宅医療)
メディヴァは病院経営改善・再生、クリニックの開業・運営支援、在宅医療などを手がけます。尾中病院の健診センターの事例では、年間の受診者が移転前の約700人から約2,500人になったと紹介しています。病院やクリニックの運営経験を、経営改善の仕事につなげられる領域です。
GHC(DPC分析・病院経営)
GHC(グローバルヘルスコンサルティング)はDPCデータを使った病院経営支援を手がけ、「病院ダッシュボードχ」を提供しています。市立砺波総合病院の事例では、病床管理と加算算定の見直しにより年額換算1億円相当の経営改善を報告しています。診療情報管理や病院運営の経験は、データを使った改善業務につながります。
日本経営(病院の人事・組織・収益改善)
日本経営が支援するのは、病院・診療所・介護施設の経営戦略、収益改善、人事、業務改善です。神戸市立医療センター西市民病院の注射業務と5S、佐野記念病院の病棟引継ぎの改善事例を公開しています。病院運営・看護管理の経験は、組織や業務の改善を扱う仕事との接点があります。
| ファーム | 主軸 | 公開事例 | 業務との接点がある経験 |
|---|---|---|---|
| CDIメディカル | 製薬/医療機器の事業戦略(企業向け) | 種別表記(実名非公開) | 製薬・医療機器・ヘルステック |
| メディヴァ | 病院経営改善・在宅医療 | 尾中病院 健診センター改善 | 病院・クリニック運営 |
| GHC | DPC分析・病院経営 | 市立砺波総合病院 年額換算1億円相当の改善 | 臨床・病院運営・診療情報管理 |
| 日本経営 | 病院の人事・組織・収益改善 | 西市民病院 8,700時間削減(理論値) | 病院運営・看護管理 |
出身領域別 × ファームカテゴリの対応表
製薬・医療機器・医療ITの経験は企業向けの戦略、DX、業務改革に、病院での経験は経営改善やDPC分析につながります。次の表では、経験と業務の接点を一覧にしました。
表では出身領域と6カテゴリの業務の接点を示します。「個別確認」は、公開サービスから対応関係を一律に示せない領域です。
| 出身領域\カテゴリ | 戦略系MBB | ライフサイエンス領域 | Big4 | 外資/日系総合 | 日系特化(企業) | 日系特化(病院) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 製薬R&D・臨床開発 | R&D戦略 | 早期開発/HEOR | RWD/Medical Affairs | R&D高度化 | R&D・薬事戦略 | 個別確認 |
| MR・営業マーケ | 上市/オムニチャネル | 営業/商業戦略 | コマーシャル変革 | MRモデル変革/CX | 営業戦略 | 個別確認 |
| 医療機器 | MedTech | 事業/M&A戦略 | 事業戦略 | 製造DX/SCM | 新規事業/参入 | 個別確認 |
| 医療IT・ヘルステック | 医療データAI | 個別確認 | デジタルヘルス/データ | DX実装 | 新規事業 | 病院システム |
| 薬事・QA・メディカル | Medical Affairs | HEOR/Medical | 規制・データ利活用 | 薬事リスク管理 | 薬事戦略 | 個別確認 |
| 病院・医療現場・診療情報管理 | 個別確認 | 個別確認 | 地域医療再編 | 政策/制度 | 個別確認 | 病院経営/DPC |
年収の不安については、製薬・医療職からの転職でも、前職の報酬、入社時の職位、提示条件によって結果が変わります。入社初期の提示年収だけでなく、賞与・評価制度・昇格条件を確認し、前職と同じ条件で比較してください。コンサル業界の職位別・ファーム別の参考情報はコンサル業界の年収記事で確認できます。下のフォームから、自分の出身領域に合うヘルスケアコンサル求人を検索できます。
ヘルスケア出身者のためのファームの選び方3軸
カテゴリと適性が掴めたら、最後は3つの軸で優先順位をつけると、候補が数社に絞れます。下表は軸の概要で、続く節は各軸の詳しい解説です。
| 軸 | 選択肢 | 向く人 |
|---|---|---|
| 軸1:案件タイプ | 戦略 / DX・実装 / 規制・薬事 | 上流志向か実装志向かで分岐 |
| 軸2:応募条件と働き方 | 語学要件 / 英語の使用場面 / 勤務条件 | 求人票と面接で確認 |
| 軸3:専門度 | 総合の一部門 / ヘルスケア特化 | 幅を取るか深さを取るかで分岐 |
軸1:案件タイプ(戦略/DX・実装/規制・薬事)
同じヘルスケアでも、R&D戦略を描く案件と、システムを実装する案件、薬機法・規制対応を支援する案件では、日々の仕事の質がまったく違います。上流の戦略ならMBB・専門グローバル・CDI、DX・実装ならアクセンチュア・アビーム・ベイカレント、規制・データ利活用ならPwC・KPMGを軸に比較できます。業態による激務度の違いは、コンサル業界の残業記事で確認できます。
軸2:応募条件と働き方
語学要件、英語を使う場面、勤務地や就業時間は、同じファーム内でも職種ごとに異なる確認事項です。求人票の必須条件を読み、面接では担当案件の範囲や働き方を聞くと、希望とのずれを見つけやすくなります。
軸3:専門度(総合の一部門 vs ヘルスケア特化)
Big4や総合系は複数の産業を扱い、ヘルスケア専門ファームは製薬・医療機関などの特定領域に重点を置きます。将来も医療領域を専門にしたいか、ほかの産業にも関心があるかを考えると、応募先の業務を選びやすくなります。
ヘルスケアからコンサルへの転職支援
ヘルスケアコンサルで評価される経験や面接で深掘りされる論点は、製薬R&D・MR・臨床開発・医療機器・医療IT・病院経営という出身領域ごとに別々です。製薬R&D出身者がR&D戦略を語る場と、病院出身者がDPC分析の経営改善を語る場では、準備すべき内容が別物になります。
リメディでは、医療ドメインの経験を応募先の案件領域に合わせて整理し、求人票の確認、職務経歴の言語化、ケース面接の準備などを相談できます。応募先によって選考フローや確認事項が異なるため、希望する業務と求人の条件を照合しながら準備します。
相談で一緒に整理できるのは、職務経歴書に書く経験の選び方、志望先に応じた面接準備、提示条件の読み方です。病院経営の経験と製薬企業での経験では、応募先に伝える内容も変わります。
あなたの経歴で狙える非公開求人と想定年収レンジを受け取る
業界特化のヘッドハンターが、公開求人に出ない選択肢と次の一手をご案内します。
ヘルスケア出身者がコンサル転職で成功するポイント
ヘルスケアからコンサルへの転職は、ファーム選び・選考対策・エージェント活用の3点を段取りよく組み立てると、準備の抜けを減らせます。順に押さえます。
1. ファーム選び(出身領域との適合)
応募先を選ぶときは、出身領域だけで判断せず、職務内容・募集要件・希望する業務を照合してください。複数社のサービスラインと公開事例を比較し、自分の経験をどの案件で使いたいかを整理してから、求人票と面接で担当領域を確認することが第一歩です。
2. 選考対策(ケース面接+ドメイン知識の翻訳)
ケース面接を行うかどうかは、ファームや職種によって異なります。面接で準備するのは、製薬の薬事知識、医療機器の開発経験、病院の経営課題への理解を、応募先の業務につなげる説明です。職務経歴書には、守秘義務を守りながら担当範囲と成果を具体的に記します。
3. エージェント活用
ファームごとの採用基準・選考ステップ・提示条件は、求人票や採用担当者への確認に加え、業界特化エージェントから得られる情報もあります。独力で応募する場合でも、応募要件と職務経歴の接点を整理し、提示条件を比較できる状態にすることが大切です。ヘルスケアとコンサル双方の動向を把握したエージェントを使う場合は、提供情報の時点と対象求人を確認してください。担当者が応募要件の違いを説明できるか見極める観点は、ヘルスケアコンサル転職エージェントの選び方で確認できます。
医療の現場を離れることに迷う場合は、志望先の案件で専門知識を使う場面を具体的に調べます。ZSとUCB、アクセンチュアとSanofiの公開事例からは、製薬・医療領域の業務の一端が分かります。募集職種ごとに確認するのは、自分が担当した薬事、臨床、営業、病院経営の仕事と重なる部分があるかです。
ヘルスケアからコンサル転職を検討するなら
製薬・医療機器・医療ITでの経験と、病院での経験では、応募先に示す実績が異なります。事業・研究開発戦略、DXや業務改革、病院経営という業務別に候補を絞り、前掲の対応表から経験と仕事の接点を探せます。
報酬の目安はコンサル業界の年収記事にもまとめています。
関連記事
ファームの業務領域を絞った後の判断材料は、年収や働き方、個社の選考情報です。
- ヘルスケアからコンサルへ転職できる?出身領域別のルートと評価される経験 — 自分の経験が活きるファームと評価ポイントを把握したい方向け
- コンサル業界の年収はなぜ高い?ファーム別・職種別ランキングを解説 — ヘルスケアコンサルの報酬水準を業界全体の中で位置づけたい方向け
- コンサル業界の残業時間は多い?企業別データ・繁忙期を解説 — 戦略系・総合系・シンクタンクの激務度の違いを把握したい方向け
- デロイト トーマツ コンサルティングの年収 — Big4のLSHC部門を代表する1社の報酬・選考を詳しく知りたい方向け
- アクセンチュアの年収 — Life Sciencesでの実装・DX案件に関心がある方向け



製薬、医療機器、医療IT、病院では、経験が生きる案件領域や役割が異なります。会社一覧を比べる際は、希望する案件領域と募集職種の担当範囲を照らし合わせると、自分の経験を生かせる応募先を絞りやすくなります。
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