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【2024年9月更新】ドリームインキュベータの年収はなぜ高い?その理由や転職難易度、平均年収ランキングと役職別年収を動画を交えて徹底解説 【中途 / 新卒】


監修者

リメディ株式会社 シニアコンサルタント

淀澤 天斗 | Yodozawa Takato

北海道大学農学部卒業後、東京医科歯科大学でのLab Technician経験を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。デュポン株式会社に入社し、高機能樹脂材料を扱う事業部でLab Engineerとして開発及び技術サービスに従事。在籍中、業務改善表彰や技術賞を受賞し、米国研究所との共同開発や若手技術者との研究にも取り組む。Global開発企画コンペではJapan唯一の入賞を果たす。組織変更を通じて人材の重要性を実感し、技術系人材と企業のマッチングに寄与すべく、2022年よりリメディ株式会社に参画。

本記事のポイント
ドリームインキュベータの年収の推移は?

2024年3月期の有価証券報告書によると、ドリームインキュベータの平均年収は1,275万円(平均年齢: 35.96歳)と記載されています。過去8期の平均年収を見ると、基本的に1,000万円を上回る高水準を維持し、直近の2期は高い水準を維持しています。

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年度平均年収平均年齢
2024年3月期1,275万円35.96歳
2023年3月期1,776万円37.10歳
2022年3月期1,087万円36.08歳
2021年3月期977万円35.95歳
2020年3月期1,035万円35.09歳
2019年3月期1,151万円34.28歳
2018年3月期1,060万円33.79歳
2017年3月期1,066万円33.58歳
出所:ドリームインキュベータ IR資料参照 弊社作成
ドリームインキュベータの役職別の年収テーブルは?

ドリームインキュベータには、「ビジネスプロデューサー」から始まり、「オフィサー」に至るまで5つの役職が存在します。それぞれについて、弊社の独自調べに基づき、役職別年収をまとめました。

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役職年収年次
ビジネスプロデューサー600~1,200万円1~7年目
アソシエイトマネージャー1,200-1,400万円8~10年目
マネージャー1,500~2,000万円11年目-
シニアマネージャー2,000~2,500万円実力次第
オフィサー3,000万円~実力次第実力次第
出所:弊社独自調べ

ドリームインキュベータの年収は、役職や勤続年数に応じて大きく変動します。ドリームインキュベータでは年俸制を採用しており、四半期ごとに評価され、昇給や昇格が決定されます。業績に応じた臨時の特別賞与が支給されることもありますが、基本的には支給されません。

役職毎に年収の差はあるものの、業績によって大きく年収が異なります。前述した過去8期の平均年収を見ても、1,000万円を下回る期がある一方で、2023年3月期の平均年収は1,776万円と非常に高い水準になるケースもあり、業績に応じた報酬体系となっていることがわかります。

ドリームインキュベータの平均年間給与を同業種の企業と比較した際のランキング

弊社独自調べによって、コンサルティング業界各社の平均年間給与を算出し、給与の高い順にランキング付けをしました。今回のランキングでは、ドリームインキュベータは、その他日系のファームよりも高い給与水準で日系コンサルティングファームとしてはトップクラスです。

同じく日系のコンサルティングファームである野村総合研究所やシグマクシスと比較すると、野村総合研究所の平均年齢が40.6歳、シグマクシスの平均年齢が45.1歳であるのに対し、ドリームインキュベータの平均年齢は35.9歳であることから、若いうちから高い給与を得られることを示しています。

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会社名平均年収
ベイン・アンド・カンパニー1,940万円
ボストン コンサルティング グループ1,928万円
A.T.カーニー1,907万円
マッキンゼー・アンド・カンパニー1,842万円
ローランド・ベルガー1,710万円
アーサー・ディー・リトル1,689万円
デロイトトーマツコンサルティング1,422万円
EYストラテジー・アンド・コンサルティング1,393万円
KPMGコンサルティング1,328万円
PwCコンサルティング1,316万円
ドリームインキュベータ1,275万円
アクセンチュア1,268万円
野村総合研究所(NRI)1,242万円
クニエ1,159万円
ベイカレント・コンサルティング1,118万円
三菱総合研究所1,104万円
シグマクシス1,008万円
シンプレクス956万円
日本総合研究所830万円
アビームコンサルティング753万円
フューチャーアーキテクト734万円
大和総研727万円
船井総研671万円
出所:弊社独自調べ
ドリームインキュベータの年収が高い理由

ドリームインキュベータの年収の高さには、主に3つの理由が挙げられます。

ドリームインキュベータの年収が高水準な理由

1)利益率の高い事業モデル
2)高度な知識とスキル

3)従業員への利益還元

1)利益率の高い事業モデル

コンサルティングプロジェクトの報酬は、「1人当たりの単価×人数×期間」で算出されます。例えば、パートナー1人、マネージャー1人、コンサルタント2~3名のチームが3か月のプロジェクトを担当する場合、大手コンサルティングファームの報酬は約2,000〜3,000万円となります。

一方、コンサルティングファームの主な経費は人件費のみであり、必要経費が少ないため、高い利益率を実現しています。この利益を社員に還元することで、高い給与水準を維持しています。また、優秀な人材の確保が会社の業績に直結するため、高い報酬を提示することで優秀な人材を惹きつけています。

2)高度な知識とスキル

コンサルティングファームでは求められる知識、スキルが高いためです。コンサルタントにはクライアントの経営課題を解決することを求められており、そのためには高い専門性やチームリーダーとしての役割、クライアント経営層と密なコミュニケーションを取る能力が高く求められます。

加えて、プロジェクトによっては労働時間が長くなるケースもあり、精神的・肉体的にも体力を必要とする仕事です。そのため、コンサルタントとしてクライアントに価値を提供できる人材は貴重であり、高い給与が支払われます。

3)従業員への利益還元

ドリームインキュベータは、利益を従業員に還元していることが挙げられます。実際、営業利益と当期純利益が大幅に伸びた2023年は平均年収が1,776万円に達しており、従業員に利益を還元していることがわかります。

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年度営業利益(百万円)当期純利益(百万円)平均年収
2024年3月期△1,966△1,8471,275万円
2023年3月期1,19011,5331,776万円
2022年3月期△16871,087万円
2021年3月期△957△2,105977万円
2020年3月期124△1981,035万円
2019年3月期2773781,151万円
2018年3月期1,9158991,060万円
2017年3月期5271011,066万円
2016年3月期5254201,210万円
出所:ドリームインキュベータ IR資料参照 弊社作成

2021年は新規事業意欲の減退、IPOの遅れ、投資先企業の失速などの理由で当期純利益と営業利益の損失が大きく平均年収が900万円台にとどまりましたが、それでも基本的には1,000万円以上がベースとなっています。

現役コンサルタントに選ばれるコンサル特化エージェント
– リメディのキャリア支援のポイント

1️⃣ Bain & Company, Boston Consulting Group出身者によるCase interview対策

2️⃣Big4出身者による総合コンサルへの転職サポート

3️⃣ オファー年収1,000万円以上の実績多数

4️⃣ 現役コンサルタントからのご相談も多数

5️⃣ 金融機関及び事業会社の役職者様からの転職実績も多数

6️⃣ コンサル未経験者の転職実績も豊富

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目次

ドリームインキュベータはどんな会社か

ドリームインキュベータは、東京都千代田区に本社を置く日系コンサルティングファームです。同社の卓越した戦略コンサルティングスキルでベンチャー投資事業を中心に、企業の事業・産業の創造・成長支援を行っています。

「人々の役に立つ。利益を創出する。成長する。分かち合う。」を事業活動の指針として、持続的な企業価値の向上と事業発展に取り組んでいます。2000年6月1日に活動を開始し、2002年には東京証券取引所マザーズ市場への上場、そして2005年には、東京証券取引所市場第一部に上場しました。

ドリームインキュベータは、日系戦略コンサルティングファームに分類され、そのほか同様のコンサルティングファームとしては、経営共創基盤(IGPI)やコーポレイト・ディレクションなどが同じ分類に挙げられます。

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分類外資系日系
戦略系・マッキンゼー・アンド・カンパニー
・ボストン コンサルティング グループ
・ベイン・アンド・カンパニー
・ローランド・ベルガー

・A.T. カーニー など
ドリームインキュベータ
・経営共創基盤(IGPI)
・コーポレイト・ディレクション ・など
総合系・IT系・デロイト トーマツ コンサルティング
・PwCコンサルティング
・KPMGコンサルティング

・EYストラテジー・アンド・コンサルティング など
・ベイカレント
・アビームコンサルティング
・日立コンサルティング
・クニエ など
出所:弊社独自調べ

ドリームインキュベータの特徴

ドリームインキュベータの特徴は大きく3つあります。

ドリームインキュベータの特徴

1) 新規事業創造支援
2) ベンチャー投資とインキュベーション
3) アジア市場でのプレゼンス

新規事業創造支援

ドリームインキュベータは、専属のビジネスプロデューサーが5つのステップで新規事業創造の支援をしています。

新規事業創造支援の5つのステップ

1) 構想: 新しいビジネスアイデアを具体化し、ビジョンを設定します。
2) 戦略: 市場分析や競合分析を通じて、事業戦略を策定します。
3) 仲間づくり: 必要なパートナーシップやチームを構築します。
4) ルールづくり: 事業運営に必要なルールやガバナンスを設定します。
5) 社内外ドライブ: 事業を推進するための社内外のリソースを活用します。

新規事業創造支援においては、大手メーカーを含む多くの企業に対して支援してきた実績があり、技術の事業化や海外M&A支援など、新規ドメインでの事業開発の成功事例も豊富であるという特徴があります。

単なるコンサルティングにとどまらず、事業創造に必要な全ての要素を包括的にサポートする「ビジネスプロデュース」の専門家として、クライアント企業に対し新たな価値を創出し、持続的な成長を提供しています。

ベンチャー投資とインキュベーション

ドリームインキュベータは、成長が期待される分野に焦点を当て、ベンチャー企業への投資を行っています。優れた技術やビジネスモデルを持つスタートアップ企業に対して、資金提供を行うだけでなく、経営支援や戦略的パートナーシップの構築もサポートしています。スタートアップ企業の成長や投資先企業の価値向上に取り組んでいます。

また、新規事業の立ち上げを支援するためのインキュベーターとしてのインキュベーション支援も行っています。事業アイデアの具体化、ビジネスモデルの構築、マーケットへの進出支援などが含まれており、スタートアップ企業だけでなく、大手企業の新規事業創出など、業界の枠を超えたコンサルティングを提供しているのも特徴と言えます。

アジア市場での強力なプレゼンス

ドリームインキュベータは、アジア市場において戦略コンサルティングとインキュベーションを融合した「DIイズム」を推進しています。特に、ベトナムをはじめとする東南アジア地域において、現地企業への投資やインキュベーションを行い、ASEAN全域を対象としたビジネス展開を進めています。

さらに、現地の市場知識とネットワークを活用して、地域に適したビジネスモデルを構築しており、アジア市場における社会課題解決と経済的リターンを両立させるソーシャルインパクト投資も展開しています。

ベトナム、タイ、インドネシアなどに拠点を設置し、アジア市場でのプレゼンスを強化しており、地域の市場調査や戦略コンサルティングを効率的に行い、現地企業との連携を深め、アジア地域の成長を支援する重要な役割を果たしているのも特徴です。

ドリームインキュベータの業績

ドリームインキュベータの業績は以下のとおりです。

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年度総売上高(百万円)営業利益(百万円)当期純利益(百万円)
2024年5,378△1,966△1,847
2023年30,3121,19011,533
2022年35,566△1687
2021年27,776△957△2,105
2020年22,755124△198
2019年20,705277378
2018年18,418 1,915899
2017年14,526527101
2016年12,691525420
出所:ドリームインキュベータ IR資料参照 弊社作成

2016年から2023年までは右肩上がりで堅調に総売上高を伸ばし続けてきた同社ですが、2024年3月期においては、、前連結会計年度と比較して24,754百万円減収と大きな変化があったことが読み取れます。これは、前連結会計年度中にアイペット損害保険株式会社等が同社の連結子会社から外れたことが理由として挙げられます。2023年3月期における当期純利益115億3,300万円の計上もアイペットホールディングス株式会社株式売却による関係会社株式売却益を計上したことが大きな要因です。

2023年3月期決算説明会資料によると、同社の最大のインキュベーション先であるアイペットホールディングスの株式の譲渡決議は大きな意思決定であったこととともに、今後の同社の事業展望を読み取ることができる大きな出来事でした。詳細は後述しますが、今後目指す方向性として、インキュベーション事業からは投資回収を行い、ビジネスプロデュース事業へ注力する方針を打ち出しています。

今後の事業展望(ビジョン)

2024年3月期の事業報告書によると、事業展望として「ビジネスプロデュース」事業の社会インパクト拡大に向けた規模拡大および機能高度化と収益モデルの多様化を掲げています。

出所:ドリームインキュベータ 2024年3月期 事業報告書 13p

収益モデルの多様化を目指し、ビジネスモデルの進化を推進するとともに、多様な収益回収手段の確立に取り組んでいます。具体的な取り組みとして、山陰地方におけるインバウンド富裕層旅行者の誘致を促進するプロジェクトや、山口フィナンシャルグループ(YMFG)との協業による地方創生プロジェクトなどが挙げられます。

さらに、2023年3月から2025年3月までの中期経営計画を通じて、持続的成長フェーズへの発展を目指した成長戦略を構築しています。

ドリームインキュベータの企業情報

ドリームインキュベータは、東京本社をはじめベトナム・インドに海外現地法人があります。

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商号株式会社ドリームインキュベータ
(Dream Incubator Inc.)
設立2000年6月1日(※活動開始)
本社所在地〒100-0013
東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング4F・6F(受付:6F)
役員代表取締役社長:三宅 孝之
取締役副社長:細野 恭平
取締役会議長:原田 哲郎
社外取締役:藤田 勉
社外取締役:小松 百合弥
社外取締役:宇田 左近
特別顧問:小川 紘一
特別顧問:森本 英香
特別顧問:岡本 薫明
連結純資産151億円 ※2024年3月末現在
株式東京証券取引所 プライム市場
制度信用銘柄、貸借銘柄
スタッフ数227名(連結職員数) ※2024年3月末現在
出所:ドリームインキュベータ 公式HP

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ドリームインキュベータの採用情報・求人情報

ドリームインキュベータでは新卒に加え、中途採用も積極的に実施しています。以下、募集ポジションについて表にまとめました。

【新卒】

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募集職種ビジネスプロデューサー
仕事内容戦略コンサルティングを基盤にした新たな事業や産業の創造、成長支援
・ビジネスプロデュース
・産業プロデュース
・ビジネスプロデュースインストレーション
・グローバル支援
・インキュベーション
・Technology & Amplify
募集資格2026年4月または10月に就職予定、四年制大学/大学院を卒業予定の方
給与当社規定による(2024年度初任給実績 大学卒 600万円/年 大学院卒 620万円/年)
福利厚生借上社宅制度、慶弔見舞金制度、就業不能所得補償制度、従業員持株会、健康管理(人間ドック補助)、入社準備金前借制度、健康保険組合、他各種社会保険
教育制度語学研修、メンター制度、実務研修(論理力強化研修など)※入社前研修制度あり
勤務地本社オフィス(東京/霞が関)
出所:ドリームインキュベータ 公式HP

【中途採用】

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募集職種ビジネスプロデュース
仕事内容戦略コンサルティングを基盤にした新たな事業や産業の創造、成長支援
・ビジネスプロデュース
・産業プロデュース
・ビジネスインストレーション
・グローバル支援
・インキュベーション
応募資格【必須】
四年制大学/大学院を卒業後、企業/官公庁等での実務経験をお持ちの方
【歓迎】
経営企画業務経験、戦略コンサルティング経験者、起業経験者、MBA、MS
給与当社規定による
福利厚生借上社宅制度、慶弔見舞金制度、就業不能所得補償制度、従業員持株会、健康管理(人間ドック補助)、入社準備金前借制度、健康保険組合、他各種社会保険
教育制度語学研修、メンター制度、実務研修(論理力強化研修など)
勤務地本社オフィス(東京/霞が関)
出所:ドリームインキュベータ 公式HP

ドリームインキュベータの中途採用は、「ビジネスプロデュース(Technology & Amplifyプラクティス採用)」と「ビジネスプロデュース」の2つに分けられます。

Technology & Amplifyプラクティス採用に関しては、コンサルティングファームやDX企画・推進部門経験者などが求められます。ビジネスプロデュースに関しては、企業・官公庁での実務経験が必要です。

ドリームインキュベータの採用動向

ドリームインキュベータではビジネスプロデューサーに限り、四年制大学を卒業している必要があります。ただし、「Technology & Amplifyプラクティス採用」は、実務経験の有無が重要です。

採用職種はビジネスプロデューサーの1種類であるものの、あらゆる能力が求められるため、多くは中途採用です。平均年齢が30代、そして平均勤務年数が4〜5年前後であることを踏まえると、採用人数はかなり限られています。

なお、ドリームインキュベータでは、ビジネスプロデュースの安定成長収益基盤の確立、ボラタイルなインキュベーションの適切な収穫を促進するべく改革を行っています。その1つに人材確保があり、これによって、2023年3月期末は87名であった人員数が、2024年3月期末には155名にまで増加しました。

これに伴い、今後も採用人数が増える可能性はあるものの、ベースは少数精鋭の企業である点は念頭に置いておく必要があります。

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ドリームインキュベータの求める人物像

ドリームインキュベータが求める人物像は、多様なスキルと特性を持つ人材です。以下に、それぞれの要素について詳しく説明します。

Tips
①ベースとなる人間力

ドリームインキュベータでは、変化の激しいビジネス環境においても、自らの信念を持ち続け、責任感と柔軟性を持って行動できる人材を求めています。既存の枠にとらわれず、新たな挑戦を恐れない姿勢が重要です。

Tips
構想・戦略策定力

革新を生み出すためには、既成概念を超えた視点で物事を考え、戦略を練る能力が不可欠です。知識とビジネスセンスを駆使し、創意工夫を活かして新しいビジネスモデルを構築できる人材を期待しています。

Tips
③社内外ドライブ力

プロジェクトを成功に導くためには、組織内外でリーダーシップを発揮し、チームをまとめ上げる力が求められます。知的リーダーシップと優れたコミュニケーション能力を持ち、周囲を巻き込みながら事業を推進できる人材を重視しています。

Tips
③他人に無い“何か”

特定の専門性や人とは違う経験を持ち、独自の視点やスキルを活かして新しい価値を創出できる人材を求めています。個々のユニークな経験や能力を活かし、社会に大きなインパクトを与える事業を創造することを目指しています

ドリームインキュベータのミッションは、社会に大きなインパクトを与える事業を創造することです。そのためには、優れた構想を生み出すだけでなく、それを実現するために必要なリソースを集め、リーダーシップを発揮して周囲を巻き込みながら推進していく力が求められます。

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ドリームインキュベータの選考情報

ドリームインキュベータの選考方法には、以下の方法が挙げられます。

フェルミ推定

フェルミ推定とは、論理的思考能力に基づいて、予測が難しい数字を概算する方法です。ケース面接では最初にフェルミ推定を用いた売上や市場規模の予測の問題が出され、その後にケース問題が出題されるというパターンが多くあります。

フェルミ推定は下記の流れで行われます。

フェルミ推定の流れ

1)お題が出題される
2)5〜10分程度、お題について自分で考える

3)自分の考えを元に、面接官にプレゼンテーションを行う
4)面接官と議論しながら、考えを修正する

2.でお題について自分で考える時間が与えられますが、制限時間に対してあまり余裕がない状況が多く見られるため、しっかり対策を行うことが重要です。

弊社のYouTubeチャンネルでは、元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【フェルミ推定面接のお手本】元ベインの面接官に問題を出してみた【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG】

ケース面接

ケース面接とは、与えられた問いに対して制限時間内に打ち手を提案する面接形式のことであり、課題解決のための論理的思考力が問われます。例えば「国内のバイオリン小売業者の売上向上施策を考えよ」という課題の場合は、前提確認→現状分析・構造化→ボトルネックの把握→施策立案という流れで課題を整理しつつ妥当性のある解答を導く必要があります。

ケース面接で面接官が注目するポイントは、問題を構造化して考えることのできる論理的思考力と、考えたことを正しく伝えることのできるコミュニケーション能力、クライアントの前に立つことのできる人間性を備えているかどうかです。

弊社のYouTubeチャンネルでは、元ベイン戦略コンサルタントがケース面接の理論や思考法を解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【ケース面接の教科書】元ベインの戦略コンサルタントが売上改善施策を徹底解説 たった1動画で基礎から学べる 【コンサル 転職】【コンサル 業界】

面接でのポイント

ドリームインキュベータの面接のポイントは3つあります。

Tips
ドリームインキュベータの面接ポイント

①結論ファーストで話すこと

コンサルタントは論理性を求められる職業です。結論ファーストで話すことで、質問に対して論理的な解答をしやすくなり、聞き手もどのような内容か把握しながら話を聞くことができるため、必ず心がけましょう。

面接官は想定外の質問を投げかけることにより、受験者の論理性を確かめることがあります。瞬時に結論が出ない場合は、焦らずに20〜30秒程度考え、結論ファーストで解答できるようにしましょう。

②志望理由

未経験からの転職の場合、コンサルタントとして活用できるスキルをPRすることが難しい傾向になります。また、コンサルティングファームでは前職よりも高い処理能力や、新しいスキルのキャッチアップが求められることが多いです。その際にしっかりと仕事に熱意を持って取り組めるかを示すために、納得感のある志望理由を話せることは重要になります。

志望理由に重要な項目は、具体性・リアリティです。具体的には下記のような流れで志望理由を作ることをおすすめします。

志望理由の重要な項目

1) こんな事をしてみたい・こういうサービスをクライアントに届けたいと思った
2)しかしスキルや立場上実現できなかった

3)だからこそコンサルティングファームで働きたい

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ドリームインキュベータの労働環境

ドリームインキュベータでは、リモートワークを採用しています。リモートワークが増えた今も社員同士が交流を深められるよう、毎月1度は社員全員が参加する「全社会議」、コミュニケーションスペースの設置、年始の「社内懇親会」などを行っています。

さらに社員同士のコミュニケーション促進を目的に「コミュニケーション活動費補助」として、ゴルフやフットサルなどの活動の費用を補助しています。また、キャリアアップとして語学研修支援制度を活用した「英語・中国語・ベトナム語」の習得機会を設けています。

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ドリームインキュベータの福利厚生

ドリームインキュベータの福利厚生は、以下のとおりです。

ドリームインキュベータの福利厚生

1)借上社宅制度
2)慶弔見舞金制度

3)入社準備金前借制度
4)選択制退職金制度
5)従業員持株会
6)自社株交付制度(ESOP)
7)語学研修支援制度
8)就業不能所得補償制度(GLTD)
9)他各種社会保険完備
10)生活習慣病予防検診補助(35歳未満)
11)人間ドック補助(満35歳以上)
12)医療費補助(インフルエンザ予防接種、会社常備薬)
13)産業医によるカウンセリング制度
14)健康保険組合
15)EAP(外部専門家によるカウンセリング等)

従業員の働きやすさを考えるだけではなく、社員の心身の健康も支えていて安心して働ける環境が特徴です。選択制退職金制度や語学研修支援制度などを設け、従業員のキャリアアップを支援しています。

健康管理では、医療費補助や産業医によるカウンセリングを実施しています。また、ドリームインキュベータはコンサルファームでは珍しい、借上社宅制度があるのも特徴です。家賃を抑えられるため、手取り額が増え、年収を高く感じるでしょう。さらに入社準備金前借制度があるのも好印象です。

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ドリームインキュベータの退職金

ドリームインキュベータでは、選択制退職金制度が導入されています。

選択制退職金制度とは、退職金または給与を前払いで受け取るか、企業型確定拠出年金に拠出するか、従業員が自ら選択できる制度のことです。選択制退職金制度によって、社員は無理なく資産形成が可能です。

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ドリームインキュベータのコンサルタントのキャリアパス

社内でのキャリアパス

出所:ドリームインキュベータ 公式HP

入社後のキャリアパスは、ビジネスプロデューサー、マネージャー、シニアマネージャー、執行役員の順です。

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役職主な役割・特徴
ビジネスプロデューサー現場の最前線でプロジェクトを進行する存在
マネージャー・シニアマネージャー現場のリーダーとしてプロジェクトチームを指揮する存在
執行役員プロジェクトの総責任者であり、顧客企業の成長にコミットする存在
出所:ドリームインキュベータ 公式HP

ビジネスプロデューサー(BP)からスタートし、マネジャー、シニアマネジャー、執行役員というキャリア形成の機会があります。また、ドリームインキュベータの特徴として、特定分野や領域への専門特化・縦割り化を助長するようなインダストリー・機能別の職種の分化がありません。

戦略コンサルティングの基礎を身に着けた後には、ビジネスプロデューサーとして、あらゆる成長ステージにおけるクライアントの課題・悩みに応える必要性があるため、個人の適性や希望に応じた多様なキャリアの可能性があります。基本的に、”UP or Out”という機械的な考え方ではなく、多様なキャリアパスを実現するための広い事業領域・柔軟な人事ポリシーがあります。

社外でのキャリアパス

社外でのキャリアパスは、大きく以下の4つに分けられます。

社外でのキャリアパス

1)事業会社への転職
2)スタートアップ企業への転職

3)ファンド業界への転職
4)起業

①事業会社への転職

ドリームインキュベータでは、主に企業を相手に仕事をします。その中で第三者としての立場ではなく、事業を大きくしていきたいという理由から、転職する方は多いと考えられます。

②スタートアップ企業への転職

ドリームインキュベータでは対企業との仕事が多く、その経験を活かしてスタートアップ企業に転職する方が多いです。特にベンチャー企業の支援を主に行っていることもあり、幅広い業務を行うベンチャー企業には大きく経験を活かせるでしょう。

③ファンド業界への転職

ファンド業界では、戦略コンサルティングにおけるリサーチ・戦略・仮説構築スキルが求められます。特にドリームインキュベータでは、PEファンドの業務内容と親和性の高いスキルを身につけられることから、ファンド業界へ転職される方はいると考えられます。ただし、大きなキャリアチェンジになるため、高い難易度であるのが現状です。

④起業

戦略コンサルは中期経営計画や新規事業の立案などのより上流工程をサポートすることが多いことから、自ら事業を立ち上げる方、つまり起業を考える方もいます。

特にドリームインキュベータは平均年齢が35歳前後、平均勤務年数が3年前後であることを考えると、これからのキャリアに起業を考えるケースは少なくないといえます

弊社のYouTubeチャンネルでは、コンサルタントのキャリアパス、セカンドキャリアの選び方について徹底解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職にご興味のある方は是非一度ご覧ください。

【コンサル 転職】失敗しないセカンドキャリアの選び方 【ポストコンサル】【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG / 総合コンサル】

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自分がドリームインキュベータで通用するか知るためにやるべきこと

本記事では、ドリームインキュベータの年収について解説してきました。日系コンサルティングファームを代表する企業ならではの給料や、事業内容、キャリアパスなどを理解していただけたかと思います。そのような企業に未経験から転職をしたいと思った時、「自分でも通用するのか」や「どのような対策をすれば選考を通過できるか」など、不安点も多くあるかと思います。

本記事ではドリームインキュベータの選考対策にも言及しましたが、シンクタンクやコンサルティングファームの選考は難易度が高くプロセスも特徴的なものを採用しているため、独学だけで採用を勝ち取るには限界があります。

リメディはコンサル人材の転職に特化したエージェント会社です。弊社の特徴は何よりも内定率の高さにあります。シンクタンクやコンサルティング業界出身のアドバイザーが、1on1で面談をし、ドリームインキュベータに向いている人の特徴、各社の違いや特徴、ケース面接の対策に至るまで、一貫してサポートいたします。ドリームインキュベータへの転職に少しでもご興味がある方は、ぜひ一度無料相談にお問い合わせください。

現役コンサルタントに選ばれるコンサル特化エージェント
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