fundbookは、株式会社fundbookは2024年12月23日付で東証プライム上場のチェンジホールディングスの完全子会社となったM&A仲介会社です。

監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
緒方 隆恭 | OGATA Takayuki
東京大学を卒業後、三菱UFJ銀行に新卒入社。国内支店でMUFGの各種金融ソリューションの法人営業に従事し、銀行表彰を受賞。入社3年目で海外拠点に異動・駐在し、現地進出日系企業への融資・預金・為替デリバティブ商品等の法人営業を担当。
その後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に出向し、投資銀行本部にてカバレッジ業務に従事。上場企業のM&A(TOB・経営統合等)やエクイティファイナンス(IPO・PO等)のオリジネーション(案件獲得活動)・エグゼキューション(案件執行)を経験。現在はハイキャリア層や金融プロフェッショナルを中心とした採用・転職支援を行う。
日本では中小企業のM&A案件が増加傾向にあります。後継者不足に悩む経営者の引退や、時代の変化による先行きの不安などから、M&Aを選択する中小企業が増えています。
こうした背景でM&A市場が拡大し、多くのM&A仲介会社が事業を伸ばしています。株式会社fundbookは、2017年創業のベンチャー企業でありながら、テクノロジーと専門性を活かした独自の手法で事業を展開してきました。
2020年3月には設立3年目で売上35億円という記録を更新し、2022年には売上50.6億円を突破しました。
さらに大きな転機として、2024年12月には、東証プライム上場企業である株式会社チェンジホールディングスの完全子会社となりました。
これにより、ベンチャー企業としてのスピード感はそのままに、上場企業グループとしての財務基盤と信用力を獲得し、より安定した環境でM&A仲介サービスを提供できる体制が整いました。
本記事では、fundbookの採用情報・年収・労働環境・キャリアパスといった転職検討に必要な情報を、公式情報や公開資料をもとに整理します。「やばい」「怪しい」といった検索サジェストが出る理由についても、公式情報で検証します。
- fundbookの評判は?
-
fundbookの報酬水準はM&A仲介業界の中でも高い水準にあります。公式の採用情報によると、特にM&Aアドバイザーはインセンティブ制度を背景に高額の報酬を得られる設計で、在籍3年以上のアドバイザーの平均年収は2,500万円とされています。
仕事のやりがいの面では、経営者支援を通じた社会貢献性、成果に応じた報酬設計、経営全般に関わる知識を習得できる環境などが、公式の社員インタビュー等で言及されています。
- fundbookの平均年収は?
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公式の中途採用ページによると、fundbookの年収は下記の水準です。特にM&Aアドバイザーは業界内でも高水準で、在籍3年以上のアドバイザーの平均年収は2,500万円とされています。
スクロールできます職種 年収詳細 マッチングセールス 基本給が420〜600万円です。別途インセンティブ制度があり、1件成約ごとに100万円が支給されるしくみになっています。 M&Aアドバイザー 初年度は基本給として420万円が設定され、2年目以降はKPI、KGIを踏まえた上で定められるため個人差があります。営業インセンティブ料は25%と業界内でも最高水準であり、ベースの固定給を上回った分から発生します。 - fundbookへの転職のポイントは?
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fundbookへの転職活動においては「現職での卓越した成績」と「M&A仲介である理由」、「M&A業務への理解」について自分の言葉で話ができる必要があります。
同業他社と同じように、fundbookも少数精鋭で能力を発揮してくれる人を求める傾向が強いです。これまでのキャリアについてはもちろん、「本当に自分にマッチする会社」だと伝えられるように業界全体の様子を踏まえて検討する必要があります。
M&A業界に特化し「M&A仲介各社の案内が出来る」「転職希望先への支援実績が豊富」という条件を満たすエージェントとタッグを組み、企業の比較をしながら進めていくことが、有効に選考に進める手段です。
弊社は、M&A業界における転職の支援実績が豊富にあり、高い内定率を実現しています。まずはお気軽にご相談ください。
M&A業界内定率No.1
- M&A業界への内定率・内定数はNo.1
- M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
- 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
- M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得 - 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
- リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
転職意思が固まる前の情報収集にも
ぜひご活用ください。
fundbookとはどんな会社?
fundbookは、2017年に創業されたM&A仲介を行う会社です。東京と大阪に拠点を構えており、現在創業7年目のM&A仲介業界を代表する会社です。3期目に当たる2020年3月期の売上高は約35億円と急成長を続けています。
fundbookの特徴
fundbookの特徴を、「組織的な特徴」「取引するお客様」「仲介手数料の設計」という3つの観点から確認します。
組織的な特徴
急成長を支えている組織的な特徴が大きく2つあります。
①未経験者の立ち上がりを支援する体系的な研修・教育体制

入社直後から代表森山主導の教育研修が実施されています。
日々の営業活動と並行して、トップセールスである営業本部長直下で2か月間のトレーニングを行い、自らビジネス機会を切り拓く力を養成しています。
その他、財務研修やリーガル研修、各種勉強会といった学習アセットが豊富にあり、未経験者でも早期に専門知識をインプットして実戦で活躍できる体制が整っています。
②強力な営業サポート体制

M&Aを進める各フェーズごとに、アドバイザーを専門チームがサポートする体制が構築されています。
案件のソーシングはマーケティング部、案件の企業評価や企業概要書の作成は企業評価部、譲渡希望企業と譲受希望企業のマッチングは企業情報部、エグゼキューションは社内の士業がそれぞれサポートします。そのため、アドバイザーはコア業務に集中して高いパフォーマンスを発揮できます。
取引するお客様の傾向
お客様は年齢層が比較的若い(20〜40代)点が特徴です。
2020年8月のデータでは、20代-40代のお客様が20%、50代が30.8%、60代が35.4%、70代以降が13.8%となっています。

【引用:https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/ONB/20/fundbook0603/】
「後継者不足」「高齢化」による事業承継を契機としたM&Aだけではなく、資本政策の一環として、
ファンドへの売却を経てIPOを目指す「二段階イグジット」など、M&A戦略の提案幅を拡げており、
経営者のニーズに沿った提案によってターゲットの対象を広げています。

【引用:https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/ONB/20/fundbook0603/】
「卸売業・小売業:38.9%」「情報通信業:18.9%」「その他サービス業:18.9%」の割合が高く、
「不動産業:1.1%」「生活関連サービス業:1.1%」はそれぞれ1.1%ずつと少なくなっています。
仲介手数料の特徴
fundbookがお客様から受け取る報酬は「着手金なしの成功報酬型」です。
そのため「選択肢の1つとしてM&Aも検討したい」というお客様にとって相談しやすい料金体系となっています。
fundbookの企業情報
fundbookの直近の業績
| 会社名 | 株式会社fundbook (fundbook, Inc.) |
|---|---|
| 創業 | 2017年8月 |
| 親会社 | 株式会社チェンジホールディングス(東証プライム:3962) ※100%出資 |
| 代表取締役 | 森山 智樹、渡邊 和久 |
| 資本金 | 20億円 (資本剰余金含む) |
| 本社住所 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー25F |
未上場のため以前は決算情報の開示が限定的でしたが、チェンジホールディングスグループ入りにより、グループ全体の業績を確認できるようになっています。
直近の業績推移は以下の通りです。
| 年度 | 売上高 | 成約件数 |
|---|---|---|
| 2019年度 | 35.6億円 | 45件 |
| 2022年度 | 50.6億円 | 58件 |
| 2024年度(グループ化) | 2024年12月よりチェンジホールディングスの完全子会社化 | |
| 2025年3月期(グループ連結) | 463.8億円 | – |
創業初期の急成長に加え、2024年12月の完全子会社化により、今後はチェンジホールディングスの資金力やネットワークを活用した事業展開が見込まれます。
特に2025年3月期の決算では、グループ全体としてのシナジー効果が期待されており、M&A仲介業界における存在感を強めています。

創業初期のスタートダッシュに成功しています。前述の研修・サポート体制が機能し、業績を伸ばしてきました。その後、2020〜2021年の組織改革を経て、2022年度には売上高・成約件数ともにさらに向上しています。
fundbookの今後の事業展開
チェンジホールディングスへのグループ入りにより、今後の事業展開は「地方創生」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の方向性を強めていくと見込まれます。
海外展開への想いについては、次のようにコメントされています。
M&A仲介は、実は日本発のサービスです。海外では、譲受企業と譲渡企業の双方にFA(フィナンシャルアドバイザリー)が付き、彼らは顧客の利益を最優先するので交渉は基本的に対立構造となります。それに対して日本の中小企業同士のM&Aは私たちのような仲介会社が間に立ち、双方が手を取り合って成功を目指すM&Aが前提となっています。日本発のM&A仲介の品質を高めたfundbookのモデルは、優れた企業の存続、成長を実現し、すべてのステークホルダーの幸福を実現できるM&A仲介の理想型であると自負しています。
具体的な時期は明示されていませんが、海外志向がある方にとっては、国内で経験を積み、海外でのM&Aにチャレンジするキャリアも考えられます。
また、サービス面では、プラットフォーム上で「PMIの可視化」を実現するプログラムも開発中とされています。
PMIとは「Post Merger Integration」の略称で、M&A成立後の統合プロセスを意味します。PMIの可視化の狙いについて、畑野社長はインタビューで次のように語っています。
海外では、ベンチャー企業を設立し、事業が成功したら売却し、次の事業を立ち上げる経営者はシリアルアントレプレナーと呼ばれ、尊敬される。では、どうすれば日本でも、新たなM&A観が定着するのか。その鍵を握るのが、PMIの可視化だと僕は考えています。
M&Aが成立したあと、その企業の雇用維持率はどうなったのか、従業員の平均所得や満足度はどう変化したのかを数値で示す。例えば、もともといた従業員をすべて解雇した場合、目先の利益は上がったとしても、PMIの数値は確実に悪化する。「引き受けた企業の従業員を不幸に陥れるような企業は、そもそもM&Aをする権利はないというのが正直な気持ち。ぜひ積極的にマーケットからキックアウトしていきたい。M&Aによって本当の意味でのシナジー効果が生まれたのか。企業の業績を伸ばすことができたのか。PMIをどんどん可視化していけば、必然的に目先の利益を追うだけのM&Aは減り、より健全な買収・売却が実現しやすくなる。実現すれば、M&Aを取り巻く環境は大きく変わるはずです」
【引用:https://forbesjapan.com/articles/detail/21655】
リメディ公式YouTubeチャンネルでは、fundbookの事業を解説した動画を公開しています。
fundbookの採用情報について
fundbookは、採用ホームページ上に、採用した方のインタビューを数多く掲載しています。
新卒入社・中途入社・取締役と幅広いポジションの方を対象にインタビューが行われており、これまでのキャリア、M&A業界を志した動機、その中でもfundbookを選んだ理由などが網羅的に記載されています。
中途採用の方には、メガバンク、総合商社、キーエンスといったキャリアの方が多く見られます。新卒の方は、学業面で優秀な方やスポーツで目立った成績を残した方など、強みを持った方が多い傾向です。
fundbookが募集している求人
fundbookでは、新卒採用・中途採用を行っており、様々なポジションでの募集があります。
求人情報を元に、募集ポジションの概要を整理します。
■M&Aアドバイザー(未経験者/経験者)
各種専門部署のサポートを得ながら、顧客開拓および企業価値評価、M&A手法の策定・考案、譲渡/譲受先のマッチング、条件調整、クロージング(成約)とM&AアドバイザーとしてM&Aのプロセスをエンドツーエンドで担当します。
【必須項目】
- 業界にかかわらず、顕著な営業成績
- その他の業界で、トップクラスの営業成績
- コンサルティングファーム、総合商社、専門商社出身者でM&Aに興味関心が高い
【望ましい項目】
- M&A案件のソーシング及びエグゼキューション等の実務経験があり、20件以上の案件成約に携わった経験をお持ちの方
■マッチングセールス
M&Aアドバイザーと密に連携し、戦略を立案して、様々なアプローチで顧客(譲受企業)ニーズの醸成、商談機会の創出、譲受企業との折衝を行います。
具体的な業務は以下の通りです。
- 市場分析などに基づくターゲット選定
- ターゲットに対する最適なアプローチ戦略の立案
- アウトバウンドコールや、独自のインバウンド施策による商談機会の創出
- データアナリティクスによる課題の抽出やフロントセールスに対する活動フィードバック
- 継続的な関わりによる顧客ニーズの醸成 (ナーチャリング)
【必須項目】
- 個人営業経験1年以上、または法人営業の経験1年以上
- データ分析による課題の抽出やフロントセールスの経験、またはインサイドセールスに対する活動フィードバック経験
- 集計ツール(エクセル・スプレッドシート)を使用した分析、改善提案の経験
【望ましい項目】
- SaaS系企業のインサイドセールスの経験
- インサイドセールス/その他非対面営業などでのメンバーマネジメント経験
- 組織又はチームにおいて自ら企画立案、実行まで携わった経験
- 他部門とも積極的にコミュニケーションを取り、主体的に組織を動かしていく気概
- 新しいことへのチャレンジをしつつも、今やるべきことにも愚直に取り組み、やり切れる気概
- 継続的な関わりによる顧客ニーズの醸成(ナーチャリング)の実施
- セールスフォースのレポート、ダッシュボード機能を活用しPDCAを回した経験
- インサイドセールスの魅力を語れる事
中途採用状況について
fundbookでは、年間を通して時期に関わらず求人を募集しています。
M&A業界では優秀な人材の確保が不可欠なため、時期で採用水準を変えることなく、常に採用のアンテナを張り続けていると考えられます。
採用大学について
fundbookは、新卒・中途のいずれも、採用時に明確な大学の基準を設けていません。そのため「特定の大学だから受かりやすい」とは言えません。
ただし、優秀な営業人材を求めているため、ある程度の学歴の人材をターゲットにしていると考えられます。仕事柄、一定の教養や学び続ける習慣が必要になるため、学歴も参考にしている可能性があります。
もっとも、学歴の高さだけで判断されるわけではなく、これまでの仕事や学業での成果、営業力、人間力などを踏まえて総合的に判断されます。
fundbookの転職難易度は?
fundbookの採用基準は高く、優秀な人材の採用を積極的に行っています。
The Modelの採用背景に「個の力への依存という課題を無くすため」という表現があるように、単発的な良い成果ではなく、良い成果を繰り返し残せる再現性を高く評価していると考えられます。現職での成果に加え、PDCAを高速で回しながら「どのような仮説を持って仕事に取り組んできたか」「なぜその施策を行ったのか」といった思考の部分まで説明できることが求められます。
fundbookの採用要件
fundbookの採用ホームページには、以下の要件が記載されています。
【必須(Must)】
以下のいずれかに該当する方
- 営業経験1年以上
【歓迎(Want)】
- 高単価商材や多面的な要素を持つサービスを扱う営業経験
- 経営者向けの新規開拓営業のご経験
業界ターゲットとしては、金融業界・コンサルティングファーム・総合商社・専門商社の業務経験者に加えて、事業会社で優秀な営業成績を挙げている方が想定されます。
採用要件には「営業における成績」と記載されていますが、M&A仲介業務というビジネスモデルを踏まえると、「新規開拓」「経営者営業」といった営業経験を持つ方が特に求められると考えられます。
fundbookの選考フロー
選考フローも、fundbookの採用ホームページに記載があります。
- 書類選考
- 人事選考(個別面接)
- 最終選考(代表・役員面接)
- 内定
実質的に対面する面接は、一次選考と最終選考の2回です。
M&A業界の面接は東京での対面が多い傾向にありますが、fundbookではWebでの面談も実施しているため、居住地を問わず比較的選考を受けやすい傾向にあります。
fundbookの年収について
fundbookは平均年収などの情報を一部公開しています。求人情報や公式の採用情報をもとに整理します。
fundbookの平均年収
fundbookの平均年収はポジションにより異なります。公式サイトの中途採用ページには、それぞれ以下のように記載があります。
企業情報部(マッチングセールス)は、基本給が420〜600万円です。別途インセンティブ制度があり、1件成約ごとに100万円が支給されるしくみになっています。KPIを達成すれば初年度から年収1,000万円を超えることが可能です。
M&Aアドバイザーは、初年度の基本給が420万円で設定され、2年目以降はKPI、KGIを踏まえた上で定められるため個人差があります。また、営業インセンティブ料は25%と業界内でも最高水準で、ベースの固定給を上回った分から発生します。
公式の採用情報によると、2023年3月時点で在籍3年以上のアドバイザーの平均年収は2,500万円とされています。仕事の成果は社内で評価され、モチベーションを保ちやすい体制が整えられています。
fundbookの年収モデル
採用ホームページ上では、以下のように記載されています。
- 応相談(前職の給与・実績等を考慮)
- ※別途インセンティブ制度あり
採用ホームページでは詳細な報酬テーブルまでは公開されていないため、固定給やインセンティブ率は選考時に個別確認が必要です。
報酬は前職給与・実績・評価制度によって変動するため、転職検討時は想定年収だけでなく、固定給とインセンティブの支給条件を分けて確認することが重要です。
インセンティブ率の設計は各社で異なりますが、他のM&A仲介会社も類似の構造となっている会社が多いと考えられます。
評価制度や前職の給与に応じて固定給は変動しますが、報酬に占めるインセンティブ部分の割合が大きいため、目標を達成できる人にとっては固定給の水準が判断の中心にはなりにくい設計です。
fundbookの年収が高い理由
前述の通り、インセンティブの要素が大きいのが特徴です。
M&Aにおけるインセンティブ額は、おおまかに表すと
①売上件数×②売上単価×③インセンティブ率=インセンティブ額 となります。
公開されているfundbookの業績データは以下の通りです。
| 年度 | 売上高 | 成約件数 | 1件当たりの売上高 |
|---|---|---|---|
| 2017 | 1.7億円 | 6件 | 2,833万円 |
| 2018 | 14.8億円 | 33件 | 4,484万円 |
| 2019 | 35.6億円 | 45件 | 7,911万円 |
| 2020 | 50.6億円 | 58件 | 8,724万円 |
東証一部上場の3社と有価証券報告書のデータをもとに比較すると、以下の通りです。
| 日本M&Aセンター | 売上高:361億円(成約467件*) 1件当たり売上高:約7,736万円 |
|---|---|
| M&Aキャピタルパートナーズ | 売上高:101億円(成約118件) 1件当たり売上高:約8,636万円 |
| ストライク | 売上高:69億円(成約134件) 1件当たり売上高:約5,161万円 |
(*)譲受・譲渡案件をそれぞれカウントして934件と公開されているため、2分の1の467件で計算
この比較から、fundbookはストライクよりも1件当たりの売上高が大きく、
日本M&AセンターやM&Aキャピタルパートナーズと比較しても遜色のない規模の案件を扱っていると考えられます。
また、2020年8月のデータでは、譲渡企業の売上規模も公表されており、
19.6%は売上10億円以上で、大きな案件に携わることも可能です。

分業型モデルにより一人当たりの担当案件数が多い
fundbookでは、担当アドバイザーがM&Aのプロセスをエンドツーエンドで担当しつつ、各プロセスで社内の専門部署のサポートを得られます。これにより、アドバイザーはコア業務に集中でき、結果的に担当案件数の増加や効率的な業務につながっていると考えられます。
業界最高水準のインセンティブ率
fundbookのインセンティブ率は、公式の採用情報で「売上の25%」とされています。同業の東証一部上場3社はインセンティブ比率を開示していないため、公表されている売上高と平均年収から比率を整理すると以下の通りです。
| 日本M&Aセンター | M&Aアドバイザー1名当たり売上高:7,638万円に対して、平均年収1,243万円(16.8%) |
|---|---|
| M&Aキャピタルパートナーズ | M&Aアドバイザー1名当たり売上高:10,190万円に対して、平均年収2,269万円(22.2%) |
| ストライク | M&Aアドバイザー1名当たり売上高:6,230万円に対して、平均年収1,357万円(21.8%) |
この比較からも、fundbookのインセンティブ比率は同業他社と同水準かそれ以上と考えられます。
fundbookの労働環境について
M&A業界は労働時間が長くなりやすい業界として知られています。ここでは、fundbookの実際の労働環境を公式情報や公開資料をもとに確認します。
仕事内容と日々の働き方
M&Aアドバイザー業務という観点では、他のファームと同じくM&Aにおける「ソーシング」と「エグゼキューション」を担当します。
■ソーシング
電話やメール、資料送付などの手段を用いて、新規顧客案件の開拓と相手先リストの作成を行い、アドバイザリー契約(AD契約)までの業務を指します。
■エグゼキューション
アドバイザリー契約後のお客様に対して、トップ面談のセッティングや面談内容の打合せを行い、基本合意(LOI)の締結までをサポートします。
その他、リスクチェックなどを含むデューデリジェンスの依頼・調整、条件面の擦り合わせを含む最終合意(DA)を経て、クロージングまでを指します。
下記の資料を見る限り、地方のお客様も一定数いるため、ZOOMでの面談が増えているものの、週のうち数日程度の出張は発生すると想定されます。

残業時間
残業時間の公式な開示はありませんが、求人情報や弊社が把握している範囲では、月平均で33時間前後が一つの目安とされています。
この数値はセールス以外の部門も含むと想定されるため、M&Aアドバイザーの実際の残業時間は前後する可能性があります。
リモートワークやフレックスなどの制度により働き方の自由度は高く、業績を挙げていれば、長期休暇の取得を含め比較的柔軟に働ける環境です。
離職率
離職率について、公式に開示されている数値は確認できませんでした。
働き方の自由度が高く、成果に応じた報酬を得られる環境であることから、早期に資産形成を実現してアーリーリタイアを目指すといった、前向きなキャリア観を持つ社員が公式インタビュー等で言及されています。
fundbookのM&Aアドバイザーのキャリアパス
M&Aアドバイザーは、社内・社外の両方でキャリアパスの展開が見込める仕事です。
社内・社外それぞれのキャリアパスを整理します。
社内でのキャリアパス
fundbookに限らず、M&A業界では社長・役員クラスの人材が現役でアドバイザーとして活躍することが珍しくありません。
fundbookは事業拡大中の会社のため、「アドバイザーとしてプロを目指す」「昇格して経営に携わる」「ワークライフバランスを維持する」といった選択肢に加え、将来的には海外進出や新規事業に携わる可能性も考えられます。
社外へのキャリアパス
M&Aアドバイザーの仕事の成果は個人の力量に大きく左右され、所属会社によって進路が大きく変わることは少ないようです。
一般的に、M&Aアドバイザーは次のようなネクストキャリアを歩むケースが多く見られます。
- 事業会社での経営企画や、M&Aでの戦略立案
- コンサルティングファームのM&A戦略チーム
- 金融機関のM&A関連部署
- ベンチャーでの経営企画
- 独立/起業
M&Aアドバイザーは営業力が高く、M&Aや経営のノウハウを培っているため、これらを活かして活躍するケースが多く見られます。若いうちから成果を出せば高額な報酬を得られる業界でもあるため、自己資金で事業を立ち上げる方もいます。
fundbookの報酬・福利厚生・社風を公式情報で確認
ここでは、報酬・待遇、福利厚生・休暇、仕事のやりがい、労働時間、社員の雰囲気といった項目を、公式の採用情報や公開資料をもとに整理します。
報酬・待遇
報酬は、M&Aアドバイザーの場合「ベースの固定給+インセンティブ」という設計です。インセンティブは売上の25%で、ベースの固定給を上回った分が支給される仕組みです。
業界の中でも高い水準で、特にM&Aアドバイザーはインセンティブの大きさを活かして報酬を伸ばしやすい設計となっています。成果主義の側面は業界他社と同様で、向上心を持って働くことが前提となります。なお、過去には教育体制が整っていない時期もあったとされますが、現在は入社後の研修制度が整備され、新卒・中途ともに社員教育に力を入れています。
年収
マッチングセールス担当とM&Aアドバイザーは、いずれも「固定給+インセンティブ」という設計です。
インセンティブは「売上の25%で、固定給を上回った額が支給される」設計です。また、2020年7月8日には「10%規模での信託型ストックオプションの発行を完了し、今後4年にわたって貢献度の高い従業員に新株予約権を付与するインセンティブ制度を導入」と発表しています。
信託型ストックオプションは、事業が成長した後でも、導入時点の株価をベースにした権利行使価格の新株予約権を将来にわたって配布できる仕組みです。これから入社する方も、現在在籍している方と同じ価格の新株予約権を付与され得るため、長期インセンティブとして機能します。
【参照元:https://fundbook.co.jp/news/press/200707/】
福利厚生・休暇
求人情報に記載されている内容は以下の通りです。
■福利厚生
通勤手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、結婚祝い金、出産祝い金、弔慰金
■休暇
完全週休2日制(土・日)、祝日・年末年始・有給休暇・慶弔休暇、夏季休暇
仕事のやりがいやM&Aアドバイザーとしての成長
仕事のやりがいは、M&A業務全般に共通して「お客様からの感謝」「社会貢献性の高さ」「公平な報酬設計」「経営全般に関わる知識の習得」といった点にあります。成長という観点では、fundbookは特化型の分業体制を取っているため、案件数を多く担当でき、成長スピードが速い環境だと考えられます。
労働時間
求人情報に記載されている勤務時間は、次の通りです。
9:00〜18:00(※休憩時間60分)
残業時間は、リモートワーク・直行直帰・フレックスなどの制度により、裁量を持って業務にあたれる環境です。実際の労働時間は、個人の業務コントロールや案件の進捗状況によって変動する部分が大きいと考えられます。
社員の雰囲気
M&A業界は金融機関出身の方が多い一方、fundbookでは働き方の自由度が高く、それを前向きに受け止める社員が集まっています。特化型の分業体制を取っているため部署間のコミュニケーションが重視され、良好な人間関係を築きやすい環境です。新入社員や未経験者の育成にも力を入れています。
リメディ公式YouTubeチャンネルでは、fundbookの社員の雰囲気を紹介した動画を公開しています。
fundbookの「やばい」「怪しい」と検索される理由を公式情報で検証
fundbookと検索すると「やばい」「怪しい」といったサジェストが表示されることがあります。ここでは、これらのワードが出る背景を公式情報や公開資料をもとに検証します。
「やばい」と検索される理由
fundbookは2017年の創業以降、業界でも高いスピード感で事業を拡大してきました。設立3年目で売上35億円を更新し、2022年には売上50.6億円を突破しています。こうした成長の速さから、「成長が著しい」という意味で「やばい」という言葉が用いられるケースがあります。社内の教育体制を整備しながら業績を伸ばしてきた経緯を踏まえると、この文脈での「やばい」は前向きな意味合いで使われていると考えられます。
「怪しい」と検索される理由
「怪しい」というサジェストは、ベンチャー企業でありながら急速に成果を出し、これまでにない手法を導入していることへの戸惑いが背景にあると考えられます。
fundbookは、アドバイザリーと独自プラットフォームを組み合わせたハイブリッド型M&A仲介や、6つの専門部門で構成された特化型分業モデル「The Model」を採用しています。これらの施策によって成果を上げてきた経緯が公式に説明されており、独自性が「怪しい」という印象につながっている面があるものの、不透明な手法で結果を出している組織ではないことが公開情報から確認できます。
fundbookへの転職を成功させるポイント
fundbookへの転職では、「現職での卓越した成績」と「fundbookである理由」「M&A業務への理解」について、自分の言葉で説明できる必要があります。
「現職での卓越した成績」については、成果を出していることに加え、新規開拓の実績、その成果を実現できた理由、M&Aでも活かせる再現性があるかを自分なりに整理して語れるようにしておく必要があります。
M&A業務の経験がないままエントリーする方も多いため、実務経験を積んでいる方や、求人先の情報を持つエージェントを通じて情報収集を進めるのが有効です。
「fundbookである理由」については、採用ホームページにもヒントがあります。
M&A特有の「個人の成績に依存する」という性質を打開するための「専門性を持った分業制」や、マッチングのコスト・工数・リードタイム削減を狙った「プラットフォーム」といった特徴を踏まえ、自分にとってなぜそれが良いのかを言語化しておく必要があります。
あわせて、そうした組織に自分自身がどうマッチするのかを理解しておくことも重要です。
「M&A業務への理解」については、畑野社長が代表挨拶で次のようにコメントしています。
事業承継のためのM&A、イグジットのためのM&A、ファンドと協働する二段階イグジット、TOBなど、様々な形のM&Aを活用して経営者様が成功をおさめ、社会から称えられる時代を創りたいと願っています。
このコメントからは、時代の変化に対応して提案の質を変えていける柔軟性や、知識習得の習慣といった適性が重視されると考えられます。
M&A業界は総じて少数精鋭で能力の高い人材を求める傾向が強く、創業社長が現役で経営している会社が多いため、社風や働き方のスタイルの違いも大きい業界です。志望動機を語るうえでは、本当に「自分にマッチする会社」かどうかを判断するために、業界全体を見渡して比較検討することが必要です。
こうした点を踏まえると、M&A業界に特化し「M&A仲介各社の案内ができる」「転職希望先への支援実績が豊富」という条件を満たすエージェントとタッグを組み、企業を比較しながら進めていくことが、内定率を高めた状態で選考に臨む有効な方法になります。
弊社は、M&A業界において豊富な支援実績があり、高い内定率を実現しています。まずはお気軽にご相談ください。
M&A業界内定率No.1
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- M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
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※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得 - 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
- リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
転職意思が固まる前の情報収集にも
ぜひご活用ください。

