
監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
平岡 弦 | HIRAOKA Gen
慶應義塾大学卒業後、デロイトトーマツグループの有限責任監査法人トーマツに新卒入社。パブリックセクター部門にて、官公庁へのアドバイザリー業務に従事しつつ、大手事業会社のシステム導入案件や機関設計領域におけるコンサルティング案件に従事。パブリックセクター部門では官公庁を通し、スタートアップのエコシステム組成に貢献し、スタートアップへの伴走支援も行う。その後、ヘッドハンターファームである株式会社アサインに参画し、取締役直下の組織にて、ハイエンド層のキャリア支援を担う。前職のコンサルティング業界の知見を強みとしつつ、コンサルティング業界への支援を軸に専門領域を広げ、様々な方へのご支援を実現。その後、当社にヘッドハンティングをされ、入社を決意し、現在はシニアコンサルタントとしてM&Aアドバイザリーファーム、戦略・総合コンサルティングファームなどを中心とした転職サポートに従事。20代若手からエグゼクティブ層まで、幅広い支援を経験し、業界トップクラスの実績を誇る。
本記事のポイント
そもそもコンサルとは何か?
コンサルタントは、企業や組織が直面する様々な課題に対して、専門知識と経験を活かして解決策を提案し、実行を支援する専門家です。その役割は多岐にわたり、経営戦略の立案から業務改善、システム導入まで、幅広い分野でクライアントをサポートします。
コンサルタントの仕事は、単なるアドバイスにとどまらず、クライアントと協力して実際の変革を導くことにあります。彼らは問題の根本原因を分析し、効果的な解決策を提案することで、企業の成長と発展に貢献します。この過程で、コンサルタントはクライアントの業界や組織について深い理解を得る必要があり、常に最新の知識とスキルを更新し続けることが求められます。
コンサル業界の主な区分
コンサルファームは、主に5つの特徴的な分野に分類されます。
分類 | 特徴 | 主な支援領域 | 代表的な企業 |
---|---|---|---|
戦略系 | ・少数精鋭の組織構造 ・高度な論理的思考力が必要 ・選考倍率が非常に高い | ・全社経営戦略 ・M&A戦略 ・新興国進出戦略 ・事業ポートフォリオ戦略 | ・マッキンゼー ・BCG ・ベイン・アンド・カンパニー |
総合系 (IT・業務改善) | ・戦略から実行まで一貫支援 ・多様なバックグラウンドの人材が在籍 ・大規模組織が多い | ・業務プロセス改善 ・システム導入支援 ・DX推進 ・業務効率化 | ・アクセンチュア ・デロイト トーマツ ・PwC ・EY ・KPMG ・アビーム ・ベイカレント |
シンクタンク系 | ・高い調査・分析能力 ・官公庁との強い関係性 ・研究機関としての性質も持つ | ・政策立案支援 ・経済動向分析 ・業界調査 ・研究開発支援 | ・三菱総合研究所 ・野村総合研究所 ・日本総合研究所 ・三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
組織・人事系 | ・人材マネジメントに特化 ・組織心理学的アプローチ ・従業員満足度向上に注力 | ・人事制度設計 ・組織開発 ・人材育成 ・チェンジマネジメント | ・マーサー ジャパン ・コーン・フェリー・ジャパン ・タワーズワトソン |
FAS系 | ・財務・会計の専門知識が必要 ・グローバルな案件も多い ・高度な分析スキルが求められる | ・M&Aアドバイザリー ・企業価値評価 ・財務デューデリジェンス ・事業再生支援 | ・KPMG FAS ・デロイト トーマツ FA ・PwCアドバイザリー ・フロンティア・マネジメント |
戦略系コンサルファームは、経営戦略の立案に特化しており、全社経営戦略やM&A戦略、新興国進出戦略などを手掛けています。少数精鋭で構成され、高度な論理的思考力と経営的思考力が求められることが特徴です。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなどが代表的な企業として挙げられます。
総合系(IT・業務改善)コンサルファームは、戦略立案から実行支援まで幅広い領域をカバーしています。プロセス改善、システム導入、業務改革など実務的な支援を得意としており、多様なバックグラウンドを持つ人材が在籍しています。アクセンチュア、デロイト トーマツ、PwC、EY、KPMG、アビームコンサルティング、ベイカレントなどが代表的な企業です。
シンクタンク系コンサルファームは、政策立案や経済動向分析に強みを持っています。官公庁向けの調査・提言と民間企業向けコンサルティングを両立させており、研究機関としての性質も併せ持っています。三菱総合研究所、野村総合研究所、日本総合研究所などが代表的な企業として知られています。
組織・人事系コンサルファームは、人事制度設計や組織開発、人材育成に特化しています。近年は組織変革やチェンジマネジメントにも注力しており、組織心理学的なアプローチも取り入れています。マーサー ジャパン、コーン・フェリー・ジャパン、タワーズワトソンなどが代表的な企業として挙げられます。
FAS(Financial Advisory Service)系コンサルファームは、M&Aアドバイザリーや企業価値評価、財務デューデリジェンスを専門としています。財務・会計の専門知識を活かした支援を提供しており、グローバルな案件も多く手がけています。KPMG FAS、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー、PwCアドバイザリーなどが代表的な企業です。
なお、現在のコンサルティング業界では、各ファームが従来の専門領域を超えて事業を展開する傾向が強まっています。特に大手ファームにおいては、複数の専門領域を横断的に組み合わせることで、クライアント企業に対してより包括的なソリューションを提供することが一般的になってきています。また、デジタルトランスフォーメーションの広がりにより、テクノロジーを活用した新しい形態のコンサルティングサービスも増加しています。このような環境変化に応じて、各ファームは従来の分類や枠組みにとらわれない、柔軟なサービス提供を行うようになってきています。
コンサルティング業界各社の平均年間給与・年収ランキング
弊社独自の調査により、コンサルティング業界各社の平均年間給与を算出し、高年収順にランキング付けを行いました。このランキングから、業界内での各社の給与水準の位置づけが明確に見えてきます。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 |
A.T.カーニー | 1,907万円 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 |
ドリームインキュベータ | 1,770万円 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 |
アクセンチュア | 1,268万円 |
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 |
クニエ | 1,159万円 |
ベイカレント | 1,118万円 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 |
シグマクシス | 1,008万円 |
シンプレクス | 956万円 |
日本総合研究所 | 830万円 |
アビームコンサルティング | 753万円 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 |
大和総研 | 727万円 |
船井総研 | 671万円 |
このランキングは、コンサルティング業界の中でも、特に戦略コンサルティングファームの年収の高さを示しています。ただし、これらの数字は平均値であり、個人の経験や実績、役職によって実際の年収は大きく異なる可能性があります。
また、年収を比較する際には、各社の平均年齢や従業員の経験年数なども考慮する必要があります。例えば、平均年齢が高い企業は、一般的に平均年収も高くなる傾向があります。
さらに、給与以外の要素、例えば業務内容、成長機会、ワークライフバランス、企業文化なども、キャリア選択の際には重要な考慮点となります。高給与だけでなく、自身のキャリアゴールや価値観に合った企業を選ぶことが、長期的な満足度と成功につながるでしょう。
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コンサル業界企業一覧①:外資系戦略コンサルティングファーム
マッキンゼー・アンド・カンパニー
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、世界的に有名な経営コンサルティング会社で、MBBと呼ばれる世界トップ3の戦略コンサルティングファームの一つです。グローバルな顧客基盤を持ち、海外とのやり取りが頻繁にあるため、英語でのビジネス遂行機会が豊富です。このため、高度な英語力を活かしたいプロフェッショナルにとって魅力的な職場環境となっています。戦略立案から組織改革まで、幅広い分野でクライアントの課題解決を支援しています。
事業内容 | ・経営戦略コンサルティング ・組織・オペレーション改革支援 ・デジタルトランスフォーメーション支援 ・M&Aアドバイザリー ・企業価値評価 ・サステナビリティ戦略支援 ・業界・市場分析 |
---|---|
特徴 | ・グローバルネットワークを活用した国際案件対応力 ・多様なバックグラウンドを持つ人材の集結 ・包括的なインパクト創出を重視 ・充実した成長機会と研修制度 |
募集中のポジション | ・インテグレイティブコンサルタント ・ビジネスアナリスト ・オペレーション ・デジタル (DnA) ・マッキンゼー・アクセラレート ・RTS (企業変革・企業再生) ・金融サービス(FIG) ・プライベートエクイティ・プリンシパルインベスター(PEPI) ・パブリックセクター(SHaPE) ・グローバル・エナジー・アンド・マテリアル ・サステナビリティ ・マーケティング・アンド・セールス ・Client Capabilities Network (CCN) |
マッキンゼー・アンド・カンパニーの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

弊社のYouTubeチャンネルでは、マッキンゼー・アンド・カンパニーの魅力を徹底解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。
ベイン・アンド・カンパニー
ベイン・アンド・カンパニーも、MBBと呼ばれる世界トップ3の戦略コンサルティングファームの一つです。「クライアントが期待する結果の実現」にフォーカスし、業界に新たなグローバルスタンダードを設定するというミッションを掲げています。
結果重視の姿勢は、社内の人材育成にも反映されており、Glassdoorの「働きやすい会社ランキング」で13年連続5位以内を獲得するなど、社内体制も高く評価されています。クライアントの成功と従業員の満足度の両立を実現する、先進的な戦略ファームと言えるでしょう。
事業内容 | ・企業の経営戦略立案支援 ・組織再設計・業績再建支援 ・M&Aアドバイザリー ・デジタルトランスフォーメーション支援 ・非営利団体へのコンサルティング |
---|---|
特徴 | ・高い転職難易度と厳しい採用基準 ・ワークライフバランスの良さ ・成果主義の報酬体系 ・社会貢献活動への積極的な取り組み |
募集中のポジション | ・アソシエイトコンサルタントポジション ・コンサルタントポジション ・シニアマネージャー |
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ボストン・コンサルティング・グループ
ボストンコンサルティンググループ(BCG)も、MBBと呼ばれる世界トップ3の戦略コンサルティングファームの一つです。BCGは多様性を重視し、様々なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用しています。
医師、薬剤師、弁護士など、専門性の高い人材も多く、志の高いプロフェッショナルが集まっています。クライアントの経営課題に対し、多角的な視点から革新的なソリューションを提供することで、グローバルに高い評価を得ています。
事業内容 | ・経営戦略コンサルティング ・トランスフォーメーション(構造変革)支援 ・デジタルトランスフォーメーション(DX)支援 ・データアナリティクス ・新規事業創出支援 |
---|---|
特徴 | ・50カ国以上に90以上のオフィスを展開 ・日本では東京、京都、名古屋、福岡に拠点 ・多様な業界・分野の課題解決に対応 ・高度な分析力と戦略的思考を重視 ・グローバルな視点と多様性を尊重 |
募集中のポジション | ・経営コンサルタント ・経営コンサルタント (Technology and Digital Advantage領域) |
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コンサル業界企業一覧②:外資系総合コンサルティングファーム
デロイト トーマツ コンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティングは、デロイト トーマツグループの一員として、日本最大級のプロフェッショナルグループの強みを活かし、高度な専門性と豊富な経験を持つプロフェッショナルが、複雑な課題に対してダイナミックなソリューションを提供しています。
デジタル社会の進展に伴い、従来のアプローチに加え、実験実証型のサービスや外部との提携、デジタルアセットの開発にも注力し、企業の飛躍的な成長と業界の変革を支援しています。
事業内容 | ・戦略コンサルティング ・経営改革 ・ITコンサルティング ・人材・組織コンサルティング ・リスク管理 ・デジタルトランスフォーメーション支援 ・サステナビリティ支援 |
---|---|
特徴 | ・デロイトグループの一員として、総合力と国際力を活かしたサービス提供 ・提言から実行まで一貫して支援 ・多様な業界・業種に対応する専門的知識とプロジェクト経験 ・持続可能な成長を支援するための仮説検証型・実験実証型のサービス |
募集中のポジション | ・Consumer Business & Transportation コンサルタント ・Automotive コンサルタント ・Power Utilities & Renewables コンサルタント ・Industrial Products & Construction コンサルタント ・Technology, Media & Telecommunications コンサルタント ・Life Sciences & Health Care コンサルタント ・Insurance コンサルタント ・Banking & Capital Market コンサルタント ・Government & Public Service コンサルタント ・Technology Strategy & Transformation コンサルタント ・SAPコンサルタント ・Finance & Performance コンサルタント ・Supply Chain & Network Operations コンサルタント ・Oracleコンサルタント ・Customer & Marketing Strategy コンサルタント ・UXデザイナー ・Salesforceコンサルタント ・Human Capital コンサルタント ・AI&Data コンサルタント ・Monitor Deloitte(戦略コンサルタント) ・M&Aコンサルタント ・Cloud & Engineering コンサルタント ・Global Business コンサルタント など |
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PwCコンサルティング
PwCコンサルティングは、戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供する、コンサルティングファームです。BIG4と呼ばれる、会計事務所を出自としているコンサルティングファーム4社の一角であり、戦略、テクノロジー、デジタル、業務プロセスの改善など、さまざまな分野でサービスを提供しています。
事業内容 | ・戦略策定から実行までの総合コンサルティングサービス ・デジタルトランスフォーメーション(DX)支援 ・M&Aおよび統合支援 ・業務改革および最適化 ・新規事業開発支援 ・サステナビリティおよびESG(環境・社会・ガバナンス)対応支援 |
---|---|
特徴 | ・グローバルネットワークを活用した多様な支援 ・事業変革と事業創造の両立をサポート ・優秀な人材の育成とアライアンス提携に注力 ・社会的課題の解決を目的とした統合知の活用 |
募集中のポジション | ・金融・ノンバンク業界コンサルタント ・銀行・証券業界コンサルタント ・保険業界コンサルタント ・製造業/建設業/素材・化学/金属・鉄産業界コンサルタント ・自動車業界コンサルタント ・エネルギー産業コンサルタント ・流通・消費財業界コンサルタント ・ヘルスケア・医薬・ライフサイエンスコンサルタント ・テクノロジー業界コンサルタント ・通信業界コンサルタント ・サステナビリティ・ESGコンサルタント ・官公庁・パブリックサービスコンサルタント ・SAPコンサルタント ・戦略コンサルタント ・Salesforceコンサルタント ・戦略的ファイナンス・経営管理コンサルタント ・HRテクノロジー戦略コンサルタント ・テクノロジーアドバイザリーサービスコンサルタント ・セキュリティコンサルタント ・Analytics Insightsコンサルタント など |
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EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)は、イギリス・ロンドンに本拠を置く大手コンサルティング企業アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッド(Ernst & Young Global Limited)のグループであるEY JAPANの一員です。
EYSCは、金融、医薬、公共・社会インフラなど幅広い分野でコンサルティングを提供しています。企業の長期的な価値創造を目指し、経営戦略の策定から成長・発展の支援までを行い、クライアントの目標達成に貢献することを目指しています。EYのグローバルネットワークと専門家の知見を活用し、戦略から実行、トランスフォーメーションまでのワンストップ支援を提供します。
事業内容 | ・戦略的トランザクション支援 ・デジタルトランスフォーメーション ・M&A支援 ・人事・組織変革戦略 ・リスクマネジメント |
---|---|
特徴 | ・グローバルネットワークを活用した包括的支援 ・各セクター別の専門チームによる課題解決 ・戦略から実行までの一貫したサービス提供 ・最新テクノロジーの活用による競争力強化 ・長期的な価値創造と持続可能な社会の構築を目指す姿勢 |
募集中のポジション | ・自動車・運輸業界向けビジネスコンサルタント ・エネルギーセクタービジネスコンサルタント ・Government & Infrastructure DX/ビジネスコンサルタント ・戦略コンサルタント — ライフサイエンスセクター ・通信・メディアエンターテイメント・ハイテク企業向け戦略コンサルタント ・データサイエンスコンサルタント ・金融テクノロジーコンサルタント ・金融リスクコンサルタント ・アクチュアリーコンサルタント ・戦略コンサルタント ・PMI・経営統合コンサルタント ・マーケティングコンサルタント ・サプライチェーントランスフォーメーションビジネスコンサルタント ・財務・経理コンサルタント ・M&Aアドバイザリー ・IT Strategyコンサルタント ・ソリューションアーキテクト ・Cybersecurity Consultant ・組織・人事コンサルタント ・リスク・ガバナンス・内部監査コンサルタント など |
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KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティングは戦略から実行まで支援する総合コンサルティングファームです。同社はより良い価値を提供するためにコンサルティング、ビジネスイノベーション、セクターの3つの部門に分かれています。さらに最大の特徴はコンサルティングをマネジメントコンサルティングとリスクコンサルティングに細分化していることです。
KPMGコンサルティングは2014年にKPMGマネジメントコンサルティング株式会社とKPMGビジネスアドバイザリー株式会社が統合された、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野でサービスを提供する、独立したプロフェッショナルファームによるグローバルな組織体です。
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アクセンチュア
アクセンチュアは、テクノロジーを駆使して多様な分野でサービスとソリューションを提供する総合コンサルティング企業です。同社は、各業界を牽引する大手企業や政府系機関を主要な顧客としており、グローバルに事業を展開しています。世界49カ国の200以上の都市に事業所を構え、全世界で73万3千人の社員を擁しています。
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コンサル業界企業一覧③:日系総合コンサルティングファーム
アビームコンサルティング
アビームコンサルティングは、日本発の総合系グローバルコンサルティングファームとして、戦略立案からシステム開発・導入に至るまで、一貫したサービスを提供しています。
特に、戦略コンサルティングでは、企業の長期的な成長戦略を策定し、市場分析、競合分析、企業の内部分析を基にした最適な戦略の提案と実行支援が行われます。さらに業務プロセスコンサルティングを通じて、業務の効率化やプロセスの最適化を図り、業務改革のソリューションも提供しています。
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野村総合研究所(NRI)
野村総合研究所はコンサルティング事業を展開し、事業戦略の立案や業務改革のソリューション提案などの経営コンサルティングが得意分野です。金融ITソリューションでは、銀行や保険会社など金融業界に対して受託システム開発や運用アウトソーシングを提供し、日本の株式市場や投信などでそのサービスが広く利用されています。。
野村総合研究所は、国内最大手のシンクタンクとしても知られ、さまざまな業務を展開しており、専門的なリサーチと分析から、具体的なソリューション提供まで及びます。また、クライアントは企業から公的機関、政府・自治体まで幅広く、運営は民間の資本によって行われています。
野村総合研究所の特徴は、多様な事業領域と高度な専門性です。シンクタンクとしてのリサーチと分析、コンサルティングとしてのソリューション提供という二つの主要な業務を、棲み分けて行っています。
野村総合研究所(NRI)の年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

ベイカレント・コンサルティング
ベイカレント・コンサルティングは日本発の総合コンサルティングファームです。前身はPCワークスという会社であり、エンジニアの派遣事業をメインで行っていました。現在は売上規模や給与水準共に、日本を代表するコンサルティングファームとなっています。
ベイカレント・コンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

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シグマクス
シグマクスは、2008年に創業したコンサルティングファームです。ITと経営コンサルティングを融合させたサービスを提供し、デジタル技術を活用した経営変革支援を得意としています。
クライアント企業の経営戦略立案から業務改革、システム導入まで幅広い領域をカバーし、多様な業界に対応可能な高度な専門性を持つコンサルタントを擁しています。近年は、AI、IoT、ビッグデータなどの先端技術を活用した革新的なソリューションの開発にも注力しています。
日立コンサルティング
日立コンサルティングは、日立製作所100%出資のビジネスコンサルティング会社です。日立グループのテクノロジーを駆使し、あらゆる課題の解決に尽力します。また、働き方改革にも注力しており、女性活躍推進に関する取り組み状況が優良な企業として、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)において3つ星(最高段階)を取得しています。
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コンサル業界の企業一覧③:シンクタンク
三菱UFJ リサーチ&コンサルティング
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャルグループの総合シンクタンクです。“Humanismに立脚し、RomanticismとRealismの両立を目指す。”という理念を掲げており、MUFGグループの総合力を活かした大きく複合的なアプローチで解決策を提供します。シンクタンク・コンサルティングファームとしては、従業員約1,300名、売上210億円超えと、国内最大級の規模を誇っています。
NTTデータ経営研究所
NTTデータ経営研究所は、1991年にNTTデータが100%出資して設立したシンクタンクコンサルティングファームです。NTTデータは社会性の高いテーマに取り組むことに重きを置いており、「政府・官公庁」、「社会」、「企業」の3つの分野における課題解決を行います。日本に根付いたコンサルティングファームだからこその、現場目線でのコンサルティングを期待できます。
日本総合研究所
日本総合研究所は、1969年に設立されたSMBCグループのシンクタンク系コンサルティングファームです。人材戦略を重要視しており、「優秀人材の採用」、「プロフェッショナル人材の育成」、「自律的なキャリア形成の支援」に注力しています。個として実力を身につけたい方におすすめであると言えます。
三菱総合研究所(MRI)
三菱総合研究所は、1970年に三菱創業100周年記念事業として設立された、シンクタンク系コンサルティングファームです。企業経営から政策・公共・科学技術分野にいたる広い領域で課題解決に注力してきました。「優秀な人材」、長年の実績に基づく「知的資本」、グループ内外の「広範囲ネットワーク」を強みとしています。
コンサル業界の企業一覧④:ブティック系ファーム
フロンティア・マネジメント
フロンティアマネジメントは、現代表取締役である大西正一郎及び松岡真宏をはじめとし、株式会社産業再生機構の出身者が中心となり、2007年に設立されました。各分野の専門家が同一のグループに所属し、継続的にサポートすることで、高品質なサービスを提供しています。
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コンサル業界の企業一覧⑤:スタートアップ・ベンチャー系ファーム
イグニション・ポイント
イグニションポイントは、2014年に設立されたコンサルティングファームです。事業創出や戦略などのコンサルティング事業に加え、ワークデザイン、エクスペリエンスデザインといった他コンサル企業に例の無いサービスを展開しています。
コンサルティング業界各社の平均年間給与・年収ランキング①:外資系戦略コンサルティングファーム
会社名 | 平均年収 |
---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 |
A.T.カーニー | 1,907万円 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 |
ランキングの上位を占めているのは、主に外資系戦略コンサルティングファームです。1位はベイン・アンド・カンパニーで1,940万円、2位はボストン コンサルティング グループ(BCG)で1,928万円、3位はA.T.カーニーで1,907万円となっています。4位以降も、マッキンゼー・アンド・カンパニーが1,842万円、ローランド・ベルガーが1,710万円と、外資系戦略コンサルティングファームが続いています。
マッキンゼー・アンド・カンパニーの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

ローランド・ベルガーの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

コンサルティング業界各社の平均年間給与・年収ランキング②:外資系総合コンサルティングファーム
会社名 | 平均年収 |
---|---|
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 |
アクセンチュア | 1,268万円 |
外資系総合コンサルティングファーム、特にBIG4の中では、デロイトトーマツコンサルティングが1,422万円、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが1,393万円、KPMGコンサルティングが1,328万円、PwCコンサルティングが1,316万円となっています。また、アクセンチュアも1,268万円と、BIG4に近い水準となっています。
デロイトトーマツコンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

KPMGコンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

PwCコンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

アクセンチュアの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

コンサルティング業界各社の平均年間給与・年収ランキング③:日経総合コンサルティングファーム・シンクタンク
会社名 | 平均年収 |
---|---|
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 |
クニエ | 1,159万円 |
ベイカレント | 1,118万円 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 |
シグマクシス | 1,008万円 |
シンプレクス | 956万円 |
日本総合研究所 | 830万円 |
アビームコンサルティング | 753万円 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 |
大和総研 | 727万円 |
船井総研 | 671万円 |
日系のコンサルティングファームやシンクタンクでは、野村総合研究所(NRI)が平均年収1,242万円、ベイカレント・コンサルティングが1,118万円、三菱総合研究所が1,104万円、シグマクシスが1,008万円となっています。
野村総合研究所(NRI)の年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

ベイカレント・コンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

アビームコンサルティングの年収情報の詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください

コンサル業界の選考情報
弊社では、コンサルティングファームへの転職を目指す方々を全面的にサポートしております。 コンサル業界の選考の詳細や面接対策、最新情報について知りたい方は、ぜひ弊社のコンサルタントまでお問い合わせください。
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コンサルティングファームの面接のポイント
コンサルティングファームの面接では、論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション力が評価されます。面接の形式や内容は企業によって異なりますが、一般的に、与えられた課題を構造的に分析し、最適な解決策を導き出すプロセスが重要視されます。また、志望理由や経験、ビジョンについて具体的かつ説得力のある回答を準備しておくことも求められるでしょう。
これらの面接のポイントを、弊社のYouTubeチャンネルの動画を交えながら解説していきます。元戦略コンサルタントの面接官がフェルミ推定やビジネスケースに実際に取り組む様子をもとに、面接での思考プロセスや問題解決のアプローチを学ぶことができます。動画を参考にしながら、効果的な面接対策を立てていきましょう。
フェルミ推定
フェルミ推定は、論理的思考能力に基づいて、予測が難しい数字を概算する方法です。ケース面接では最初にフェルミ推定を用いた売上や市場規模の予測の問題が出され、その後にケース問題が出題されるというパターンが多くあります。
フェルミ推定は下記の流れで行われます。
- お題が出題される
- 5〜10分程度、お題について自分で考える
- 自分の考えを元に、面接官にプレゼンテーションを行う
- 面接官と議論しながら、考えを修正する
2.でお題について自分で考える時間が与えられますが、制限時間に対してあまり余裕がない状況が多く見られるため、しっかり対策を行うことが重要です。
フェルミ推定について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

弊社のYouTubeチャンネルでは、元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。
ケース面接
ケース面接とは、与えられた問いに対して制限時間内に打ち手を提案する面接形式のことであり、課題解決のための論理的思考力が問われます。例えば「国内のバイオリン小売業者の売上向上施策を考えよ」という課題の場合は、前提確認→現状分析・構造化→ボトルネックの把握→施策立案という流れで課題を整理しつつ妥当性のある解答を導く必要があります。
ケース面接で面接官に見られるポイントは、問題を構造化して考えることのできる論理的思考力と、考えたことを正しく伝えることのできるコミュニケーション能力、クライアントの前に立つことのできる人間性を持っているかです。
ケース面接対策について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

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通常面接のポイント
コンサルティングファームの面接でよく聞かれる内容は主に3つあります。
未経験からの転職の場合、コンサルタントとして活用できるスキルをPRすることが難しい傾向になります。また、コンサルティングファームでは前職よりも高い処理能力や、新しいスキルのキャッチアップが求められることが多いです。その際にしっかりと仕事に熱意を持って取り組めるかを示すために、納得感のある志望理由を話せることは重要になります。
志望理由に重要な項目は具体性・リアリティになります。具体的には下記のような流れで志望理由を作ることをおすすめします。
- こんな事をしてみたい・こういうサービスをクライアントに届けたいと思った
- しかしスキルや立場上実現できなかった
- だからこそコンサルティングファームで働きたい
前職での経験は必ず聞かれる質問の1つです。特にコンサルティングファームでの面接において気をつけるべきことは2点あります。
1点目はなぜ・なぜの繰り返しです。コンサルティングファームの面接では論理性を非常に重視されます。ご自身の経験についても、なぜそうなったのか、なぜそうしたいと思ったのかを5回程度繰り返し、根源的な自身の欲求につながるまで深掘りをしておきましょう。
2点目は成功体験の構造化です。そのエピソードにおける目標、自身の役割、各工程でのボトルネック、それに対する打ち手などを構造化して話していくことでコンサルタントの仕事との親和性を感じさせることが出来ます。
コンサルティングファームに入ってやりたいことは、「現実プラン」と「夢プラン」の2つを話せるように準備しておくと良いでしょう。
現実プランでは、これまでの業務とコンサルティングファームで出来ることを紐づけ、現実的に実現可能なプランにすることが重要です。
夢プランでは、壮大に自身のやりたいことを話すことが重要です。例えば運送業に務める方であれば、スマートシティの実現をし、ヒト・モノ・カネ・情報がITやAIで繋がっていく世界観をアジアに作りたいというプランは夢プランに該当するでしょう。入社後にすぐ実現できる内容ではないですが、中長期的にこうした夢を実現したいということを伝えることで、コンサルタントとして働く上で社会的意義のあることや面白いことなど、新しい価値観を追求する姿勢を見せることができます。こうした姿勢はコンサルタントとしてクライアントの課題解決をしていく上では不可欠な資質のため、ぜひアピールできるようにしましょう。
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コンサル業界への転職を成功させるためには
コンサルティング業界へ転職を成功させるには、上記で解説したような面接以外にも様々な対策を行う必要があります。そのため、どれだけ現職で優秀な成果を収められていたとしても、企業理解、業界理解、そして選考準備をせず内定を獲得することは厳しいでしょう。
リメディはコンサル業界の転職に特化したエージェント会社です。弊社の特徴は何よりも内定率の高さにあります。コンサルティング業界出身のアドバイザーが、1on1で面談をし、コンサルティングファームに向いている人の特徴や、各社の違い・特徴、ケース面接の対策に至るまで、一貫してサポートいたします。
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