M&A業界で急成長を遂げるfundbook。新たに代表に就任した森山代表にインタビューを実施し、プラットフォームを活用したDX推進と、手厚い育成体制を両輪に成長を続ける同社の特徴や展望について伺いました。今回は、森山代表のこれまで歩んで来られたキャリア、fundbookでの急速な昇進の軌跡、そして同社独自のビジネスモデルについて詳しく語っていただきました。
fundbookの特徴である、M&Aプラットフォーム「fundbook cloud」を活用した革新的なマッチング手法、契約書作成の自動化などのDXシステム、そして充実した教育・サポート体制により、未経験者でも早期に成果を出せる環境づくりなど、同社の魅力を余すことなくご紹介します。
東海大学健康科学部卒。2010年にグリーンホスピタルサプライ株式会社へ入社し、病院移転・新築時におけるコンサルティング、医療機器等販売業務に従事。2014年に株式会社日本M&Aセンターへ入社。数多くのヘルスケア関連M&A成約を支援。2021年にfundbookへ入社。ヘルスケア領域のM&A支援に特化したヘルスケアビジネス戦略部の立ち上げに従事。2023年10月、当社執行役員M&Aコンサルティング本部長に就任。2024年4月、当社代表取締役に就任。
千葉大学卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を経て、独立系M&Aアドバイザリー会社のTMAC(現デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)へ転職。上場企業・PEファンドによる国内外のM&Aに従事。その後、リメディを創業。日本証券アナリスト協会検定会員。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
3⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
4⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
5⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜
株式会社fundbook|森山代表のご経歴
リメディ株式会社の大野です。本日は、急成長を続けていらっしゃるM&A仲介会社のfundbook様のオフィスにお伺いしております。森山代表に今後の展望やfundbook様の特徴について、余すことなくインタビューさせていただければと思います。
まずは、ご経歴についてお聞かせいただけますでしょうか?
はい。私は新卒でグリーンホスピタルサプライ株式会社という病院の移転や新築をコンサルティングする会社に入社し、4年間勤務しておりました。その後、日本M&Aセンターに転職し、主に医療法人やヘルスケア業界のM&A支援を担当してきました。そして、7年後にfundbookに入社し、現在に至ります。
ありがとうございます。M&A業界に入られた当時は、多くの方が金融機関出身者だったと思います。その中で最大手の日本M&Aセンターに入社されたとのことですが、どのようなきっかけや思いがあったのでしょうか?
とにかく自分の実力が試される会社にチャレンジしたいと思い、日本M&Aセンターへの転職を決意しました。当時、金融機関出身の方が多い業界の中で、医療分野の強化が進められていたタイミングでもあり、その分野での私の知見を評価していただいたのかなと思います。
また、前職での経験も役立ちました。病院関係者と仕事をする中で、専門用語や業界特有の雰囲気には慣れていましたので、スムーズに業務に入れたと感じています。
その後、fundbookに移られたわけですが、ヘッドハンティングのような形で声がかかったのですか?
そうですね。当時、fundbookにはヘルスケアの部署がなく、その立ち上げに関われるということで転職いたしました。
fundbookの中で非常に速いスピードで昇進されてきたのではないかと思いますが、振り返っていただけますでしょうか?
fundbookに入社してから約3年ですが、1年目の途中から部長に就任し、その後、1年を経て執行役員M&Aコンサルティング本部長としてフロントを統括する立場となりました。さらに半年後には代表に就任しましたので、かなり早いペースでの昇進だったと思います。
株式会社fundbook|森山新代表体制のfundbookが目指す世界
この記事をご覧いただいている方々も、M&A業界や貴社に興味を持たれている方が多いかと思いますが、fundbookとしてどのような改善に取り組んできたのでしょうか?
弊社のパーパスとして掲げているのは、「M&Aを検討するすべての方が気軽に相談でき、安心してM&Aを選択できる世界を実現すること」です。一言で言うと、「M&A仲介業界を変えていきたい」という想いを持っています。
従来のような、アドバイザーが専属で対応する仲介スタイルも良い面が多くありますが、属人的になりがちです。そのため、fundbookではプラットフォームを活用し、非属人的なマッチングやプロセスの開示をお客様に提供し、マッチングの最大化と公明正大なM&Aを目指しています。
株式会社fundbook|効率化を実現する組織的な特徴
私の認識でも、アドバイザーの教育体制やバックアップ体制とプラットフォームとのハイブリッドが貴社の特徴だと思っています。視聴者の方にもぜひその点を理解していただきたいので、アドバイザーの教育体制や成長環境について教えていただけますか?
弊社の特徴として、社内に専門部署を設置して分業制を敷き、アドバイザーの稼働効率を追求している点が挙げられます。具体的には、弊社では企業評価部と企業情報部があり、企業評価部は顧客のバリュエーションを担当し、企業情報部はマッチングを担当しています。このようにM&Aプロセスを細分化することで、アドバイザーが顧客により多くの時間を割けるようにしています。また、アドバイザーが担当しなくても良い業務はDXで効率化し、コア業務に集中できる体制を整えています。
分業されている会社が多い中で、貴社のようにアドバイザーが一貫して全プロセスを担当する体制は珍しいですね。貴社ではどのようにその分業と一貫性を両立されているのでしょうか?
基本的にアドバイザーが一気通貫でディールを進める形ですが、評価やマッチングなど一部業務は他部署と連携しています。これにより、アドバイザーは顧客対応に専念できるようになっています。
弊社のYouTubeチャンネルでは、株式会社fundbook 森山代表へインタビューを行った動画を投稿しております。株式会社fundbook様への転職をお考えの方はぜひご覧ください。
株式会社fundbook|研修・教育体制
アドバイザーが顧客と接する上では、専門知識や営業スキルが求められ、教育やトレーニングも重要だと思いますが、どのような教育機会が設けられているのでしょうか?
当社では、入社された方の多くが未経験者ですので、まずは「M&Aとは何か」という基礎から学んでいただきます。その上で、新規顧客を獲得する営業力がビジネスの根幹であるため、その部分の教育には特に注力しています。
新入社員は入社後2日目からトレーニングキャンプに入ってもらい、2ヶ月間で新規顧客を獲得できるように立ち上がりをサポートします。部長や執行役員が指導に当たり、KPI管理や振り返り、必要なロールプレイングなどを行います。また、「fundbook compass」というナレッジサイトもあり、バリュエーションの算定方法や提案の仕方、M&Aプロセスの各ステップのデモ動画など、いつでも確認できるコンテンツを揃えています。
先輩にいつでも質問できるような雰囲気があるのでしょうか?
そうですね。当社のオフィスは壁やパーテーションで仕切られていないので、気軽に話しかけやすい環境になっています。また、当社では役職者も20代後半から30代前半の方が多く、年齢が近いこともあり、非常に質問しやすい環境だと思います。
株式会社fundbook|社内のカルチャー・雰囲気
森山代表もすごく若いので、カルチャーや雰囲気作りに力を入れていると感じますが、社内でのイベントなども行われているのでしょうか?
はい、社内イベントもいろいろと行っています。例えば年に一度「fundbook award」という表彰式を開催しており、全社員が集まって前年度に活躍した社員を表彰しています。また、他部署との連携を強化するために部活動も導入しており、部署を超えてフットサルやゴルフといった活動をしています。
プライベートでのつながりがあると、業務でも協力しやすくなりますよね。社内の良い雰囲気が伝わってきます。
株式会社fundbook|直近の採用状況
良い雰囲気の中で皆さん仕事中は真剣に取り組んでおり、業務外ではお互いに交流されていると聞いています。最近の採用状況についてもお聞かせいただけますか?
はい、ここ数ヶ月では月に5名から10名程度の入社が多いですね。大体20代から30代前半の方が多く、営業経験のある方もいれば、これから営業にチャレンジしたい方もいて、さまざまな背景を持つ方が入社されています。
最近の採用の中で印象的な方はいらっしゃいましたか?
はい、例えば前職でルート営業をしていた方で、あまり積極的に営業するタイプではなかったものの、きちんと結果を出されていた方が非常に印象的でした。面接時に話を聞くと、非常に考えながら営業されている方で、そういった点で採用をした結果として成果が出ている印象を受けました。
同期同士で学び合うようなカルチャーもあるのでしょうか?
そうですね。月に5名から10名の同期がいるため、夕方5時や6時ごろになると、同期同士で集まり、1日の気づきを共有し合う場が自然にできています。自発的に勉強会のような場が生まれているようです。
最初は売却を検討するオーナー経営者とのアポイント獲得から始められると思いますが、その後は譲受企業(買い手)様を自ら探しにいくようなイメージでしょうか?
そうですね、譲受企業(買い手)は自ら探すこともできますし、企業情報部と連携したり、弊社プラットフォームからのダイレクトな問い合わせも活用できます。このように人とテクノロジーを掛け合わせたハイブリッド型で効率的にマッチングを行っているのが特徴です。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
3⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
4⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
5⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜
株式会社fundbook|独自開発したマッチングプラットフォーム
M&A仲介業でプラットフォームを持っている会社は非常に少ないと思います。貴社のプラットフォームについて詳しくご紹介いただけますか?
弊社のプラットフォーム「fundbook cloud」は、弊社とNDAを締結した企業様がアクセスできるサービスです。譲渡案件(売り手)はノンネームベースで掲載されており、興味を持った企業からお問い合わせをいただいた後、NDA確認、ネームクリアを経てIM(企業概要書)の開示と進む一連の流れをこのプラットフォーム上で完結できる仕様になっています。
一人では思いつかないような譲受企業(買い手)とのマッチングに至ったり、譲受企業(買い手)としても自ら譲渡企業(売り手)を探しにいけることがメリットであると認識していますが、イメージはあっておりますでしょうか?
ご認識の通りです。一例ですが、関西にある住宅改修会社がプラットフォームに登録されていた際、同業他社ではマッチングが難しかったものの、上場企業の介護事業者から直接お問い合わせをいただき成約まで導くことができました。介護事業者は福祉用具の販売やレンタルも行っており、住宅改修とシナジーが期待できることからマッチングが成立し、成約に至ったという事例があります。
異業種や遠方の企業とのマッチングが実現するのは、オーナー様にとっても大きなメリットですね。譲受企業(買い手)の選択肢が広がることで、より良いオファーが得られる可能性も高まりそうです。
はい、弊社のプラットフォームは、譲渡企業(売り手)オーナー様の情報管理やセキュリティも徹底しており、多くの譲受企業(買い手)候補に安心して検討いただける環境を提供しています。
株式会社fundbook|効率化を実現するDX
DXについても伺いましたが、業務経験が浅い方にとってもDXが進んでいることは業務効率化に大きな利点であると認識しています。貴社のDXの強みや取り組みについても教えていただけますか?
当社のDXは、契約書のドラフトを自動生成する機能や、バリュエーションの算定を行う機能などが整備されており、未経験者でも短時間で高品質な業務が行えるようになっています。これにより、営業が顧客に向き合う時間を増やし、最大限のパフォーマンスを発揮できるようサポートしています。
営業活動において重要なのは情報です。当社では営業先の情報をリアルタイムで全員が確認できるようにし、情報を集約してレポート化し、分析もできるようになっています。例えば、どの業界や業種が商談の獲得率が高いか、アポイントの時間帯によって商談獲得率がどう変わるかなど、業種ごとに分析できるようになっています。
また、中小M&Aガイドラインに沿った重要事項の説明書もワンクリックで生成できるシステムが整備されており、これによりアドバイザー契約と同じ内容がすぐに出てくる仕組みです。
特にM&Aの契約書システムは非常に優れたDXの成功例です。契約書の項目を入力するだけでドラフトが自動で生成されるため、10年前は契約書をワードで作成し、10時間ほどかかっていた作業が、入社したばかりの社員でも、30分程度で作成できるようになっています。
このシステムは、金融機関出身でない方やM&A経験の少ない方にも負担が少なく、短期間で質の高い業務が行えるよう工夫されています。
実際に使ってみて体験するのが一番ですね。DXの進化で、営業が顧客に使える時間が最大化されるのは大きなメリットです。さらに、採用についてもお聞きしてよろしいでしょうか?
今期は100名の採用計画を発表し、推進しています。入社後のトレーニングキャンプでの研修も充実しており、早期に結果を出しているメンバーが増えています。
経験豊富な部長や課長からも、日々ロールプレイングや提案資料のレビューが行われているため、教育体制には自信を持っています。
未経験からスタートして受託を経験し、成約に至るメンバーが増えているため、彼らの経験が新人教育にも役立っています。縦のつながりと横のつながりが強く、サポート体制も非常に充実しています。
株式会社fundbook|ご活躍されている方の事例
最近、ご活躍されている方の事例についてご紹介いただけますでしょうか?
はい。例えば、リメディ社経由で採用したメンバーに、入社3ヶ月で8件の受託を達成した方がおり、半年で15件の受託、8か月目には成約を果たしています。さらに、入社11ヶ月で3億円の売上を達成したメンバーもおり、多くの社員が1年半以内に成果を出せるようになっています。
そのような成果を出される方は、どのような特徴をお持ちなのでしょうか?
一例として、30代前半で3人の子供を育てるお父さんがいます。入社当初はアドバイザリー契約の受託まで半年ほどかかりましたが、その後は短期間で10件を受託し、成約にもつなげています。
彼は子供の世話をしながら、夜中に作業を進め、早朝から出社するという生活を続け、成果を出してきました。本人のパーソナリティや強み、育成体制の影響もあるかと思いますが、やはり個人の資質や仕事への向き合い方が重要だと感じています。
その方が成果を上げられた理由について、森山代表はどのようにお考えですか?
彼は目標を明確にし、ゴールから逆算して細かいことを積み重ねていくタイプです。達成したい目標を明確にした上で、どの顧客にアプローチし、どのように信頼を得て成約まで導くかを考え抜いています。
必要な知識や信頼関係の構築といった、細かな取り組みを高いレベルで積み重ねられる方が実績を出すのだと思います。
株式会社fundbook|求職者の方に向けてメッセージ
最後に、求職者の方に向けてメッセージをいただけますでしょうか?
fundbookは、オーナー様の人生を預かるM&A仲介の仕事をさせていただいています。責任感を持ち、しっかりと成果を追求できる方にはやりがいのある環境です。
M&A業界の仕事は、難易度が高く、責任感も求められる仕事です。しかし、その中で営業力や提案力、専門知識を身につけ、市場価値を上げたいと考えている方には非常に適している分野だと思います。
また、自己実現を目指し、インセンティブを稼ぎたい、自分のファンを増やしたいという方には、fundbookは最適な会社だと考えています。是非、挑戦したい方はご応募いただければと思います。
現在M&Aアドバイザーとして活躍中の方や、これから挑戦を考えている方も、少しでもご興味があれば、お問い合わせいただき、面談にお越しいただければと思います。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
– リメディのキャリア支援のポイント –
1⃣ M&A業界への内定率・内定数はNo.1
2⃣ 1年で100名を超える内定者を輩出するM&A業界特化のヘッドハンティング会社
3⃣ M&A業界への内定率94.7%を実現する徹底的なマンツーマン選考対策
※2022年1月から6月末における、リメディ専任でM&A仲介会社に応募した方57名中54名が内定獲得
4⃣ 営業未経験者のM&A業界への転職実績が多数
5⃣ リメディ唯一の社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
〜転職意思が固まる前の情報収集も大歓迎〜