
監修者
リメディ株式会社 ヘッドハンター
井上 晶斗 | INOUE Akito
大阪府立大学を中退後、教育系のベンチャー企業へ入社。新店舗の立ち上げと全店舗管理を担当し、2年間で1店舗から12店舗へ増やす。立ち上げ業務からサービスの平準化までの一連の業務に従事。その後、エス・エム・エスに転職しキャリアアドバイザーとして、候補者様に徹底的に向き合いながら、20代から50代までの方のキャリア支援を行う。社内のキャリアアドバイザーの中で上位の成績を収めた後に、リメディに参画。現在は、M&A・不動産・建設業界でエグゼクティブ採用・転職支援に従事。
本記事のポイント
バトンズの平均年収はいくらか?
2026年3月16日にJPXで公開された新規上場申請のための有価証券報告書によると、バトンズの平均年間給与は620.7万円です。基準日は2026年2月28日で、平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は2.6年でした。
同社はM&Aコンサル会社でありながら、プラットフォーム運営、SaaS、エンジニア、法務、税務、デザインまで職種構成が広い点が特徴です。成果報酬色の強い上場M&A仲介会社より平均値は抑えめですが、会社全体の平均と求人レンジを分けて見ると実態を捉えやすくなります。
バトンズの職種別の年収はいくらか?
バトンズの公式求人で確認できた年収レンジを見ると、450万円〜1,200万円までかなり幅があります。M&Aコンサルや営業、エンジニア、専門職でレンジが分かれているため、会社全体の平均年収だけでは実際の報酬水準を判断しにくい会社です。
| 職種 | 年収レンジ | 代表ポジション |
|---|---|---|
| M&Aコンサルタント | 450万〜1,200万円 | セルサイドコンサルタント |
| 金融連携・SaaS営業 | 600万〜900万円 | 金融機関連携担当 / SaaS推進G |
| エンジニア | 600万〜1,050万円 | SRE / テックリード |
| デザイン | 550万〜850万円 | UI/UXデザイナー |
| コーポレート専門職 | 650万〜900万円 | 法務 / 税務 / PR |
上限レンジを見ると、経験者向けのM&Aコンサルタントで1,200万円、テックリードエンジニアで1,050万円が設定されています。M&A実務経験や高度な専門性を持つ人材を、比較的高い条件で採りにいっていることが読み取れます。
バトンズの年代別の年収はいくらか?
バトンズは年代別の年収を公式には開示していないため、ここでは会社全体の平均年収と公式求人のレンジをもとに、推計したものとして整理します。若手の営業・コンサル職と、30代以降の専門職・リード職とでレンジ差が出やすい設計です。
| 年代 | 推定年収レンジ | 主な役割 |
|---|---|---|
| 20代 | 450万〜650万円 | 若手M&Aコンサル、営業、デザイナー |
| 30代 | 600万〜850万円 | 金融連携、SaaS営業、SRE、法務 |
| 40代 | 700万〜950万円 | 経験者コンサル、税務、PR、リード職 |
| 50代 | 800万〜1,200万円 | 高度専門職、事業責任者候補 |
ただし、バトンズの年収は職種・経験・成果による差が大きく、同じ年代でもレンジの開きが出やすい会社です。平均年収620.7万円はあくまで全社平均であり、実際の提示額は応募職種に大きく左右されます。
同業他社と比較した際の年収はどうか?
同業他社と比べると、バトンズの平均年収は上場M&A仲介大手より低めです。これは報酬水準が低いというより、同社が仲介専業ではなく、プラットフォーム、SaaS、エンジニア、コーポレートまで幅広い職種を抱える事業構成だからだと考えられます。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| バトンズ | 620.7万円 | 34.2歳 |
| ストライク | 1,521万円 | 33.2歳 |
| M&Aキャピタルパートナーズ | 2,265万円 | 32.4歳 |
| 名南M&A | 765万円 | 38.9歳 |
インセンティブ比率の高い仲介会社は平均年収が大きく跳ねやすく、バトンズはそれらと同じ物差しでは測れません。一方で、公式求人では高年収帯のポジションも複数確認できるため、専門性の高い職種ほど上振れしやすい構造だと整理できます。
バトンズの年収が高い理由は何か?
バトンズの年収水準を考えるうえでは、M&A業界の専門性と、プラットフォーム運営企業としての成長性をあわせて見る必要があります。主な理由は次の3点です。
1. M&Aという高付加価値領域の知見が報酬に反映されやすい
バトンズはM&A成約時のシステム利用料や、売り手向けFA支援、M&A支援機関向けSaaSを収益源としています。単純な広告モデルではなく、高付加価値なM&A実務に関わるため、営業や専門職の求人レンジも比較的高く設定されています。
2. 事業成長が続く中で専門人材の採用競争が強い
売上高は2021年3月期の3.24億円から2025年3月期には13.80億円まで拡大しました。IPO準備と事業拡大が同時に進む局面では、即戦力のM&A人材やエンジニアを確保する必要があり、結果として求人レンジが上がりやすくなります。
3. 年2回の給与改定とインセンティブで差がつきやすい
公式求人ページでは、多くのポジションで給与改定が年2回、賞与が年2回と案内されており、営業職ではインセンティブも明示されています。固定給だけでなく、成果に応じて年収を伸ばしやすい設計がある点は、同社の年収を考えるうえで重要です。
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バトンズの企業情報
株式会社バトンズは、2018年4月に設立されたM&Aテクノロジー企業です。M&Aプラットフォーム「BATONZ」を軸に、売り手、買い手、M&A支援機関をつなぐ仕組みを提供しており、中小企業の事業承継支援を主戦場にしています。
2026年4月10日時点では非上場ですが、JPXの新規上場会社情報では2026年4月21日に東証グロース市場上場予定と確認できます。そのため、現在参照できる平均年収データとしては、IPOに伴って公開された開示書類が最も信頼できる起点といえるでしょう。
会社全体の平均年収は620.7万円ですが、同社はM&Aコンサルだけでなく、SaaS営業、エンジニア、デザイナー、法務、税務まで採用しています。平均値だけでなく、職種別の求人レンジを合わせて読むことが、転職判断では欠かせません。
会社概要
| 正式社名 | 株式会社バトンズ |
|---|---|
| 英名 | Batonz Inc. |
| 設立 | 2018年4月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 126人(2026年2月28日時点) |
| 代表者 | 代表取締役CEO 神瀬悠一 |
| 事業内容 | M&Aプラットフォーム「BATONZ」の企画・開発・運用、人材紹介サービス「LANNERZ」の企画・開発・運営 |
| 本社所在地 | 東京都中央区築地3-12-5 +Shift Tsukiji 5F |
| 上場市場 | 非上場(2026年4月21日 東証グロース市場上場予定) |
| 平均年収 | 620.7万円 |
| 平均年齢 | 34.2歳 |
| 平均勤続年数 | 2.6年 |
バトンズの3つの主要サービス
バトンズは単一セグメント企業ですが、読者目線では主な収益源を3つに分けると理解しやすくなります。中心はM&Aプラットフォームで、そこにM&A支援機関向けSaaSと周辺サービスが重なり、M&A業務全体をデジタル化する構造になっています。
- BATONZ(M&Aプラットフォーム)
- M&A SaaS(パートナープログラム / B MASS)
- その他サービス
1. BATONZ(M&Aプラットフォーム)
BATONZは、売り手、買い手、M&A支援機関の三者が利用するオンラインプラットフォームです。2026年2月末時点で累計成約は3,315組、交渉可能案件は10,673件、買い手累積登録数は303,275人まで拡大しており、同社の事業基盤そのものになっています。
2. M&A SaaS(パートナープログラム / B MASS)
M&A支援機関向けには、案件管理、審査、マッチング、契約書ひな形、VDRなどを備えたSaaSを提供しています。2025年3月期のM&A SaaS売上は3.63億円で、プラットフォーム依存ではない継続課金収益を持っている点がバトンズの強みです。
3. その他サービス
行政や地方自治体からの受託、M&A周辺の支援サービスも展開しています。売上規模としてはまだ小さいものの、プラットフォームとSaaSの周辺で新しい収益源を育てる役割を持っており、事業領域の拡張余地を示すパートです。
バトンズの4つの特徴
- 国内最大級のM&Aプラットフォーム規模
- プラットフォームとSaaSの二層収益
- 年2回の給与改定と広い求人レンジ
- ハイブリッド勤務と専門人材投資の両立
1. 国内最大級のM&Aプラットフォーム規模
公式採用ページでは、ユーザー数・案件数・成約件数でNo.1と案内されています。IPO書類でも、累計成約3,315組、買い手累積登録30万人超という数字が示されており、プラットフォームの厚みが人材採用の魅力に直結しています。
2. プラットフォームとSaaSの二層収益
2025年3月期の売上構成を見ると、M&Aプラットフォームが9.90億円、M&A SaaSが3.63億円でした。成約報酬と月額課金の両方を持つため、収益源が分散されており、仲介専業とは異なる安定感があります。
3. 年2回の給与改定と広い求人レンジ
公式求人では、多くのポジションで給与改定年2回、賞与年2回が明記されています。加えて、営業系ではインセンティブもあり、未経験コンサルの450万円から経験者コンサルの1,200万円まで、実力差が年収に反映されやすい設計です。
4. ハイブリッド勤務と専門人材投資の両立
公式採用ページでは、一般職で週2日程度のリモートワーク、エンジニアでは週1回出社やワーケーション制度など、柔軟な働き方が示されています。高スペックPC支給や技術学習支援も含め、生産性への投資を制度として出している点が特徴です。
バトンズの直近の業績
バトンズの直近5年間の単体業績は以下の通りです。2023年3月期に先行投資で赤字を計上しましたが、その後は黒字に戻し、売上高も拡大基調を保っています。
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 3.24億円 | 0.37億円 | 0.30億円 |
| 2022年3月期 | 5.08億円 | 0.46億円 | 0.80億円 |
| 2023年3月期 | 7.16億円 | -0.57億円 | -0.57億円 |
| 2024年3月期 | 11.55億円 | 1.02億円 | 0.73億円 |
| 2025年3月期 | 13.80億円 | 0.58億円 | 0.41億円 |
売上高は2021年3月期の3.24億円から2025年3月期には13.80億円まで伸び、4年で約4.3倍になりました。2025年3月期の売上構成はM&Aプラットフォームが約7割、M&A SaaSが約3割です。2026年3月期第3四半期累計では売上高13.72億円、経常利益1.90億円まで積み上がっており、収益性の改善も進んでいます。
バトンズの労働環境・福利厚生
バトンズの働き方は、リアルタイムでの連携を重視しつつ、柔軟性も持たせたハイブリッド型です。公式採用ページのFAQでは、一般的な働き方として週2日程度のリモートワークが案内されており、フルリモートは原則認めていないとされています。
エンジニア向けページでは、週1回の出社日、年4週間までのワーケーション制度、専門業務型裁量労働制、技術学習支援制度、開発PC選択制度などが明記されています。特に技術投資を制度として打ち出している点は、プロダクト職を志望する人にとって有力な判断材料となるでしょう。
共通の福利厚生としては、給与改定年2回、賞与年2回、完全週休2日制、入社日からの有給付与、書籍購入補助、動画研修サイト見放題などがあります。営業職ではインセンティブもあり、成長支援と成果還元を組み合わせた制度設計です。
働き方の柔軟性と専門性投資を両立させているのは、M&A実務とプロダクト開発という性質の異なる業務を一社で抱えているからだと考えられます。経営層との折衝が必要な営業系では対面比重が残る一方、エンジニア向けには裁量労働制やワーケーションを制度化しており、職種特性に合わせて働き方を設計し直している点が読み取れます。
賞与年2回と給与改定年2回が組み合わされている点も、転職判断では押さえておきたいポイントです。固定給だけで年収を比較するのではなく、半期ごとの評価でレンジが動く前提で、自分の成果がどこに反映されやすい職種なのかを見極めると、入社後の年収推移をイメージしやすくなります。
バトンズの採用情報
バトンズの中途採用は、M&Aコンサル、営業、エンジニア、デザイン、法務、税務、PRまで幅広く公開されています。ここでは、読者が転職先としてイメージしやすいように、職種を3カテゴリに分けて整理します。
M&Aコンサル・営業職(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| セルサイドコンサルタント | 450万〜750万円 | 法人営業経験3年相当 会計知識の習得意欲 | 経営層との折衝力 M&A・金融経験があれば歓迎 |
| 経験者セルサイドコンサルタント | 650万〜1,200万円 | M&A仲介または金融機関でのM&A実務経験 | 経営企画でのM&A担当経験 簿記2級・中小企業診断士歓迎 |
| 金融機関とのリレーションシップ担当 | 600万〜800万円 | 金融機関での法人営業経験 | 経営層との直接折衝経験 M&A経験歓迎 |
| パブリックアフェアーズ | 450万〜850万円 | 地方自治体向け営業経験またはソリューション提供経験 | 地域創生への関心 政策・公共領域の提案力 |
| SaaS推進G | 600万〜900万円 | 法人営業またはコンサル経験3年以上 | 無形商材提案経験 経営層向け提案、SaaS営業歓迎 |
プロダクト・デザイン職(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| SREエンジニア | 600万〜900万円 | SREまたはソフトウェアエンジニア経験3年以上 | IaC、クラウド、コンテナ運用経験 |
| テックリードエンジニア | 750万〜1,050万円 | Webアプリ開発運用5年以上 | Rails、Docker、CI/CD、クラウド経験 |
| プロダクトデザイナー・UI/UXデザイナー | 550万〜850万円 | SaaSまたは複雑系システムのUI/UX設計経験3年以上 | Figma、情報設計、ユーザー体験設計 |
コーポレート専門職(中途採用)
| ポジション | 想定年収 | 応募条件 | 経験・スキル |
|---|---|---|---|
| 法務担当 | 700万〜900万円 | 企業法務経験3年以上 | 契約交渉の主体的対応 M&A法務歓迎 |
| 税務担当 | 650万〜900万円 | 税理士資格保有 | M&A税務経験 会計・法務知識歓迎 |
| 戦略的PRマネージャー | 700万〜900万円 | 事業会社またはPR会社での実務経験5年以上 | メディアプロモート ブランド戦略立案経験 |
求める人物像
複数の求人票を横断すると、バトンズが重視しているのは、経営層と向き合える対話力、M&Aや事業への学習意欲、社会課題解決への共感、そして変化を前向きに受け止める主体性です。特に「事業承継という社会課題に向き合いたいか」は、多くのポジションに共通する評価軸だと見てよいでしょう。
バトンズの採用動向
採用動向を見るうえで重要なのは、同社がM&A仲介会社というより、M&Aテクノロジー企業として組織を広げている点です。従業員数は2021年3月期の21人から2025年3月期には100人まで増え、2026年2月末時点では126人になっています。
公開求人も、M&Aコンサル、金融連携、SaaS営業、エンジニア、法務、税務、PRとかなり横断的です。IPO準備と事業拡大が重なるフェーズでは、営業だけでなく専門職の採用が増える傾向があり、バトンズもその典型と言えます。
2021年3月期の21人から2025年3月期の100人、そして2026年2月末の126人へという増員ペースを見ると、4年強で人員規模が約6倍になっています。この拡大スピードは、組織がまだ役割固定化されていない段階にあることを意味します。応募者にとっては、求人票に書かれた業務範囲がそのまま固定されるのではなく、入社後に隣接領域へ広がる可能性を前提に検討する方が現実的でしょう。
バトンズへの転職を相談する前に整理したいこと
バトンズへの転職を検討している方は、転職エージェント「リメディ」にご相談ください。バトンズはM&A実務、提案営業、SaaS、プロダクト開発の要素が混ざるため、求人票だけでは強みの出し方を整理しにくい会社です。
リメディはM&A業界への転職支援に強みを持ち、業界内定率は94.7%(2022年1月〜6月末、リメディ専任で応募した57名中54名が内定獲得)の実績があります。M&A業界に必要な会計理解、経営層との対話力、志望動機の組み立て方まで、業界特有の論点を押さえた支援が可能です。
書類添削、面接対策、年収交渉まで一貫して伴走できるため、バトンズのように職種の幅が広い会社でも、自分に合うポジションを選びやすくなります。M&A業界へのキャリアチェンジを考えている方は、まずはお気軽にご相談ください。
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バトンズの面接のポイント
バトンズの中途採用では、スキルや経歴だけでなく、M&Aという領域への理解と、経営者や事業に向き合う姿勢が重視されます。面接回数や形式は公式FAQで明示されているため、まずは基本フローを押さえておきましょう。
中途面接
公式採用ページによると、中途採用の面接は2〜4回程度で、最終面接のみ来社、それ以外は原則オンラインです。選考途中では適性検査も実施され、全体の期間は2週間から1か月程度が目安とされています。
1. 経営層への提案力を自分の言葉で示せるか
M&Aコンサル、金融機関連携、SaaS営業の求人では、いずれも経営層との折衝や意思決定支援が重視されています。面接では、社長や役員クラスに提案した経験を、課題設定から結果まで筋道立てて説明できるようにしておくと有利です。
2. M&Aや会計知識を学ぶ姿勢があるか
未経験向けのM&Aコンサル求人でも、会計知識の習得意欲が明記されています。知識が十分でなくても問題ありませんが、なぜM&Aを学びたいのか、その学習をどう仕事に結びつけるかを説明できないと通過は難しくなります。
3. 社会課題への共感と主体性を示せるか
バトンズの求人票では、事業承継や中小企業支援という社会課題への共感が繰り返し語られています。単に年収や成長性だけでなく、なぜこの領域で価値を出したいのか、変化の大きい組織で自走できるのかが問われる面接になるでしょう。
バトンズの社員のキャリアパス
社内でのキャリアパス
バトンズでは、M&Aコンサル、SaaS営業、プロダクト、コーポレートの距離が近く、役割を広げやすい環境です。公式採用ページでも、営業組織のマネージャーが事業企画を兼任していたり、エンジニアがプロダクト責任者を兼務していたりと、越境的なキャリアが見られます。
社外でのキャリアパス
バトンズで身につくスキルは、M&A実務、提案営業、SaaS、プロダクト、専門職と幅が広いため、社外でも応用しやすいのが特徴です。ここでは、求人要件から見えてくる代表的なキャリアパスを整理します。
1. M&A仲介・アドバイザリー企業
M&Aコンサルや金融連携の経験は、仲介会社やアドバイザリー会社でも評価されやすいです。案件化、経営者対応、条件調整といった実務を通じて、M&A現場の基礎体力をつけられるためです。
2. 事業会社の経営企画・BizDev
M&Aのプロセス理解や財務感覚は、事業会社の経営企画や事業開発とも相性が良いです。特に、経営層との折衝や案件整理の経験は、新規事業や提携推進の現場でも応用しやすいでしょう。
3. SaaS企業の営業・事業開発
バトンズの営業系ポジションでは、顧客課題を整理してソリューションを提案する力が求められます。この経験は、BtoB SaaS企業のアカウント営業や事業開発にそのまま接続しやすく、提案型営業の市場価値を高める足場となるでしょう。
4. スタートアップのプロダクト・事業責任者
プロダクト、デザイン、テックリード、PRの求人を見ると、バトンズは役割を限定しすぎない会社だと分かります。スタートアップで求められる広い責任範囲への対応力を養いやすい点は、次のキャリアでも強みになります。
社外でのキャリアを描くうえで意識したいのは、バトンズで得られる経験が「M&A」「プラットフォーム」「SaaS」の3層に分かれている点です。M&Aコンサル経験は仲介・アドバイザリー業界、プラットフォーム運営の知見はマーケットプレイス系スタートアップ、SaaS推進の実務はBtoB SaaS企業と、それぞれ転職先の業界が変わります。どの層を主軸に置くかで、次のキャリアの方向性が決まると整理してよいでしょう。
バトンズで自分の経験が戦える領域を切り分ける
まずは、自分の経験が「経営層への提案」「会計やM&Aへの学習意欲」「社会課題への共感」のどこで戦えるかを整理してみてください。バトンズは職種が広いため、応募先の選び方次第で評価される強みが変わります。会社全体の平均年収だけで判断しないことが重要です。
バトンズへの転職を具体的に検討している方は、リメディにご相談ください。M&A業界の書類対策から面接準備、年収交渉まで一気通貫で支援し、あなたがどのポジションで通用するかを一緒に整理します。
もう一つ重要なのは、バトンズの面接で重視される「経営層への提案力」「会計・M&Aへの学習意欲」「社会課題への共感」を、自分の言葉で結び直しておく作業です。これまでの経験を時系列で並べるだけでは、面接で問われるM&A実務との接続を示しにくくなります。役員クラスへの提案や条件調整の経験は、課題設定から結果まで筋道立てて再構成し、面接で再現できる状態にしておくと、評価につながりやすくなります。
応募職種の選び方も、年収のレンジ感に直結します。未経験向けのセルサイドコンサルから入る場合と、経験者向けのコンサルや金融連携、SaaS推進から入る場合では、初年度の想定年収レンジに大きな差があるはずです。求人票に書かれた応募条件と自分の経験をすり合わせ、無理に高レンジ職種を狙うのではなく、確度の高いポジションを起点に中長期の年収推移を設計する方が、結果的に納得感のある転職になります。
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