
監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
緒方 隆恭 | OGATA Takayuki
東京大学を卒業後、三菱UFJ銀行に新卒入社。国内支店でMUFGの各種金融ソリューションの法人営業に従事し、銀行表彰を受賞。入社3年目で海外拠点に異動・駐在し、現地進出日系企業への融資・預金・為替デリバティブ商品等の法人営業を担当。
その後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に出向し、投資銀行本部にてカバレッジ業務に従事。上場企業のM&A(TOB・経営統合等)やエクイティファイナンス(IPO・PO等)のオリジネーション(案件獲得活動)・エグゼキューション(案件執行)を経験。現在はハイキャリア層や金融プロフェッショナルを中心とした採用・転職支援を行う。
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は、2025年9月期有価証券報告書ベースで約2,266万円(平均年齢32.4歳)です。役職別ではフロントのM&Aアドバイザーが在籍1年超平均で約3,007万円に達し、年代別の目安は30代前半で1,500万〜2,500万円です。以下で平均年収の推移・役職別/年代別レンジ・高年収の理由・採用情報を整理します。
本記事のポイント
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収はいくらか?
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の2025年9月期有価証券報告書によると、単体の平均年間給与は22,658千円です。千円単位を万円に直すと2,265.8万円なので、記事では平均年収2,266万円と整理できます。平均年齢は32.4歳、平均勤続年数は3.30年であり、若い組織でも高報酬を実現している点が大きな特徴です。
高水準の背景には、M&Aアドバイザーの成約インセンティブや、買収戦略支援・コーポレートアドバイザリーを含む高付加価値の案件体制があります。年功序列よりも成果連動の色合いが強い企業といえるでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収の推移はどうなっているか?
平均年収は2022年9月期に3,161万円まで伸び、その後は2,200万円台へ落ち着きました。ただし、直近でも国内上場企業の中で極めて高いレンジを維持しています。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2021年9月期 | 2,688万円 | 32.2歳 |
| 2022年9月期 | 3,161万円 | 32.0歳 |
| 2023年9月期 | 2,478万円 | 32.4歳 |
| 2024年9月期 | 2,278万円 | 32.2歳 |
| 2025年9月期 | 2,266万円 | 32.4歳 |
2023年以降はピーク時より低下していますが、これは平均年齢が若いまま従業員数が150名から296名へ増えていることも影響していると考えられます。単なるベース給与ではなく、インセンティブの変動が年収に強く反映される会社です。
M&Aキャピタルパートナーズの役職別年収はいくらか?
役職ごとの正式な給与テーブルは公開されていませんが、公式採用ページでは職種ごとの実績とレンジが明示されています。特にフロントのM&Aアドバイザーは、在籍1年超の平均年収が3,007万円まで伸びており、成果次第で年収2,000万円超を狙えることがわかります。
| 職種・役割 | 年収レンジ / 実績 | 補足 |
|---|---|---|
| M&Aアドバイザー(企業情報部) | 740万円〜、初年度想定約868万円+成約インセンティブ | 在籍1年超平均3,007万円、中央値2,146万円 |
| M&Aディールサポート | 540万円〜+成約インセンティブ | 新規開拓なしで案件進行を担当 |
| 買収戦略アドバイザー | 540万円〜 | 在籍1年超平均1,528万円、中央値1,474万円 |
| コーポレートアドバイザー(公認会計士) | 1,180万円〜 | 在籍1年超で年収2,000万円超の実績 |
| コーポレートアドバイザー(税理士 / 司法書士) | 1,290万円〜1,710万円 | 固定給に加え業績連動賞与あり |
同社は営業職だけでなく、会計士・税理士・司法書士といった専門職にも高い報酬レンジを提示しています。大型案件を支える専門家チームまで含めて高収益体質を支えていることが、役割別の年収水準からも読み取れます。
M&Aキャピタルパートナーズの年代別年収はいくらか?
M&Aキャピタルパートナーズは年代よりも役割と実績で報酬が大きく変わる会社です。公式の年代別開示はないため、平均年収、平均年齢、各職種の公開レンジをもとに、年代別の目安を以下のように整理できます。
| 年代 | 年収レンジ | 主なイメージ |
|---|---|---|
| 20代後半 | 900万〜1,600万円 | 初年度〜若手アドバイザー、買収戦略アドバイザー |
| 30代前半 | 1,500万〜2,500万円 | 主担当化したM&Aアドバイザー、専門職の中核層 |
| 30代後半 | 2,000万〜3,500万円 | トップクラスのアドバイザー、課長級、専門家リーダー |
| 40代以上 | 2,500万〜5,000万円超 | 大型案件を担う上位層、経営寄りポジション |
平均年齢32.4歳で平均年収2,266万円という開示から見ても、30代前半で高年収帯に入る社員が多いことは確かです。特に成約インセンティブの比重が大きいフロント職では、年齢より成果の差がそのまま年収差になりやすいでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズと同業他社の年収比較はどうか?
M&A業界では公開している年収指標の基準が会社ごとに異なります。M&Aキャピタルパートナーズと日本M&Aセンターは会社単体の平均給与、INTEGROUPは採用サイト上の全コンサルタント平均年収である点に注意しつつ、公表ベースで比較すると以下の通りです。
| 企業名 | 公表年収指標 | 開示ベース |
|---|---|---|
| M&Aキャピタルパートナーズ | 2,266万円 | 単体平均年間給与(2025年9月期有価証券報告書) |
| 日本M&Aセンター | 1,353万円 | 単体平均給与(公式サステナビリティデータ) |
| INTEGROUP | 1,666万円 | 全コンサルタント平均年収(公式採用サイト) |
基準差を考慮しても、M&Aキャピタルパートナーズの水準は非常に高い部類に入ります。特にフロントのアドバイザー職は在籍1年超平均が3,007万円であり、業界内でもトップクラスの高報酬帯と見てよいでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの年収が高い理由は何か?
M&Aキャピタルパートナーズの年収が高い理由は、主に以下の3点に整理できます。
1. 成約インセンティブの比重が大きい報酬制度
M&Aアドバイザー(企業情報部)の公式求人では、在籍1年超の平均年収が3,007万円、中央値が2,146万円と開示されています。初年度想定が約868万円であることを踏まえると、成約インセンティブが年収を大きく押し上げる構造であることは明らかです。買収戦略アドバイザーやコーポレートアドバイザーも固定給だけでなく賞与や業績連動要素の比率が高く、成果が報酬へ直結しやすい会社です。
2. 高い収益性を維持するM&A仲介ビジネス
第20期有価証券報告書によると、2025年9月期の単体売上高は206.9億円、経常利益は81.3億円でした。高単価の成約報酬を積み上げるビジネスであり、2024年の一服を挟んでも2025年に回復しています。高利益率を維持できる収益モデルがあるからこそ、若手を含む社員に高い報酬を配分しやすいのです。
3. 直接提案力と専任体制で高付加価値案件を取りに行くモデル
採用サイトでは、M&Aキャピタルパートナーズの特徴として「圧倒的な直接提案力」と「専任のM&Aアドバイザーが一貫してサポート」を前面に出しています。さらに会計士・弁護士・税理士・司法書士などの専門家チームや買収戦略専門チームを抱え、案件単価を高めやすい体制を構築しています。高付加価値のディールを自社で完結できることが、年収水準の高さに直結しています。
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M&Aキャピタルパートナーズの企業情報
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は、2005年10月設立の東証プライム上場企業です。中堅・中小企業の事業承継M&Aを主軸に、買手向け戦略提案や大型案件の支援まで手がけています。2025年9月期の単体平均年収は2,266万円で、平均年齢32.4歳という若い組織にもかかわらず国内でも屈指の高水準です。
同社の特徴は、単に高年収であることではありません。創業以来、着手金無料と株価レーマン方式を採用し、売り手・買い手で同一報酬体系を敷くことで、クライアントファーストの姿勢を打ち出してきました。専任アドバイザーが初期検討から成約まで一気通貫で担当する体制も、他社との差別化要因になっています。
また、単体従業員数は2021年9月期の150名から2025年9月期には296名へ拡大しました。成長局面でも高い報酬を維持できていることから、同社は単なる少数精鋭ではなく、人員拡大と高収益を両立しているM&Aファームとして評価できます。
会社概要
| 正式社名 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2005年10月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 中村 悟 |
| 本社所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階 |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
| 証券コード | 6080 |
| 資本金 | 29億円 |
| 従業員数 | 364名(連結)/ 296名(単体) |
| 事業内容 | M&A仲介事業 |
| 平均年収 | 2,266万円 |
| 平均年齢 | 32.4歳 |
| 平均勤続年数 | 3.30年 |
M&Aキャピタルパートナーズの4つの事業領域
M&Aキャピタルパートナーズは「M&A仲介事業」を会社の中核に据えつつ、買手向け戦略提案や大型案件の専門支援まで領域を広げています。採用ページとFACTBOOKをもとに、主な事業領域を4つに整理すると以下の通りです。
- 事業承継M&A仲介
- 買収戦略支援
- 大型M&A・コーポレートアドバイザリー
- グループ横断サービス
1. 事業承継M&A仲介
同社の中心にあるのは、中堅・中小企業の事業承継ニーズに対するM&A仲介です。売り手のソーシングから買い手のマッチング、エグゼキューション、クロージングまでを1人のアドバイザーが担う体制を採っています。専任アドバイザーによる一気通貫支援は、報酬の高さだけでなく仕事の難度を押し上げる要因でもあります。
2. 買収戦略支援
公式求人にある「買収戦略アドバイザー(提携支援部)」は、買手企業向けにM&Aを活用した成長戦略を提案するポジションです。単なるマッチングではなく、クライアントの成長戦略の中でM&Aをどう位置づけるかまで踏み込んで提案します。買手側の戦略設計を担う点が、一般的な仲介会社との差別化になっています。
3. 大型M&A・コーポレートアドバイザリー
採用サイトでは、大型M&A案件経験が豊富な会計士・弁護士チーム、ドキュメント専門チーム、買収戦略専門チームの存在を明示しています。公認会計士・税理士・司法書士向けの高年収求人があることからもわかる通り、大型案件を専門家が支える体制が同社の強みです。これにより、案件単価とサービス品質の両立を図っています。
4. グループ横断サービス
グループには、M&A仲介・アドバイザリーを担うレコフ、M&Aデータベースやメディア運営を行うレコフデータ、企業再生型M&Aアドバイザリーを手がけるみらい共創アドバイザリーがあります。仲介だけで終わらず、情報・専門性・案件ソーシングの広がりをグループ全体で持てることが、採用力と報酬力の土台になっています。
M&Aキャピタルパートナーズの4つの特徴
M&Aキャピタルパートナーズが高年収企業として注目される理由は、単に平均年収の数字だけではありません。報酬の設計、案件の取り方、支援体制、人材像まで一貫して高付加価値化されている点が特徴です。
- 成果報酬のインパクトが大きい
- 直接提案力を重視した営業モデル
- 若い組織でも高収益を維持
- 専門家チームが大型案件を支える
1. 成果報酬のインパクトが大きい
M&Aアドバイザーの在籍1年超平均年収が3,007万円、中央値が2,146万円という公式開示は、成果報酬の強さを端的に示しています。初年度想定約868万円から大きく上振れしうる構造であり、成約件数と案件単価がそのまま報酬に跳ね返る会社です。
2. 直接提案力を重視した営業モデル
採用サイトでは「圧倒的な直接提案力」を強みとして訴求しています。紹介頼みではなく、経営者に直接提案できる営業力を重視するため、金融・保険・商社・SaaSなどで上位成績を出してきた人材を採用対象にしています。トップセールス志向の人が報われやすい点は、同社の年収水準を支える重要な要素です。
3. 若い組織でも高収益を維持
2025年9月期の平均年齢は32.4歳、平均勤続年数は3.30年でした。それでも平均年収は2,266万円に達しており、若い組織でも高収益を生み出せることがわかります。単体売上高206.9億円、経常利益81.3億円という業績からも、高い粗利を人材へ配分できる構造が読み取れます。
4. 専門家チームが大型案件を支える
会計士・税理士・司法書士などの専門職に 1,290万〜1,710万円以上のレンジを提示していることからも、フロント営業だけで稼ぐモデルではないことがわかります。大型案件や難度の高い案件をこなすには、論点整理やクロージング支援を担う専門家が欠かせません。専門職まで高年収で採用する体制が、同社の競争力を支えています。
M&Aキャピタルパートナーズの直近の業績
第20期有価証券報告書の提出会社データを見ると、M&Aキャピタルパートナーズは2024年9月期にいったん減収減益となったものの、2025年9月期には再び伸びを取り戻しています。高年収の背景を理解するには、売上だけでなく経常利益の推移を見ることが重要です。
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 |
|---|---|---|
| 2021年9月期 | 138.3億円 | 68.9億円 |
| 2022年9月期 | 178.1億円 | 90.8億円 |
| 2023年9月期 | 196.7億円 | 82.3億円 |
| 2024年9月期 | 172.7億円 | 65.0億円 |
| 2025年9月期 | 206.9億円 | 81.3億円 |
2025年9月期は売上高が過去5期で最高となり、経常利益も高水準に戻りました。M&A仲介業は案件進捗の影響で業績が振れやすい一方、成約が積み上がった期は収益性が高くなります。M&Aキャピタルパートナーズの高年収は、こうした利益率の高いビジネスモデルに支えられているといえます。
さらに2026年4月30日公表の2026年9月期第2四半期(中間期)決算短信では、売上高 134.47億円(前年同期比17.3%増)、営業利益 52億円(同20.1%増)と、年度の折り返し時点で増収増益のペースを維持しています。通期予想も売上収益 269.91億円(前期比20.2%増)、営業利益 102.8億円(同44.3%増)と上方修正含みで推移しており、報酬原資の拡大基調が継続している点は、転職検討時の前提条件として押さえておきたい材料です。
M&Aキャピタルパートナーズの労働環境・福利厚生
公式求人ページから確認できる範囲では、M&Aアドバイザー職は原則 8:00〜17:00 勤務、コーポレートアドバイザー職は 8:00〜17:00 または 9:00〜18:00 を選択できる設計です。年間休日は職種により 122日または125日で、完全週休2日、祝日、GW、夏季、冬季、慶弔、有給が整っています。高年収企業ではありますが、制度面は一般的な上場企業水準で整備されています。
福利厚生面では、残業手当、通勤手当、社会保険、慶弔見舞金、産休育児休暇制度が確認できます。昇給・昇格は年2回あり、評価が短いサイクルで反映されやすいのも特徴です。特に専門職の求人では固定賞与と業績連動賞与、360度評価賞与まで明記されており、固定給だけでなく評価と業績に応じた上振れ余地が大きい会社であることがわかります。
一方で、離職率や有給取得率などの人的資本KPIは公式サイトで確認できませんでした。そのため、労働環境を評価する際は、制度の有無に加えて、経営者相手の営業や大型案件を進めるプレッシャーに自分が適応できるかを見極める必要があります。高報酬の裏側には、高い裁量と高い期待があると理解しておくべきでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの採用情報
M&Aキャピタルパートナーズの中途採用は、フロントのM&Aアドバイザーだけでなく、ディール進行担当、買収戦略支援、会計・税務・登記の専門職まで広がっています。中途採用を検討する際は、営業成果で稼ぐのか、専門性で支えるのかを明確に分けて考えることが重要です。
中途採用の主な募集ポジション
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| M&Aアドバイザー(企業情報部) | 740万円〜 初年度想定約868万円+成約インセンティブ | ・大卒以上 ・金融営業1年以上で成績TOP10%程度 ・またはトップセールス経験 | ・銀行、証券、保険、商社、SaaS、コンサル等の営業経験 ・公認会計士、弁護士で営業志向があれば対象 ・M&Aへの強い関心があれば尚可 |
| M&Aディールサポート | 540万円〜+成約インセンティブ | ・大卒以上 ・社会人経験2年以上 ・銀行のM&Aファイナンス関連経験またはFAS経験 | ・エグゼキューション〜クロージングに関心があること ・クライアント折衝を担えるコミュニケーション力 ・OJTでのキャッチアップ意欲があれば尚可 |
| 買収戦略アドバイザー(提携支援部) | 540万円〜 在籍1年超平均1,528万円 | ・大卒以上 ・M&A仲介、FAS、IBD、VC/PE、コンサル、銀行、証券等の経験 | ・買手向け成長戦略の提案力 ・ストロングバイヤー開拓の素地 ・事業会社のM&A部門経験があれば尚可 |
| コーポレートアドバイザー(公認会計士) | 1,180万円〜 月給45万円で1,290万円+業績連動賞与 | ・公認会計士資格 ・M&A案件サポート経験2年以上 | ・DD、バリュエーション、FA、ストラクチャー検討のいずれか ・大型案件の論点整理力 ・社内外専門家との連携経験があれば尚可 |
| コーポレートアドバイザー(税理士 / 司法書士) | 1,290万円〜1,710万円 | ・税理士は組織再編やM&Aサポート経験2年以上 ・司法書士はM&A関連登記実務2年以上 | ・クライアントや社内との円滑なコミュニケーション ・クロージングドキュメント支援の実務力 ・会社法や再編実務の知見があれば尚可 |
フロント職は営業成果に応じた報酬の振れ幅が大きく、専門職は高い固定レンジと業績連動賞与の組み合わせで設計されています。未経験からでも応募可能なポジションはありますが、同社が本当に求めているのは高い成果を出してきた人材か、M&A実務を支えられる専門人材です。
求める人物像
人物像ページでは、M&Aアドバイザーに求める条件として「高い情熱」「深い分析的思考力」「群を抜く誠実さ」「懐に入り込む個性」の4つを掲げています。経営者の大きな決断に伴走するため、単に営業力が高いだけでは足りません。誠実さと信頼構築力を重視する点は、同社の採用の根幹になっています。
特に「群を抜く誠実さ」を明文化している点は印象的です。自分の実績のためだけに案件を進めるのではなく、クライアントにとって本当に正しい選択肢を考えられるかが問われます。M&A業界で高年収を目指したい人にとっては魅力的な会社ですが、短期成果だけを求める姿勢ではミスマッチになりやすいでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの採用動向
M&Aキャピタルパートナーズの採用動向を見るうえで重要なのは、人員拡大のスピードです。単体従業員数は2021年9月期の150名から2025年9月期には296名へ増え、M&Aコンサルタント部門だけでも231名に達しました。事業拡大に伴い、フロント営業だけでなくディール進行やコーポレートアドバイザリーまで採用が広がっています。
また、公式求人を見ると、買収戦略アドバイザーやディールサポートなど、従来の「売り手ソーシング中心」だけではない役割が増えています。これは、M&Aの実行だけでなく、買手戦略やクオリティマネジメントの重要度が高まっていることを示しています。営業偏重から専門分化を進める採用が、現在の特徴です。
高年収企業として有名なため応募競争は激しい一方、採用対象は広いです。金融営業トップ層、コンサル出身者、公認会計士、税理士、司法書士まで門戸があるため、自身の強みが「成約を取る側」か「案件を支える側」かを明確にしたうえで応募することが重要になります。
M&Aキャピタルパートナーズへの転職を相談する前に整理したいこと
M&Aキャピタルパートナーズへの転職を検討している方は、まず「どの職種で勝負するか」を整理することが重要です。同社は平均年収の高さばかりが注目されますが、実際にはM&Aアドバイザー、買収戦略アドバイザー、ディールサポート、専門職で求められる実績が大きく異なります。ポジション選定を誤ると、書類段階で見送りになりやすいでしょう。
リメディはM&A業界への内定率94.7%の実績を持つ転職エージェントです(2022年1月〜6月末、リメディ専任で応募した57名中54名が内定獲得)。M&A総合研究所 BEST HEADHUNTER AWARD 2023、日本M&Aセンター ベストリクルーティングパートナー AWARD 2023に加え、M&Aキャピタルパートナーズ 転職支援数No.1(2023年9月期)の実績もあります。M&A業界特化の支援体制を活かし、選考対策から条件交渉まで一貫して支援しています。
具体的には、金融営業実績の見せ方、M&A業界志望理由の磨き込み、成約インセンティブを踏まえた年収交渉、専門職ポジションごとの訴求ポイント整理まで一貫して支援できます。M&Aキャピタルパートナーズのような高年収企業では、職務経歴書の切り口ひとつで通過率が変わるため、事前設計の価値は大きいです。
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M&Aキャピタルパートナーズの面接のポイント
M&Aキャピタルパートナーズの面接は、単に「M&Aに興味があります」では通りません。公式求人では、金融営業で TOP10% 程度の実績や、M&A実務2年以上など具体的な要件が並んでいます。高年収企業だからこそ、再現性のある成果と人物面の両方が厳しく見られると考えるべきです。
中途面接
中途面接では、以下の3点を重点的に準備しておく必要があります。
1. 過去の営業実績を定量で説明する
M&Aアドバイザー職では、金融営業で TOP10% 程度の実績など、数字で語れる成果が重視されます。売上、達成率、順位、受賞歴など、客観的に比較できる実績を用意し、なぜ成果を出せたのかまで説明できるようにしておきましょう。
2. 誠実さとクライアントファーストを示す
同社は人物像ページで「群を抜く誠実さ」を明確に掲げています。したがって、短期成果だけでなく、顧客の利益を優先して動いた経験や、信頼を得るために工夫した行動を語れることが重要です。M&Aは経営者の人生に関わる仕事だからこそ、信頼に足る人物かを強く見られます。
3. 分析力と学習意欲を具体的に示す
人物像ページでは「深い分析的思考力」も必須条件です。営業出身者であっても、財務やM&Aスキームをどの程度キャッチアップできるかを見られます。案件分析、資料作成、仮説立案などの経験を示し、高難度の業務を学び続けられる人材だと伝えることが面接突破の鍵です。
- 直近3年の実績を数値でまとめる
- M&A業界を志望する理由を、自身の経験と結びつけて説明する
- クライアントの信頼を得た具体例を1つ準備する
M&Aキャピタルパートナーズの社員のキャリアパス
M&Aキャピタルパートナーズで得られる経験は、社内昇進にも社外転職にも強く効きます。案件のソーシングからクロージングまで関われるため、営業力、財務知識、交渉力、経営者対応力が一体で鍛えられるからです。
社内でのキャリアパス
社内では、M&Aアドバイザーとして成約件数を積み上げながら、課長級や上位ポジションを目指す流れが基本です。買収戦略支援やディールサポート、コーポレートアドバイザリーといった専門領域へ広げる道もあります。平均年収が高い会社ですが、そこに到達するためには案件を自走できる水準まで伸びることが前提になります。
また、専門職は会計・税務・法務の観点から大型案件を支える役割へ深掘りでき、営業職は買収戦略や大型案件対応にステップアップする余地があります。拡大中の組織であるため、役割の分化とポスト拡大の双方が期待しやすい会社です。
社外でのキャリアパス
M&Aキャピタルパートナーズで培った経験は、社外でも高く評価されます。主なキャリアパスは以下の通りです。
1. 他のM&A仲介会社・FAファーム
ソーシングからクロージングまで一気通貫で案件を回した経験は、他のM&A仲介会社やFAファームでも即戦力として評価されやすいです。年収アップだけでなく、担当する案件サイズを広げる転職にもつながります。
2. PEファンド・事業会社のM&A部門
買収戦略やDD、バリュエーションの経験が蓄積すると、PEファンドや事業会社の投資・M&A担当へ進むルートも見えてきます。特に買い手支援や専門職ポジションの経験は、この方向と相性がよいでしょう。
3. FAS・会計系アドバイザリー
会計士や税理士、司法書士として同社で案件を支えた経験は、FASや再編・税務アドバイザリーへの転職でも評価されやすいです。論点整理やクライアント対応の実戦経験が、そのまま市場価値になります。
4. 経営企画・事業開発
M&Aの提案や案件推進で身につく経営視点は、事業会社の経営企画や事業開発でも活かせます。営業として成果を出した人ほど、経営者との折衝経験や案件形成力が評価されやすく、次のキャリアの選択肢が広がります。
関連記事
自身がM&Aキャピタルパートナーズで通用するか知るためにやるべきこと
M&Aキャピタルパートナーズは、平均年収2,266万円という数字だけを見ると魅力的ですが、誰でもその水準に乗れる会社ではありません。求められるのは、営業なら再現性のある高実績、専門職ならM&A案件を支えられる専門性、そして共通して経営者の信頼を得られる誠実さです。まずは自分の経歴が、どのポジションに最も刺さるのかを整理することから始めるべきです。
M&Aキャピタルパートナーズへの転職を具体的に検討している方は、リメディにご相談ください。ポジション選定、書類の見せ方、面接で語るべき実績の整理、年収交渉まで一貫してサポートします。
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