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【2026年4月更新】有限責任監査法人トーマツの年収はなぜ高い?その理由や採用・転職難易度、平均年収ランキングと役職別年収、福利厚生、給与制度を徹底解説

監修者

リメディ株式会社 ディレクター

馬越 雄司 | MAGOSHI Yuji

神戸大学を卒業後、阪急阪神ホールディングスに新卒入社。経理事業部に配属となり、グループ企業5社を担当。担当企業の決算業務や税務、IFRS改正対応業務に従事。
その後リクルートに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代まで様々な業界・職種の方のキャリア支援に従事。結果として、新人賞をはじめ、顧客価値貢献・チーム貢献に関する複数の賞を受賞。
現在はディレクターとして、M&A業界、戦略・総合コンサルティングファーム、メガベンチャー企業に特化した転職サポートを行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。

目次

本記事のポイント

有限責任監査法人トーマツの平均年収はいくらか?

有限責任監査法人トーマツは非上場のため有価証券報告書を開示していません。弊社の独自調べによると、推定平均年収は約780〜800万円です。日本国内のBIG4監査法人4社との比較は以下の通りです。

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企業名推定平均年収人員数
有限責任監査法人トーマツ約780〜800万円約6,139人
PwC Japan有限責任監査法人約780〜800万円約3,500人
有限責任あずさ監査法人約770〜790万円約6,000人
EY新日本有限責任監査法人約760〜780万円約5,500人
出所:弊社独自調べ

BIG4監査法人の中でもトップクラスの年収水準を維持しています。人員数6,139人と国内最大規模を誇りながら、PwC Japanと並ぶ高い報酬水準にある点が特徴的です。なお、年収は職階や担当業務によって大きく異なるため、以下で詳しく解説します。

有限責任監査法人トーマツの職階別の年収はいくらか?

有限責任監査法人トーマツはスタッフからパートナーまで5段階の職階体系を採用しています。月給制を基本とし、賞与は年3回(6月・12月の通常賞与+業績連動賞与1回)支給される仕組みです。弊社の独自調べによる職階別の推定年収は以下の通りです。

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職階(等級)推定年収レンジ目安年齢
スタッフ550〜700万円20代〜
シニアスタッフ800〜1,000万円30代前半目安
マネージャー1,000〜1,200万円30代前半〜中盤
シニアマネージャー1,300〜1,500万円30代後半〜
パートナー1,500〜4,000万円以上40代〜
出所:弊社独自調べ

シニアスタッフ以上で年収800万円を超え、マネージャーに昇格すると年収1,000万円の大台に到達します。最速8年目でマネージャーに到達するケースもあり、年次に加えて実績評価が昇進スピードに反映される仕組みです。

年代別の推定年収は以下の通りです。

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年代推定年収レンジ主な職階
20代500〜750万円スタッフ
30代700〜1,200万円シニアスタッフ〜マネージャー
40代1,000〜2,000万円以上マネージャー〜パートナー
50代1,500〜4,000万円以上シニアマネージャー〜パートナー
出所:弊社独自調べ

アドバイザリー業務を担当する部門は、監査業務の部門と比較して年収が高くなる傾向にあります。また、弊社の独自調べによると、繁忙期の残業時間や担当クライアントの規模によっても年収に100〜200万円程度の差が生じることがある点は押さえておきましょう。

有限責任監査法人トーマツの年収が高い理由は何か?

有限責任監査法人トーマツの年収がBIG4監査法人の中でも高い水準にある理由は、大きく3つに集約されます。

1. 賞与年3回を含む手厚い報酬制度

トーマツの賞与は年3回(6月・12月+業績連動1回)支給されます。BIG4監査法人の中でも賞与回数が多く、月給に加えて業績連動型の報酬が上乗せされる仕組みです。月額基本給は332,725円〜750,000円のレンジで設定されており、スタッフ層から高い基本給水準が確保されています。個人の評価結果とファーム全体の業績が賞与額に反映されるため、成果を出す社員ほど年収が上がる構造になっているのです。

2. 国内最大級の監査関与社数3,215社の収益基盤

トーマツは監査関与会社数3,215社を有し、BIG4の中でも国内最大級の顧客基盤を誇ります。金商法・会社法監査764社をはじめ、学校法人66社、労働組合19社など多様な法定監査を手がけており、安定した収益が確保されています。監査報酬は法令に基づく強い需要があるため、景気変動の影響を受けにくい安定収益モデルが構築されており、これが社員への高い還元率を下支えしているのです。

3. 監査+リスクアドバイザリーの高付加価値ビジネスモデル

トーマツは監査・保証業務に加えて、リスクアドバイザリー業務を展開しています。GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)やテクノロジーリスク、会計アドバイザリーなど、監査の知見を活かした高付加価値サービスを提供することで、1クライアントあたりの収益を最大化しています。デロイト トーマツ グループ全体で約40都市に駐在員を派遣するグローバル展開力も、国際案件の獲得による収益拡大に寄与しています。

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有限責任監査法人トーマツの企業情報

有限責任監査法人トーマツは、世界4大会計事務所(BIG4)の一角であるDeloitte Touche Tohmatsu Limitedのメンバーファームとして、1968年に設立された日本最大級の監査法人です。本社を東京都千代田区丸の内に構え、全国28拠点のネットワークを通じて3,215社の監査関与を行っています。

弊社の独自調べによると、推定平均年収は約780〜800万円です。月給制を基本とし、賞与は年3回支給される報酬体系を採用しています。

近年は監査品質の向上を経営の最重要課題に掲げ、「Quality first」の理念のもとでテクノロジーを活用した監査手法の革新に取り組んでいます。デロイト トーマツ グループ全体では海外約40都市に駐在員を派遣しており、グローバル案件への対応力も大きな強みとなっています。

会社概要

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正式社名有限責任監査法人トーマツ
英名Deloitte Touche Tohmatsu LLC
設立1968年5月
資本金12億3,900万円(2025年11月末日現在)
人員数6,139人(2025年11月末日現在)
代表者代表執行役 大久保 孝一
事業内容監査・保証業務、リスクアドバイザリー
本社所在地東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
上場市場非上場(デロイト トーマツ グループ傘下)
推定平均年収約780〜800万円(弊社独自調べ)
出所:有限責任監査法人トーマツ公式HP・弊社独自調べ

有限責任監査法人トーマツの2つのサービス領域

有限責任監査法人トーマツは、企業の財務信頼性を支える監査・保証業務と、経営リスクへの対応力を強化するリスクアドバイザリーの2領域で事業を展開しています。

  1. 監査・保証業務
  2. リスクアドバイザリー

1. 監査・保証業務

トーマツの中核事業であり、金商法・会社法監査、内部統制監査、任意監査、学校法人監査など幅広い法定・任意監査を手がけています。金商法・会社法監査だけで764社に関与しており、上場企業の財務諸表監査から非営利法人の会計監査まで、国内トップクラスのカバレッジを誇ります。グローバル監査基準に準拠した品質管理体制のもとで、AIやデータアナリティクスを活用した次世代型の監査手法の導入にも積極的に取り組んでいます。公認会計士2,465名と試験合格者等969名を擁する陣容は、監査法人としての厚みを示すものでしょう。

2. リスクアドバイザリー

監査の知見を基盤としながら、企業のガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)を専門的に支援するサービス領域です。テクノロジーリスクへの対応、会計アドバイザリー、財務グローバル競争力の強化、経営管理基盤の高度化など、企業が直面する多岐にわたるリスク課題にソリューションを提供しています。監査業務で培ったクライアントとの信頼関係を起点にアドバイザリー案件を獲得するモデルが確立されており、近年はサイバーセキュリティやESG関連のリスク対応案件が増加傾向にあります。

有限責任監査法人トーマツの4つの特徴

有限責任監査法人トーマツがBIG4の一角として国内監査市場で高い地位を築いている背景には、以下の4つの特徴があります。

  1. BIG4のメンバーファームとしてのブランド力
  2. 「Quality first」の監査品質へのこだわり
  3. 海外約40都市をカバーするグローバル展開
  4. テクノロジーを活用した次世代型監査

1. BIG4のメンバーファームとしてのブランド力

トーマツはDeloitte Touche Tohmatsu Limitedのメンバーファームとして、世界最大級の会計事務所ネットワークに属しています。このブランドは上場企業や大手金融機関が監査法人を選定する際の重要な判断材料となるため、安定的なクライアント基盤の確保に直結します。デロイト トーマツ グループ全体では、コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・税務・法務といった隣接領域のプロフェッショナルとも連携が可能です。

2. 「Quality first」の監査品質へのこだわり

トーマツは監査品質を経営の最重要課題と位置づけ、独自の品質管理体制を構築しています。グローバルの監査基準に準拠した厳格なレビュー体制に加え、社員一人ひとりの専門性向上のための継続的な研修プログラムが整備されました。品質に対する妥協のない姿勢が、クライアント企業の経営層から高い信頼を獲得する原動力となっているのです。

3. 海外約40都市をカバーするグローバル展開

デロイト トーマツ グループは海外約40都市に駐在員を派遣し、日本企業のグローバル展開を現地で支援する体制を整えています。海外子会社の監査対応や、IFRS(国際財務報告基準)への対応など、国境をまたぐ案件にもシームレスに対応できる点は、国内に閉じた監査法人にはない強みでしょう。

4. テクノロジーを活用した次世代型監査

トーマツはAI・データアナリティクスを活用した次世代型の監査手法の開発に注力しています。大量の取引データを自動分析するツールの導入や、不正検知のためのAIモデルの活用など、テクノロジーの力で監査の精度と効率を同時に高める取り組みが進行中です。監査業界全体がデジタルトランスフォーメーションの渦中にある中で、テクノロジー投資に積極的な姿勢はキャリアの成長機会という観点でも注目に値します。

有限責任監査法人トーマツの直近の業績

有限責任監査法人トーマツは非上場であるため、個社の売上高や経常利益は公表されていません。ただし、組織規模に関する公開データから、事業の成長状況を把握できます。

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指標内容
人員数6,139人(2025年11月末日現在)
人員内訳社員(公認会計士)457名、特定社員25名、公認会計士2,465名、試験合格者等969名、その他専門職2,141名、事務職82名
監査関与会社数3,215社(2025年5月末日現在)
監査関与内訳金商法・会社法監査764社、会社法監査1,116社、学校法人66社、労働組合19社、その他法定626社、任意618社
拠点数全国28拠点(札幌〜那覇)
出所:有限責任監査法人トーマツ公式HP

人員数6,139人はBIG4監査法人の中でも国内最大規模です。公認会計士・試験合格者等を合わせた会計プロフェッショナルの人数は3,891名に上り、監査業務の品質と対応力を支えています。監査関与会社数3,215社という実績は、国内の企業監査市場におけるトーマツの存在感を如実に示すものでしょう。全国28拠点を展開し、地方の中堅企業にも対応できる体制が整っている点も、同業他社と比較した際の優位性となっています。

有限責任監査法人トーマツの労働環境・福利厚生

有限責任監査法人トーマツの勤務時間は9:30〜17:30を基本としています。ただし、監査業務の性質上、決算期(特に4月〜6月)には時間外勤務が発生するケースがあります。繁忙期と閑散期の業務量に明確な波がある点は、監査法人特有の働き方として理解しておくとよいでしょう。変形労働時間制が適用される場合もあり、プロジェクトの状況に応じた柔軟な勤務形態が取られています。

報酬面では前述の通り賞与年3回の制度が大きな特徴です。加えて、公認会計士資格の取得支援や継続研修(CPE)のサポート体制が整備されています。BIG4ならではの手厚い福利厚生として、健康保険組合、企業型確定拠出年金、育児・介護に関する休暇制度なども充実しています。

デロイト トーマツ グループ全体では、ダイバーシティ&インクルージョンの推進にも力を入れています。ワークライフマネジメントの取り組みとして、在宅勤務制度やフレックスタイム制度が導入されており、監査法人のイメージである「繁忙期の長時間労働」からの脱却を図る動きが進んでいます。キャリア形成においても、海外駐在の機会やグループ内の他法人への異動など、多彩な選択肢が用意されている点は魅力的です。

有限責任監査法人トーマツの採用情報

有限責任監査法人トーマツは中途採用を積極的に行っており、監査部門とリスクアドバイザリー部門の2つの領域で多様なポジションを募集しています。選考プロセスは書類選考・適性検査・面接(複数回)・オファー面談の流れで進みます。

中途採用の募集領域と年収レンジ

中途採用の求人情報によると、トーマツの予定年収レンジは479〜1,198万円です。月額基本給は332,725円〜750,000円の幅で設定されており、経験やスキルに応じて提示額が決まります。主な募集領域は以下の2つに大別されます。

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募集領域主な業務内容想定年収レンジ応募の目安
監査・保証業務金商法・会社法監査、内部統制監査、学校法人監査など479〜1,198万円公認会計士試験合格者、監査実務経験者
リスクアドバイザリーGRC、テクノロジーリスク、会計アドバイザリー、経営管理基盤の高度化など479〜1,198万円関連領域の実務経験者
出所:弊社独自調べ・有限責任監査法人トーマツ公式HP

求める人物像

トーマツが中途採用で重視するのは、高い倫理観と専門性を兼ね備えた人材です。監査業務は企業の財務情報の信頼性を担保する社会的使命を負っており、誠実さと正確性が何よりも求められます。加えて、チームでの業務遂行が基本となるため、コミュニケーション能力とリーダーシップも重要な評価ポイントとなります。リスクアドバイザリー部門ではITスキルやコンサルティングマインドも歓迎され、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境が整っています。

有限責任監査法人トーマツの採用動向

有限責任監査法人トーマツは新卒・中途ともに大規模な採用活動を展開しています。新卒採用では毎年300名程度の常勤職員を採用しており、公認会計士試験論文式試験全科目合格者が主な対象です。勤務地は全国30カ所から選択可能で、地方拠点への配属も積極的に行われています。

中途採用においても、監査部門・リスクアドバイザリー部門の両方で積極的にポジションが募集されています。監査法人業界全体として公認会計士資格保有者への採用ニーズが高まっており、即戦力人材に対する需要は引き続き旺盛な状況です。トーマツの場合、予定年収479〜1,198万円のレンジで中途採用を行っており、経験やスキルに応じて幅広い報酬提示がなされています。BIG4間での人材流動性も高く、他の監査法人やコンサルティングファームからの転職者を積極的に受け入れる土壌があります。

有限責任監査法人トーマツへの転職支援

有限責任監査法人トーマツへの転職をお考えの方は、ぜひリメディにご相談ください。Big4監査法人・アシュアランス領域は専門性の高い業界であり、企業ごとの選考基準や報酬体系を正確に把握したうえで選考に臨むことが内定獲得のポイントとなります。

リメディは「ハイクラス求人が豊富そうな転職エージェント No.1」(※調査1)、「難関大学卒が利用したい転職エージェントNo.1」(※調査2)、「年収1,000万円以上の方が利用したいと思う転職エージェントNo.1」(※調査3)に選ばれた転職エージェントです。Google口コミでも4.9/5.0という評価をいただいており、求職者一人ひとりに寄り添ったサポートが強みです。

具体的には、有限責任監査法人トーマツの選考フローに合わせた書類添削や面接対策、条件交渉までを一貫してお手伝いいたします。まずはお気軽にご相談ください。

※2024年5月期_ブランドのイメージ調査(調査1〜3) 調査機関: 日本マーケティングリサーチ機構 調査期間: 2024年3月4日〜2024年5月21日 n数:146(※調査1)、96(※調査2)、138(※調査3) 調査方法: Webアンケート 調査対象者: https://jmro.co.jp/r0161/ 備考: 本調査は個人のブランドに対するイメージを元にアンケートを実施し集計しております。/本ブランドの利用有無は聴取しておりません。/効果効能等や優位性を保証するものではございません。/競合2位との差は5%以上。

リメディのキャリア支援のポイント
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有限責任監査法人トーマツの面接のポイント

有限責任監査法人トーマツの中途面接では、専門知識の深さに加えて「なぜトーマツを選ぶのか」という志望動機の明確さが問われます。BIG4はいずれも高い専門性を誇るため、他の監査法人との差別化ポイントを自分の言葉で語れるかが合否を分ける要素の一つとなります。

中途面接

中途面接は複数回のステージで実施されるのが一般的です。各ステージで見られるポイントは以下の3つに大別されます。

1. 専門知識・実務経験の深掘り

これまでの監査経験やアドバイザリー経験について、具体的な案件内容と自身の役割を詳しく問われます。「どの業種のクライアントを担当したか」「どのような論点に対応したか」「チームの中でどのような貢献をしたか」といった質問が中心です。数字を交えた具体的なエピソードを準備しておくことが効果的です。

2. トーマツへの志望動機・キャリアビジョン

「なぜトーマツなのか」「入社後にどのようなキャリアを描いているか」は高い確率で問われる質問です。BIG4各社のサービスラインや強みの違いを調べた上で、トーマツの「Quality first」の理念やリスクアドバイザリーの強みと自身のキャリア志向がどう合致するかを論理的に説明できるよう準備しましょう。

3. コミュニケーション能力・チームワーク

監査業務はクライアントの経営層や経理部門との密接なやり取りが日常的に発生します。そのため、対人折衝能力やチームでの協調性も面接で重視されるポイントです。クライアントとの信頼関係構築やチーム内での調整経験について、具体的なエピソードを交えて伝えることが望ましいでしょう。

有限責任監査法人トーマツの社員のキャリアパス

有限責任監査法人トーマツでは、監査のプロフェッショナルとして社内で昇進するキャリアパスに加え、培った専門性を活かして社外へ転じる選択肢も豊富に存在します。

社内でのキャリアパス

社内キャリアの最終到達点はパートナー(年収1,500〜4,000万円以上)です。スタッフとして入社後、シニアスタッフ→マネージャー→シニアマネージャーと段階的に昇進し、最速8年目でマネージャーに到達するケースもあります。パートナーは監査法人の共同経営者としてクライアントリレーションの構築やファーム全体の経営に参画する立場であり、到達までには相応のキャリアの積み重ねが必要です。また、デロイト トーマツ グループ内の他法人(コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー等)への異動も可能であり、グループ横断でのキャリア構築という選択肢も開かれています。

社外でのキャリアパス

トーマツで培った監査・会計の専門性は、社外でのキャリアにおいても高く評価されます。主な転職先は以下の4パターンに分類されます。

1. 事業会社のCFO・経理財務部門

上場企業のCFOや経理部長、内部監査室長などのポジションが代表的な転職先です。監査法人での経験は企業の財務ガバナンスを内側から強化する人材として高いニーズがあり、監査法人時代と同等以上の報酬が提示されるケースもあります。

2. 独立開業(公認会計士事務所)

公認会計士資格を活かして独立開業する道もあります。税務顧問業務やIPO支援、M&Aアドバイザリーなど、トーマツで培った知見を活かして幅広いサービスを提供できます。独立後の年収は受注状況によって大きく変動しますが、軌道に乗れば監査法人時代以上の収入を得ることも可能です。

3. コンサルティングファーム

会計・財務の専門知識を武器に、FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)や戦略コンサルティングファームへ転職するケースも増えています。特にM&Aアドバイザリーやバリュエーション領域では監査法人出身者の需要が高く、マネージャー以上の経験者であれば高い報酬水準のポジションも視野に入ります。

4. ベンチャー企業(IPO準備)

IPO(新規株式公開)を目指すベンチャー企業の管理部門責任者として転職するパターンです。監査法人での上場企業監査の経験は、IPO準備における内部統制構築や開示書類作成で直接的に活かせるスキルです。ストックオプションを含む報酬パッケージが提示されることも多く、企業の成長とともに大きなリターンを得られる可能性を秘めています。

自身が有限責任監査法人トーマツで通用するか知るためにやるべきこと

有限責任監査法人トーマツは、BIG4の中でも国内最大規模の監査法人として3,215社の監査関与を手がける存在です。推定平均年収780〜800万円、パートナーになれば4,000万円以上も見込める報酬体系は、公認会計士としてのキャリアを大きく発展させる環境と言えます。一方で、高い専門性と倫理観が求められる分、選考のハードルも相応に高いのが実情です。

有限責任監査法人トーマツへの転職を検討されている方は、まずはリメディにご相談ください。トーマツの選考対策から年収交渉まで一貫してサポートいたします。

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