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INTLOOPの年収は平均約611万円(2025年7月期)|職種別の想定年収と役職別の公開状況

INTLOOPの平均年間給与は約611万円です(2025年7月期の有価証券報告書、提出会社の数値。平均年齢35.5歳、平均勤続年数2.1年)。INTLOOPの年収は職種と評価で大きく変わり、公式の募集要項はコンサルタント職の想定年収を450万〜2,000万円(戦略コンサルタントは1,000万円〜)と示し、評価では事業への貢献度を最も重視するとしています。役職別・年代別の平均額は公式に公表されておらず、2026年7月期の有価証券報告書は2026年10月27日に提出される予定のため、提出後に平均年間給与が更新されます。

監修者

リメディ株式会社 ディレクター

馬越 雄司 | MAGOSHI Yuji

神戸大学を卒業後、阪急阪神ホールディングスに新卒入社。経理事業部に配属となり、グループ企業5社を担当。担当企業の決算業務や税務、IFRS改正対応業務に従事。
その後リクルートに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代まで様々な業界・職種の方のキャリア支援に従事。結果として、新人賞をはじめ、顧客価値貢献・チーム貢献に関する複数の賞を受賞。
現在はディレクターとして、M&A業界、戦略・総合コンサルティングファーム、メガベンチャー企業に特化した転職サポートを行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。

目次

本記事のポイント

INTLOOPの平均年収はいくらか?

2025年7月期(第21期)の有価証券報告書によると、提出会社INTLOOP株式会社の平均年間給与は6,108千円(約611万円)、平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は2.1年です。賞与と基準外賃金を含む額で、従業員数は716名です。

INTLOOPの平均年収の推移はどうなっているか?

有価証券報告書で確認できるINTLOOPの平均年間給与は、2022年7月期の525.0万円から2025年7月期の610.8万円まで、毎期上がっています。3年間の増加は85.8万円です。年度ごとの表は次の章にまとめています。

INTLOOPの役職別・年代別の年収はいくらか?

役職別・年代別の平均年収は、有価証券報告書にも公式の採用ページにも載っていません。公表されているのは、職種ごとの想定年収(戦略コンサルタント1,000万円〜、ビジネス・IT・DXコンサルタント500万〜2,000万円など)と、昇給・賞与が年2回であることです。

INTLOOPの年収はどのように決まるのか?

募集要項では、多くの職種の月給は想定年収を14分割した額で、賞与は年2回(各月給1か月分)です。評価は5月〜10月末と11月〜4月末の年2回で、結果は8月と翌2月の昇給と賞与に反映される仕組みです。評価基準で最も重視されるのは事業への貢献度で、直近6年間の平均昇給率は公式の記載で8.97%です。

2026年7月期の平均年収はいつ分かるのか?

INTLOOPは2026年9月11日公表の決算短信で、有価証券報告書の提出予定日を2026年10月27日と記載しました。提出後は、2026年7月期の平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数を確認できます。この記事の平均年間給与は、現時点で提出済みの最新の2025年7月期の値です。

INTLOOPの年収|平均・推移・役職別の公開状況

平均は有価証券報告書、職種ごとの水準は公式の募集要項で確認できます。先に平均と推移を見て、そのあとで役職別・年代別に公式の数値があるかを整理します。

平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数(2025年7月期)

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項目2025年7月期前期(2024年7月期)
平均年間給与6,108千円(約611万円)5,837千円(約584万円)
平均年齢35.5歳34.0歳
平均勤続年数2.1年1.8年
従業員数(提出会社)716名633名
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第21期、2025年7月期、2025年10月27日提出)「従業員の状況」(2) 提出会社の状況、同 第20期(2024年7月期、2024年10月31日提出)。平均年間給与は賞与及び基準外賃金を含む

この平均は提出会社であるINTLOOP株式会社の716名の値です。子会社を含む連結の従業員1,374名(2025年7月31日現在)の平均ではありません。INTLOOPの平均年間給与は、前期から約27万円(4.6%)増えました。

平均年間給与の推移(2022年7月期〜2025年7月期)

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決算期平均年間給与平均年齢平均勤続年数従業員数
2022年7月期525.0万円33.9歳3.2年287名
2023年7月期526.0万円34.3歳1.6年470名
2024年7月期583.7万円34.0歳1.8年633名
2025年7月期610.8万円35.5歳2.1年716名
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第18期〜第21期、2022年7月期〜2025年7月期)「従業員の状況」提出会社の状況(千円単位の開示を万円に換算)。2022年7月に東京証券取引所グロース市場へ上場したため、有価証券報告書で確認できるのは2022年7月期以降

2022年7月期の525.0万円から2025年7月期の610.8万円まで、3年で85.8万円(16.3%)上がりました。最も大きく動いたのは2024年7月期で、前期から57.7万円増えています。同じ期間にINTLOOPの従業員は287名から716名へ約2.5倍になりました。平均勤続年数は3.2年から2.1年に短くなっています。

公式は直近6年間の平均昇給率を8.97%と説明していますが、平均年間給与の伸びはこの率と一致しません。平均には入社時期や職種の構成の変化も入るため、個人の昇給幅をそのまま表す数字ではないと考えられます(弊社の解釈)。

役職別・年代別の年収|公式に数値が出ていない部分

役職(アソシエイト、マネジャー、パートナーなど)別と年代別の平均年収は、有価証券報告書にも採用サイトにも載っていません。推測で補った表は載せず、公式で確認できる範囲を整理します。

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区分公式で確認できること年収の数値
役職別(マネジャー、シニアマネジャーなど)採用サイトのキャリアパスに職位名と昇格の実例(入社2年でマネジャーへ昇格した例など)がある。職位ごとの給与は載っていない公式数値なし
年代別(20代・30代など)平均年齢35.5歳のみ。年代別の平均は有価証券報告書にも採用サイトにもない公式数値なし
職種別募集要項に職種ごとの想定年収(東京勤務)が載っている戦略コンサルタント1,000万円〜、ビジネス・IT・DXコンサルタント500万〜2,000万円など(採用情報の章に一覧)
昇給年2回。直近6年間の平均昇給率8.97%(公式の記載)率のみ(金額は非公表)
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第21期、2025年7月期、2025年10月27日提出)、INTLOOP公式 採用サイト(2026年10月11日確認)(評価/昇給制度、キャリアパス、募集要項)

公式は、年2回の評価と昇給の機会があり、入社から1〜2年でマネジャーに昇進した例も多いと説明しています。昇格で年収がどの程度動くかは、公式の資料からは読み取れません。

平均の約611万円と、職種ごとに450万円から2,000万円まで開く想定年収は、そのままでは自分に当てはまる水準が読み取れません。自分の経験がどの職種の必須経験に当たり、提示額がレンジのどこに入るのかは、コンサルティング領域を担当する担当者と職務経歴書を見ながら整理できます。

INTLOOPの年収の決まり方|14分割・賞与・年2回の昇給

給与の構成と昇給の仕組みは、公式の募集要項と評価制度のページで確認できます。数値は2026年10月11日時点の公式ページの記載です。

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項目公式の記載補足
月給想定年収を14分割した額コンサルタント職、プロジェクトマネジャー・システムエンジニア・クラウドエンジニア、人材系の営業職などの募集要項に記載
賞与年2回(各月給1か月分)コンサルティングセールスと、インフラ・ネットワーク・ファシリティ・Salesforceのエンジニア職は「年2回」とのみ記載
昇給年2回(8月と翌2月)インフラ・ネットワーク・ファシリティ・Salesforceのエンジニア職は年1回
評価の時期5月〜10月末と11月〜4月末の年2回結果はフィードバック面談で共有され、昇給と賞与に反映される
評価基準「事業への貢献度」を最も重視部門の事業目標に対する成果と、その成果を担った役割を総合的に評価する
昇給率直近6年間の平均8.97%公式の記載。個人ごとの昇給幅は非公表
出所:INTLOOP公式 採用サイト(2026年10月11日確認)(評価/昇給制度、職種別の募集要項)

月給を14分割する仕組みでは、想定年収に賞与が含まれる形です。たとえば想定年収が1,000万円なら、月給は約71万円、賞与は年2回で各約71万円という計算です(公式の構成から算出した弊社の計算例)。提示額が賞与込みの年収か、月給の12か月分かは、求人票だけでは取り違えやすい点です。

求人票・オファーで確認する項目

  • 提示額が14分割(賞与込み)の想定年収か、月給が別建てか
  • 勤務時間の制度と時間外手当の扱い(有価証券報告書は、一部社員への裁量労働制とフレックス制があると記載)
  • 昇給・賞与の評価期間と、入社初年度の評価の扱い
  • 提示された職位・等級が、社内でどの役割に当たるか

INTLOOPの採用情報と求人の見方

公式の採用サイトは、中途採用の職種をコンサルタント、エンジニア/テックPM、セールス、その他に分けています。想定年収は東京勤務の額を基準にし、地方拠点の額が別に示された職種はその額を括弧内に併記しています(複数拠点で共通の額を示す職種もあります)。必須経験は、多くの職種で「いずれか1つに該当すること」の形式で書かれています。

コンサルタント職(中途採用)

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ポジション想定年収募集定員必須経験(いずれか)
戦略コンサルタント1,000万円〜20名コンサルティングファームでの戦略コンサルティング経験、または事業会社の経営企画室・経営戦略室などでの企画立案・実行経験
ビジネスコンサルタント500万〜2,000万円20名コンサルファームでのビジネスコンサルティング経験、事業会社の経営企画での企画立案・実行経験、業務部門での自部門の戦略・改善企画の立案・実行経験など
ITコンサルタント500万〜2,000万円20名ITコンサルティング経験、システム導入のプロジェクトマネジメント経験、業務アプリ開発やパッケージ導入の要件定義経験、顧客折衝経験など
DXコンサルタント500万〜2,000万円20名DXコンサルティング経験、AI・IoTなど先進テクノロジーやデータ分析の深い知見、デジタルマーケティングの実務経験など
プロジェクトマネジメントコンサルタント450万〜1,200万円(福岡・名古屋・大阪は500万〜1,000万円)30名コンサルファームでのITコンサルまたはPMOの経験2年以上、PM/PL/TLの経験3年以上のいずれか。SIerのPG/SE経験2年以上、事業会社の情報システム部門でのPMまたはPMOの経験2年以上でも該当
出所:INTLOOP公式 採用サイト(2026年10月11日確認)(職種別の募集要項。必須経験は要約)

同じ職種名でも想定年収が500万円から2,000万円まで開いているため、提示額は経験と職位で決まる前提で読む必要があります。幅の決め方は公式に説明がありません。

エンジニア/テックPM職(中途採用)

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ポジション想定年収主な必須経験
プロジェクトマネジャー525万〜1,050万円(福岡・名古屋・大阪は450万〜800万円)業務システム開発のPM/PL経験、またはオブジェクト指向言語での製造経験2年以上
システムエンジニア450万〜850万円(大阪・福岡・名古屋・北九州は350万〜750万円)業務システムの開発経験2年以上、または要件定義から保守運用までの開発プロセスの経験2年以上
クラウドエンジニア400万〜850万円(東京・大阪・名古屋)ITインフラ基盤の企画から構築までの経験、クラウド(主にAWS)の設計構築経験などのいずれか(目安2年以上)
インフラエンジニア(運用保守)400万〜725万円サーバやクラウドの運用保守経験3年以上
インフラエンジニア(設計構築)400万〜600万円サーバやクラウドの設計構築経験3年以上
ネットワークエンジニア400万〜800万円ネットワークの運用保守・設計構築の経験4年以上
ファシリティエンジニア400万〜725万円電気・電気通信など電気関連の仕事、電気設備施工管理、施工管理や電話・PBXの構築・工事のいずれかの経験
Salesforceエンジニア400万〜600万円Service Cloud、Sales Cloudの設計構築経験3年以上
出所:INTLOOP公式 採用サイト(2026年10月11日確認)(職種別の募集要項。必須経験は要約)

セールス職(中途採用)

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ポジション想定年収募集定員必須経験(いずれか)
コンサルティングセールス1,500万円〜3名コンサルティングファームでの営業経験、またはコンサルタントとして売上責任を負った経験(職位のイメージはマネジャー、シニアマネジャー、パートナー、ディレクターなど)
人材ソリューション営業360万〜700万円(採用時ボーナスを含む)20名無形サービスの営業経験、人材営業の経験、IT系の営業経験のいずれか
人材コーディネーター400万〜700万円(東京・大阪)10名無形サービスの営業経験、または接客業の経験(3年以上に限る)
転職エージェント570万〜800万円5名人材紹介、SES営業、IT派遣営業など人材関連ビジネスの経験(年数は募集要項内で3年以上と5年以上の記載が分かれる)
出所:INTLOOP公式 採用サイト(2026年10月11日確認)(職種別の募集要項。必須経験は要約)

コンサルティングセールスの1,500万円〜は、公式が職位のイメージをマネジャー以上としている募集です。必須経験は、コンサルティングファームでの営業経験か、コンサルタントとして売上責任を負った経験のいずれかです。職位のイメージがマネジャー以上のため、他の職種の想定年収とは別に読む前提の募集です。

求める人物像

採用サイトのメッセージは、「並外れた成長欲と、駆け上がる覚悟を持つ方へ」と呼びかけ、「頑張った分だけ正当に評価される」環境を打ち出しています。戦略コンサルタントの募集要項に書かれた人物像は、リーダーシップと主体性・積極性をもち、前向きで自発的に行動できる方です。

応募職種の必須経験と想定年収を確認できたら、年収や勤務地などの条件で公開求人を見比べると、INTLOOP以外の候補も含めて応募先の優先順位をつけやすくなります。

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INTLOOPの転職難易度と面接のポイント

応募要件から見た難易度

公式サイトには、選考フロー、面接の回数、倍率の記載が見当たりません(2026年10月11日確認)。判断材料になるのは、必須経験の書き方と募集定員です。

必須経験は、戦略コンサルタントがコンサルファームでの戦略コンサルティング経験か事業会社の経営企画などの経験、プロジェクトマネジメントコンサルタントがITコンサルまたはPMOの経験2年以上かPM/PL/TLの経験3年以上というように、職種ごとに範囲が違います。ビジネス・IT・DXコンサルタントは、コンサルティング経験のほかに、事業会社での企画・改善の経験や技術分野の知見でも当てはまる書き方です。

募集要項には、未経験者向けの入社後研修として、約1か月のコンサルタント基礎などの研修を受けてからプロジェクトにアサインされる、との記載があります。対象者や期間は未経験の度合いで判断されます。必須経験の範囲が狭い職種ほど、応募前に自分の経験が当てはまるかを確認しておく必要があります(弊社の整理)。

応募の意思がまだ固まっていない場合は、選考に関係しないカジュアル面談とオンライン説明会が用意されています。コンサルティング業界の区分や各社の年収の水準は、コンサル業界とは|コンサルティング業界の全体像にまとめています。

面接の準備|弊社の整理

INTLOOPは面接の評価基準を公表していません。以下は公式の採用メッセージと評価制度の説明から弊社が整理した準備の観点で、公式の基準ではありません。

1. 自分で課題を見つけて動いた経験

採用メッセージが成長意欲と覚悟を掲げているため、指示を待たずに課題を見つけて動いた経験を、役割と結果を分けて話せるようにしておくと伝わりやすくなります。

2. 必須経験との対応

多くの職種の必須経験は「いずれか1つに該当」の形式です。職務経歴書では、応募職種の必須経験のどれに当たるかが読み手に分かるように、担当した案件の範囲と年数を書き分けておきます。

3. 事業への貢献を数字で示す

評価では事業への貢献度が最も重視されます。売上の改善、コストの削減、期間の短縮など、前職で成果を数字で示せる材料を整理しておくと、評価の基準に合わせた説明がしやすくなります。

INTLOOPの企業情報・事業・業績

INTLOOP株式会社は2005年2月の設立です。2022年7月には東京証券取引所グロース市場へ上場しました。有価証券報告書は、自社を「事業創造型コンサルティングファーム」と位置づけ、事業は「プロフェッショナル人材ソリューション&コンサルティング事業」の単一セグメントとしています。

会社概要

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正式社名INTLOOP株式会社(イントループ株式会社)
設立2005年2月
代表者代表取締役 林 博文
本社所在地東京都港区赤坂2-4-6 赤坂グリーンクロス27F
上場市場東京証券取引所グロース市場(証券コード:9556)
決算期7月
資本金6,063万円(2025年7月31日現在、有価証券報告書の提出会社の経営指標)
従業員数提出会社716名・連結1,374名(2025年7月31日現在、有価証券報告書)。公式サイトの会社概要は、単体1,030名・連結1,953名(2026年7月31日現在)
平均年間給与約611万円(2025年7月期、提出会社)
平均年齢・平均勤続年数35.5歳・2.1年(2025年7月期、提出会社)
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第21期、2025年7月期、2025年10月27日提出)、INTLOOP公式サイト 会社概要(2026年10月11日確認)。従業員数は、有価証券報告書が就業人員、公式サイトが社員数で、数え方が異なる可能性がある

事業の中身

有価証券報告書によると、事業の中心は、フリーランスのコンサルタント・ITエンジニアを顧客企業の案件に紹介するプロフェッショナル人材ソリューションです。登録しているフリーランスは2025年7月末で約52,000名(稼働1,579名)と記載されています。そこに自社社員のコンサルタントを加え、フリーランス人材と自社社員を組み合わせたチームで顧客の課題解決を支援しています。

公式サイトの事業紹介は、コンサルティング、PMOソリューション、テクノロジーソリューション、プロ人材活用サービス、プロ人材転職支援サービス、Webサービスの6つに分かれています。2026年6月には、業務特化型のAIエージェント「INTLOOP Pocket」の提供を始めています(公式サイトの沿革)。

同業と平均を比べるときは、事業の中身をそろえて見る必要があります。たとえばベイカレントの提出会社の平均年間給与は1,331万円(平均年齢31.3歳、2026年2月期)で、詳しくはベイカレントの年収にまとめています。INTLOOPの有価証券報告書が事業の中心に置くのは、フリーランスのコンサルタント・ITエンジニアを顧客に紹介するプロフェッショナル人材ソリューションで、自社社員を加えたハイブリッドの体制でコンサルティングを提供する形です。総合コンサルティングファームの平均とは、同じ基準では比べられません。

5期の業績(2021年7月期〜2025年7月期)

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決算期売上高経常利益従業員数
2021年7月期92.5億円4.19億円193名
2022年7月期131.2億円7.72億円287名
2023年7月期178.2億円11.07億円470名
2024年7月期214.2億円13.31億円633名
2025年7月期255.2億円17.44億円716名
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第21期、2025年7月期、2025年10月27日提出)「提出会社の経営指標等」(単体)。単体の数値で、子会社を含む連結の数値ではない

単体の売上高は、2021年7月期から2025年7月期の4年で約2.8倍になりました。連結決算は2024年7月期から作成されているため、5期を同じ基準で並べられるのは単体の数値です。

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決算期(連結)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2024年7月期270.8億円15.1億円15.4億円9.0億円
2025年7月期335.5億円(前期比+23.9%)21.9億円(同+45.1%)22.2億円13.7億円
2026年7月期404.0億円(同+20.4%)13.4億円(同-38.8%)13.7億円(同-38.4%)5.1億円(同-62.4%)
出所:INTLOOP株式会社 有価証券報告書(第20期・第21期)、INTLOOP株式会社 2026年7月期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年9月11日公表)。2026年7月期は決算短信の値で、有価証券報告書は未提出(提出予定日2026年10月27日)。決算短信は監査の対象外

2026年7月期は増収で、営業利益は前期から4割近く減っています。決算短信は、この期にハイレイヤー人材・デリバリー人材の採用強化、独自のAIエージェントの開発、子会社化などを進めたと説明しています。2027年7月期の予想は、売上高480億〜505億円、営業利益35億〜46億円です。

有価証券報告書は、2025年7月期の販売費及び一般管理費の増加の主な要因に採用費と人件費の増加を挙げています。ただし、利益の増減と平均年間給与の関係は、これらの資料からは確認できません。2026年7月期の平均年間給与は、有価証券報告書の提出後に確認します。

INTLOOPの労働環境・福利厚生

平均勤続年数は2.1年(2025年7月期、提出会社)で、従業員が3年で約2.5倍になった分、入社して間もない社員の比率が高いと考えられます(弊社の解釈)。有価証券報告書の提出会社の欄に載る人事の指標は、管理職に占める女性労働者の割合が12.9%、男性労働者の育児休業取得率が76.9%、男女の賃金の差異(全労働者)が72.4%です。賃金の差異は、役職・等級別の人数構成と短時間勤務者によるもので、性別による人事制度上の差は設けていない、というのが有価証券報告書の説明です。

公式の福利厚生ページに載る制度は次のとおりです。

  • 確定拠出年金(401k)への会社補助(入社5年未満は月5,000円、5年以上は月10,000円)
  • 従業員持株会(拠出金の10%を会社が補助)
  • リゾートトラストの法人会員として、「エクシブ」など全国30か所以上の宿泊施設を会員価格で利用可(利用条件あり)
  • 関東ITソフトウェア健康保険組合への加入
  • 約200冊のライブラリーの貸出と、業務に関連する資格の受験料・更新費用の支援

休日・休暇は、完全週休2日制(土日)と祝日に、年末年始休暇(12月30日〜1月3日)、夏季休暇、推奨取得日のある年次有給休暇が加わる構成です。在宅勤務と出社は柔軟に選べる一方、案件によっては出社が必要です。フレックスタイム制のコアタイムの有無は、職種や配属部署で異なります。

INTLOOPの社員のキャリアパス

公式の採用サイトの考え方は、年齢や社歴に縛られず早い段階からマネジャーを目指せる、というものです。半年ごとの評価とキャリア面談で、次の目標を設定します。公式の実例のうち、次の3つを挙げます。

  • シニアコンサルタントとして2024年に入社し、2025年にマネジャーへ昇格した例
  • マネジャーとして2022年に入社し、2024年にシニアマネジャー、2025年にパートナーへ昇格した例
  • 新卒で2021年に入社した営業職が、2025年にアソシエイトディレクターになった例

いずれも個別の事例で、昇格のペースや昇格に伴う年収の変化は公表されていません。職位ごとの給与の幅は、面談で確認することになります。

INTLOOPの提示年収を判断する前に確かめる3点

INTLOOPの平均年間給与は約611万円(2025年7月期)で、職種ごとの想定年収は300万円台から2,000万円まで開いています。役職別・年代別の数値は公式に出ていないため、提示額を判断する前の確認ポイントは次の3点です。

  • 提示額が賞与込みの想定年収か、月給の何か月分か(月給は想定年収の14分割、賞与は年2回)
  • 提示された職種と職位が、募集要項のどの必須経験とどの想定年収に対応するか
  • 2026年7月期の有価証券報告書(2026年10月27日提出予定)で、平均年間給与が前期の約611万円からどう動いたか

この3点を確認しても、複数の企業の選考を並行する場合の比較や応募の順番が残ることがあります。他のコンサルティング企業の提示条件も並べて考えたい場合は、転職の進め方を相談できます。

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