フロンティア・マネジメント株式会社は、2007年設立の独立系M&Aアドバイザリーファームとして、日本のM&A業界をリードする存在です。年々成長を続ける同社の魅力を探るべく、M&Aアドバイザリー部アソシエイトの佐藤様と村田様にインタビューを実施いたしました。
今回は、お二人のキャリア背景や、フロンティア・マネジメントを選んだ理由、日々の業務内容、そして同社の強みと特徴について詳しく伺いました。フロンティア・マネジメントの特徴である、コンサルティングからM&Aまでをカバーする総合的なサービス、グローバル案件への注力、そして若手育成と女性活躍推進の取り組みなど、同社の魅力を余すところなくご紹介します。
2018年あずさ監査法人に入所、国際部に所属し企業への法定監査業務および内部統制業務に従事。2022年にフロンティア・マネジメントに入社。
2021年に日本山村硝子㈱に入社。資金管理、海外子会社経理管理業務に従事。2022年にフロンティア・マネジメントに入社。
早稲田大学卒業後、KPMGグループに新卒で入社。 その後、みずほ不動産投資顧問株式会社などの不動産ファンドにおいて、ホテル・オフィス・レジデンスのファンドレイズ業務に従事、またブティック系FASにおいて国内M&Aアドバイザリー業務も経験。 リメディ参画後は不動産ファンド業界やM&Aファームの採用支援に従事。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1️⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2️⃣M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
3️⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
4️⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
6️⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜
フロンティア・マネジメント株式会社|ご経歴・業務内容
本日は、独立系M&Aアドバイザリーファームにおいては日本No.1と言っても過言ではない、フロンティア・マネジメント様にお伺いしております。
アソシエイトの佐藤様と村田様に、転職の背景や業務の実態、トップアドバイザーの思考を詳しくお聞きしたいと思います。
早速ですが、ご経歴や現在の役職、業務内容について簡単に教えていただけますでしょうか?
M&Aアドバイザリー部アソシエイトの佐藤 直と申します。2018年2月にあずさ監査法人に入社し、4年半ほど財務諸表監査業務に従事していました。
主に、製造業や外資系ソフトウェア、外資系ホテルなどを担当した後、2022年9月にフロンティア・マネジメントに入社し、約1年間M&A業務に携わっております。
同じく、M&Aアドバイザリー部アソシエイトの村田 六花乃と申します。京都大学を卒業した後、2021年に日本山村硝子に入社し、本社で経理業務に従事していました。
具体的には、資金担当として本社の資金管理や海外子会社の経費管理、社内の経営システムの管理など、基本的な業務を行っておりました。2022年7月にフロンティア・マネジメントに入社し、約1年間M&A業務に携わっております。
一緒に仕事をする中で、お互いの印象はいかがですか?
村田とは、入社後にいくつか案件を一緒に担当させていただきました。村田に各種リサーチや財務モデルの作成をご対応いただき、私がダブルチェックで内容の確認を行うといった役割分担をしておりました。
適宜コメントを返したり議論したりと、非常にコミュニケーション能力が高い方なので、やりやすく仕事させていただいております。案件が終わった後は飲みに行くこともあり、業務外でのコミュニケーションを含めて業務が上手く回っていると思います。
村田様はいかがでしょうか?
佐藤は公認会計士試験に合格されており、とてもロジカルに物事を進める方です。一方で、対人能力も高く、佐藤のもとで非常に動きやすいと感じています。席が隣なので雑談もしつつ、毎日楽しく仕事しています。
みなさん仲が良く、ディールが終わった後に打ち上げとしてメンバーで飲みに行かれたりもするのですね。
そうですね。
我々だけに限らず、部署内で案件が終わったら、担当のメンバーで「お疲れ様」という風に和気あいあいとコミュニケーションを取っています。
フロンティア・マネジメント株式会社|会社概要
次に、佐藤様からフロンティア・マネジメント様の会社概要についてご説明いただけますでしょうか。
フロンティア・マネジメントは2007年に設立された会社で、産業再生機構で、ダイエーやカネボウの案件に携わった弁護士出身の大西社長と、証券アナリストの松岡社長によって設立されました。
従業員は約330名で、主な事業は経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、事業再生、経営執行支援の4本柱です。2022年にはフロンティア・キャピタルという投資会社を設立し、投資事業にも力を入れています。
また、設立当初からグローバルな視点を持っており、現在では上海、ニューヨーク、シンガポール、ベトナムに拠点を構えています。今年の7月にはフランスのM&Aアドバイザリー会社との資本業務提携を行い、欧州進出を積極的に進めています。
純粋なM&Aアドバイザリー会社として上場されているのは、フロンティア・マネジメント様以外にないのではないでしょうか。
専門性の高い業務であるプロファームは拡大が難しいと思いますが、案件獲得のノウハウや、執行できる人材を育てる教育ノウハウが社内に蓄積されていたため、ここまで大きくなられたのだと感じます。
フロンティア・マネジメント株式会社|好調な業績とその要因
次に、直近非常に好調な、フロンティア・マネジメント様の業績についてお伺いしたいと思います。
2023年度第二四半期決算では、売上高、営業利益ともに過去最高を更新しました。
M&Aアドバイザリー部単体でも、前年度を上回る実績を確保しております。全社でもM&Aアドバイザリー部でも、好調な業績だと考えています。
増収増益を続けられている中で、前年比で売上高が125%、営業利益は158%の成長と素晴らしい伸びを見せていますね。
コロナ禍の影響など難しいビジネス環境の中でのこの成長は、非常に凄いと思います。好調の要因はどこにあるとお考えでしょうか?
M&Aアドバイザリー部の好調の要因としては、まず戦略変更にあると考えています。
従来はファイナンシャルアドバイザリー部という名前で活動していましたが、現在はM&Aアドバイザリー部と名前を変更し、証券会社として戦う戦略に転換しました。
また、社内に営業専属のカバレッジチームを作り、上場会社やPEファンドときめ細やかなコミュニケーションを取ることで、お客様との距離が近くなり案件を頂けている状況です。
さらに、東証プライム上場の唯一の独立系ファイナンシャルアドバイザーとして、財閥色のしがらみがなく、上場会社からご指名いただける機会が増えています。
最後に、コロナ禍で減少していたクロスボーダー案件が、アフターコロナで再び増加しています。
その中で、弊社の強みが活かせる中規模・小規模のディールサイズの案件を担当できる数少ないFAの一つとして存在感を発揮できる状況を作れていることも、要因の一つです。
営業専任の部署の立ち上げについて、直近で各業界に詳しいエグゼクティブの方を多く採用されていますよね。
大手金融機関からその道のプロと呼ばれる方々を迎え、元々大手金融機関の役員である部門長のノウハウを下に伝えながら、上手くワークするように動いています。
アフターコロナでグローバル案件も増えているとのことですが、どのくらいの割合を占めているのでしょうか?
現在、提案段階も含めて取り扱っている案件の約半数がグローバル案件です。
半数はかなり多い印象を受けますね。一般的なFASだとここまで多くはないと思います。独立系大手の会社で金融機関や投資銀行出身の方がいらっしゃることから、グローバル案件にも対応できる体制が整っているのだと感じました。
そうですね。英語が得意なメンバーも多く、ストロングポイントと考えて入社している場合も多いので、彼らの力を借りながらクロスボーダー案件を執行している状況です。
フロンティア・マネジメント様は世界中に支店をお持ちですが、各地に駐在されている方々が案件を取ってこられるのでしょうか?
現地に駐在している者が現地でマーケティング活動を行い、案件を獲得する場合もあれば、日本国内でのコミュニケーションの中で「実は海外の会社を売りたい」とお話をいただく場合もあります。両方の側面から案件が発生しています。
グローバル案件が約半分を占めているとのことですが、日本初のFA会社になるので、海外のファームと違い日本でグローバル案件を主導できる数少ない会社だと思っております。
フロンティア・マネジメント株式会社|転職背景・企業選定軸
次に、お二人のこれまでのキャリアについてお伺いします。前職の業務内容について詳しく教えていただけますか?
私は前職で監査法人に4年半勤務し、財務諸表監査を担当していました。具体的には、有価証券報告書などの外部公表された決算書類の数値チェック、経理担当者との会計処理に関するディスカッションなどを行っておりました。
監査法人での経験を経て、転職を考えられた背景とM&A業界を志望された理由をお聞かせいただけますでしょうか?
監査という世界だけでなく、新たなフィールドで自分の力を試したいという気持ちが強くなり転職を決意しました。
M&A業界を選んだ理由は、監査業務の中で、財務諸表上の”のれんの減損テスト”に対応する際に事業計画を見る機会があり、会社のビジネスに触れる面白味を感じたからです。
1番近くでビジネスに関われるのはM&Aアドバイザーであると考え、この業界に進もうと思いました。
FA会社ですとBig4やFASもあると思いますが、元々いたBig4ではなく、フロンティア・マネジメント様を選ばれた理由は何でしょうか?
Big4は、大きなM&Aのプロセスの中で担当できる部分が部署ごとに決まっており、分断された領域だと認識しています。
一方で、独立系FAである弊社の、案件サイズは大きくないものの一気通貫で業務に携われる点に面白味を感じ志望しました。
たしかに、Big4ですとFAチーム・バリエーションチーム・デューデリジェンスチームと分かれていたり、業界ごとにセクターで分かれていたりするため、一気通貫は難しいですよね。フロンティア・マネジメント様だと、まさにそこが達成できると思います。
フロンティア・マネジメント様では、比較的若いうちから業務を任される環境だと伺っていますが、入社されてからギャップを感じることはありましたか?
ギャップは特にありませんでした。入社当初から、自分主導で仕事を進めることができ、社内外でのミーティングでも若いメンバーが主体的に発言できる環境です。
シニアのメンバーからのフォローもあり、自分のやったことに対するフィードバックももらえるため、非常に良い労働環境だと感じています。
続いて、村田様のご経歴をお伺いしたいと思います。女性のM&Aアドバイザーは珍しい中で、フロンティア・マネジメント様では女性も活躍されていますよね。前職の業務内容など、詳しくお聞かせいただけますでしょうか?
前職ではメーカーで経理業務を担当していました。決算補助、海外子会社とのやり取りなどを行い、財務三表を読むスキルや、初歩的ですが英語でのビジネスメール対応の経験を積みました。
M&Aに興味を持ったきっかけを教えてください。
最初はM&A業界に絞って転職活動をしていたわけではなく、転職エージェントの方からM&A業界を紹介していただいたことがきっかけです。
元々「スピード感を持ってスキルを身につけたい」「財務スキルを磨きたい」と考えていましたが、M&Aは財務スキルだけでなく、バランス良く様々なスキルが求められる職種だと知り魅力を感じました。五角形のグラフをバランス良く満たしていくような人材を目指せると思い、M&A業界を志望しました。
まさに、M&Aはビジネスの総合格闘技と言われており、財務・会計のみならずビジネスの理解や法務など、かなり詳しく領域を広げないとできない業務なので、成長したい方にとっては素晴らしい業界ですよね。
数あるM&Aアドバイザリーファームの中で、フロンティア・マネジメント様を選ばれた理由は何でしょうか?
私も、M&Aのプロセスに一貫して携わることができる点に大きく惹かれました。また、若手のうちから裁量を持って様々な業務を任せてもらえるため、元々重視していたスピード感を持って成長できる環境だと感じました。
最後の決め手となったのは、面接時の社員の人柄や雰囲気です。経理という全く違う畑から来ましたが、未経験でもやる気があれば歓迎してくれる雰囲気があり、ここで頑張りたいと思えたことが大きな理由です。
フロンティア・マネジメント様の社員の方々は、若くして大企業の経営企画の方とクライアントワークをされるため、他のファームよりコミュニケーション能力の高い方が多い印象があります。その辺りはいかがでしょうか?
コミュニケーション能力は、ファイナンシャルアドバイザーをする上で必要不可欠だと思っております。買い手と売り手のどちらかの代理として働かせていただくため、非常に重要なスキルだと考えています。
村田様はいかがでしょうか?
弊社には、商社から転職された方など様々なバックグラウンドを持った社員がいますが、前職で培った対人力などのスキルを活かして活躍されている方が非常に多いと思います。
アドバイザーとして、時には重役の方に対して厳しい発言をしないといけない場面もあると思います。強いコミュニケーション能力が必要ですし、フロンティア・マネジメント様にはその能力を持っている方が多い印象があります。
フロンティア・マネジメント様を選ばれた理由として、お二人とも「一気通貫で業務に携われること」と「若いうちから仕事を任せてもらえること」を挙げられていましたが、貴社にいる私の知人も同様のことを言っていました。成長環境は非常に素晴らしいと感じます。
弊社のYouTubeチャンネルでは、フロンティア・マネジメント株式会社 アソシエイトの佐藤様と村田様へインタビューを行った動画を投稿しております。フロンティア・マネジメント株式会社様への転職をお考えの方はぜひご覧ください。
フロンティア・マネジメント株式会社|業務内容と1日の流れ
次に現在の業務内容について伺いたいと思います。まず佐藤様から、在籍している部署と簡単な業務内容を教えてください。
私はM&Aアドバイザリー部に所属しており、ファイナンシャルアドバイザーとして、売り手・買い手のどちらか一方に付き、お客様が満足できるディールとなるよう、ディールの最初から最後までをサポートしています。具体的な業務としては、ロングリストの作成、候補先への打診、企業価値算定、契約書の交渉など、幅広くお手伝いしています。
実際に現在担当されているディールのサイズ感は、どれくらいの規模になるのでしょうか?
クライアントは、株式価値20億〜300億円程度の会社がメインですが、直近は300億円以上の大型ディールも手掛けるようになってきています。
300億円というと、投資銀行やBig4が扱うような非常に大きな案件ですね。
そうですね。
村田様も佐藤様と同じ部署にいらっしゃると思いますが、フロンティア・マネジメント様には事業再生やコンサルティングの部署もあると伺っています。他部署との連携などもあるのでしょうか?
コンサルティング部門とM&A部門が一つのファーム内に存在し、密な連携が取れるというのが弊社の大きな強みです。
例えば、企業を買収したいというクライアントがいた場合、コンサルティング部門がどの企業を買収するのがクライアントの成長にとって最もメリットが大きいかを分析し、それを踏まえてM&A部門がエグゼキューションを行っていきます。
M&Aの前段階からPMI(Post Merger Integration)としてコンサルティング部門が関わることも可能です。M&Aの最初から最後までだけでなく、その前後の段階もカバーできる点が強みです。
たしかに、コンサルティング部隊と事業再生部隊を持つM&A会社は他に思い当たらないですね。M&A戦略の立案から買収戦略や売却戦略まで携われるのは非常に面白いです。
業務内容について伺ったところで、次に1日の流れを教えていただければと思います。まず佐藤様からお願いいたします。
繁忙期と閑散期に分けてお話します。
繁忙期は、9時頃に出社し、10時から12時頃までは内部やお客様とミーティングを行います。12時からは昼食ですが、基本的に自席で簡単に済ませます。その後は主に資料作成などを行い、遅い時には23時頃に退社するという流れです。
一方で閑散期は、同じく9時頃に出社し、メールチェックや内部ミーティングを済ませた後、時間があればチームメンバーや同期と昼食に行き、お互いの状況を和気あいあいと話しながら過ごします。その後は資料作成などの業務を行い、19時頃に退社するイメージです。
やはり繁忙期と閑散期では業務の特性上、差がありますね。
そうですね。繁忙期の方が、お客様に対する適時な対応や案件のスケジュールに沿って業務を進める必要があるため、どうしても負荷がかかる部分はあります。
稼働が一時的に多くなる時期はありますが、健康を害することはないですし、チームメンバーと上手くコミュニケーションを取りながら進めることができています。
私がアドバイザーをやっていた頃は、どうしてもM&Aは企業の一世一代の勝負に関わるので、激務が当たり前で徹夜が何日も続くことがありました。それに比べると、比較的業務量は抑えられていますよね。
今まで、私は徹夜をしたことはないですし、業務量が多く一時的に負荷がかかった場合は、メンバーとアロケーションしながらスケジュールに沿って進めていく形になっています。
他社だと業務量を減らすことができず徹夜されている方もいると思います。その中で、これだけワークライフバランスが改善された理由はどのようなところにあるのでしょうか?
従来は案件単価を抑えて案件数を多く獲得し、獲得した案件を各メンバーが執行する戦略でしたが、現在は案件単価を少しでも上げることで、案件数を抑えています。1人が抱える案件数が相対的に減っているので、その分稼働が従来に比べて少なくなっている状況です。
1人当たりの担当案件数も、過去に比べて減っているのでしょうか?
過去は、1人あたり多い時で4〜5件担当していましたが、現在は2〜3件に減っており、労働時間も改善されています。
なるほど。案件単価を大きくすることで収益性も向上しているのですね。
次に、村田様の業務内容についてもお伺いできればと思います。佐藤様と同じ部署ということで、業務内容は似ているのでしょうか?
そうですね。バリュエーションや提案資料の作成、リサーチ、デューデリジェンスの実務などを行っています。私は未経験で入社しましたが、入社直後からクライアント先に同行させてもらっていました。
クライアント先に行く方が、業務としては楽しいですよね。
やはりお客様の顔が見える方が、やりがいを感じやすいですね。
若手のうちから様々な業務を任されているのは、フロンティア・マネジメント様らしさですね。
未経験からM&A業界に挑戦したいという方も多くいらっしゃいますが、お二人は未経験から入社されて、苦労された点はありますか?
私は、バックグラウンドが会計系ですので、数字や財務諸表を読む力については前職と大きな差はなく、それほど苦労はしませんでした。しかし、上場企業の案件に関わる際には、金融商品取引法や契約関係で法務の知識が必要となり、その点では足りないことも多く苦労しました。
村田様はいかがでしょうか?
案件規模も大きくなってきており、独占禁止法への配慮が必要な案件なども増えてきています。全体的なスキルの底上げはもちろんですが、より深い知識が求められるようになってきていると感じており、さらにキャッチアップしていかなければならないと思っています。
案件規模が大きくなると、ストラクチャーの設計や法律なども絡んでくることが増え、専門知識はより深く知っておかなければならないですよね。常に勉強し続ける活力は非常に重要だと感じます。
M&A仲介に挑戦したい方も多いと思いますが、M&A仲介とフロンティア・マネジメント様のようなFA会社は、似て非なるもので、求められている内容が違います。
M&A仲介は売り手と買い手を繋ぐ”マッチング”に付加価値がある一方で、FA会社はM&Aを勧めていく”アドバイザリー”に価値があります。時には経営企画の偉い方に厳しいアドバイスをすることもあり、求められる知識量は大きく違うので、求職者様は、自身にフィットする業界の選択を行うことが非常に重要ですよね。
フロンティア・マネジメント株式会社|女性が働きやすい組織
女性が働く上でのフロンティア・マネジメント様の環境について、村田様にお伺いしたいと思います。実際に働かれている中で、福利厚生はいかがでしょうか?
産休・育休でいえば、直近に女性管理職の方が取得されました。去年から男性の育休取得も増えており、短い方で1ヶ月、長い方で半年ほど取得されています。女性としても、非常に取得しやすい環境だと感じます。
男性の育児休暇は一般の上場企業でもあまり進んでいない中で、フロンティア・マネジメント様では取得されている方もいらっしゃるのですね。私の頃と比べると、時代は変わっていると感じます。
私も委員の1人として参画している、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進委員会があり、女性・外国人のみならず”社員全員が働きやすい環境づくりを”という活動も行っております。
女性だけでなく、外国人の方も働きやすい環境づくりを進めているのですね。
業界的に男性が多いと思いますが、女性として働いていて、フロンティア・マネジメント様での仕事の環境はいかがでしょうか?
入社前にフォロー面談があり、そこでM&A部門に女性が少ないことや会社の雰囲気など業務外のことも伺っていたため、入社後のギャップは特にありませんでした。全社的にも女性の昇進は珍しくなく、360度評価も取り入れられているので、評価の公平性も全く問題ないと思っています。
佐藤様は、男性の目線から見ていかがでしょうか?
私の目線から見ても、村田が特別な評価を受けているとか、業務上も男性社員と異なる扱いを受けているということはありません。女性だからといって特に不利はなく、男性と同様に働ける環境だと考えています。
村田様は、M&A業界が男性社会だとご存知だったと思いますが、その中でM&A業界に飛び込む怖さや、その怖さをどうやって乗り越えたのかを教えて頂けますか?
キャリアとしてスキルを身につけたいという強い想いがあったことが土台ですが、それに加えて、社員の人柄の良さがかなり大きいと感じています。温かく迎えてくださる方たちばかりで、入社してからもみんなで一緒に飲みに行ったり、和気あいあいとさせていただいているため、そういった部分での不安は感じていません。
徹夜の業務もほとんどなく、産休・育休も非常に取りやすく、子供がいる方は在宅ワークもできるというように、他の会社以上に女性が働きやすい環境が整えられているため、あまり怖さなどは感じないかもしれないですね。
次に、上司や部下の関係性についてお伺いできればと思いますが、社内の雰囲気などはいかがでしょうか?
弊社にはメンター制度があり、中途・新卒問わず入社から1年間、管理職以下の社員にはメンターが付きます。私は未経験からのスタートでしたが、メンター制度は非常にありがたく、面倒見の良い方が多いので気軽に相談できました。
社内メンターと社外メンターの2種類があり、社内メンターは基本的に担当案件の状況などを相談できる制度で、社外メンターは同じ部署の人には相談しづらいような悩みなどを気軽に相談できる制度です。従業員のリフレッシュや、他部署の仕事に触れることでコンサルティングの良さに気づく機会にもなり、意見交換にも使える良い制度だと思っています。
そういった制度があると、未経験の方は非常に安心できますね。
業務上、専門性が非常に高い仕事なので、どうしても行き詰まってしまうこともあると思います。私の時代は「本を読め」など一旦放置されることも多かったのですが、その際はどのように対応されていますか?
当然最初は右も左もわからない状態だと思いますが、自席の周りの方々が手を差し伸べてくれますし、分からないことを具体的に伝えれば、先輩方が快く教えてくれる環境が整っています。
村田様はいかがでしょうか?
佐藤が仰った通り業務のことに加えて、エクセルやパワーポイントといったオフィススキルも重要になってきますが、その辺りもサポートしてくださる方が多いです。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1️⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2️⃣M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
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※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
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フロンティア・マネジメント株式会社|印象的なプロジェクト事例
これまで最もやりがいを感じたプロジェクトや、苦労したプロジェクトを教えていただけますでしょうか?
やりがいを感じたプロジェクトは、ある銀行の案件です。約2ヶ月とM&Aの中では非常に短いスパンではありましたが、その間に20数回もクライアントを含めたミーティングを実施し、議論した後に案件が成立したことから、達成感のあったプロジェクトでした。
2ヶ月はかなり短いですね。
そうですね。案件内容から緊急性があり、他の案件に比べて短い期間のプロジェクトになりました。
苦労したプロジェクトはいかがでしょうか?
ある建材メーカーの子会社の売却案件です。親会社のネームブランドがある程度認知があったことから、割と早く買い手が見つかると想定して業務に入っていましたが、結局買い手が見つかりませんでした。買い手様も、ただネームバリューがついた会社を買えば良いわけではなく、会社のM&A戦略や市況も含めて複合的に判断される場合が多いため、M&Aの難しさを感じた瞬間でした。
フロンティア・マネジメント様が扱う案件規模は、大きくて数百億ほどかと思います。そうなると、買い手が限られてくるため難しさがあると思います。
我々が想定する中でいくつか候補を出し、その中で初期的な打診をヒアリングを行いつつ進めていきました。最初の関心の段階では何社か手を挙げていただいておりましたが、最終的にはどこも手が挙がらない状況で、非常に難しさと残念な思いを感じた案件でした。
そういった数少ない選択肢の中でいかに営業をしていくかが醍醐味かもしれないですね。
村田様は、やりがいを感じたプロジェクトはありますか?
コンサルティング部門とM&A部門共同で、クライアントのM&Aの前段階である企業の成長戦略から入った案件です。そもそもM&Aをするのかしないのか、オーガニックで成長していくのかM&Aをして成長していくのか、そういった部分のアドバイスを行っていました。実際にM&Aが企業の成長にどれだけ影響を及ぼすのかを間近で見ることができ、普段の業務に改めてやりがいを感じました。
コンサルティング部門との協業ということで、フロンティア・マネジメント様ならではの案件だと思います。
苦労したプロジェクトはありましたか?
往々にしてあることですが、買い手と売り手の目線がなかなか折り合わず、ディールの進捗に影響が出た案件がありました。交渉力や調整力といった意識だけでは立ち行かない、FAの本質的なところを感じました。その時は、経験豊富な上長や対人力の高いプロジェクトマネージャーを見て大きく学ばせていただきました。
実際に、上長の方はどのようにお話をまとめられたのでしょうか?
上長が売り手・買い手ともに太いパイプを持っており、全体のミーティングでは話せないような重要な情報を直接やり取りされていました。それがあったからこそ、細かな配慮を行うことができ、ディールが前に進んでいったと思います。
M&Aアドバイザーとして案件をこなして、パイプを作ることは非常に重要ですね。その方も恐らく投資銀行で百戦錬磨の方だったと思うので、学べることも多いのだと感じます。
フロンティア・マネジメント株式会社|キャリアパス・求める人物像
今後のキャリアプランについてお伺いしたいと思います。佐藤様はいかがでしょうか?
まずは、M&A全体の流れを把握して、1人で回せる状態まで案件を理解したいと思っています。その後に、弊社は海外展開もしていますので、現地のファームに駐在も考えています。
村田様はいかがでしょうか?
私も佐藤と同じになりますが、まずM&Aの実務担当者として一流を目指していきたいと思っています。また、国内でクロスボーダー案件の経験を積みつつ、将来的には海外駐在も目指していきたいと考えています。
お二人ともグローバルや海外駐在と仰られましたが、一般的な外資系ファームと違い日本主導でM&Aをやっていくという中で、グローバル案件も他社とは違う面白さや深さがあるのではないかと感じています。また、海外駐在も、恐らくグローバルなファームより可能性が高いと思います。そういう意味では、英語が話せる方はチャンスが大きいですよね。
そうですね。弊社の場合は、必ずしも入社の段階で英語が流暢に話せる必要はありません。英語の読み書きができるレベルで入社され、案件に携わりながら英語とM&Aのレベルを同時に上げていくという考えの方もいますので、気軽にM&Aの世界に足を踏み入れることができると考えています。
現時点で英語を話せなくても、グローバル案件に携わるチャンスはあるということですね。
続いて、お二人はどういった方と一緒に働きたいかお聞かせいただけますでしょうか?
コミュニケーション能力の高い方と働きたいと思っています。ファイナンシャルアドバイザーは、各所とコミュニケーションを取る機会も多いため、臆することなく円滑なコミュニケーションを取れることが1つの大事な要素だと考えています。
あとは、専門性のある方と一緒に働きたいです。前職や大学時代に学んだことなど、自分に強みがあると今後何かに活かしやすいと思っています。
専門性は当然のことですが、フロンティア・マネジメント様の場合は若いうちからクライアント先に行く機会も多いと思いますので、コミュニケーション能力は非常に重要ですね。
村田様はいかがでしょうか?
佐藤が仰った人物像に加えて、責任感の強い方、臆さず自分の意見を言える方と一緒に働いてみたいです。企業の一世一代を担う業務ですので、大変な場面も多々ありますが、そこで責任感を持って踏ん張れる方を求めています。また、プロフェッショナルが揃う会社なので、そのような中でも臆さず自分から発信する力が必要になってくると考えています。
周りに優秀な方が多いので、内向きな方だと自分の意見が言えない場合がありますよね。分からないことを分からないと言えないと、アドバイザーとして厳しいと思いますし、自分から積極的に質問や意見を言える方は非常に向いていると思います。未経験で入社される場合は、そこを意識しながら業務に臨むことができると良さそうですね。
最初は、分からないことがあった時に分からないと言うのが億劫になってしまったり、分からないと言うと怒られるのではないかと考えてしまう方もいるかと思います。弊社では、未経験で入られている方もいるため、分からないことに寛容で手を差し伸べるような文化があります。分からないと言っても全く問題ない風土です。
実際に、どういった方が入社されているのでしょうか?
前職は、金融機関や証券会社、総合商社の方や、弁護士や会計士のプロフェッショナルなど、様々な業界・方面から強みを持った方々が来ています。
金融機関や総合商社は、新卒で入るとなると非常に難易度が高いと思われますが、実際に入社すると浅く広い業務内容だったり、特に商社だとプロジェクトが大きいだけに、本当に仕事を任せてもらえるのは30代になってからだったりと、そういった点にもどかしさを感じる方は多いと思います。
フロンティア・マネジメント様は、専門性が非常に深く、且つ若いうちから仕事を任せてもらえる環境なので、金融機関や商社の方なら良く見えると思います。
候補者の方へのメッセージ
最後に、この記事をご覧になっている候補者の方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
経験者の方は、ご自身が経験された内容を十二分に活かせますし、サポートできる環境も十分に備わっております。ぜひ一緒に働いて、フロンティア・マネジメントをより成長させるために頑張っていきましょう。
未経験の方におかれましても、一定のスキルとやる気があれば十二分にキャッチアップできる設備と体制があります。業務の特性上、過去の数字の検証など分析が多くなりますが、特に会計士の方で、将来の会社の業績や一世一代の会社のイベントに携わりたいという、前向きで熱い想いを持っている方は、ぜひ一緒に働きましょう。
経験・未経験問わず、グローバルの観点から募集しておりますので、自分の持っている英語力を活かしたいなど、グローバル経験を少しでも還元したい方は、ぜひご応募をお願いいたします。
弊社は、入社してからの成長曲線が1番高いファームであると自負しています。そのような機会も十分に与えられるかと思いますので、ぜひお待ちしております。
ありがとうございます。続いて、村田様もお願いいたします。
弊社は若手を育てる環境があり、若手のうちから様々な業務に携われるため、成長と活躍のチャンスが十分にあるフィールドだと思います。
また、福利厚生の面でも業務の面でも、女性が働きやすい環境だと思います。ぜひ一緒に働ける日を楽しみにしております。
過去にもフロンティア・マネジメント様の動画を撮影させていただいたことがあるほど、個人的に大好きな会社です。プロファームでここまで大きくなられた会社はなく、特に独立系でこれほどまでに成長している会社は他にありません。
また、日本初のM&Aファームということで、グローバル志向の方にとって、日本主導でグローバル案件に関われるという点は大きなメリットだと感じます。今後、M&Aアドバイザーとしてグローバル案件にどれだけ携われるかは、キャリアに大きく影響すると思います。フロンティア・マネジメント様は、M&Aを目指す方にとって非常に良い選択肢になると思っています。
それでは、佐藤様、村田様、本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1️⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2️⃣M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所への内定数・内定率No.1
3️⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
4️⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
5️⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
6️⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜