インテグループ株式会社は、M&A仲介・アドバイザリーを行う会社です。中堅・中小企業を中心とした豊富なM&A支援実績と、完全成功報酬制という報酬設計を強みに事業を拡大しています。働く社員にとっても魅力的な環境を整えており、成長著しいM&Aブティックとして、転職市場における人気が高まっています。今回はそんなインテグループ株式会社の藤井一郎社長にお話を伺いました。
1974年生まれ、兵庫県高砂市出身。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、三菱商事株式会社に入社し、自動車関連プロジェクトに従事。その後サンダーバード国際経営大学院にてMBAを取得し、日本に帰国後は、IT企業のフリービット株式会社での海外事業開拓マネージャーを経て、M&Aブティックである株式会社サンベルトパートナーズの取締役に就任。2007年にインテグループ株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。これまで数多くのM&Aに関与し、また創業以来、完全成功報酬制のM&A仲介・アドバイザリーの普及に努めている。著書に『M&A仲介会社の社長が明かす 中小企業M&Aの真実 決定版』(東洋経済新報社)等がある。また大学時代にロシアの格闘技「サンボ」の世界選手権で2年連続5位という実績を持つ。
千葉大学卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を経て、独立系M&Aアドバイザリー会社のTMAC(現デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)へ転職。上場企業・PEファンドによる国内外のM&Aに従事。その後、リメディを創業。日本証券アナリスト協会検定会員。
関西学院大学を卒業後、キーエンスに新卒入社。法人営業担当として、大小様々な規模の企業に対して法人営業を経験。名古屋・仙台にて営業から営業戦略立案、業務改善や育成業務に携わる。2019年には自身でもオーダー革靴/ブランドOEMを手掛ける製靴メーカーのFilshoes株式会社を創業。製造業での経営人材不足、後継者不足を痛感し、コンサルティングファームやM&A業界への転職を考え、転職活動を開始。転職活動の中で、転職市場の課題感や、人材が企業に与える影響の大きさを痛感し、自身がキャリアコンサルタントとなり変えていこうという想いから2020年にリメディ株式会社に参画。
インテグループの創業背景について
M&A仲介会社は、各社とも創業社長が現役という事もあり創業の想いやビジョンも様々です。今回はインテグループの創業社長である、藤井一郎社長から、会社の特徴やビジョン、社員・人材に対する想いなどをお伺いしました。
本日はインテグループ様やM&A業界に対する想いなどについてお伺いさせて頂き、M&A業界への転職を考える方にとって、少しでもインテグループ様についての理解を深めて頂く材料になればと考えています。
本日は宜しくお願い致します。
宜しくお願い致します。
始めに「インテグループ」という会社についてお聞かせください。M&A業界には「M&A〇〇」という名前の会社も多いですが、どのような想いで「インテグループ」という名前を付けられたのでしょうか?
会社の理念と合わせてお伺い出来ればと思います。
インテグループという社名はIntegrity(誠実さ)という言葉に由来しています。理念、価値観に共感し、顧客志向で仕事をしたい人材が集まる会社にしたいという思いで、2007年に弊社を設立しました。
会社の理念・価値観に関しては、主に以下の3つです。
インテグリティ:
顧客、提携先、取引先、社員、株主、社会その他すべての関係者に対して、リスクを隠さず、裏表なく、誠実に仕事をすること。
オーナーシップ:
社員一人ひとりは、「自らの仕事を裁量権を持ってマネジメントする」という経営者の自覚と当事者意識を持って、自ら考え行動し、結果に責任を持つこと。
プロフェッショナリズム:
常にプロとして、生涯をかけて理論と実践により自己研鑽に努め、社内外のリソースを使いながら、合理的・効率的に業務を進め、プライドを持って仕事をすること。
詳細に弊社の企業理念を纏めた20ページ以上の文書があり、社員はそれに基づき日々行動しています。
素晴らしい理念ですね。
この数年、M&Aニーズの拡大に呼応する形で新しいM&A仲介会社の参入が増えておりますが、藤井社長自身は、M&A仲介会社が果たすべき社会的使命について、どのようにお考えですか?
①事業承継問題の解決、つまり優良企業の存続と発展。
②起業家に創業者利益をもたらすことで、起業家精神を高揚させ、経済を活性化させること。
③シナジーがあるM&Aを創出することで、経済全体の生産性の向上。
の3点と考えております。
ありがとうございます。インテグループ様も採用活動を積極的に行い、事業を拡大させていると思いますが、景況感から来るものなのでしょうか?
競合も増える中で勝てている秘訣を伺えればと思います。
国内のM&A市場が急速に伸びているという事実に加えて、完全成功報酬制のメリットを理解して頂けるお客様が増えてきたからだと思います。
お客様が仲介会社を選ぶ際の主な基準には
①料金体系
②マッチング力(情報力)
③実績
④コンサルタントの質 等があります。
その中で「完全成功報酬制の仲介会社として圧倒的に実績が多い」「他社と競合しても、総合力で圧倒的に勝てている」からだと思います。
それを実現出来ているのは、弊社に優秀な人材が集まるようになってきているからです。市場が伸びており、優秀な人材が獲得出来る様になっている今、成長を目指さない理由はありません。
顧客志向の料金体系で、実績も多く、コンサルタントの質も高ければ、依頼しない手はありませんからね。
成功のポイントである、優秀な人材が集まる秘密について色々とお伺いしていければと思います。
M&A業界の転職市場を知りたい方は、まずはコンサルタントに相談
– リメディのキャリア支援のポイント –
1️⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2️⃣M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
3️⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
4️⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
6️⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜
インテグループの「特徴・将来像」について
M&A仲介会社ごとに、案件の進め方や、強み、得意な領域も異なります。制度設計と、設計の背景にある想い、藤井社長が思い描く将来像についてお伺いしました。
インテグループ様の特徴をお聞かせ頂きたいと思います。
1人のコンサルタントがM&Aの案件発掘からクロージングまでを担当する「一気通貫」というスタイルや「高いインセンティブ」といった話が、他社との比較という点ではよく挙がります。
業界内でも譲受/譲渡企業様それぞれに担当を分けている会社や更に細かくM&Aのプロセスごとに分業している会社もありますが、何故御社では担当を分けず一気通貫の体制をとっているのでしょうか?
案件に精通したコンサルタントが最初から最後まで一貫してお客様に対応する事で、ミスコミュニケーションが無くお客様にとって質の良いサービスが提供出来ると考えています。
M&Aはお客様にとって一生に一度あるかないかの極めて重要な決断になりますので、伝わり方一つで破談になってしまう可能性もあります。
また、コンサルタントはM&Aの全プロセスのノウハウが身に付くため、成長が速くなりますし、コンサルタント間でインセンティブを分ける必要もなく、担当コンサルタントに最大限還元が出来ます。これらによりコンサルタントのモチベーション向上や、達成感の最大化といった効果があると考えています。
顧客志向を徹底した結果、コンサルタントにとっても良い結果に繋がっているという事ですね。
インセンティブの面に関しては如何でしょうか?貴社の採用サイトでは最大で40%以上という記述もありますが、狙いも含めて実態を教えてください。
業界最高水準のインセンティブを提示し、優秀な人材に来てもらいたいため、このような設計にしています。弊社採用サイトに記載の通り、最大で売上(紹介料が発生する場合は、紹介料を控除した売上)の40%以上という設計になっています。
弊社では、売却案件の発掘(ソーシング)と、案件の担当(エグゼキューション)にそれぞれインセンティブを付けているのが特徴で、通常は、売却案件をソーシングした人がエグゼキューションもやることになるので、両方やれば高いインセンティブがつくということになります。
ストックオプションもこれまで2回付与していますが、その時在籍している社員全員に付与しています。第3回目の付与も今後行う予定です。
全員に付与というのは凄いですね。ここまでしっかり社員への還元を実行されている会社は珍しいと思います。
エージェントの立場で見ても、実際に狙い通り優秀な方が集まっている会社というイメージがあります。
インテグループ様における「トッププレーヤー」の方は、どれぐらいの成績を残されているのでしょうか?特徴などもあればお聞かせください。
自ら売却案件をソーシングするコンサルタントの場合は年間3件以上成約、会社に来た問い合わせを担当するコンサルタントの場合は年間5件以上成約しています。
トッププレーヤーの特徴としては、以下4点を満たしている者になります。
・自ら高い目標を掲げ、努力できる。
・お客様から非常に信頼されている。
・資料をすばやく正確に作ることができる。
・誠実、謙虚で協調性があり、倫理観も高い。
かなり具体的な特徴ですね。
まさしく、自社のコンサルタントに目指して頂きたい姿と言えるのでしょうか?
そうですね、あとは、「学び続けて欲しい」というのがあります。
M&Aは、財務会計、税務、法務、労務等幅広い知識が要求されますし、各業界の知見や営業、交渉、心理学等も含めると、本当に無限に学ぶべきことがあります。何でも一つ一つ学んで、M&Aコンサルタントとしてだけでなくビジネスパーソンとしても、レベルアップし続けて欲しいと考えています。
M&Aというと、業界的には簿記2級といった会計知識の勉強のイメージが強いですが、まさしく一流のコンサルタントは幅広い学びも欠かさないという事ですね。
学びという観点で言うと、M&A自体のスキームも多様化してきていますし、事業承継以外のニーズも増えてきている印象です。会社によって、お客様やM&Aのニーズにも特徴が出てきているようですがインテグループ様の場合は如何でしょうか?
ニーズという面では、後継者不在の事業承継型のM&A以外には、30代、40代の経営者の売却が増えてきています。アーリーリタイヤはまだまだ少ないですが、一旦会社を売却して、そこで得た資金でまた別のことをしたいといった経営者の売却です。
また譲渡先として、事業会社だけではなく、ファンドを譲渡先の選択肢に加える経営者が増えてきています。
弊社のお客様は、譲渡企業様は中堅・中小企業が多く、買い手となるのは、上場企業、成長意欲が旺盛な中堅企業、ファンドが多いです。業種やエリアに関しては、全国が対象で業種も様々となります。
人によってアサインされる案件の性質が変わる事はあるのですか?それとも、コンサルタントの方が自由に案件を選んでいるのでしょうか?
どの案件に取り組むか、あるいは取り組まないかというのは、基本的に各コンサルタントが大きな裁量をもって決めることができます。
裁量を大きくしているのは、その方がコンサルタントのモチベーションが上がるためです。上からやれと言われて嫌々やるのと、この案件は絶対成功させたいと思って自ら熱意を持って取り組むのでは、やる気や成功した時の達成感が大きく異なると思います。
目指したいコンサルタントとしての姿や自分の目標に合わせて裁量が持てるという事ですね。現在会社として注力して取組んでいる事はあるのでしょうか?
弊社としては、ファンドとの取り組みを強化しています。弊社では、「PEファンド.JP」(https://pefund.jp/)という、ファンドやファンドの投資先を紹介したり、検索できたりするサイトを運営しています。
もちろん事業会社同士のM&Aがメインではありますが、このサイトもあり、各ファンドとは密に連絡を取り合っており、ファンドによる買収、ファンドの投資先の売却、またファンドの投資先によるロールアップ(同業他社を買収していくこと)に積極的に取り組んでいます。
まだまだ業界の変革が進んでいきそうですね。
インテグループ様として5年、10年後にはどのようになっているイメージでしょうか?展望を聞かせてください。
まず業界の将来像としては、現在の日本のM&A市場は欧米と比べると小さいので、市場は今後まだまだ伸びていくと思います。既にM&A仲介会社は何百社もあると言われていますが、利益率高く成長できるのはその中でトップ2~3%の会社だけになるのではと想定しています。
業界でリーディング企業であり続けるためには、一人一人優秀な人材を採用して、お客様に質の高いサービスを提供し、実績と評判を積み上げていくことに尽きると思います。
弊社の将来像としては、M&A支援を着手金や中間金の発生しない”完全”成功報酬制で行う仲介会社があるということが、世の中で認知されていく中で弊社が圧倒的なNo.1になっていると考えています。
また、弊社はより幅広く経営課題を解決する会社として、M&A仲介以外の事業にも進出しているかもしれません。
そうなると、これから新規事業に関われるチャンスも出てくると考えても良いのでしょうか?
将来的にマネジメントをしたいと考えている方も多いですが、そういった志向を持つ方もマッチしそうでしょうか?
弊社はまだ30人足らずで、今から組織を作っていく会社ですので、新規事業も含めて、様々なチャンスがあると思います。30代で取締役になっている者もいます。
したがって、マネジメント志向がある方は大いに歓迎します。
インテグループの「働き方・社内風土」について
M&A業界では、会社によって働き方や社内風土も大きく違います。大きな組織では部署によって雰囲気の違いもありますが、小規模なベンチャーにおいては事前に雰囲気を掴んでおくことが非常に重要です。インテグループでの実際の働き方や、社内の風土についてお伺いしました。
御社に関しては、働き方や人間関係の面で良い噂をよく聞きます。
公開されている残業時間の少なさや、退職者の少なさ等が特に目立ちますが、M&A業界自体には「ハードワーク」や「実力主義」というイメージを持っている方もおられます。
どのような理由で、同業他社からインテグループ様に受けに来られているのですか?
同業から弊社の選考を受けに来られる方に転職理由を聞くと
・売上成果の配分を先輩や上司に奪われたり、案件の取り合いが発生したりして、古株の社員が有利になる事がある。
・業績志向が強すぎて、お客様に無理強いせざるを得ず、顧客志向で仕事ができない。
・インセンティブ率が低い。
・分業制のため、M&Aプロセス全体のノウハウが身に付かず、成長できない。
・わからないことを教えてくれる体制がない。
・深夜残業、休日出勤が常態化していて、プライベートがない。
といった話が多いです。
なるほど…会社によって違いはあると思いますが、入社前に実態を把握しておく必要がありそうですね。
そんな中、何故インテグループ様には同業から優秀な人材が集まってきているのでしょうか?
上記とすべて反対のことをやっているからだと思います。
具体的には
・売上成果は主担当1名につけ、案件や配分の奪い合いが一切ない。
・弊社の業績のためにお客様に無理強いするような行為は弊社では評価されず、お客様に誠実に対応する顧客志向を重視している。
・インセンティブ率を業界最高水準としている。
・一気通貫で担当し、コンサルタント一人当たりの成約組数も業界標準の2倍程度で、成長が極めて早い。
・M&A業務の未経験者にはマンツーマンで教える上司を付け、また社内でノウハウを共有し、社員のバックグラウンドを多様化し、役職員間で誰が誰に対して相談しても良い体制をとっている。
・非効率に長時間仕事をすることを否定し、効率的、合理的に仕事をすることを重視しており、残業時間が月30時間を超えるコンサルタントはほとんどいない。
これらの要因により、2007年の創業以来、退職した社員は4名しかいません。
具体的な数字を用いてお伝え頂けると、安心感がありますね。
一方で、転職のご相談を受ける中で、「成果の配分が無いと、教える側は自分の得にならないので、ノウハウを教えて貰えないのではないか?」という懸念を感じる方もおられます。
その点は如何でしょうか?入社後の動きと合わせて教えてください。
入社後の動きとして、弊社では最初にまとめてM&A業務や社内のシステム等について講義をしますが、あとは基本的にOJTになります。未経験者の場合は、実際の案件を元に、上司からマンツーマンで学んでいきます。
まさしく、ノウハウや情報を同僚に提供しても直接的にメリットがあるわけではないのですが、give &takeの精神で同僚に貢献しようという文化が弊社には根付いています。協調性があることは、弊社社員の絶対条件だと考えています。
その上で、上司・部下間だけでなく、誰が誰に対して相談しても良いということを常に言っていますので、社内のいろいろな所や社内のシステム上で、活発にノウハウや情報の共有が行われています。
なるほど、カルチャーにマッチする人材を採用する事で、サポートし合う風土が出来上がっているのですね。
因みに藤井社長は、社員の方と、どの程度コミュニケーションを取るのですか?個人的には、どのような話をされているのかも興味があります。
まだまだ見渡せる範囲に全社員がいますので、日々いろんな社員と案件のことから冗談まで、様々なことを話しています。
普段、経営者と相対する仕事をする上では、社長との距離が近いというのは、良い学びになりそうですね。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1️⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2️⃣M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
3️⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
4️⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
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同業他社からの転職者が多い背景について
既にM&A業界に在籍している転職希望者からの評価は、重要な判断材料になります。同業他社で勤務されている方は、どういった点に魅力を感じて転職活動しているのかをお伺いしました。
同業他社からの転職が増えてきている印象があるのですが、何か理由があるのですか?
面接を受けに来られる個々人の理由は先ほどお伝えした通りです。
弊社はこれまで退職者がほとんどいないことから、今までは業界内で弊社の内情があまり知られていなかったのですが、最近は弊社のことを転職希望の方に推薦してくださるエージェントも多く、徐々に業界内で弊社の評判が聞かれるようになってきたので、同業からの応募者が非常に増えています。
また社員からの紹介で応募するリファーラル採用が増えています。直近1年間で入社した経験者の半分がリファーラルで入社しています。
人材採用には妥協せず、良い人材を採り続けていますが、特に数年前から優秀な人材、M&A業務の経験者の応募が増えています。
私たちも、こうして色々なお話を聞かせて頂くと、転職をご希望の方に御社をご紹介しやすくなるので、未経験の方、経験者の方、問わず御社の良さがしっかりと伝わるように頑張ります。
因みに、現在は、経験者と未経験者ではどれぐらいの比率になっているのでしょうか?また、特に採用ターゲットとして定めている業界などもあれば教えてください。
弊社の約半分のコンサルタントは、M&A業務が未経験で入社しています。
出身業界は多様化させたいので、特に絞ってはおらず、様々な業界の方からご応募頂きたいと考えています。
M&A業界の転職市場を知りたい方は、まずはコンサルタントに相談
インテグループの「選考」について
面接の準備を進める上で、実際の選考内容や、評価のポイントは気になるところです。インテグループでの選考内容および見極めポイントをお伺いしました。
ここからは、選考についてお伺いします。まず、大枠の選考フローをお聞かせ頂いて宜しいでしょうか?
コロナの影響や、面接の多様化により、対面での面接だけでなく、Web面接や、ビデオ面接といった形式を行う会社も増えてきています。
一次面接は基本的に対面で行っていますが、地方在住者の場合等はWebで面接することも多くなってきています。二次面接では2~3人と面接して頂きますが、実質的に最終面接ですので、必ずご来社頂いています。
また一次面接又は二次面接時に適正検査(30分程度)も受けて頂きます。弊社の場合、大量採用はできないですが、一人一人候補者と弊社が対等の立場でお互いを見極めながら、年間を通して採用活動を行っており、私の時間の相当程度は採用に使っています。
面接の結果に関しても、比較的早く意思決定できるように心掛けています。
採用活動において、コロナの影響は特にありません。
採用計画はあるのですか?
コンサルタントを募集する事での狙い、会社の成長による狙いも、お伺い出来ればと思います。
採用計画はあることはありますが、良い方には常に入社頂きたいと考えていますので、採用人数に制限はありません。
採用の狙いは、優秀で協調性がある仲間を集め、それぞれの社員が相乗効果を出すことで「完全成功報酬制のM&A仲介を普及させること」「会社として、また個々の社員として成長し続け、尊敬される会社になること」です。
採用では、実務能力だけでなくカルチャーフィットも重要になりそうですね。
実際インテグループ様の社員の方は、業界の中でも特に真面目で誠実な方が多い印象なのですが、採用の時に確認なさっていることがあればご教示ください。
「コミュニケーション能力」「営業力」「人間性」といった部分に関しては、複数の面接官が様々な角度から質問させて頂くことで見極めるようにしています。
また適性検査では、「計数理解力」や「論理的思考力」を確認させて頂いています。
どのような志向性の方がインテグループ様に向いていると思いますか?
実際に入社された方の動機なども踏まえて伺えればと思います。
以前、弊社の社員に「我社を選んだ理由」等についてアンケートをとったことがあるのですが、以下のような回答が挙がっていました。
・ベンチャー企業で、上にあがれるチャンスがある。
・企業理念。顧客志向で仕事ができる。
・面接官の人柄や雰囲気。優秀な人が多そう。
・個人の裁量が大きい。自由な雰囲気。
・インセンティブ率高い。ストックオプションがある。
・一気通貫で案件に携われる。一人当たりの成約数が多く、早期に経験が積め、成長できる。
・完全成功報酬の会社の中で、実績、知名度が最もある。
といった内容でした。
なので、志向性という形でまとめると
・顧客志向の方。
・大企業志向ではなく、ベンチャー志向の方。
・自ら高い目標を掲げ、努力し、学び続けることができる方。
・指示待ちではなく、裁量と主体性を持って働きたい方。
・多くの案件に携わり、早く成長したい方。
・成果に対して還元されたい方。
ということになると思います。
非常に分かりやすくまとめて頂きありがとうございます。
改めて非常に魅力的な会社だと思いますが、大手志向/ベンチャー志向などは人によって好みが分かれそうですね。
働く人にとって良いM&A仲介会社を見極めるには、どのような点を見ればよいと思いますか?また、何かM&A業界を目指すにあたってアドバイスなどあれば頂けると幸いです。
仰る通り、良い会社は人によって異なる可能性がありますし、M&A仲介会社も様々です。
業界で働いている人やリメディ様のようなM&A仲介会社への転職に強いエージェントに話を聞き、各社の違いを理解した上で、ご自身に合う会社に応募されるのが良いと思いますが、大きくは「企業風土」「仕事のやり方」「好む人材」といった観点で比較すると良いと思います。
具体的には、どのような違いがあるのでしょうか?
例えば「企業風土」の観点では
・行動管理まで細かく行う or 結果のみを管理する
・自社の業績を重視する or 顧客の意向を重視する
・件数を重視する or 大型案件を重視する
といった違いがあります。
M&Aの業界は、報酬が成績と連動する部分も大きいので、好みが分かれそうですね。
「仕事のやり方」に関しては如何でしょうか?譲受/譲渡企業を一気通貫で担当するか、それぞれに担当が付いて担当するか、というパターンがあると思います。
それも「仕事のやり方」の違いの一つですね。
それ以外には、入社後すぐに自身が主担当になって案件全体を任せてもらえるのか、それとも先輩の案件のサポート業務のみを行うのかという違いや、長時間労働を許容する会社かどうか、という違いがあります。
最初から1人で担当するとなると、相当高い能力が求められそうですし、上手く先輩社員に協力を仰ぐ事も求められますね。
長時間労働に関しては「今はがむしゃらに働き続けたい」という方もおられますし、ワークライフバランスを重視する方もいるので好みが分かれそうですね。
最後の「好む人材」という観点では如何でしょうか?
銀行、証券、不動産等の特定の出身者を好む会社と、様々な会社から採用する事で多様性を持たせようとする会社があります。
その他にも、営業力を重視するか実務能力を重視するか、といった観点や、経験者と未経験者で好みが分かれる会社もあります。
まさしく、求める人物像の把握は重要なポイントになりそうですね。
最後にM&A業界を目指すにあたって、始めておくべき勉強などあればご教示ください。
事前に何を勉強しておくべきかよく聞かれますが、やはり会計の知識は基本になります。簿記2級程度は入社前又は入社後早期に取得することが望ましいと言えます。
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藤井一郎社長からのメッセージ
藤井一郎社長より、転職を検討される皆様宛にメッセージを頂きました。私達リメディの実績についてもメッセージを頂きましたので参考にしてください。
最後に
①M&A仲介会社の現役プレイヤー
②未経験でM&A業界に挑戦しようとお考えの方
③弊社リメディへ
それぞれメッセージをお願い致します。
①M&A仲介会社の現役プレイヤーへ:
顧客志向で大きな裁量を持って、より成果が還元される環境且つこれから組織を作っていく会社で働きたい、というような方は是非ご応募ください。
②未経験者でM&A業界に挑戦しようとお考えの方へ:
日本のM&A市場はまだまだ伸びていきますし、M&Aは事業承継問題の解決に繋がり、またシナジーがあるM&Aを創出し生産性向上に寄与できる等、社会的意義も大きい仕事です。そして、M&Aは学ぶことが無限にあり、成長できる業界です。貢献意欲、成長意欲が強い方は是非弊社の門を叩いてください。
③リメディ様へ:
既にリメディ様からは複数名採用させて頂いておりますが、弊社の人材ニーズを把握し、希望に沿った優秀な方をご紹介頂いており、感謝しております。
長丁場のインタビューになりましたが、非常に詳細なお話が伺え、大変勉強になりました。
本日はお時間頂きまして、ありがとうございました!
– リメディのキャリア支援のポイント –
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5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
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