監修者
リメディ株式会社 執行役員
須賀大貴 | Suga Taiki
関西学院大学を卒業後、キーエンスに新卒入社。法人営業担当として、大小様々な規模の企業に対して法人営業を経験。名古屋・仙台にて営業から営業戦略立案、業務改善や育成業務に携わる。
2019年には自身でもオーダー革靴/ブランドOEMを手掛ける製靴メーカーのFilshoes株式会社を創業。製造業での経営人材不足、後継者不足を痛感し、コンサルティングファームやM&A業界への転職を考え、転職活動を開始。
転職活動の中で、転職市場の課題感や、人材が企業に与える影響の大きさを痛感し、自身がキャリアコンサルタントとなり変えていこうという想いから2020年にリメディ株式会社に参画。
– リメディのキャリア支援のポイント –
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〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜
キーエンスはどんな会社?
キーエンスは「日本一給料が高い会社」として、毎年メディアが発表する「年収ランキング」や「生涯賃金ランキング」の常連です。
高い年収と企業名から、外資系企業と勘違いされることもありますが、キーエンスは日系企業です。1974年、創業者で現名誉会長の滝崎武光氏が兵庫県尼崎市で「リード電機」として創業。その後、1986年に社名を「キーエンス」に変更しました。社名の由来は「鍵(キー)」と「科学(サイエンス)」を組み合わせたものです。
キーエンスの事業は多岐にわたり、各種センサーや測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究開発用解析機器、ビジネス情報機器など、企業向けの機械装置を開発・販売しています。
キーエンスの特徴
キーエンスには、以下3つの特徴があります。
1)徹底的に顧客のニーズを探り、付加価値とともに提案する
2)あえて工場は持たない(ファブレス経営)
3)再現性のある結果を生み出す営業組織
徹底的に顧客のニーズを探り、付加価値とともに提案する
キーエンスは、すべての取引先に専任の担当者を割り当て、直接顧客と向き合う「ダイレクトセールス」を実施しています。代理店を通さず自社の営業担当者が取引先を訪問し、直接注文を受けることで、顧客ニーズを迅速に把握し、最適なソリューションを提供しています。キーエンスでは、「ニーズの裏のニーズを把握する」といったキーワードがよく聞こえてきます。顧客の中で「顕在化しているニーズ」の先に「本質的な価値のあるニーズ」が潜んでいるという趣旨です。もちろん、顧客が入念に検討を行い、「本質的な価値のあるソリューション」に辿り着くケースもあるでしょう。しかし、多くの顧客は自社だけでは解決できなかった、「本質的なニーズへのソリューション」に対して、価値を感じて、発注先を選定します。「ダイレクトセールス」によって、自社の製品の理解と卓越した営業力を誇る営業人材が提案を行うが故に、多くの顧客に認められる「付加価値」を発揮することに繋がっているのではないかと推察できます。
あえて工場は持たない(ファブレス経営)
キーエンスは自社で工場を持たず、自社で企画・開発した製品を外部の協力工場で生産する「ファブレス経営」を採用しています。これにより、キーエンスは、主に企画・開発や設計、マーケティングを行い、生産設備に投資する代わりに研究開発へ資金を投下できるのがポイントです。製造メーカーに共通していることとして、特定の領域や技術に精通した生産工場を構築するためには多大なる労力とコストが発生します。「餅は餅屋」の言葉の意味のように、ファブレス経営によって、キーエンスは特定領域に知見を持つパートナーと強固なリレーションを築くことによって、企画・開発といった研究開発に注力をしています。上述した、「ダイレクトセールス」によってヒアリングした本質的な顧客のニーズを迅速に製品開発に反映することで、顧客から求められ続ける製品開発を実現できていると推察されます。
再現性のある結果を生み出す営業組織
キーエンスの営業組織は「非効率の徹底排除」と「プロセスの数値化による行動管理」を徹底しています。「外出日と社内日の分離」「地理的な効率を考慮したアポイント組み」など営業活動における一つ一つのアクションを細分化し、非効率な行動を徹底的に排除し、商談に集中することで営業効率を最大限に高めています。再現性を生み出す仕組みとして特徴的な仕組みが「プロセスの数値化による行動管理」です。営業活動は、商談を生み出すためのソーシングフェーズ(架電・紹介など)からエグゼキューションフェーズ(提案からクロージング)まで様々な工程が存在します。各工程毎に営業として意識すべき項目が異なるため、キーエンスでは工程を細分化し、工程後に指標を設けて数値管理を行っています。同事業部内の同工程の結果数値との相対比較で、どのようなアクションが必要なのか・不足しているかを全員が把握・理解できるように可視化を行っており、それらの数値指標を基に営業は日々行うアクションの強弱を調整して、売上の最大化を実現します。一般的には属人化しがちな営業活動を細分化されたプロセス毎の数値指標に落とし込むことで、過去データを基にした再現性のある営業組織構築ができていると推察されます。
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キーエンスの業績
キーエンスのIR情報を基に、過去5年間の売上・営業利益・営業利益率・親会社株主に帰属する当期純利益をまとめました。
会計期間 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 |
売上高(億円) | 5,518 | 5,381 | 7,552 | 9,224 | 9,673 |
営業利益(億円) | 2,776 | 2,768 | 4,180 | 4,989 | 4,950 |
親会社株主に帰属する 当期純利益(億円) | 1,981 | 1,973 | 3,034 | 3,630 | 3,969 |
営業利益率(%) | 50.3 | 51.4 | 55.4 | 54.1 | 51.2 |
キーエンスの直近5期の決算からは着実な成長を続けていることが読み取れます。売上の増加はもちろんのこと、特筆すべきは50%超の高い水準の営業利益率を維持しながら成長を続けている点です。キーエンスの高付加価値製品戦略と効率的な事業モデルが功を奏していることを示しています。
また、海外売上高の比率が年々増加しており、2024年3月期には全体の約64%を占めるまでになっています。これは、グローバル展開の成功を示すとともに、今後の成長ポテンシャルを示唆しています。
財務面では、自己資本比率が94.7%と極めて高く、安定した財務基盤を維持しています。これにより、研究開発や事業拡大への積極的な投資が可能となっています。今後も、技術革新や海外市場の開拓を通じて、さらなる成長が期待できる状況にあると言えるでしょう。
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キーエンスの企業情報
商号 | 株式会社キーエンス |
設立 | 1974年5月27日 |
資本金 | 306億3,754万円 |
株式上場 | 東京証券取引所プライム市場上場 |
代表者 | 代表取締役社長 中田 有 |
連結従業員数 | 12,286名(2024年3月現在) |
事業内容 | センサ、測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用 解析機器、ビジネス情報機器 |
本社・研究所 | 大阪市東淀川区東中島1-3-14 |
東京研究所 | 東京都港区台場2-3-1(トレードピアお台場18F) |
高槻事業所 | 大阪府高槻市明田町2-13 |
弊社のYouTubeチャンネルでは、元キーエンスの須賀がキーエンスの秘密を徹底解説した動画を投稿しております。キーエンスへの転職をお考えの方はぜひご覧ください。
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キーエンスの採用情報・求人情報
キーエンスは、その高い技術力と革新的な製品開発により、業界でのリーダーシップを維持しています。そのため、新たに採用する人材に対しても、その高い基準が求められます。
具体的には、各職種における深い専門知識と豊富な経験、そしてそれらを活用して即戦力となる能力が求められます。これらの要求水準は、キーエンスへの転職を困難にしています。しかし、それは同時に、キーエンスがその高い品質とパフォーマンスを維持するための重要な要素でもあります。
キーエンスの採用
キーエンスの採用は新卒が中心で、中途採用を本格的に始めたのは2010年代後半からです。毎年200〜300人程度の学生を新卒で採用しており、その内定倍率は50倍以上と言われています。特に高学歴な学生が多く応募するため、就職難易度は非常に高いです。
新卒採用募集要項
募集対象 | 募集学科は全学部全学科 公平・公正の観点から、キーエンスの役員・社員と三親等以内(子女、兄弟 姉妹、甥姪等)の方は応募不可 |
募集職種 | ビジネス職 エンジニア職 S職 |
給与 | 【学部卒】 月給250,000円 【修士了】 月給270,000円 ※博士了 含む 大阪勤務、独身の場合。地域住宅補助額は、勤務地等により異なる |
賞与 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
勤務地 | 本社・研究所(新大阪)、東京研究所(台場)および国内外各事務所 |
勤務時間 | 8:30~17:15 |
休日休暇 | 年間休日:127日(2024年度) 年3回の長期休暇:GW・夏期・冬期に各9~10連休(2024年度) 週休2日制(土・日)※年2回出勤土曜日あり 上記に加え、有休・慶弔・特別休暇あり |
諸手当 | 時間外手当、通勤手当 ほか |
福利厚生 | 育児・介護休業制度、キャリア支援制度(育休から早期復帰を目指す社員向け支援)、 借上住宅、社員持株会、個人積立年金、慶弔金(結婚・出産祝い金など)、 退職金(確定拠出年金)、キーエンスグループ健康保険組合(人間ドック補助など)、 自己啓発支援(語学レッスン受講など) |
中途採用募集要項
最近では、中途採用も積極的に行っており、特に専門的なスキルや経験を持つ人材が求められています。しかし、新卒採用の厳しい競争を勝ち抜いた社員が多いことから、中途採用でも高い基準が課されます。そのため、転職希望者にとってもキーエンスへの入社は難易度が非常に高いと言えるでしょう。
・ソフトウェア関連(開発)
・社内SE
・ハードウェア関連(開発)
・ハードウェア関連(設計)
・ハードウェア関連(品質)
・デザイン関連(開発)
・法務・経理・人事(事務)
・規格認証・法規制関連
・生産関連(技術)
・生産関連(事務)
・営業・技術営業関連
・データ分析関連
・カスタマーサクセス(カスタマーサポート)
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キーエンスの新卒採用における選考情報
キーエンスの新卒採用の選考フローは主に以下の4つのステップで進みます。
1)20秒PR
2)説得面接
3)要素面接
4)最終面接
20秒PR
キーエンスの選考フローは、説明会兼選考会という形式で行われます。大規模な会場に100人以上の応募者が集められ、まずキーエンスの企業概要や事業内容、働き方などについての説明を受けます。 説明会の後、応募者は名前を呼ばれて面接官の前に誘導されます。面接官は通常3人で、各自がタブレット端末を持っています。応募者は面接官の前に立ち、20秒程度の短い時間で自己PRを行います。面接官は主に応募者の第一印象、話し方、時間厳守の能力などを評価していると考えられます。
1)明るく、はっきりと応える
2)面接官の目を見て話す
3)スピーチの内容は20秒前後におさめる
説得面接
20秒自己PRに合格すると、1次面接が行われます。
1次面接は、面接官1人に対して応募者3人で実施します。Face Sheetと呼ばれるアンケートに回答してから1次面接が始まります。1次面接の内容は以下の3つです。
1)Face sheetの深掘り
2)説得面接
3)面接の振り返り
Face Sheetに記載する内容は、学生時代に取り組んだこと、所属している団体、研究内容などアピールしたい内容を記載します。この内容をもとに、深掘りする形で面接が始まります。
次に説得面接を実施します。説得面接とは面接官の出したお題に対して応募者が説得する形で行います。面接官の悩みを聞き出すことから始まり、経緯や理由をヒアリングします。ヒアリングした情報をもとに、解決策を提案し面接官を説得します。
面接の振り返りでは、説得面接で良かったところと悪かったところを答えます。悪かったことを答えると印象が悪くなると考えるのではなく、客観的に問いに対する自身の回答を分析し回答することを求められます。
要素面接
2次面接では「キャリパー」という性格テストと「要素面接」と呼ばれる面接を実施します。概ねキャリパーの実施時間が1時間程度、面接が1時間程度です。キャリパーは性格テストですが、正直に答えることが内定への近道です。キャリパーの結果による性格分析と面接結果を受けて、採用可否が判断されると推察されますが、虚偽の内容を記載してしまうと、それぞれの結果の辻褄が合わなくなり、結果的に採用面接を突破できなくといわれています。
2次面接でもFace Sheetを実施しますが、内容は学生時代に優先して取り組んできたことについて2つの選択肢から選ぶ形式になっています。また、普段の生活について質問されることも増えます。
2次面接で実施する要素面接は、「●●について3つ挙げてください」という問いを投げかけられます。営業に必要な瞬発力と論理的思考力が試されていると推察されます。また、ここで答えた3つの要素をさらに深掘りする形で質問は繰り返されます。
最終面接
2次面接時に実施した性格テストのフィードバックを受けます。特定の項目に対して、その結果についてどう考えているかを問われます。性格テストの結果に特段問題がなければ、談笑程度の内容で終了することが多いようです。
最終面接でもFace Sheetについて質問を実施します。具体的には、志望理由や他社の選考状況の確認です。志望動機を中心とした質問を受けると認識しておくと良いでしょう。
キーエンスの中途採用における選考情報
中途採用については、募集職種によって、選考フローが異なりと推察されますが、概ね面接としては3回の面接であることが多い様子です。中途採用については、即戦力人材としての活躍を期待されて採用されるため、経歴情報から能力適性の見極めはもちろん、マネジメント経験については重要視される傾向にあると推察されます。
キーエンスの選考情報の詳細にご興味のある方は、是非一度お問い合わせください。
– リメディのキャリア支援のポイント –
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2⃣ 難関大学卒が利用したい転職エージェントNo.1
3⃣ 年収1,000万円以上の方が利用したいエージェントNo.1
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キーエンスの労働環境
キーエンスでは、社員が安心して生活を送れるよう福利厚生にも力を入れています。
キーエンスの福利厚生
キーエンスの福利厚生には次の内容が挙げられます。
- 年間休日数 127日(2024年度)
- 各種社会保険完備
- 産前・産後休暇、育児休業制度
- リフレッシュ手当
- 交通費
- 慶弔金支給制度
キーエンスの年間休日数は127日(2024年度)で、週休2日制(土・日)を採用しています。年に2回だけ土曜日の出勤がありますが、ゴールデンウィーク、夏季休暇、冬季休暇として各7~10日程度の連続休暇が設定されています。また、有給休暇、慶弔休暇、特別休暇も充実しており、年3回の長期休暇を通じて社員が十分にリフレッシュできるよう配慮されています。
キーエンスは、健康保険(キーエンスグループ健康保険組合)、介護保険、厚生年金保険、雇用保険などの各種社会保険が完備されています。さらに、産前・産後休暇や育児休業制度も整っており、実際に多くの社員が利用しています。復職後は短時間勤務制度の利用も可能です。
また、毎年ゴールデンウィーク前には全社員に10万円のリフレッシュ手当が支給され、家族がいる社員には追加の手当も支給されます。通勤には公共交通機関の利用が原則で、6か月分の通勤定期代が4月と10月に支給されます(月額15万円以内)。さらに、社員の結婚や出産、傷病、死亡などに際しても、結婚祝金や出産祝金、傷病見舞金、死亡弔慰金、災害見舞金などの慶弔金が支給されるなど、手厚い福利厚生が整っています。
キーエンスの退職金
キーエンスには一般的な退職金制度はありませんが、「前払退職金制度」と「確定拠出年金」を採用しています。
前払退職金制度
前払退職金制度では、退職金に相当する金額が毎月の給与に上乗せされて支給されるため、在職中に退職金を受け取る形になります。そのため、退職時に一括で支給される退職金は存在しません。
その結果、キーエンスの退職金制度は他社のものとは異なり、退職金を在職中に受け取る仕組みとなっているため、「退職金がない」と認識されがちです。しかし、実際には毎月の給与に含まれているため、結果的にキーエンスの年収が高くなる要因の1つとなっています。
確定拠出年金制度
キーエンスは、従業員の退職給付制度として確定拠出年金制度を採用しています。前払退職金制度と併用されており、会社が従業員の個人口座に掛金を拠出し、その資金を従業員自身が運用する仕組みです。特筆すべき点として、キーエンスはマッチング拠出制度を導入しており、従業員も任意で掛金を拠出できるため、より効果的な資産形成が可能となっています。
確定拠出年金制度の利点として、転職時に資産を持ち運べるポータビリティがあり、長期的な資産形成に適しています。また、掛金が全額所得控除の対象となるため、税制優遇も受けられます。従業員の多様なニーズに応えつつ、現役時代の収入増加と将来の資産形成の両立を図っています。従業員は自己責任で運用を行うことになりますが、会社からの支援を受けながら、より柔軟な退職給付の選択肢を得ることができます。
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キーエンスのキャリアパス
キーエンスの場合、社内でのキャリアパスと社外でのキャリアパスの2種類が想定されます。
社内でのキャリアパス
社内でのキャリアパスには、ビジネス職・エンジニア職でそれぞれ異なります。
ビジネス職
出所:株式会社キーエンス公式HP
ビジネス職は、自動車、電機、食品、医薬品など様々な業界にわたり、研究開発、生産技術、購買の専門家や大手メーカーの工場長、中小企業の社長など、多岐にわたる職種の人々と関わります。営業職として提案からマネジメント、マーケティング戦略立案まで幅広いキャリアパスが用意されています。
エンジニア職
【商品開発職】
出所:株式会社キーエンス公式HP
少人数チームでの開発を重視しています。一人ひとりに大きな仕事が任され、自分がその商品を作ったと言える自信が持てるようになり、プロジェクト終了時には、その分野の専門家となり、実践を通じて技術的にも人間的にも大きな成長が見込めます。
【生産技術】
出所:株式会社キーエンス公式HP
商品や人に幅広く関わる機会が提供されます。全商品当日出荷やファブレスを実現するために、多くの部署や国内外の協力工場、部品メーカーと連携しながらプロジェクトを進めます。重要な案件を任されることで、キーエンスの多岐にわたる製造プロセスを通じて技術力を向上させられます。
【コンサルティングエンジニア】
出所:株式会社キーエンス公式HP
成長のためには、技術革新や企業間競争による絶え間ない変化に対応することが必要です。次の時代の付加価値を考え、営業担当や開発職と協力しながら、新たな提案を生み出していきます。お客様の期待を超える提案を行うことで、経験が蓄積され、スキルアップにつながります。
【ICT】
出所:株式会社キーエンス公式HP
自ら手を動かし、最新のICT技術を選定・導入する実践的なスキルが求められます。また、「何を実現するか」を自ら考えることも必要であり、上流工程のスキルも身につけられます。さらに、海外現地法人の支援では、ITスキルに加えて語学スキルを発揮して活躍する機会もあります。
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社外でのキャリアパス
キーエンスでの経験が生かせる社外でのキャリアパスとして、次の4つが挙げられます。
1)M&A仲介会社
キーエンスは営業職として最高峰と言われることも多いですが、M&A仲介業界も同様に各業界のトップセールスが集まる環境です。キーエンスで営業職として活躍していた実績は評価されやすく、報酬も同等もしくはより高い報酬を期待できるため、転職先として検討されることは多く見受けられます。
2)コンサルティング業界
経営に関わる上流の仕事を求めて転職する方が多く見受けられます。コンサルティングファームでは製造業向けの案件も多く、製造業界を熟知している知見が評価されることも多く見受けられます。
3) IT企業
自由度の高いフラットな組織で働きたいと考えている方が多く見受けられます。
4)スタートアップ企業
キーエンスという大企業の看板を下ろして、自身の価値をより高めたい方や新しい挑戦をしたいという方が、次のキャリアとして選択されているように見受けれらます。
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自身がキーエンスで通用するか知るためにやるべきこと
本記事では、キーエンスが高年収である理由、特徴、働き方、採用情報等について解説してきました。その高い年収と厳格な管理体制が特徴的なキーエンスに転職を考える際、「自分でも通用するのか」や「どのような対策をすれば選考を通過できるか」など、不安点も多くあるかと思います。
本記事では、キーエンスの選考対策にも言及しましたが、キーエンスの選考は難易度が高く独特なプロセスを採用しているため、独学のみでの対策には限界があります。
リメディはハイクラス人材の転職に特化したエージェント会社です。弊社の特徴は何よりも内定率の高さにあります。キーエンス出身のアドバイザーが、1on1で面談をし、一貫してサポートいたします。
キーエンスへの転職に少しでもご興味がある方は、ぜひ一度無料相談にお問い合わせください。
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