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デロイトのパートナー年収|役職別レンジと平均年収を解説

監修者

リメディ株式会社 ヘッドハンター

平岡 弦 | HIRAOKA Gen

慶應義塾大学卒業後、デロイトトーマツグループの有限責任監査法人トーマツに新卒入社。パブリックセクター部門にて、官公庁へのアドバイザリー業務に従事しつつ、大手事業会社のシステム導入案件や機関設計領域におけるコンサルティング案件に従事。パブリックセクター部門では官公庁を通し、スタートアップのエコシステム組成に貢献し、スタートアップへの伴走支援も行う。その後、ヘッドハンターファームである株式会社アサインに参画し、取締役直下の組織にて、ハイエンド層のキャリア支援を担う。前職のコンサルティング業界の知見を強みとしつつ、コンサルティング業界への支援を軸に専門領域を広げ、様々な方へのご支援を実現。その後、当社にヘッドハンティングをされ、入社を決意し、現在はシニアコンサルタントとしてM&Aアドバイザリーファーム、戦略・総合コンサルティングファームなどを中心とした転職サポートに従事。20代若手からエグゼクティブ層まで、幅広い支援を経験し、業界トップクラスの実績を誇る。

デロイト トーマツのパートナー年収は、公開求人・役職別レンジ等をもとにすると2,500万円〜数億円が目安です。会社全体の平均年収は非上場のため公式開示がなく、推定で約930〜1,000万円として扱います。マネージャーは1,200〜1,500万円、シニアマネージャーは1,500〜2,000万円が目安なので、応募時は想定職位と評価基準を分けて確認してください。

目次

本記事のポイント

デロイトトーマツコンサルティングの年収は?

デロイト トーマツ コンサルティングは非上場企業であるため、有価証券報告書による平均年収の公開は行われていません。有価証券報告書はないため、正確な数字は不明ですが、平均年収は推定で約930〜1,000万円です。タレントスクエアの登録者データでは30歳時点の平均年収として1,422万円という参考値もありますが、公式な会社全体の平均年収ではありません。役職別では、若手のビジネスアナリストで650~700万円、パートナーまで昇進すると2,500万円~数億円が目安です(いずれも参考値)。職位ごとの詳しい年収レンジは、次の「役職別の年収は?」をご覧ください。

年収の幅が広いのは、若手のビジネスアナリストから経験豊富なパートナーまで、キャリアステージや役職に応じて報酬体系が大きく異なるためです。次の役職別レンジで、その差を具体的に確認できます。

デロイト トーマツ コンサルティングの役職別の年収は?

デロイト トーマツ コンサルティングでは、標準的なキャリアパスに沿って昇進した場合、役職に応じて以下のような年収水準となります。

役職 年収 年次
ビジネスアナリスト 650~700万円 1~2年目
コンサルタント 700~900万円 2~6年目
シニアコンサルタント 900~1,200万円 5~9年目
マネージャー 1,200~1,500万円 8~12年目
シニアマネージャー 1,500~2,000万円 10年目~
パートナー 2,500万円~数億円 15年目~
出所:弊社独自調べ

標準的なキャリアパスに従って昇進した場合、ビジネスアナリスト(1~2年目)は650~700万円、コンサルタント(2~6年目)は700~900万円、シニアコンサルタント(5~9年目)は900~1,200万円の年収が見込めます。

さらに、マネージャー(8~12年目)になると1,200~1,500万円、シニアマネージャー(10年目~)では1,500~2,000万円の年収となります。加えて、パートナーまで昇進すれば、2,500万円~数億円もの高い年収を得ることが可能です。ただし、これはあくまでも標準的なキャリアプランであり、個人の能力や実績によって同じ職位でも年収に差が生じることがあります。

デロイト トーマツ コンサルティングの年収が高い理由

デロイト トーマツ コンサルティングの高い年収は、高い利益率を誇る事業モデルと、求められる高度な知識とスキルに起因しています。

デロイト トーマツ コンサルティングの年収が高い理由①:利益率が高い事業モデル

コンサルティングプロジェクトの報酬は、「1人当たりの単価×人数×期間」で算出されます。例えば、パートナー1人、マネージャー1人、コンサルタント2~3名のチームが3か月のプロジェクトを担当する場合、大手コンサルティングファームの報酬は約2,000〜3,000万円となります。

一方、コンサルティングファームの主な経費は人件費のみであり、必要経費が少ないため、高い利益率を実現しています。この利益を社員に還元することで、高い給与水準を維持しています。また、優秀な人材の確保が会社の業績に直結するため、高い報酬を提示することで優秀な人材を惹きつけています。

デロイト トーマツ コンサルティングの年収が高い理由②:高度な知識とスキル

コンサルタントには高度な知識とスキルが求められます。クライアントの経営課題を解決するためには、高い専門性、チームリーダーとしての役割、経営層や部長クラスとの密なコミュニケーション能力が不可欠です。加えて、近年ではITを活用した課題解決の案件が増加しているため、クライアント企業だけでなく、システム実装を担うベンダー企業とのコミュニケーションも重要になり、IT関連の知識も必須となっています。

さらに、プロジェクトによっては長時間労働になるケースもあり、精神的・肉体的にも高い負荷がかかる仕事です。そのため、クライアントに価値を提供できる優秀なコンサルタントは貴重な存在であり、高い報酬で処遇されています。

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デロイト トーマツ コンサルティングの企業情報

デロイト トーマツ コンサルティングは、デロイト トーマツ グループの一員として日本最大級のプロフェッショナルグループの強みを活かしています。高度な専門性と豊富な経験を備えたプロフェッショナルが、複雑な課題にダイナミックなソリューションで応えるのが持ち味です。デジタル化の進展を受け、従来型のアプローチに加えて実験実証型のサービスや外部との提携、デジタルアセットの開発にも力を注いでいます。

デロイト トーマツ コンサルティングの事業内容

デロイト トーマツ コンサルティングが手がけるのは、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務など多岐にわたる領域です。国内約30都市以上に1万5千名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業の課題解決に取り組んでいます。

デロイト トーマツ コンサルティングのサービス

デロイト トーマツ コンサルティングは、高度な専門性と豊富な経験を持つプロフェッショナルがチームを組み、複雑に絡み合う経営課題や社会的課題に対して、ダイナミックなソリューションを提供します。

デジタル社会では、業界や業種の垣根を越えた飛躍的な成長が企業に求められます。同社はその実現に向けて、従来の仮説検証型に加え、実験実証型のサービスにも注力。外部パートナーとの提携や、自社の深い知見にもとづくデジタルアセットの開発を通じて、業界の変革を後押ししています。

提供領域は、以下の幅広い分野です。

  • コンサルティング
  • ストラテジー・アナリティクス・M&A
  • カスタマー・マーケティング
  • コアビジネス
  • ヒューマンキャピタル
  • エンタープライズテクノロジー・パフォーマンス

これらのサービスを通じて、デロイト トーマツ コンサルティングは企業の持続可能な成長と、業界の変革を支援し、専門性と経験を活かしたダイナミックなソリューションを提供することで、企業の飛躍的な成長を実現することを目指しています。

デロイト トーマツ グループの業績

デロイト トーマツ グループ全体の2024会計年度(2023年6月~2024年5月)の業務収入は、前年度比で約8%増の3,627億5百万円でした。うちコンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー等グループ会社の合計業務収入は、1,932億27百万円(前年比16%増)に達します。下記グラフはデロイト トーマツ コンサルティングが属するセグメント別の業績で、同社が主要な役割を担っていることがうかがえます。

出所:デロイト トーマツ グループ Impact Report 2024 10p

デロイト トーマツ コンサルティングの企業概要

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 会社名 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
 会社名(英名) Deloitte Tohmatsu Consulting LLC
設立年月 1993年4月
 資本金 500百万円
 代表者名 代表執行役 神山 友佑、長川 知太郎
 人員数 5,111名(2024年5月末)
 所在地 東京 丸の内(丸の内二重橋ビルディング)
〒100-8361
東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 丸の内二重橋ビルディング
TEL:03-5220-8600/FAX:03-5220-8601

名古屋
〒450-6337 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋
TEL:052-385-0055

大阪
〒541-0042
大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋三井ビルディング
TEL:06-4560-6040/FAX:06-4560-6045

京都
〒600-8008
京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20 四条烏丸FTスクエア
TEL:075-275-5476

福岡
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ
TEL:092-751-1321/FAX:092-751-1341

熊本 半導体ビジネス室
〒860-0803 
熊本県熊本市中央区新市街11-18 熊本第一生命ビルディング

出所:デロイト トーマツ グループ公式HP
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デロイト トーマツ コンサルティングの転職難易度

他の外資系コンサルティングファーム同様、転職難易度は高いです。ここ数年、各コンサルティングファームは新卒、中途共に採用を強化しておりますが、人気がゆえに狭き門であることは変わりがありません。入社するには高い能力と入念な選考対策が必要となってきます。

デロイト トーマツ コンサルティングの転職難易度が高い理由①:コンサルティング業務の難しさ

一般的にコンサルタントにはリサーチ力、仮説検証・分析力、課題解決能力、職位によっては営業力など高い基礎能力が必要となり、プロジェクトによっては高い専門性も求められます。ただ、高い基礎能力と専門性があるだけでは通用しません。

クライアントの課題を把握し、解決するためのシナリオを描くだけでは、コンサルタントとしての価値はありません。クライアントの各部署を巻き込みながら遂行し、コミットしていくねばり強さが必要になってきます。いかにクライアントに寄り添えるか、クライアント独自の正解を出すことができるか、クライアントの期待値を超え続けていけるのか、コンサルタント業務の難しさはそこにあります。

デロイト トーマツ コンサルティングの転職難易度が高い理由②:ケース面接の難易度が高い

デロイト トーマツ コンサルティングではケース面接が実施されます。

ケース面接とは、明確な回答が容易ではないお題に対して、妥当な仮説を組み立てて論理的に回答するという面接であり、課題解決のための論理的思考力が問われます。「(特定の企業)のマーケットシェアを拡大するには?」や「日本の食料自給率を上げるには?」などのビジネスや社会問題に即した課題解決の問題が出題されることもあります。

課題に対して考察し、仮説を立て、数字的根拠に基づいた解決策を出すまでの過程が評価され、論理的思考力やコミュニケーション能力、思考の柔軟性や素直さが求められます。ケース面接対策本やYouTubeなどで参考になる情報が存在しますので、それを繰り返し練習することで、どんな問題にも対応できる応用力を身に着けることが可能です。

ケース面接対策を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

フェルミ推定を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

弊社のYouTubeチャンネルでは元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【フェルミ推定面接のお手本】元ベインの面接官に問題を出してみた【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG】Vol.145
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デロイト トーマツ コンサルティングが求める人物像

デロイト トーマツ コンサルティングで活躍するためには、常に前向きな気持ちと向上心を持ち、困難な課題に直面しても諦めずに物事を前に進めようとする意識が重要です。また、世界や社会をより良くしていきたいという大きな志や夢を持つことも求められます。

特に、素直さはデロイト トーマツ コンサルティングで成長するために欠かせない素養です。業務を通じて得られるフィードバックから多くの知識と経験を吸収し、それを次のアクションに活かしていく姿勢が、活躍につながります。デロイト トーマツ コンサルティングは、これらの素養を持ち合わせた人材を歓迎し、個人と組織の成長を促進しています。

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デロイト トーマツ コンサルティングの採用情報・求人情報

デロイト トーマツ コンサルティングの組織は、業界軸の「Industry」と機能軸の「Offering」という2つの切り口で構成され、それぞれの領域で中途採用を実施しています。主な募集領域は次のとおりです。

業界別(Industry)の主な領域

  • 消費財・小売・流通・自動車
  • エネルギー・資源・素材・製造
  • テクノロジー・メディア・通信(TMT)
  • ライフサイエンス・ヘルスケア
  • 金融サービス(銀行・証券・保険)
  • 官公庁・公共(中央省庁・地方自治体・社会インフラ)
  • 西日本エリア(関西・福岡)

機能別(Offering)の主な領域

  • エンタープライズテクノロジー・パフォーマンス(IT/Digital戦略、SAP・Oracle、財務、サプライチェーン)
  • 顧客・マーケティング(CRM・Salesforce・UX/クリエイティブ)
  • ヒューマンキャピタル(人事・組織変革)
  • ストラテジー・アナリティクス・M&A(戦略、Monitor Deloitte、AI&データ、M&A)
  • コアビジネスオペレーション(業務・オペレーション変革)
  • クラウド
  • グローバルビジネス

勤務地は東京を中心に、大阪・名古屋・福岡などにも広がります。具体的な募集ポジションや応募要件は時期によって変わるため、最新の情報はデロイトの公式採用ページでご確認ください。

デロイト トーマツ コンサルティングの採用動向

出所:弊社独自調べ

弊社の独自調査によると、デロイト トーマツ コンサルティングの2021年から2022年の社員増加数は444人となっており、これは今回調査対象とした主要なコンサルティング企業(BIG4+アクセンチュア、ベイカレント)の中では5番目に多い数字でした。この増加数は、2022年の同社の社員数約4,290人に対して11.5%に相当し、かなりの増加率であることがわかります。

さらに、デロイト トーマツ コンサルティングでは、2022年5月末の4,290人から2023年6月1日には5,324人へと、わずか1年で1,000人以上の社員が増加しました。この25%もの大幅な人員増は、同社の成長戦略と人材への積極的な投資を反映しています。

総合コンサルティング業界では、プロジェクトを一気通貫で行うことが増えてきており、そのために多様な職種の人材が必要とされています。デロイトトーマツコンサルティングの社員数増加は、こうした業界の動向に対応し、多様な人材を確保することで、クライアントのニーズに応えるための戦略的な取り組みの一環と考えられます。

このような、同社の急速な成長と人員増加は、業界内での競争力強化と、より幅広いサービスの提供を可能にするでしょう。今後も、デロイトトーマツコンサルティングの動向は注目に値し、業界に大きな影響を与えていくことが予想されます。

弊社のYouTubeチャンネルでは、コンサル業界の最新採用動向を解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

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デロイト トーマツ コンサルティングの選考情報

弊社では、コンサルティングファームへの転職を目指す方々を全面的にサポートしております。 デロイト トーマツ コンサルティングの選考の詳細や面接対策、最新情報について知りたい方は、ぜひ弊社のコンサルタントまでお問い合わせください。

経験豊富なコンサルタントが、選考の流れや面接での質問内容、答え方のポイントなどをお伝えいたします。 また、ご自身の経歴や強みを活かした面接対策のアドバイスも可能です。

リメディのキャリア支援のポイント
現役コンサルタントに選ばれる
コンサル特化エージェント
  1. Bain & Company, Boston Consulting Group出身者によるCase interview対策
  2. Big4出身者による総合コンサルへの転職サポート
  3. オファー年収1,000万円以上の実績多数
  4. 現役コンサルタントからのご相談多数
  5. 金融機関・事業会社など異業種からの転職実績も豊富
  6. コンサル未経験者の転職実績も豊富
  7. リメディ唯一社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
  8. 非常に高い内定獲得率を実現するマンツーマン面接対策を実施

転職意思が固まる前の情報収集にも
ぜひご活用ください。

コンサルティングファームの面接のポイント

コンサルティングファームの面接では、論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション力が評価されます。面接の形式や内容は企業によって異なりますが、一般的に、与えられた課題を構造的に分析し、最適な解決策を導き出すプロセスが重要視されます。また、志望理由や経験、ビジョンについて具体的かつ説得力のある回答を準備しておくことも求められるでしょう。

面接の中でも重要度が高いケース面接のポイントを、弊社のYouTubeチャンネルの動画を交えながら解説していきます。元戦略コンサルタントの面接官がフェルミ推定やビジネスケースに実際に取り組む様子をもとに、面接での思考プロセスや問題解決のアプローチを学ぶことができます。動画を参考にしながら、効果的な面接対策を行いましょう。

ケース面接のポイント

ケース面接とは、与えられた問いに対して、制限時間内に打ち手を提案する面接形式のことであり、課題解決のための論理的思考力が問われます。通常「バイオリン小売業者の売上向上施策を考えよ」などのビジネスに即した課題解決の問題が出題されることが多いです。

ビジネスケースでは、論点をMECE(もれやダブりのないよう)に整理した上で、仮説の構築や課題の特定を行うことがポイントです。解答にたどり着くまでの過程を評価されるため、優れたアイデアや解決策を提示すること以上に、結論までの過程から仮説構築力や考察力、広い視点を重点的に見られています。

ケース面接対策を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

弊社のYouTubeチャンネルでは元戦略コンサルタントの面接官が実際にフェルミ推定やビジネスケースに取り組む動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

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通常面接のポイント

コンサルティングファームの面接でよく聞かれる内容は主に3つあります。

①志望理由

未経験からの転職の場合、コンサルタントとして活用できるスキルをPRすることが難しい傾向になります。また、コンサルティングファームでは前職よりも高い処理能力や、新しいスキルのキャッチアップが求められることが多いです。その際にしっかりと仕事に熱意を持って取り組めるかを示すために、納得感のある志望理由を話せることは重要になります。

志望理由に重要な項目は具体性・リアリティになります。具体的には下記のような流れで志望理由を作ることをおすすめします。

  1. こんな事をしてみたい・こういうサービスをクライアントに届けたいと思った
  2. しかしスキルや立場上実現できなかった
  3. だからこそコンサルティングファームで働きたい

②現職での経験(成功体験・失敗体験)

前職での経験は必ず聞かれる質問の1つです。特にコンサルティングファームでの面接において気をつけるべきことは2点あります。

1点目はなぜ・なぜの繰り返しです。コンサルティングファームの面接では論理性を非常に重視されます。ご自身の経験についても、なぜそうなったのか、なぜそうしたいと思ったのかを5回程度繰り返し、根源的な自身の欲求につながるまで深掘りをしておきましょう。

2点目は成功体験の構造化です。そのエピソードにおける目標、自身の役割、各工程でのボトルネック、それに対する打ち手などを構造化して話していくことでコンサルタントの仕事との親和性を感じさせることが出来ます。

③コンサルティングファームに入って何がやりたいか

コンサルティングファームに入ってやりたいことは、「現実プラン」と「夢プラン」の2つを話せるように準備しておくと良いでしょう。

現実プランでは、これまでの業務とコンサルティングファームで出来ることを紐づけ、現実的に実現可能なプランにすることが重要です。

夢プランでは、壮大に自身のやりたいことを話すことが重要です。例えば運送業に務める方であれば、スマートシティの実現をし、ヒト・モノ・カネ・情報がITやAIで繋がっていく世界観をアジアに作りたいというプランは夢プランに該当するでしょう。入社後にすぐ実現できる内容ではないですが、中長期的にこうした夢を実現したいということを伝えることで、コンサルタントとして働く上で社会的意義のあることや面白いことなど、新しい価値観を追求する姿勢を見せることができます。こうした姿勢はコンサルタントとしてクライアントの課題解決をしていく上では不可欠な資質のため、ぜひアピールできるようにしましょう。

弊社のYouTubeチャンネルでは、面接の質問集と答え方のポイントを解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【コンサル 転職】1次面接の質問集と答え方のポイント3選 【Big4 / デロイト / PwC / KPMG / EY / アクセンチュア / ベイカレント 】Vol.158
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デロイト トーマツ コンサルティングの労働環境・福利厚生

デロイト トーマツ コンサルティングが用意するのは、社員の健康維持からワーク・ライフ・バランス、キャリアアップまでを一貫して支える多彩な福利厚生制度です。代表的な内容を下表にまとめました。

制度名 内容
健康管理 年1回の定期健康診断、常時利用可能な健康相談窓口、各種保険制度の完備
休暇制度 年次有給休暇、慶弔休暇のほか、育児休業・看護休暇・介護休業など、多様な休暇を取得可能
教育・研修 ビジネススキル研修、専門領域セミナー、国内外留学支援プログラム
報奨金制度 プロジェクトやチームの成果に応じたインセンティブを支給
フレックスタイム制 コアタイムの有無や在宅勤務利用など、勤務時間・場所を柔軟に設定可能
オフィス環境整備 最新のIT機器やリフレッシュスペースを完備し、快適な執務環境を提供
資格取得支援 業務関連資格の受験費用補助および取得後の報奨金支給
カフェテリアプラン ポイント制の福利厚生メニューから、自身のニーズに合わせて自由にサービスを選択・利用できる仕組み
出所:デロイト トーマツ グループ公式HP

このように、デロイト トーマツ コンサルティングは給与水準に加え、充実した福利厚生や研修・キャリア支援を通じて、総合的に高い待遇を実現しています。

デロイト トーマツ コンサルティングのコンサルタントのキャリアパス

デロイト トーマツ コンサルティングが成長モデルとして掲げるのが、「アワーグラス・モデル」です。早期から専門性を身につけることを重視し、コンサルタントはOfferingサービスのいずれかに所属します。さまざまなプロジェクトを経験しながら、基礎スキルを固めていく仕組みです。

社内でのキャリアパス(人事制度

出所:デロイト トーマツ グループ公式HP

キャリアパスとして、まずはアナリストとしてゼロから様々な領域のプロジェクト経験を積んでいきます。そして、入社して数年後、自身のこれまでのプロジェクト経験を振り返り、適性や将来を考えて専門領域を絞り込み、その中でさらに経験やスキルを積み重ねていきます。

その後は、各プロジェクトの現場責任者にあたるマネジャー、さらにプロジェクト全体を統括するパートナーへと階段を上っていきます。パートナーともなれば、クライアントのCXOに経営者目線で幅広く助言できるだけのマネジメントの本質理解と、信頼に足る人間性が欠かせません。段階を踏みながら総合力と実践力を養う——それが「アワーグラス・モデル」の狙いです。

社内でのキャリアパス(教育制度)

出所:デロイト トーマツ グループ公式HP

デロイト トーマツ コンサルティングでは、コンサルタントとしての知識、経験、素質を磨くための充実した環境が用意されています。それは、学ぶべき数多くのプロジェクト事例や、コンサルタントを指導育成する優秀な先輩たちなど、様々な要素から成り立っています。これらの要素は、いずれもコンサルタントとしての成長スピードを最大化するために役立つものです。

同社の教育制度は、実際のプロジェクトで学ぶOJT(On-the-Job Training)と、研修などで学ぶOFF-JT(Off-the-Job Training)の二本柱です。OJTでは、数ヶ月単位で配属されるプロジェクトごとに役割と成長目標が明確に示され、終了時には評価フィードバックを受けます。評価は終了時だけではありません。日常のレビューや上位者による指導も、成長を支える重要な要素になっています。

OFF-JTでも、体系的なプログラムと豊富なトレーニングメソッドが整っています。コンサルタントに求められる基礎能力を、各ランクに沿って段階的に習得できる仕組みです。研修の多くはグローバルのカリキュラムと連動し、日々その内容が見直されています。こうしてOJTとOFF-JTの両輪を回すことで、メンバーはプロフェッショナルへの道を着実に歩んでいけるのです。

社外でのキャリアパス

社外へのキャリアパスは大きく以下の4つに分けられます。

1) 事業会社への転職
2) スタートアップ企業への転職

3) ファンド業界への転職
4) 別のファームへの転職

①事業会社への転職

コンサルティングファームでは、日常的に大企業を相手に仕事をします。しかし第三者の立場で関わるうちに、実際にその企業へ入って事業そのものを大きくしたいと考える人は少なくありません。これが、事業会社へ転職する典型的な動機です。

②スタートアップ企業への転職

コンサルティングファームで働くうちに、「社会のために何ができるか」という社会起点の視点が根づくこともあるでしょう。大企業のクライアントだけでは対応しきれない社会課題は多く、プロダクトを通じた課題解決を目指してスタートアップへ移る人もいます。スタートアップやベンチャーなら経営幹部として迎えられる可能性もあり、そうした高待遇を求めて転職するケースも目立ちます。

③ファンド業界への転職

もう一つの道が、PEファンドやベンチャーキャピタルへの転職です。PEファンドの収益源は投資にあります。有望な企業を安く買収する投資家としての側面と、投資先にアドバイスして企業価値を高めるコンサルティングに近い側面をあわせ持ち、これまでの知見を活かしながら投資の専門性も磨けるのが魅力です。だからこそ、この領域へ移る人は後を絶ちません。

ベンチャーキャピタルでは、新規事業を投資家の立場から世に送り出せます。コンサルティングで新規事業開発の案件に携わるうちに、自らの手で社会へ新しい価値を生みたいと考え、この道を選ぶ人もいるでしょう。

④別のファームへの転職

同業のコンサルティングファームへの転職を行う理由は大きく2点あります。

1点目は自身のやりたい仕事をできるファームに移るケースです。自身のやりたい案件がファームになかったり、専門とは外れているためアサイン出来なかったりする場合が、このケースに当たります。

2点目は職位を上げるケースです。現時点の職位がシニアマネージャーの場合、転職時にマネージャーとして転職できるケースがコンサルティング業界だと存在します。より難易度の高い仕事や高待遇を求め、他ファームに転職をする場合が、このケースに当たります。

弊社のYouTubeチャンネルでは、コンサルタントのキャリアパス、セカンドキャリアの選び方についてを徹底解説した動画を投稿しております。コンサル業界への転職にご興味のある方は是非一度ご覧ください。

【コンサル 転職】失敗しないセカンドキャリアの選び方 【ポストコンサル】【MBB / マッキンゼー / ベイン / BCG / 総合コンサル】Vol.130
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デロイト トーマツ コンサルティングへの転職前に確認したい適性と準備

本記事ではデロイト トーマツ コンサルティングの年収について解説してきました。外資系企業ならではの高い水準の給料や、グループ・組織としての拡大規模人事制度・教育制度の充実度などを理解していただけたかと思います。そんな同社に未経験から転職をしたいと思った時、「自分でも通用するのか」や「どのような対策をすれば選考を通過できるか」など、不安点も多くあるかと思います。

本記事ではデロイト トーマツ コンサルティングの選考対策にも言及しましたが、コンサルティングファームの選考は難易度が高く独特なプロセスを採用しているため、独学のみでの対策には限界があります。

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