
監修者
リメディ株式会社 ディレクター
馬越 雄司 | MAGOSHI Yuji
神戸大学を卒業後、阪急阪神ホールディングスに新卒入社。経理事業部に配属となり、グループ企業5社を担当。担当企業の決算業務や税務、IFRS改正対応業務に従事。
その後リクルートに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代まで様々な業界・職種の方のキャリア支援に従事。結果として、新人賞をはじめ、顧客価値貢献・チーム貢献に関する複数の賞を受賞。
現在はディレクターとして、M&A業界、戦略・総合コンサルティングファーム、メガベンチャー企業に特化した転職サポートを行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。
本記事のポイント
電通デジタルの平均年収はいくらか?
弊社の独自調べによると、電通デジタルの推定平均年収は約680万円(推定平均年齢34.7歳)です。電通デジタルは電通グループ傘下の非上場企業であるため有価証券報告書による年収開示はありませんが、デジタルマーケティング業界の中では高い水準に位置しています。親会社である株式会社電通の平均年収が1,508万円(2024年12月期有報)であることを踏まえると、電通グループ全体の報酬水準の高さがうかがえます。
電通デジタルのグレード別の年収はいくらか?
電通デジタルの給与制度はグレード別のテーブルを基準としており、G1→G2→G3→G4→G5→G6の順に昇進していく体系です。G4以上が管理職に該当し、専門職コース(PG)も用意されています。弊社の独自調べによるグレード別の推定年収は以下の通りです。
| グレード(等級) | 推定年収レンジ | 目安年次 |
|---|---|---|
| G1(メンバー) | 400万〜600万円 | 1〜5年目 |
| G2(シニアメンバー) | 600万〜800万円 | 4〜10年目 |
| G3(リーダー) | 800万〜1,000万円 | 8〜12年目 |
| G4(マネージャー) | 1,000万〜1,200万円 | 10〜15年目 |
| G5(シニアマネージャー) | 1,200万〜1,300万円 | 12年目〜 |
| G6(部長・エグゼクティブ) | 1,300万円〜 | 実力次第 |
G3グレードで年収1,000万円に到達するのが一つの目安です。賞与は年2回(3月・9月)支給され、基本給の2〜3か月分が一般的な水準となっています。全社業績と個人評価を総合的に勘案して支給額が決定されるため、成果を出した社員にはより高い報酬が用意されています。なお、管理職にならずに専門性を軸にキャリアを構築するPGコースも選択でき、多様なキャリアパスが用意されています。
電通デジタルの年代別の年収はいくらか?
弊社の独自調べによると、電通デジタルの年代別推定年収は以下の通りです。30代後半で年収800万〜900万円に達するのが標準的なモデルケースとなっています。ただし、昇進スピードや評価、担当事業によって実際の年収は変動します。
| 年代 | 推定年収レンジ | 主なグレード |
|---|---|---|
| 20代 | 500万〜600万円 | G1(メンバー) |
| 30代 | 600万〜1,000万円 | G2〜G3(シニアメンバー〜リーダー) |
| 40代 | 1,000万〜1,200万円 | G4〜G5(マネージャー以上) |
| 50代 | 1,200万円以上 | G5〜G6(シニアマネージャー以上) |
電通デジタルの平均年齢は34.7歳と若く、社員の72%以上が20代〜30代で構成されています。賞与は年2回(3月・9月)で基本給の2〜3か月分程度が支給されるほか、業績連動の要素が比較的大きい傾向にあります。グレード昇格による昇給幅が大きいため、成果を上げることで年齢にかかわらず早期のキャリアアップが見込める環境です。
電通デジタルと同業他社の年収を比較するとどうか?
広告・デジタルマーケティング業界の主要企業と年収を比較すると、電通デジタルは非上場企業でありながら業界内で高い報酬水準を維持していることがわかります。以下は上場企業との比較です。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 電通グループ(株式会社電通) | 1,508万円 | 44.9歳 |
| 博報堂DYホールディングス | 1,127万円 | 43.5歳 |
| サイバーエージェント | 817万円 | 34.2歳 |
| 電通デジタル(推定) | 680万円 | 34.7歳 |
| デジタルホールディングス | 656万円 | 36.6歳 |
| セプテーニ・ホールディングス | 575万円 | 32.5歳 |
親会社の電通や博報堂DYホールディングスの平均年収が際立って高い一方、これらは平均年齢が40代半ばであり、単純な金額比較は適切ではありません。年齢を揃えて比較すると、電通デジタルは同世代ではサイバーエージェントに次ぐ水準に位置しており、デジタルホールディングスやセプテーニよりも高い報酬を実現しています。なお、電通本体からの出向者には電通の給与体系が適用されるため、社内には異なる報酬水準の社員が混在しています。
電通デジタルの年収が高い理由は何か?
電通デジタルの年収が業界内で高い水準にある理由は、大きく以下の3点に集約されます。
1. 電通グループの報酬体系とブランド力
電通デジタルは電通グループの中核子会社であり、グループ全体の報酬設計の影響を受けています。親会社である株式会社電通の平均年収は1,508万円(2024年12月期有報)と広告業界トップクラスであり、子会社においても業界水準を上回る報酬テーブルが設定されています。電通グループのブランド力を活かした大規模案件の受注が可能であることも、高い付加価値と報酬水準を支える要因です。
2. デジタルマーケティング市場の急成長
日本のインターネット広告費は年々増加を続けており、企業のマーケティング予算がデジタル領域へとシフトする中、電通デジタルは国内最大級の総合デジタルファームとしてこの成長を取り込んでいます。市場拡大に伴う旺盛な人材需要が、高い報酬水準の維持を後押ししています。
3. グレード別の明確な昇給・昇格制度
G1からG6までの6段階のグレード制度により、成果や能力に応じた報酬を得られる仕組みが整っています。G3グレードで年収1,000万円に到達し、G6では1,300万円以上も見込める設計となっています。さらに管理職コースとは別にPG(プロフェッショナルコース)も用意されており、専門性を高めながらも報酬を伸ばせる点が、優秀な人材の獲得と定着につながっています。
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電通デジタルの企業情報
電通デジタルは、電通グループにおけるデジタルマーケティング領域を専門に担う企業です。2016年7月に設立され、国内最大級の総合デジタルファームとしてクライアント企業の「成長と変革」を支援しています。クリエイティビティとテクノロジーを融合させたサービスを展開しており、デジタル広告からDX推進、データ・AI活用まで幅広い領域をカバーしています。
弊社の独自調べによると、電通デジタルの推定平均年収は約680万円です。親会社の株式会社電通の平均年収1,508万円(2024年12月期有報)と比較すると低い水準に見えますが、電通デジタルの平均年齢が34.7歳と若いことを考慮すれば、年齢あたりの報酬水準は業界内でも十分に高いと言えるでしょう。
2021年には電通アイソバーとの合併、2023年にはデータアーティストとの合併を経て組織規模を拡大し、2026年にはdentsu health Japanの吸収合併も実施しました。AI領域の強化も進めており、2025年にはCAIO(最高AI責任者)を新設するなど、デジタルとAIの両軸での成長を加速させています。
会社概要
| 正式社名 | 株式会社電通デジタル |
|---|---|
| 英名 | Dentsu Digital Inc. |
| 設立 | 2016年7月1日 |
| 資本金 | 4億4,250万円 |
| 従業員数 | 2,596人(2025年12月末時点) |
| 代表者 | 代表取締役社長執行役員 瀧本 恒 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング、DX推進、データ・AI活用、デジタル広告等 |
| 本社所在地 | 東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル |
| 上場区分 | 非上場(電通グループ75%、セプテーニ・ホールディングス25%) |
| 推定平均年収 | 約680万円(弊社独自調べ) |
| 平均年齢 | 34.7歳(2026年1月時点) |
電通デジタルの9つのサービス領域
電通デジタルは「国内最大級の総合デジタルファーム」として、9つのサービス領域を展開しています。デジタル広告やマーケティング戦略にとどまらず、コンサルティングからシステム構築、AI活用までをワンストップで提供できる点が強みです。
- コンサルティング&プロデュース
- エクスペリエンス・ストラテジー
- デジタル広告
- エクスペリエンス&コマース
- エンゲージメント&ロイヤルティ
- アドバンスト・クリエイティブ
- データ・AI
- クラウド&インテグレーション
- グローバル
1. コンサルティング&プロデュース
クライアント企業の経営アジェンダに対して、デジタルを起点とした課題解決を提案・推進するサービス領域です。経営戦略や事業戦略レベルからデジタル活用を設計し、実行までを一貫して支援します。企業のDX推進を上流から支える役割を担っており、コンサルティングファーム出身者の中途採用も積極的に行っています。
2. エクスペリエンス・ストラテジー
顧客体験(CX)の戦略策定を専門とする領域です。消費者の行動データやインサイトを分析し、企業と顧客との最適な接点を設計します。ブランド戦略やコミュニケーション設計と連動させることで、デジタル上の体験価値を最大化する取り組みを支援しています。
3. デジタル広告
検索広告やディスプレイ広告、SNS広告、動画広告など、デジタル広告の運用・最適化を担う領域です。電通グループの豊富なメディアバイイング力を背景に、大規模なキャンペーン運用からパフォーマンスマーケティングまで幅広く対応しています。
4. エクスペリエンス&コマース
EC構築やWebサイトの設計・運用を通じて、オンライン上での購買体験を最適化する領域です。UIデザインからバックエンドシステムの構築まで、デジタルコマースに関するソリューションを包括的に提供しています。
5. エンゲージメント&ロイヤルティ
CRMやMA(マーケティングオートメーション)を活用し、顧客とのエンゲージメントやロイヤルティの向上を図る領域です。購入後のリテンション施策やLTV最大化など、長期的な顧客関係の構築を支援します。
6. アドバンスト・クリエイティブ
AIとクリエイティビティを融合させた革新的な広告・コンテンツ制作を行う領域です。従来の広告クリエイティブにとどまらず、生成AIを活用した新しい表現手法やコンテンツ制作のアプローチを模索しています。
7. データ・AI
データ分析とAI技術を活用してマーケティング施策の精度向上を図る領域です。2023年にデータアーティストと合併し、AI技術基盤を強化しました。2025年にはCAIO(最高AI責任者)を新設するなど、グループ全体のAI戦略を牽引しています。
8. クラウド&インテグレーション
SalesforceやAdobe Experience Cloudなどのクラウドソリューションの導入・統合を支援する領域です。マーケティングプラットフォームの構築から運用支援まで、テクノロジーとマーケティングの橋渡しを担っています。
9. グローバル
電通グループのグローバルネットワークを活用し、海外市場へのマーケティング展開を支援する領域です。日本企業の海外進出や海外企業の日本市場参入に際して、デジタルマーケティングの知見を提供しています。
電通デジタルの4つの特徴
電通デジタルには、デジタルマーケティング業界において際立つ4つの特徴があります。
- 電通グループのアセット×デジタル専門性
- AIファーストの経営方針
- 急成長するデジタルマーケティング市場の中核企業
- Performance Based Workingによる柔軟な働き方
1. 電通グループのアセット×デジタル専門性
電通デジタルの最大の強みは、電通グループが持つ広告業界トップクラスのクライアント基盤とデジタル専門人材の掛け合わせにあります。親会社の電通が培ってきた大手企業とのリレーションシップを活かしつつ、デジタルに特化したソリューションを提供できる点は、他のデジタルエージェンシーにはない優位性です。主要株主にセプテーニ・ホールディングス(25%)を持つことで、パフォーマンスマーケティング領域でのシナジーも発揮されています。
2. AIファーストの経営方針
2025年1月にCAIO(最高AI責任者)を新設し、AI関連の専門組織を立ち上げるなど、AIをコア戦略に据えた経営を推進しています。社員のAI関連資格取得も進んでおり、175人がAI関連の認定資格を保有しています。データアーティストとの合併(2023年)により強化されたAI技術基盤を武器に、デジタル広告の自動最適化やAIクリエイティブの開発など、先端技術を活用したサービス提供を加速させています。
3. 急成長するデジタルマーケティング市場の中核企業
日本のインターネット広告費は年々拡大を続けており、企業の広告予算に占めるデジタルの比率は上昇し続けています。電通デジタルはこの成長市場において、国内最大級の総合デジタルファームとして中心的な存在感を示しています。コンサルティングから広告運用、システム構築までを一気通貫で提供できる体制が、クライアントからの高い評価につながっています。
4. Performance Based Workingによる柔軟な働き方
電通デジタルでは「Performance Based Working」を掲げ、成果に基づいた柔軟な働き方を推進しています。リモートワーク可能な社員の割合は100%で、実際の出社率は約30%(2025年10-12月時点)にとどまっています。フレックスタイム制(所定労働時間7時間/日)を採用しており、時間や場所にとらわれない働き方が実現されています。「働きがいのある会社」(2026年認定)にも選ばれるなど、働く環境の整備にも注力しています。
電通デジタルの直近の業績
電通デジタルは非上場企業のため個社の業績は開示されていません。ここでは、親会社である電通グループ(連結)の業績推移を参考として示します。電通グループ全体のデジタル領域の成長が、電通デジタルの事業拡大を支えています。
| 決算期 | 売上総利益(連結) | 営業利益(連結) |
|---|---|---|
| 2020年12月期 | 9,392億円 | 1,091億円 |
| 2021年12月期 | 10,508億円 | 1,670億円 |
| 2022年12月期 | 11,409億円 | 1,430億円 |
| 2023年12月期 | 12,434億円 | 1,665億円 |
| 2024年12月期 | 13,350億円 | 1,842億円 |
電通グループの連結売上総利益は2020年12月期の9,392億円から2024年12月期には13,350億円へと5年間で約42%増加しています。中でもデジタル領域の成長が顕著であり、電通デジタルはグループのデジタルトランスフォーメーション推進の中核企業として、この業績拡大に大きく貢献しています。2024年12月期の営業利益は1,842億円と過去最高を記録し、グループ全体の収益力の強さを示しています。
電通デジタルの労働環境・福利厚生
電通デジタルの月平均法定外労働時間は12時間56分であり、IT・デジタルマーケティング業界の中では比較的少ない水準です。有給休暇取得率は60.0%(2024年12月末時点)で、年12回の有給奨励日も設けられています。「健康経営優良法人」(2026年認定)に選定されるなど、社員の健康管理にも積極的に取り組んでいます。
福利厚生面では、確定拠出年金制度や団体医療保険、電通健保の利用が可能です。ベネフィット・ワンの各種サービスやベビーシッター支援も利用でき、子育て世代へのサポートも充実しています。資格取得支援も手厚く、Google関連認定776人、Salesforce認定352人、UX検定591人と多くの社員が専門資格を取得しており、スキルアップを奨励する風土が根付いています。
ダイバーシティの観点では、女性育休取得率100%、男性育休取得率98.7%といずれも高い水準にあります。女性管理職比率は24.5%で、2030年までに38%を目指す目標を掲げています。障害者雇用率は2.72%で法定雇用率の2.5%を上回っています。社内公募制度「DD Career Jump!」により、138ポジションに対して34名が応募し26名が合格するなど、主体的なキャリア形成を支援する仕組みも整っています。
電通デジタルの採用情報
電通デジタルでは幅広い職種で中途採用を積極的に行っています。主な職種カテゴリはプランナー・コンサルタント、エンジニア・データテクノロジー、クリエイティブ・デザインの3つに大別されます。選考は書類選考から面接2〜4回を経て内定まで約1か月が目安で、面接は基本的にオンラインで実施されます。
プランナー・コンサルタント(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| ストラテジックプランナー | 600万〜1,200万円 | ・広告代理店やコンサルファームでの戦略立案経験3年以上 ・デジタルマーケティングの基礎知識 | ・ブランド戦略やCX設計の実務経験 ・データに基づく課題分析能力 ・英語力があれば尚可 |
| SEOコンサルタント | 500万〜900万円 | ・SEO施策の企画・実行経験2年以上 ・Webサイトの分析・改善提案の実績 | ・テクニカルSEOの深い知見 ・コンテンツマーケティングの経験 ・Google Analytics/Search Console活用経験があれば尚可 |
| マーケティングDXコンサルタント | 600万〜1,100万円 | ・事業会社またはコンサルティングファームでのDX推進経験3年以上 ・クライアントへの提案・折衝経験 | ・MA/CRMツールの導入・運用経験 ・データ分析に基づく施策立案能力 ・プロジェクトマネジメント経験があれば尚可 |
| データアナリティクスコンサルタント | 600万〜1,000万円 | ・データ分析業務の実務経験3年以上 ・統計手法やBIツールの活用スキル | ・Python/R/SQLによるデータ処理経験 ・機械学習モデルの構築・運用経験 ・広告効果測定の知見があれば尚可 |
プランナー・コンサルタント職は電通デジタルの中核を担う職種です。クライアント企業の経営課題に対してデジタルソリューションを提案する役割であり、広告代理店やコンサルティングファーム出身者を中心に採用しています。処遇は本人のキャリア・知識・スキルに応じて個別に決定されます。
エンジニア・データテクノロジー(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| ITコンサルタント(Web/EC/CMS) | 600万〜1,100万円 | ・Webサイト/EC構築プロジェクトのリード経験3年以上 ・クライアント折衝・要件定義の実績 | ・CMS(Adobe Experience Manager等)の構築経験 ・アジャイル開発の知見 ・マーケティングテクノロジーの理解があれば尚可 |
| ソフトウェアエンジニア | 500万〜1,000万円 | ・Webアプリケーション開発経験3年以上 ・クラウド環境(AWS/GCP)での開発経験 | ・Python/TypeScript等によるバックエンド開発 ・CI/CDパイプラインの構築経験 ・広告テクノロジーの知見があれば尚可 |
| ITアーキテクト | 700万〜1,200万円 | ・大規模システムのアーキテクチャ設計経験5年以上 ・クラウドネイティブ設計の知見 | ・マイクロサービスアーキテクチャの設計経験 ・データ基盤の設計・構築経験 ・認定資格(AWS SAP等)があれば尚可 |
| プロジェクトマネージャー(開発) | 600万〜1,100万円 | ・IT開発プロジェクトのPM経験3年以上 ・複数チームのマネジメント経験 | ・スクラムマスターやPMP等の資格保有 ・ステークホルダーマネジメントの実績 ・デジタルマーケティング領域の知見があれば尚可 |
エンジニア・データテクノロジー職は、マーケティングプラットフォームの構築やデータ基盤の設計、広告テクノロジーの開発を担います。データアーティストとの合併(2023年)以降、AI・機械学習エンジニアの採用も強化されています。
クリエイティブ・デザイン(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| デジタルクリエイティブプランナー | 500万〜1,000万円 | ・デジタル広告のクリエイティブ企画経験3年以上 ・コンセプトメイキングからディレクションまでの一貫経験 | ・動画広告やSNSコンテンツの制作ディレクション経験 ・ブランディング案件の実績 ・生成AIを活用したクリエイティブ制作経験があれば尚可 |
| UXデザイナー/UXストラテジスト | 500万〜1,000万円 | ・UXデザインの実務経験3年以上 ・ユーザーリサーチからプロトタイプ作成までの一連のプロセス経験 | ・Figma/Sketch等のデザインツール活用 ・サービスデザインの知見 ・CX戦略策定の経験があれば尚可 |
| プロダクトマネージャー | 600万〜1,100万円 | ・デジタルプロダクトのPdM経験3年以上 ・アジャイル開発チームのリード経験 | ・ユーザー行動分析に基づくプロダクト改善の実績 ・KPI設計とPDCA運用の経験 ・マーケティングオートメーションの知見があれば尚可 |
| ビジネスプロデューサー | 600万〜1,200万円 | ・広告代理店やデジタルエージェンシーでのアカウント経験5年以上 ・大型クライアントの統括経験 | ・クロスファンクショナルなプロジェクト推進力 ・収益管理とビジネス開発の実績 ・電通グループ内外のネットワーク構築力があれば尚可 |
クリエイティブ・デザイン職では、デジタル広告のクリエイティブ企画からUXデザイン、プロダクトマネジメントまで幅広いポジションが用意されています。生成AIを活用した新しいクリエイティブ手法への取り組みも進んでおり、先端技術に興味のあるクリエイターにとって魅力的な環境です。
求める人物像
電通デジタルが求める人物像として、公式採用ページでは以下の要素が挙げられています。「ふかめる・つながる・つっぱしる」という3つのバリューに共感できることが重要視されています。具体的には、専門領域を徹底的に深掘りする姿勢、チームや組織を横断して連携する力、そして変化を恐れず挑戦し続ける行動力が求められます。デジタルマーケティングの知見に加え、クライアントの課題を本質的に理解し、解決策を構想・実行できる人材が歓迎されています。
電通デジタルの採用動向
電通デジタルは設立以来、積極的なM&Aと中途採用により組織規模を拡大し続けています。2021年の電通アイソバーとの合併、2023年のデータアーティストとの合併を経て、従業員数は2,596人に拡大(2025年12月末時点)に達しました。2026年1月にはdentsu health Japanの吸収合併も実施しており、ヘルスケアマーケティング領域の人材も加わっています。
中途採用においては、デジタルマーケティングの各領域で幅広くポジションを公開しています。コンサルティングファームや広告代理店からの転職者が多い一方で、事業会社のマーケティング部門や、IT企業からのキャリアチェンジ組も増加傾向にあります。リファラル採用やジョブリターン(再雇用)制度など、多様な採用チャネルを活用しているのも特徴です。
電通本体と電通デジタル間での社内異動も活発に行われており、グループ内でのキャリアの流動性が高い点も電通デジタルの採用市場における強みとなっています。デジタルマーケティング市場の成長に伴い、今後も継続的な採用拡大が見込まれます。
電通デジタルの面接のポイント
電通デジタルの中途面接は2〜4回実施され、基本的にオンラインで行われます。書類選考から内定まで約1か月が目安です。面接では以下の3つのポイントが特に重視されます。
中途面接
業務理解度とデジタルスキルの確認
電通デジタルの面接では、応募職種に関する業務内容の深い理解が求められます。9つのサービス領域のうち、自分がどの領域でどのような貢献ができるのかを具体的に説明できることが重要です。デジタルマーケティングの基礎知識はもちろん、直近のトレンドやテクノロジーの変化についての見解を持っておくと好印象を与えられるでしょう。面接では「なぜ電通デジタルなのか」という質問が頻出するため、競合他社との違いを踏まえた志望理由の準備が欠かせません。
コミュニケーション能力と協働性
電通デジタルの業務はクライアントとの折衝や社内の多部門連携が不可欠であり、コミュニケーション能力が重視されます。面接では、過去のプロジェクトでどのようにステークホルダーを巻き込み、チームを動かしたかを具体的なエピソードとともに伝えることが効果的です。バリューの「つながる」が示すように、部門や専門領域を超えた連携力が求められます。
実績の再現性と成長意欲
面接官は、候補者が過去に出した成果を電通デジタルの環境でも再現できるかどうかを見極めようとしています。成果を出したプロセスと、その経験を新しい環境でどう活かすかを論理的に説明することが重要です。加えて、デジタル領域は変化の速い業界であるため、新しい知識やスキルを積極的に吸収しようとする成長意欲も高く評価されます。バリューの「つっぱしる」に通じる挑戦意欲をアピールできると良いでしょう。
電通デジタルの社員のキャリアパス
電通デジタルでは、管理職コースと専門職コース(PG)の2つのキャリアトラックが用意されています。社内異動やグループ間の人材流動も活発で、多様なキャリアパスを描くことが可能です。
社内でのキャリアパス
社内では、G1からG6までのグレード昇進を通じてキャリアアップを目指すのが基本です。G4以上の管理職(マネージャー)コースでは、チームマネジメントやクライアント統括を担います。一方で、特定の専門領域で高い専門性を発揮したい場合はPG(プロフェッショナルコース)を選択でき、管理職にならずとも高い報酬を得ることが可能です。社内公募制度「DD Career Jump!」も活用でき、異なるサービス領域への挑戦もサポートされています。
社外でのキャリアパス
電通デジタルでの経験は社外でも高く評価されており、多様なキャリアパスが開かれています。
電通グループ内他社への異動
電通本体やグループ内のグローバル企業への異動・出向は、電通デジタル社員にとって身近なキャリアパスです。電通本体に異動した場合は電通の給与体系が適用されるため、年収の大幅な上昇が見込めます。グループ全体で人材の流動性が高く、デジタル専門人材への需要はグループ各社で高まっています。
事業会社のデジタルマーケティング責任者
電通デジタルで培ったデジタルマーケティングの総合的な知見を活かし、事業会社のCMO(最高マーケティング責任者)やデジタルマーケティング部門長として転職するキャリアパスです。大手企業のDX推進をリードしてきた経験は、事業会社側から高い評価を受けています。報酬水準の向上が見込まれます。
コンサルティングファームのデジタル部門
総合コンサルティングファームやデジタル専門のコンサルティングファームへの転職も有力な選択肢です。電通デジタルでの大規模プロジェクト経験やクライアントマネジメントスキルは、コンサルティング業界でも高く評価されます。特にDXやマーケティングDXの領域では即戦力として期待されるケースが多いです。
スタートアップのCMO/CDO
デジタルマーケティングの専門知識と電通グループでの大企業向け支援経験を武器に、成長フェーズのスタートアップでCMO(最高マーケティング責任者)やCDO(最高デジタル責任者)を務めるキャリアパスも広がっています。マーケティング戦略からデータ活用、チーム構築まで幅広い経験を持つ人材は、スタートアップのグロースフェーズにおいて高い需要があります。
自身が電通デジタルで通用するか知るためにやるべきこと
電通デジタルは、電通グループの中核を担う国内最大級の総合デジタルファームです。推定平均年収は約680万円で、グレード昇格による報酬アップの仕組みが整っており、G3で年収1,000万円に到達する設計となっています。デジタルマーケティング市場の成長と電通グループのブランド力を背景に、今後も安定した報酬水準が維持されると見込まれます。一方で、転職市場での人気が高く選考のハードルも高いため、十分な対策が欠かせません。
電通デジタルへの転職を検討されている方は、まずはリメディにご相談ください。電通デジタルの選考対策から年収交渉まで一貫してサポートいたします。
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