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【2024年1月更新】M&Aキャピタルパートナーズはどんな会社?企業情報/採用大学/評判/年収/転職・求人・採用・面接等


監修者

リメディ株式会社 執行役員

須賀大貴 | Suga Taiki

関西学院大学卒業後、新卒でキーエンスに入社し、約9年間法人営業及び各エリアの営業戦略立案に従事。リメディに参画後は、幅広いネットワークと戦略立案能力を生かしながら、M&A及びコンサルファームへの多数の転職支援実績を残す。 経営幹部人材の転職・採用において特に強みを有する。

目次

M&Aキャピタルパートナーズとはどんな会社?

会社名M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
事業内容M&A仲介事業
設立2005年(平成17年)10月
所在地(本社)
〒104-0028
東京都中央区八重洲二丁目2番1号
東京ミッドタウン八重洲
八重洲セントラルタワー36階
電話番号 03-6770-4300(代表)

(大阪オフィス)
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田2-2-2
ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19階
従業員数(連結)270名
(単体)206名 (2023年9月30日現在)
役員代表取締役社長 中村悟
取締役 十亀 洋三
取締役 岡村 英哲
取締役 下田 奏
社外取締役 西澤 民夫
社外取締役 松岡 昇
監査役 出川 敬司
監査役 藤本 幸弘
監査役 中森 真紀子
関連会社株式会社レコフ(M&A仲介・アドバイザー業)
株式会社レコフデータ(M&Aデータベース提供・出版業)
みらいエフピー株式会社(企業再生)
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企業概要

2005年に創業されたM&A仲介を行う東証一部上場企業です。
2023年9月時点でM&A仲介業の中で東証一部に上場している企業は「日本M&Aセンター(創業:1991年)」「ストライク(創業:1997年)」「M&Aキャピタルパートナーズ(創業:2005年)」「オンデック(創業:2005年)」「M&A総合研究所(創業:2018年)」の5社となっており、売上高では既に2番手の位置に付けています。
上場企業の平均年収ランキングでは2018年から4年連続で1位となっており、平均年収の推移においては、ここ数年は2,000万円~多い年では3,000万円を越える事もあり、非常に高年収な企業として知られるようになりました。
TVCMの放送や、書籍の出版もあり、M&Aという、一般的にはまだまだ親近感の少ない業界でありながら、企業オーナーから転職を考える求職者まで、幅広い認知をされている業界を代表する企業と言えます。

【株式会社レコフ買収の狙い】
M&Aキャピタルパートナーズは、2016年10月に約30億円で株式会社レコフの株式を取得し、経営統合しています。当時のIR資料に記載されている、シナジー効果の狙いは以下の通りでした。

  • 国内M&Aにおける高い営業シナジー
    →各業界や金融機関との幅広いネットワーク、業界誌MARRの認知度・ブランド力
  • 事業領域の拡大・サービスメニューの拡充
    →企業再生・クロスボーダー・リストラクチャリング支援
  • クロスボーダー(海外)M&Aサービスの拡充
    →アジア圏への進出支援
  • 認知度とブランド価値の向上
    →創業29年のブランド力・レコフデータが蓄積した21年のデータベースや、メディアリレーション

M&Aキャピタルパートナーズの特徴

非常に特徴の多いM&Aキャピタルパートナーズですが、特徴を「従業員目線」と「顧客目線」に分けて見てみましょう。

【従業員目線】
従業員の目線で見た時に、同業他社と比較しても「平均年齢が若く」「非常に高い年収水準」であるという点かと思います。2022年度のM&A仲介上場3社で比較すると

平均年収比較
M&Aキャピタルパートナーズ
2,323万円
ストライク
1,357万円
日本M&Aセンター
1,353万円

と他の2社は、ほぼ同じ水準に対してM&Aキャピタルパートナーズは、40%以上も高い水準になっています。

その要因になっている点としては「1人の担当が買い手企業・売り手企業の両面の担当を行っている」という点が考えられます。
M&Aの業界においては、仲介手数料を「買い手企業」「売り手企業」の両者から頂く形になりますが、M&Aキャピタルパートナーズでは、1人で「買い手企業」「売り手企業」の両方を担当します。仕事のハードさはある一方で、片側の企業に専任で付くスタイルと比較した際には、1件あたりの生産性は倍近いものになると考えられます。

【顧客目線】
顧客目線で見た時に、特徴的なのは「着手金なし」という点です。

M&A仲介の業界では、「着手金を受け取ってから案件を進める」スタイルの会社と「着手金なし」のスタイルの会社があります。
M&Aのニーズが具体的な企業であれば「本気度」を示す意味でも効果的である反面、M&Aも「選択肢の1つとして検討したい」という企業にはハードルが高く感じるかもしれません。
その点「着手金なし」かつ「上場企業」というM&Aキャピタルパートナーズは、これからM&Aも視野に入れて考えていこうというお客様にとっては、相談し易い企業の1つになるのではないかと考えられます。

マーケティングの観点でも「ライオン社長」をマスコットキャラクターにしたテレビCMを流しているのが特徴的です。
「ライオン社長」を表紙にした書籍「M&Aで創業の志をつなぐ 日本の中小企業オーナーが読む本」も出版しており、全体的に認知を高める為の取組にも力を入れています。

M&Aキャピタルパートナーズの直近の業績 ※M&Aキャピタルパートナーズ単体

2020年はコロナの影響を受けて低下したものの、延期した案件の再開などもあり、2022年は過去最高の経営利益をもたらしています。
2013年の上場申請期から、7年で売上も10倍超となっており、業界全体の成長も相まって、まだまだ今後の成長も期待されそうです。

年度売上高(百万円)経営利益(百万円)
20163,7551,860
20178,3373,612
20188,0183,160
201912,5925,855
202011,8715,050
202115,1616,588
202220,7069,766
202320,8517,470
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 業績ハイライト

M&Aキャピタルパートナーズの今後の事業展開

M&Aキャピタルパートナーズは企業理念として「クライアントへの最大貢献と全従業員の幸せを求め世界最高峰の投資銀行を目指す」という事を掲げています。
あるインタビューで人事部の方が「イメージとしては、昔のパートナー制度がある時代のゴールドマン・サックス」という表現をされており、M&Aの仲介だけでなく、資金調達手段などの提案も含めて提案出来る様にしていきたいと考えているようです。
実際の動きとしては、投資領域への進出という点では、2016年に株式会社レコフをグループに加えており、長期的に「投資」「証券化」といった領域にもサービスを広げていく事を考えているのかと思われます。

リメディはYoutubeでもM&A仲介の転職、仕事情報について発信しています。
M&A仲介各社社員へのインタビュー動画から、M&A業界丸わかり特集シリーズ等も公開しています。
併せて是非ご覧下さい。

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M&Aキャピタルパートナーズの採用情報について

M&Aキャピタルパートナーズでは、堅調な業績の伸びも相まって、M&Aアドバイザーを含め複数のポジションで人材を募集しています。

年度従業員数新入社員比率(目安)
20165024.0%
20175915.3%
20187521.3%
20199823.5%
202012219.7%
202114616.4%
20221598.2%
202320622.8%
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 実績・事業データ

上記データを見る限りでは※新入社員比率は、増加人数をその年の社員数で割りました。
その為、経験者・未経験者の比率、退職者などは考慮されていませんので、あくまで目安としてください。

平均すると毎年、約20%の新入社員比率になるように採用を進めていると見受けられます。

M&Aキャピタルパートナーズが募集している求人

【フロント業務】

・M&Aアドバイザー(未経験者/経験者)
譲渡側・譲受側における、開拓・案件推進・クロージングまで、全てを1人で担当します。

・マッチングコンサルタント
譲受企業の開拓により、譲渡検討企業とのマッチングを推進するポジション。
中堅~大手企業のM&Aにおける戦略的パートナーとしての価値向上が見込めます。

・M&A買収戦略アドバイザー
買収希望企業のオーナー様に寄り添い、各企業の経営企画やフォローに特化した仕事。
買手企業と売手企業、両社のニーズに寄り添ったM&Aのマッチングを推進し、業界No.1のM&A成約率を目指すことがM&A買収戦略アドバイザーのミッションです。

・コーポレートアドバイザー
公認会計士・税理士、司法書士、弁護士の資格を有する専門家の社内チームを立ち上げ、その中で外部の専門家とも連携いただきながら、M&Aを成功に導くためのサポートやディールのクオリティ向上を目指していく人材。
(会計士・税理士・司法書士・弁護士 のいずれかの資格が必要)

【ミドルオフィス】

・ドキュメントプランナー
企業概要書の作成や、営業サイドが作った企業評価書のクオリティマネジメント
ディールにおける各種ツールの整理 など

・HRBP(部門人事)
全社の業績拡大を目的に、コンサルタント部門(全社の約9割弱が対象)の採用・育成・組織開発など。

・広報/セミナー運営・企画推進
セミナーや各種イベントの運営に関しての計画立案から運営、集客における媒体や外部機関との折衝、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ等さまざまな広告展開による会社全体のブランディング向上など

・広報/コーポレートコミュニケーション
①コンテンツ制作:Webコンテンツ、ニュースレター、プレスリリース作成、各種記事の制作、原稿チェック、書籍の制作
②メディアリレーション:メディアプロモート企画・実行、各種メディア担当者とのリレーション開拓・構築、取材対応
③SNS業務:各媒体の配信企画・戦略策定、配信業務

・ITエンジニア
Salesforceを中心としたシステム開発及び既存事業の業務改革、デジタル化の推進。

・営業企画/カスタマー・リレーション担当
 自社マーケティング施策の企画立案・施策実行。
 WEB施策/DM/メールマガジン等を活用したマーケティング・ナーチャリング施策の推進。
 インバウンド顧客の問い合わせ業務及び、顧客リレーション構築 など

・経営企画、戦略企画担当
既存社員と二人三脚で進めていただきます。
経営企画のご経験が浅い方、また未経験の方でも応募可能です。
◇ 弊社並びにグループ各社の経営指標や財務数値の定量・定性分析に基づく経営課題抽出と解決策の起案・推進による経営意思決定の推進
◇ 弊社並びにグループ各社の中期経営計画の策定とモニタリング
◇ 新事業進出や海外進出戦略の起案と推進(含むM&A戦略)など

新卒採用状況について

2023年より新卒採用活動を開始しています。
M&Aキャピタルパートナーズでは創業から18期にわたり難易度が高い多くのM&Aを手掛け、大型案件をはじめとした、株式譲渡の平均価格は約15.0億円と、他のM&A仲介業者に比べ圧倒的なM&Aアドバイザーの実績があります。
この圧倒的な実績のM&Aアドバイザーの「育成プログラム」、創業から18年かけて確立された「育成プログラム」で新卒人材を育ていこうとしています。

中途採用状況について

M&Aキャピタルパートナーズでは、年間を通して求人を募集しております。
M&Aの業界において、優秀な人材の確保は不可欠となる為、時期で採用水準を変えることなく常に優秀な人材に対してアンテナを張り続けていると考えられます。

M&Aキャピタルパートナーズの転職難易度は?

M&Aキャピタルパートナーズの採用基準は「非常に高い」と言われています。

特に現職での卓越した成績を求めるM&Aキャピタルパートナーズでは、応募書類においても、重要なチェックポイントになると考えられます。自分自身の成し遂げてきた成績や、新規開拓の能力を、達成率や件数だけでなく、〇位/〇名中、といった相対比較も交えながら、客観的に見て理解しやすい様に表現する事が重要かと考えられます。自身の強みや、現職での活躍の再現性がどこにあり、どういった形でM&A業界に活かせるのか、など深い自己分析の元でエントリーを進めていく必要がありそうです。

M&Aキャピタルパートナーズの採用要件

金融業界や事業会社での営業経験が2年以上という条件が必要業務経験とされています。

しかしながら、非常に少数精鋭の会社になりますので
現職においても際立った成績を残している方が求められると考えられます。

年齢的には、有価証券報告書の平均年齢とコンサルタントの人数推移をみる限り

年度従業員数平均年齢
20165031.1歳
20175931.5歳
20187531.3歳
20199831.2歳
202012231.4歳
202114632.2歳
202215932.0歳
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 実績・事業データ

となっておりますので、20代後半の方の採用が中心なのではないかと想定されます。

M&Aに対する考え方は、業界の中でも各社様々ではありますが、M&Aキャピタルパートナーズは書籍「M&Aで創業の志をつなぐ 日本の中小企業オーナーが読む本」やYouTubeのコンテンツ動画、自社採用ホームページでのインタビュー記事なども多くアップロードしており、どのような想いを持っているかを掴むための材料は比較的多いです。

M&Aキャピタルパートナーズの選考フロー

M&Aキャピタルパートナーズの選考は「書類選考」「1次面接」「2次面接」「会食」というフローになります。

1次面接では配属予定先となる部署の部長との面接となり
2次面接では中村社長との面接となります。
最終的に、会食スタイルでの面接を経て内定の判断を頂く形になるようです。

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M&Aキャピタルパートナーズの年収について

M&Aキャピタルパートナーズの年収に関してですが、固定給と合わせて、インセンティブ+業績連動賞与(4月と10月の計2回)の合計で構成されます。

初任給の固定給が35万円となっており、インセンティブを含む賞与の比率が非常に高いのが特徴になります。そのため、年齢と年収の相関性は少なく、個人の成績によって大きく振れ幅があると考えられます。また、コンサルタントの比率が非常に高いという点も平均年収を上げる要因にはなっているかと想定されます。

有価証券報告書(2022年度)では

売上高:178億1100万円 
経常利益:90億765万円
平均年収: 3,161万円
M&Aコンサルタント:124名(159名中の78%)
成約件数:171件(前年度比+16)

となっており、1人辺りの担当件数は1.38件・1件当たりの売上は1億415万円となります。
平均年収から、固定給である35万円×12ヵ月=420万円を差し引いた2,741万円が1.38件のインセンティブだと考えると、1件あたり約1,986万円となります。

当然担当する案件の金額に左右されると推察される為、非常に乱暴な計算ですが

1件:420万円+1,986万円=2,406万円
2件:420万円+3,132(1,986×2)万円=4,392万円 となり

成約した件数による振れ幅が非常に大きいと考えられます。

M&Aキャピタルパートナーズの過去5年間の平均年収推移

M&Aキャピタルパートナーズの平均年収の推移は以下の通りです。

年度平均年収
20162,253万円
20172,995万円
20182,478万円
20193,109万円
20202,202万円
20212,688万円
20223,161万円
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社有価証券報告書・四半期報告書

コロナ以外の要因でも、数百万単位の大きな浮き沈みがあります。M&Aという事業の特性を考えると、案件が成約するまでに数カ月~年単位でかかってしまう事もあり、新入社員を採用した時期が、期初・期末のどちらかに偏っているかによっても左右するのではないかと考えられます。

M&Aキャピタルパートナーズが高年収を誇る理由

M&Aキャピタルパートナーズが高年収になっている背景を探る為に、上場3社の有価証券報告書(2022年度)を元に、比較してみようと思います。

M&Aキャピタルパートナーズ

売上高:178億1100万円 
経常利益:90億765万円
平均年収: 3161万円
M&Aコンサルタント:124名(159名中の78%)
成約件数:171件件(譲受・譲渡を合わせて1件カウント)
1人当たりの担当件数は171件÷124名で1.38件
1件当たりの売上高は178億1100万円÷171件で約1億415万円となります。

M&Aセンターホールディングス

売上高:404億157万円
経常利益: 241億4335万円
平均年収:1243万円
M&Aコンサルタント:592名(全853名中の69.4%)
成約件数:996件(譲受・譲渡案件をそれぞれカウント)
1人当たりの担当件数は914件÷473名で1.68件
1件当たりの売上高は404億157万円÷996件で約4056万円となります。

ストライク

売上高:107億2724万円
経常利益: 42億2653万円
平均年収:1438万円
M&Aコンサルタント:193名(全220名中の87.7%)
成約件数:195件(譲受・譲渡を合わせて1件カウント)
1人当たりの担当件数は134件÷93名で1.44件
1件当たりの売上高は107億2724万円÷195件で約5501万円となります。

会社によっても、部署ごとに「譲受・譲渡で分業していない」「一部マッチング専門の担当がいる」といった状況もあり、一概に比較する事は難しいですが「コンサルタントの比率」「1件あたりの単価」「1人あたりの年間対応件数」など各社特徴がありそうです。

収益性の高い事業モデル

上記の項目で計算をした様に、M&Aキャピタルパートナーズは非常に1人当たりの生産性が高いという事が特徴として挙げられます。

M&Aアドバイザーの占める割合が高く、バックオフィスの人員が行っている作業をM&Aアドバイザーが行う事によって、アドバイザーへの還元を多くすることで、結果的に高い生産性と、魅力的な報酬設計を生み出していると考えられます。

一方で、1人当たりがこなすべき仕事内容も多くなる為、高い能力が求められる仕事とも捉えられます。

業界最高水準のインセンティブ率

M&Aキャピタルパートナーズの報酬設計は、高いインセンティブ率になっていると思われます。以下はM&Aアドバイザー1名当たりの売上高と平均年収を記載したものとなっています。
*日本M&Aセンターの場合は、一見、還元率が低く見えますが、①ミドルオフィス・バックオフィスの機能がかなり充実していること、②IPO支援、PMIコンサルティング、クロスボーダーM&A、ファンド等、M&A仲介以外の機能が充実していますので、単純比較できません。

スクロールできます
M&Aキャピタルパートナーズ:M&Aアドバイザー1名当たり売上高:1億4362万円に対して、平均年収3161万円(22%)
日本M&Aセンター:M&Aアドバイザー1名当たり売上高:6824万円に対して、平均年収1,243万円(18.2%)*
ストライクM&Aアドバイザー1名当たり売上高:5501万円に対して、平均年収1,357万円(26.1%)

上記の通り、M&Aキャピタルパートナーズの報酬設計は、魅力的な設計になっていると考えられます。
これは1人のM&Aアドバイザーが譲受企業・譲渡企業の両社を担当するというスタイルに起因していると考えられます。

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M&Aキャピタルパートナーズの労働環境について

非常に高いレベルの業務水準が求められるM&Aキャピタルパートナーズですが、実際の働き方はどうなのでしょうか。
業務内容や残業時間、離職率やキャリアパスといった視点で確認してみましょう。

仕事内容と日々の働き方

会社ホームページのインタビューを参照すると

・週の前半に、全体ミーティング・勉強会・事例共有会などがある
・それ以外の仕事の進め方は基本的に自由
・1人あたり平均4~5件の案件を並行して進めている
・それぞれの案件のフェーズによって忙しさは変わる
・企業への出張訪問や、案件の管理をしながら新規開拓が必要

となっており、自由が故に、キッチリと案件進捗と新規開拓のバランスを取る力が必要になると考えられます。

残業時間

非常に高年収のため、激務なのではないか?という話題が多いM&Aキャピタルパートナーズですが、実際のところはどうなのでしょうか?

オープンワークの口コミを見ると平均が約60時間となっています。
8:00~17:00が定時となっていますので、大体20時頃ぐらいには業務が終了していると想定されます。

裁量に任される傾向が強いようですので、人によってある程度コントロールが出来るのではないかと思いますが、インセンティブの比率が高い会社なので、成績が出せていないと安心して早く帰るということはしづらいかもしれません。

離職率

気になる離職率に関してですが、直近5年間の離職率は5%程度という事です。
給与の高さや、ハードワークのイメージとは裏腹に離職率は低く、やりがいを持って働ける環境なのではないかと想定されます。

平均勤続年数の推移で見ると

年度平均勤続年数
20163.0年
20173.0年
20183.3年
20193.3年
20203.0年
20213.16年
20223.15年
出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社有価証券報告書・四半期報告書

となっており、上場企業の平均勤続年数が12~13年と比べると非常に短く見えますが、毎年20%ほどの中途採用の社員が入ってくると考えると、短いのは事実ではあるものの、社歴の若い方の増加の要素も大きいのかと考えられます。

オープンワークを見ると、元々思い描いていたキャリアの実現の為に。という書き込みもあり、成長や金銭面での充実により、新しいチャレンジの為に退職される方がいらっしゃるようです。

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M&Aキャピタルパートナーズ 採用大学は?

2023年に新卒採用が始まったばかりで、まだ明確な基準はないようです。
ですが、ある程度の高学歴で良質な学生をターゲットとしているでしょう。
また、金融や営業マンとしての資質が重要になってくると思われます。

M&AキャピタルパートナーズのM&Aコンサルタントのキャリアパス

他の業界と比べると、平均勤続年数が短いM&A業界ですが、実際にM&Aコンサルタントになった方々はどのようなネクストキャリアを見据えているのでしょうか?

社内と社外に分けてキャリアパスを確認していければと思います。

社内でのキャリアパス

社内でのキャリアに関しては、基本的にM&Aアドバイザーとしてのキャリアを進む形になるようです。M&Aキャピタルパートナーズの場合、中村社長も現役のM&Aアドバイザーとして第一線で活躍されていますので、徐々にポジションを上げていく事で、プレイングマネージャーとしてのキャリアアップを目指す形になるのではないでしょうか。

役職に関しては、ホームページで確認出来る限りでは、課長・部長・役員・社長という役職構造になっているようです。その下には主任といった役職が用意されているようですが、明確には確認することが出来ませんでした。

社外へのキャリアパス

M&Aアドバイザーという仕事の成果は、個人の力量に大きく左右されます。所属している会社によって進路が大きく変わる事は無いようです。

では、一般的にM&Aアドバイザーはどのようなネクストキャリアを歩むことが多いのでしょうか?

・事業会社での経営企画や、M&Aでの戦略立案
・コンサルティングファームのM&A戦略チーム
・金融機関のM&A関連部署
・ベンチャーでの経営企画
・独立/起業

といった選択肢が多いようです。

極めて優秀な営業マンであるという点や、M&Aアドバイザー業務を通じて培ったM&Aや経営のノウハウを活かして活躍されるケースが多いようです。
また、若いうちから結果を出せば、高額な報酬を得られる業界でもありますので、自己資金を使って事業をされる方も多いようです。

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M&Aキャピタルパートナーズの評判・口コミ

口コミサイトなどを見る限り、入社後にイメージとの乖離を感じる方は少ないようです。

クライアントファーストの意識が強く、高い業務レベルを遂行できる人材が集まった集団という印象通りの評判が多く見受けられました。ハードワークを前提に、腕に自信を持った方が入社している為、不満自体もあまり見かけませんでした。
高い報酬が魅力的である反面、インセンティブの比率が高く、案件が成約するまでの期間も長い為、かなり覚悟を持った方が入社していると考えられます。

実際の口コミを以下にいくつか掲載します。

入社理由と入社後ギャップ

入社を決めた理由: 同業他社では上司からの不当な圧力や、インセンティブの低さにより辟易していたため、自由で稼げる当社を目指していた。

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」: 自由で稼げるという当初の目的は実現できた。また、期待以上であった部分としては、聞いていたよりも大型案件のパイプラインが多かったこと。特に、ここ1年のラインナップは数年前と比べても信じられないくらい大型案件が増えた。クライアントのニーズに対してカスタムメイドで様々なスキームを提案するというカルチャーと、それをサポートする専門家のチームのレベルの高さにより、同業他社よりも一段か二段くらいレベルの高い提案をしていると思う。

働きがい・成長

働きがい: クライアントに対して、カスタムメイドで複雑かつ専門性の高い提案を考える経験を積めること。また、それでクライアントから非常に感謝されるため、大変だがやりがいはある。最近は大型案件を集中的にサポートする手厚い体制も整い始めてきており、楽しめるようになってきた。その実績とCM展開が相まってブランド力が圧倒的なレベルになってきたことが本当に大きい。組織体制やルールが改善され始めているため、それが不満で退職したメンバーは損をしたと思う。

成長・キャリア開発: M&Aアドバイザーとしての経験スキルは高められると思うし、大手金融のIBやFAよりも自身が先頭に立てる分鍛えられるという感覚はある。ただ、そこから別のキャリアを考えようとすると実現できる体制はまだないし、冷静になるとしんどいと思うことはある。。

ワーク・ライフ・バランス

調整しやすい会社ではないか。 案件次第で遅くまで残って作業をする場合もあるが、逆に家庭の事情で早帰りすることもしばしば。 有給休暇は非常に取りやすい環境である。

報酬・待遇への満足度

インセンティブの比率が非常に高く、透明性の高い報酬設計の為、不満は無さそうです。
成果主義的な設計ではあるものの、風土としてメンバーの成長を支えていく風土が根付いており、インセンティブを重視する設計での弊害も少ないのではないでしょうか。

年収

年齢に関係なく、非常に振れ幅があるようです。1年目は案件が決まらなくても、固定給+ボーナスで500~600万円程度の年収は見込める様ですが、前職で結果を出してきた人達からすると、大幅な年収ダウンになるケースが多く、如何に案件を成約に導けるかが重要になると考えられます。20代でも数千万~億単位の収入を得ている方もいらっしゃるようです。

福利厚生・休暇

基本的には土・日・祝日と年末年始・夏季休暇があり、年次有給や休暇や、産前産後休暇、育児・介護休暇、慶弔休暇などの一般的な休みがあります。
有給休暇の消化率はオープンワーク上では55.1%となっており、比較的消化のタイミングは自由に決められる傾向にあると考えられます。

仕事のやりがいやM&Aコンサルタントとしての成長

仕事のやりがいに関しては「M&Aアドバイザー」としてのやりがいと「M&Aキャピタルパートナーズ」だからこそのやりがいがあると考えられます。

M&Aアドバイザーとしては、やはり仕事の大きさから来る達成感を挙げる方が多いです。
M&Aキャピタルパートナーズだからこそのやりがいとしては、周りのレベルが非常に高く、先輩社員や同僚からの学びが多い事が挙げられています。

各業界からトップセールス級の方が集まっている組織のため、教える立場だった人が多く、自分よりもレベルの高い人から学びを得る経験が刺激的だと感じることが多いようです。

労働時間

定時が8時~17時、月の残業時間は口コミベースで約60時間となっています。
進めている案件の状況によっては、必要に応じてに遅くまで働くケースや、土日の出勤も可能性はあると考えられます。

社員の雰囲気

各業界のトップセールスが集まっており、インセンティブの比率が高い。というワードとは裏腹に、社内の雰囲気は非常に協力的で「今持っている悩みは、誰かが過去にも悩んでいた可能性が高い」と先輩が声を掛けてくれるような社風のようです。入社後6カ月は体系化したOJTの体制を敷いており、上司となる先輩社員が指導にも当たってくれるという記述もありました。

全員がM&Aアドバイザーとしての仕事の大変さや、プレッシャーを理解しているが故に、成約をした際には全員が心から祝福し合えるような雰囲気があるようです。

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M&Aキャピタルパートナーズへの転職を成功させるポイント

M&Aキャピタルパートナーズに関しては、多様性を重視する社風ではなく、M&Aキャピタルパートナーズの掲げるビジョンに沿った方を採用する傾向が強いため、実際に転職をした人の実績を客観的に把握していくのが良いと考えられます。

有価証券報告書のデータや、ホームページ上に公開されている内容を元に推測すると

・年齢は20代半ば~20代後半まで
・金融機関/証券会社/事業会社/コンサルティングファームでの特筆すべき成績
・本をよく読み、自主的に勉強する習慣のある人

といった条件が挙げられます。

M&Aキャピタルパートナーズへの転職では「現職での卓越した成績」と「M&Aキャピタルパートナーズのカルチャー」について語れるがあります。

「現職での卓越した成績」に関しては、現職でキッチリ成果を出す事だけでなく、新規開拓の実績、それらの成績を実現出来た理由、M&Aにおいても活かせる再現性があるのか。といった内容を自分なりに整理して、語れるようにしておく必要があります。
実際にM&A業務を経験した事の無い方も、エントリーをされる事が多いとは思いますが、身近に実務経験を積んでいる方や、求人先の情報を持っているエージェントを通して情報収集するのが良いのではないでしょうか。

「M&Aキャピタルパートナーズのカルチャー」に関しては、採用ホームページにもヒントが記載されています。
例えば行動指針を見てみましょう。

当社は最高峰のプロフェッショナル集団としての高い知識・サービスレベル・チームワーク・新分野への挑戦と努力を続け、何より他社と比べ群を抜く誠実さと高い情熱で顧客の期待する解決・利益の実現のために取り組みます。

当社の社員はより幅広く、より高いレベルでの業務を通じ、人間的成長・経済的豊かさ・家族の幸福を達成していきます。当社の業績と未来は優れた社員の活躍によってもたらされるものであることを当社は承知しています。

当社は小規模なブティックではなく、世界最高峰のブランドと人材・実力を持つ投資銀行へと常に前進・拡大していきます。信用を守るための徹底した機密保持・法令順守、資本の強化と最高の人材をひきつけるための高い収益性を維持していきます。

これらから読み取れる内容だけでも、
チームワークや、常に成長を続ける姿勢、誠実さと情熱、といったパーソナリティ面や、
他社と比較して「何故M&Aキャピタルパートナーズなのか」といった動機面などは面接においても
重要なチェックポイントになるのではないかと考えられます。

社長であり、トッププレーヤーでもある中村社長のメッセージにおいても

大きいものを売ることは、営業として何よりのやりがいである―

事業とは経営者の皆様が大きな志を抱き、数々の困難を乗り越えて築き上げたもの。それは、お客様にとって、わが子以上に思い入れのある存在

扱うものはお客様の想いが込められた“事業”であり、誠実で真面目な人間性を備えていなければ、お客様から大切な財産を託していただくことはできないからです。M&Aはよく結婚に例えられますが、「娘さんをまかせてください」とあいさつに来た若者が、不誠実な印象であれば、誰だって追い返したくなるはずです。

すぐに利益を上げられなくてもしっかりとその人の成長を支え、成長を遂げ成果を上げた人材にはしっかりと報いる―

という様に印象的なコメントが数多く記載されています。
最高峰というブランドに拘る理由も、お客様に対して誠実である為の表現の1つなのではないかと考えられます。
例え優秀な人であっても、お客様に真摯に向き合う姿勢が無いとマルチャーマッチしないと言えるでしょう。

面接を通して、それらの誠実さを表現するのは難しい部分ではありますが、自分自身にしか語れないようなエピソードを交えながら表現する事で「口先だけでなく実際に行動してきた」と思っていただくことが重要なのではないでしょうか。

M&Aの業界は総じて、少数精鋭で能力の高い方を求める傾向が強く、まだまだ創業社長が現役で働いている会社ばかりの為、社風や働き方のスタイルの違いも非常に大きい業界と言えます。動機を語る上では、本当に「自分にマッチする会社」だと言えるようになる為に、業界全体を見渡して正しく比較検討する事が必要になると考えられます。

これらを総合的に考えると、M&A業界に特化し「M&A仲介各社の案内が出来る」「転職希望先への支援実績が豊富」という条件を満たすエージェントとタッグを組み、きっちりと企業の比較をしながら進めていくことが、最も内定率を高めた状態で選考に進める手段になります。

弊社は、M&A業界において豊富な支援実績があり、極めて高い内定率を実現しています。
まずは、是非お気軽にご相談を頂ければと思います。

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※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得

5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数

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〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜

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